明治34年、秋――早朝。徹夜明けで川のそばを歩いていた編集者・香月と六車は、橋の上に知人の松川が立っていることに気づく。その川辺には美しい女の死体が……。今市子描きおろしコミック『水底の視線』と橘みれいの小説でお届けする、あやかし奇譚!
330円〜1,019円(税込)
明治33年――世紀末の帝都を賑わせている連続猟奇殺人事件。何しろ犠牲者は美少年ばかり、その上死体には毎回「食い散らかされた痕」があるという。一方、雑誌『幻想倶楽部』の新米編集者・香月は、憧れの作家・泉鏡花の担当になり張り切っていた。早速、母校・帝大に資料探しに訪れるが、そこで先輩である神子と子爵令息との悲恋の噂を耳にし……。くるおしいまでの想いが、ひとりの男を闇へと誘う……!
時は明治、世紀末。帝都では、様々な奇怪な事件が発生していた。天才作家、泉鏡花(いずみきょうか)の担当についてから、あやかしが「視(み)える」体質となってしまった新人編集者、香月真澄(こうづきますみ)。以来なぜか出歩けば変なものにとりつかれ、巻き込まれてしまう。
時は明治、世紀末。帝都では、様々な奇怪な事件が発生していた。天才作家、泉鏡花(いずみきょうか)の担当についてから、あやかしが「視(み)える」体質となってしまった新人編集者、香月真澄(こうづきますみ)。以来なぜか出歩けば変なものにとりつかれ、巻き込まれてしまう。
時は明治。帝都・東京で囁かれる、死体が上がらない“妖し沼”の噂――。新米編集者・香月真澄は取材のため、“妖し沼”を訪れる。それ以来、奇怪な夢を見るようになった。夢の中で沼に咲くのは、亡者の顔をした蓮の花。決まって漂う、沈水香の残り香。そしてその頃、ある芝居が人気を呼んでいた。それは美しい人形による男女の心中もの。担当作家・泉 鏡花に誘われ、その芝居を観にいった香月が、そこで目にしたものは……!?
絶えず強い風が吹き付けるなか、編集者・香月真澄は大きな屋敷の前にいた。ここはかつての「風鳴村」――十数年前、ひとりの男によって、23人もの村人が惨殺されたいわくつきの地だ。現在は製鉄会社社長・桂木契が住んでいる。出雲の旧家・桂木家では、60年に一度、古代神を祀る神事を行うという。取材のため滞在を許された香月だが、そこで見たものは、腹違いの兄弟の禁断の関係と美しい姉妹、そして血に塗れた巫女・・・・・・!鏡花シリーズ最新作!!
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