「KADOKAWA作品コイン50%還元キャンペーン」の50%コイン還元が適用されます
726円(税込)
660円 (+消費税66円)
4/25 (木) 23:59まで
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660
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クーポンご利用時、コイン還元キャンペーン分のコインは付与されません。
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ビリー・ミリガンを読んでからというもの、多重人格ものは大好物のひとつ。
人格形成はその本人が苦痛から逃れるために作られるものだから、
性格が違うのはすごーくわかる。理解できる。
でも、本人よりも知能が良いのはなぜ?
というか、どうやってそうなるの?
数学が苦手だから得意な人格が形成できたらいいのに。
もし意識的にそれが出来たら(人格をわけずに。もしくは後で統合する。)天才になれそう。
と、楽観的に考えてしまうのは失礼だと反省してます。
自分を守るために出来た人格のはずが、結局は暴走して自分を苦しめる。
周りに敵がすべていなくなったとしても傷ついた心が癒されなければ救われない。
それは一人では出来ない。でも理解されにくい。
苦痛の連鎖はどうすれば止まるのだろう。
同著者の『黒い家』よりは怖くなさそうだと軽い気持ちで読み始めたのに、
ものすごーく怖くて眠れなくて、平日に読んでしまったことにやや後悔。
でも読みたかったからいいんです。イヤミス好きにおすすめの一冊。
2014/01/24