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『松井みどり(新書、実用)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 〈東京のマフィア・ボス〉と呼ばれた男の視点で暴く「闇経済」の戦後史!

    六本木のレストラン〈ニコラス〉はジョン・ウェインから力道山、皇太子までも出入りする「梁山泊」でありながら、ヤクザの抗争の場にもなっていた……。
    混迷の戦後東京、米兵として来日したニコラ・ザペッティは、ヤミの軍需品横流しで資金を集め、六本木のレストラン〈ニコラス〉を伝説的な「梁山泊」へと育てていく。〈東声会〉、CIAから力道山、フランク・シナトラ、果ては皇太子までも接点を持った〈東京のマフィア・ボス〉の壮絶な半生を描く傑作、待望の復刊。
    日米比較文化論の旗手が、高度成長とオリンピックに隠された〈ニッポン〉の闇をあぶり出す。約100頁の執筆ノートも収録。

    【「はずれ者(アウトサイダー)」が「東京」を作った】
    ◆極道尾津組が仕切るヤミ市〈光は新宿より〉
    ◆六本木〈クラブ88〉は力道山が暴れて潰した
    ◆東声会と住吉会が銃で抗争した上野、新橋
    ◆渋谷の組長から映画俳優になった安藤昇

    【本書の主人公を取巻く面々】
    ◆海老原博幸 日本人初のWBC世界王者はニコラが素質を見抜いてボクシング・ジムを紹介した。
    ◆町井久之 1500人以上を抱える暴力団〈東声会〉のボスがニコラの後ろ盾となった。
    ◆エヴァ・ガードナー ハリウッドのスター女優は来日時、ニコラの店で羽目を外した。
  • 今日の世界は、かつてないほど急速な変化を遂げている。
    資本主義はその限界を露呈し、人工知能は人間の仕事を奪い始め、誰もが100歳まで生きる人生100年時代が到来しつつある。
    旧来の価値観が通用しなくなっていくなかで、「これから」をよりよく生きるためには、現在進行形のリベラル・アーツ(教養)が欠かせない。
    思想から経済、デザインにアートまで、各界のフロントランナー11人が、
    各分野の「これまで」と「これから」を紐解きながら、「これからの教養」を語り尽くす。

    ◎目次
    1.これからの思想――東浩紀
    2.これからの生命――池上高志
    3.これからの健康――石川善樹
    4.これからの建築――伊東豊雄
    5.これからの経済――水野和夫
    6.これからのメディア――佐々木紀彦
    7.これからのデザイン――原研哉
    8.これからのプロダクト――深澤直人
    9.これからの文学――平野啓一郎
    10.これからのアート――松井みどり
    11.これからの人類――山極寿一

    ◎未来の創り手11人が考える、変わりゆく世界の「これから」
    「僕たちは偶然性=弱いつながりを意図的に回復しなくてはいけない」(東)
    「人間も機械も『人工生命化』していく」(池上)
    「人生100年時代には『大きな問い』が必要になる」(石川)
    「新しいコミュニケーションやコミュニティをどう居心地よく造るかが問われている」(伊東)
    「近代社会の原理から脱し、『よりゆっくり、より近く、より寛容に』」(水野)
    「いまはまたゼロからビジネスをつくらなければならない時代」(佐々木)
    「これからはものではなく価値を作っていく時代」(原)
    「デザインをする部分が本質的になってきた」(深澤)
    「『個人』という概念が社会システムを考えていく上で限界に来ている」(平野)
    「スペクタクルの蔓延の中で見失われている『個人の独自性』を取り戻す」(松井)
    「人間はデータから脱出しなければならない」(山極)

    ◎「はじめに」より
    爆発的に増える情報量とそれらを瞬時に検索するネット環境、
    ビッグデータを駆使するコンピュータの発展にともなって、
    僕らは「既になんでも知っている」かのようなイメージがあるが、果たしてそうだろうか。
    逆に、より受動的で、自分の関心領域だけに閉じこもる人が多くなっているのではないか。
    さらに、世界で何が起きているかよりも、国内の事象や
    文化にだけ関心を向けている人も多いように思う。
    そうした精神ならびに知性の不自由さから解き放たれるためにも、
    異なる分野や言語を学ぶことには意味がある。
    教養はリベラル・アーツの訳語だが、人が自由(リベラル)であるためには
    技術と知恵(アーツ)がいる。異なるものを知らないと、人は自由になれない。
    本書は「これから」をより良く生きるための現在進行形のリベラル・アーツ(教養)の
    端緒に触れられるものになれればと意図している。
  • 野茂英雄の伝説。彼のことを語るには、乾いた翻訳調のこの文体に限る。名著『菊とバット』のロバート・ホワイティング、渾身の一冊。

    「みなさん、信じられますか! 日本人投手が、今、アメリカのオールスター戦に先発しているんですよ! 信じられますか!」95年のMLBオールスター戦の実況アナウンサーは、立ち上がって興奮気味に叫んだ。この年、野球史が変わった。日本人プロ選手が史上初めて、自らの意志でメジャーリーガーとなったのだ。野茂英雄――彼が日米の野球に与えた影響は計りしれない。また、アウトサイダーで口数少なく、チャレンジ精神に満ちた野茂の人柄は、メジャーリーガーに大きく評価されている。ドジャースの元投手コーチ、ジム・コルボーンは、「成功したのは、そこ(才能)に人格がプラスされたからだよ。才能は、彼の成功のほんの一要因に過ぎないさ」と述べる。本書はこのようなメジャーリーグ関係者の声や、日本にはなかなか伝わらない現地のMLBファンの声も多数掲載する。ベストセラー・ライターによる決定版!

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