『相澤冬樹(実用、新書)』の電子書籍一覧
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スクープはどのように生まれるのか? その手法を明かす
森友学園問題(国有地払い下げに首相の関与があったのではないかという疑惑。決裁文書の改竄も発覚した)など、
権力の裏側を暴いてきた記者だが、失敗も挫折もひと一倍多かったという。
取材先から信頼を寄せられるには何が必要なのか?
苦い経験も赤裸々に明かしつつ、その取材手法を全開示する、渾身の体験的ジャーナリズム論!
(目次)
序章 記者の秘密を明かすワケ
第一章 新米記者を育てた先輩の”愛”と上関原発計画
第二章 昭和から平成へ ~時代のはざまで学んだ真実~
第三章 愛する神戸の街は壊滅した
第四章 夢とは違った社会部の現実
第五章 記者を育て、育てられる仕事
第六章 17年前の僕に試された私
第七章 107人の人生を断ち切った大事故とJRの闇
終章 取材は愛 -
なぜ放送されないんだ!
エース記者はなぜNHKをやめたのか。
官邸からの圧力、巨大組織内で上層部から歪められる報道──
スクープの裏側を「忖度なし」に書き尽くす。
社会に衝撃を与えた『安部官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』を改題し、大幅加筆。
「文庫化にあたって 『この本には虚偽がある』は虚偽である」をはじめ、単行本刊行後の怒濤の展開も描いた決定版。
著者は「森友事件」の発覚当初から事件を追い続けたNHK大阪放送局の司法担当キャップだった。
次々に特ダネをつかむも、書いた原稿は「安倍官邸とのつながり」を薄めるように書き換えられていく。
NHKでも検察でも東京vs.大阪のせめぎ合いが続く中、ついに著者は記者職からの異動を命じられた。
記者であり続けるために職を辞した著者が、事件の核心、取材の裏側、そして歪められる報道の現在を赤裸々に明かす、渾身のノンフィクション。
この話には続きがある。
「この単行本が出来上がろうかというタイミングで赤木雅子さんに初めて会えた。
その後、劇的な展開を見せて、週刊文春での赤木俊夫さんの遺書全文公開、国と佐川氏の提訴に至った。
森友国有地値引きも公文書改ざんも何一つ古びていないし終わってもいない」(「文庫化にあたって『この本には虚偽がある』は虚偽である」より)
今、メディア不信は最高潮に達している。
権力に牙を抜かれ、批判能力を失う一方で、現場の最前線には、真実を伝えるために日夜格闘する記者たちがいる。
すべてはここから始まった――。
メディア、公正な報道が危機に瀕する現代、必読の書。
解説:田村秀男(産経新聞特別編集委員)
※この電子書籍は2018年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
衝撃を与えた週刊文春での手記公開 。総理夫人らの関与を消すため行われた公文書改ざん。懊悩の末に死を選んだ近畿財務局職員の妻と、事件を追う記者が問いかける真相。
本書は、夫を理不尽に失った赤木雅子さんが国などを提訴、俊夫さんの手記の公開に至るまでの怒り、迷い、葛藤を率直に綴った「手記」と、事件を発覚当初から追い続けてきたジャーナリスト・相澤冬樹氏による「同時進行ドキュメント」で構成されている。
「最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ」
(赤木俊夫さんの遺書より)
森友事件の渦中で、総理夫人らの名を隠蔽するために公文書の改ざんを命じられ、懊悩の末、2018年3月、自ら命を絶った近畿財務局職員・赤木俊夫さん。享年54。
2020年3月、赤木さんが遺した痛切な手記が週刊文春で公開され、大きな反響を呼んだ。妻の赤木雅子さんは真実を明らかにするため国などを提訴。事件の再調査を求めて行った署名活動には、35万を超える賛同が集まった。
まだ、事件は終わっていない!
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