『真下みこと(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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自信をもっておすすめできる入魂のミステリー8作品、無料試し読み版!
読み逃すのはもったいない! というミステリーが、2021年7月から10月にかけて、講談社文芸第三出版部から刊行されます。あなたがご存じの作家も、まだ読んだことのない作家も、全員入魂の8作品!全作、自信をもって、おすすめできます。
お時間少しだけいただけませんでしょうか?
(収録順)
五十嵐律人『原因において自由な物語』(7月15日)
三津田信三『忌名の如き贄るもの』(7月29日)
潮谷験『時空犯』(8月19日)
似鳥鶏『推理大戦』(8月25日)
周木律『楽園のアダム』(9月3日)
麻耶雄嵩『メルカトル悪人狩り』(9月17日)
東川篤哉『居酒屋「一服亭」の四季』(9月30日)
真下みこと『あさひは失敗しない』(10月21日)
*刊行日は変更の可能性もあります。 -
自殺なんかじゃない。あの子を殺したのはわたしなんだよ。
学校生活だけがすべてだったあの頃の青さと硬さが、痛い。
気鋭の作家が描く「女の子同士の友情」。
転校生の里香は、クラスで浮いていた彩名と仲良くなるが、徐々に彼女の束縛がエスカレートする。彩名の親友が事故死したことを知った里香が死の真相を探るうち、「あの子を殺したのはわたしなんだ」と彩名に告白される。それを境に、持ち物がなくなったり、机に花瓶が置かれたり、不穏な出来事が里香に続く。「あの子の時と同じだ」と噂するクラスメイトたち。なぜ彩名は里香を追い詰めるのだろうか――。 -
「悪いことをしたら、裁かれるべきだよね?」
正体不明の少女が謀る転落人生ゲーム、開幕!
【あらすじ】
「さあ、“鬼ごっこ”を始めるよ」
ある日、SNSで大人気の謎の少女・舞璃花(まりか)が宣言する。
号令のもと集う、引きこもりがちなファン4人組。
疑似家族として彼らは、ある就活生の人生を台無しにするために動き出す。
執拗なまでのストーキング、なりますし、SNSのデマ情報──
彼女をどこまでも追い詰めていく。
“鬼ごっこ”の本当の意味とは? 舞璃花の正体は?
正体不明の少女が謀る転落人生ゲーム! その結末にあなたは必ず震える!
「悪いことをしたら、裁かれるべきだよね?」
著者について
●真下 みこと
1997年埼玉県生まれ。早稲田大学を卒業。同大学大学院を修了。
『#柚莉愛とかくれんぼ』で第61回メフィスト賞を受賞し、2020年にデビューした新世代作家。
著書に『あさひは失敗しない』『茜さす日に嘘を隠して』(講談社)がある。 -
『青く滲んだ月の行方』(青羽悠)と繋がる、共感度120%の青春小説。
<第1話 さんざんな朝>
就活生の皐月は、あるレコード会社の面接で「あなたを売ってください」という質問を受ける。
自分を商品にした時の魅力はなんなのか、うまく答えられず、落ち込みながら今日も1人反省会をする。
そんな中、大学の先輩のSNSで、恋人の浮気場面らしき写真を見つける。
社会人で、皐月の就活に興味がなさそうな彼とは、最近うまくいっていない。
自分の気持ちに正直に生きたいけれど、私だけが何にもなれずに取り残されてしまうのかーー?
<第2話 砂が落ちる>
「好き」は終わりの始まりだ。
パパもバイト先の先輩も、彼氏も、マッチングアプリで出会った男の子たちも、みんなあたしの元からいなくなった。
わかっているはずなのに、大学2年生の愛衣は新たな誰かを探す衝動が抑えられない。
それはまるで、「いらない」と思われた自分を傷つけるかのようだった。
砂時計の砂が落ちていくように、人間関係にもタイムリミットがある。
それでも、と願う愛衣が出した答えとは?
<第3話 手紙>
大学生の井ノ坂文は、SNSで人気のシンガーソングライター・ふみとして活動している。
活動当初から、自分の経験をひとつずつ切り出して楽曲を作っていた文は、誰かの「自分のための曲」を作ることはできても、楽曲を通して誰とも繋がれないことに不安を感じていた。
新曲の制作が進まずもがく彼女は、ふと男子高校生の自殺のニュース目にすると、彼のために曲を書こうと思い立ち――。
<第4話 あと一歩>
「男女の友情なんて成立しない」。
男同士、女同士だって、友情が成立しないことはあるのに、どうして男女の間だけーー?
智子が、愛衣と涼太と飲む場所は、ラブホテルが定番となっている。終電も気にしなくて済むし、いつでも寝られるし、お店で飲むよりも安く済む。恋バナをしたり、就活の相談をしたり、定番となった三人で飲む時間だったが、その中で智子はある思いを抱えていてーー
<第5話 色を変えて>
大学4年、11月。まだまだ先が見えない毎日を送る皐月は、キャリアセンターで相談してみることに。「やりたい仕事が分からない」と打ち明けると、「自己分析」をしてみては、と勧められた。
面談を終えてスマホを見ると、サークル仲間の奈美から卒業旅行の誘いのLINEが。
自分がいることで気を遣わせるのも申し訳ない、と不参加と返信すると、奈美から電話がかかってきた。
「それでも私は皐月のこと、大事な友達だと思ってるよ」
友達って何なのか、そして、私って一体どういう人間なんだろうーー? -
ネット炎上――
誰もが当事者になりうる戦慄のSNSサスペンス!
第61回メフィスト賞受賞作、ついに文庫化!
3人組アイドルグループのメンバー・青山柚莉愛。
メジャーデビューを目指すも売り上げ目標を越えられず焦る日々。
ある日マネージャーの提案で動画配信ドッキリを実行し、ファンの混乱がSNSで広がっていく。
騙されたファンの怒りの矛先はマネージャーや事務所ではなく柚莉愛本人に向かってしまい――。 -
あさひの母親は、心配事をあらかじめ避けたり、小さくしておいたりしてくれる人だった。
不安な時には「あさひは失敗しないから」というおまじないをかけてくれた。
そのおまじないはいつしか呪縛になって――
大好きだったお母さんとも、大学での友達ともうまくいかなくなり、追い詰められたあさひがとる衝撃の行動とは?
第61回メフィスト賞受賞作家、待望の第二作目!
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