『タイムリー編集部(実用)』の電子書籍一覧
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「甲子園のなかった」球児たちへ贈る言葉
甲子園を奪われた球児たちは何を思い、高校野球を終えたのか――
「甲子園のなかった世代」へ贈る、監督からのラストメッセージ
未来へ向かう彼等に、そしてコロナ禍で戦うすべての人へ届けたい最大級のエール
2020年、新型コロナウイルスの影響により、史上初めて春夏の甲子園が中止となった。
最大の目標を失い悲しみに暮れた球児たちだが、
各都道府県で開催された独自大会や、8月に甲子園で開催されたセンバツ代替試合など、
代わりに用意された舞台で前向きに、そして懸命に戦った。
そんな彼らを一番近くで見てきた全国43校の監督が「手紙」をしたためた。
未曾有の体験をした球児たちが、未来への一歩を踏み出すために贈るラストメッセージ。
トータルテンボス・藤田憲右氏大絶賛!
「ハンパねぇ!!マジ泣ける!!この先何度も読み返したくなる手紙。」
掲載校・監督一覧(敬称略)
■北海道・東北
札幌大谷・船尾隆広
盛岡大附・関口清治
仙台育英・須江航
仙台一・千葉厚
学法石川・佐々木順一朗
■関東
明秀日立・金沢成奉
前橋育英・荒井直樹
浦和学院・森士
昌平・黒坂洋介
八千代松陰・兼屋辰吾
小山台・福嶋正信
開成・青木秀憲
日大三・小倉全由
慶應義塾・森林貴彦
横浜隼人・水谷哲也
県相模原・佐相眞澄
川和・伊豆原真人
市ケ尾・菅澤悠
■東海・北信越
静岡・栗林俊輔
中京大中京・高橋源一郎
西尾東・寺澤康明
県岐阜商・鍛治舍巧
星稜・林和成
敦賀気比・東哲平
■近畿
近江・多賀章仁
乙訓・市川靖久
履正社・岡田龍生
香里丘・岡田泰典
報徳学園・大角健二
東播磨・福村順一
天理・中村良二
市和歌山・半田真一
■中国・四国
おかやま山陽・堤尚彦
岡山県共生・森下雄一
広陵・中井哲之
米子東・紙本庸由
聖カタリナ・越智良平
高知商・上田修身
■九州・沖縄
福岡大大濠・八木啓伸
創成館・稙田龍生
明豊・川崎絢平
大分商・渡邉正雄
沖縄尚学・比嘉公也 -
幻となった甲子園…かつてない夏に球児たちは何を考え、何を残したのか?
「打倒私学」を掲げ、甲子園出場を目標にしていた公立校野球部員たち。
“特別な夏”を乗り越えた彼らが描く6つの青春ストーリー
【内容】
史上初の選抜大会の中止から始まり、夏の甲子園大会の中止。世界的なコロナウイルスによるパンデミックは、高校野球球児の夢を次々と奪っていった。高校3年生にとって、最後となる2020年の夏はどのように始まり、そして過ぎていったのだろう。
今回取材したのは、すべて公立校だ。公立校のほとんどは、まずは高校生活があり、そのなかに野球がある。この「教育」優先の理念が、公立高校の良さである一方で、「甲子園」の舞台に立つことを困難にもしている。だから彼らは「甲子園」とは何かを、ずっと突き詰め考えてきた。やはり「甲子園」は公立高校にとって叶わぬ夢なのか。ところが2020年、私学にも公立にも等しく襲ってきたコロナウイルスの脅威。甲子園の舞台を高校球児すべてが失った。そして彼らは気付くことになった。野球に向き合い、チームメイトと向き合い、選手と向き合い、ひたすらに駆けてきた3年間こそが、「甲子園」ではないかと。
本書は、2020年という特別な夏に挑んだ、6校の物語だ。それぞれの「甲子園」のきらめきが描かれている。彼らの想いを知り、そのとき何を選び残したのかに思いを馳せてほしい。(はじめにより)
【構成】
◎都立小山台高校(東京都)~全員で前を向き「甲子園の心」を求めて結束~
甲子園大会中止の決定を受けて、気づいた「甲子園の心」。
3年生のチームテーマ「氣繋」を胸に全員で戦い、日本一良いチームを作る。
◎市立仙台商業高校(宮城県)~100代目のチームへ渡したバトン~
創部99年目の3年生が失った甲子園を賭けた戦い。
しかしどんな状況でも3年間の野球生活を貫くことこそが野球部の伝統であり、次世代へのバトンとなる。
誇りを持って闘った99代目のチームの姿を追う。
◎県立西尾東高校(愛知県)~選手のための野球をする いつもと変わらない夏~
勝つために努力する結果が、甲子園。
周りの状況に流されず自分たちで前を向いて一つひとつ進んでいくだけ。
公立校らしくのびのびと好きな野球に打ち込んだ3年生の悔いなき戦いは終わった。
◎県立相模原高校(神奈川県)~強豪私立を倒すには「束になって戦え! 」~
選手は切磋琢磨し互いを高め、ベンチ入りから漏れた選手は自分の役割を理解してサポートする。
みんなで戦うという固い意志でひとつになる強さ。
その姿を後輩たちに見せることができた夏だった。
◎府立大冠高校(大阪府)~落ち込んだ甲子園中止と3年生全員で勝つ決意~
レギュラーメンバーに入れなくても、手を抜かずに一生懸命練習してきた27人の3年生。
休校中に自分と向き合い、磨きをかけたスイングで、最後の戦いに挑んだチームの物語。
◎県立上尾高校(埼玉県)~野球部の伝統とプライドを継承~
選手たちが「気持ちを揃える」ことができたとき、チームは戦う集団となるはずだ。
その信念のもと、選手一人ひとりに向き合い指導する。
【編者紹介】
タイムリー編集部
2009年7月に創刊のフリーマガジンをはじめ、ウェブサイト、SNSなどで全国のアマチュア野球情報を発信する高校野球メディア「Timely!」。全国各地の高校球児や高校野球部、指導者たちの想いを中心に、徹底した取材を通して紹介している。ウェブサイトはユニークユーザー20万人を誇り、アマチュア野球に携わる多くの人たちに情報発信を日々行っている。 -
“伝統”と“革新”—−甲子園を沸かせた名門野球部の現在地
伝統校の監督&選手たちが作る新たな歴史の1ページ
【紹介文】
野球留学で全国から有望選手を募りチームを作る私立の「強豪」が、甲子園の覇権を握るようになって久しい。しかし、地元から受験し入部した球児で戦う公立の「古豪」復活を待ち望む高校野球ファンは多い。
本書では、知名度、人気ともに高い公立の甲子園常連校6校に取材した。どの高校も今はやや苦戦しているものの90年代中頃までに大きな実績を残した高校だ。
6校の監督は、伝統の重みに苦しみながら、昔とは気質が違う「イマドキ」の選手に戸惑い、新しい練習方法に試行錯誤して、選手と己の限界に挑んでいる。 しかし、その苦しみや悩みこそが、「古豪」の強みであり、甲子園に波乱を巻き起こす見えない力となる。伝統を力に変えることができるのはどの高校か。 「古豪」の古つわものの底力を甲子園で見られる日が待ち遠しい。 (はじめにより)
【構成】
◎県立前橋商業高校(群馬県)~選手が掲げた目標は全国ベスト8 一日一日の意識と姿勢が大切~
勝てるチームは、手を抜かないで取り組むチーム。伝統校のプライドを大切に、勝つための最善策を選択していく。
◎市立横浜商業高校(神奈川県)~スローガンは「ベストラン」 伝統の「Y」のマークを胸に挑む夏~
ランナーが主導権を持って積極的に走るチームへ。「ランエンドヒット」の徹底が勝利への鍵。
◎県立箕島高校(和歌山県)~失敗から何をイメージして練習するのか 選手が自分で考え動く野球へ~
物事の本質を理解しなければ身につかない。「そんなに熱くなくてよい」という尾藤監督の指導方法。
◎県立広島商業高校(広島県)~チーム一丸の力は計り知れない 脱落者をださないチーム作り~
スパルタ練習で名を知られた広商の変化と変わらない伝統力。じっくり鍛えたチーム力で夏に挑む。
◎県立松山商業高校(愛媛県)~夏のために「無形の力」を養う 体力トレーニングのみの年末合宿~
甲子園出場42 回という実績が燦然と輝く伝統校。継承されてきた野球の神髄を武器に100 回大会を目指す。
◎県立熊本工業高校(熊本県)~伝統的な基礎の反復で土台を作り その上に最新の知見を活かす~
目標設定を明確にして一つ一つクリアする。2017年春の選抜出場をバネに「勝ち」を繋いでいく。 -
9人に満たない部員数、雑草だらけのグラウンド
ヤンチャな生徒たち、未曾有の災害……
さまざまな困難を乗り越え、
いかにして甲子園への切符を摑んだのか?
本書では、様々な事情から「どん底」にいながら甲子園に出場した6校を取材した。どの学校も野球を心から愛する情熱を持った指導者が着任、指導することで選手たちと化学反応を起こしている。
おかやま山陽は、「本気になれない選手」の意識を変えるために、人間性重視の選手募集に方針を変更し、下関国際は、一人一人の選手と徹底的に向き合う指導で、決して突き放すことをしなかった。
霞ヶ浦は、最後の一勝を勝ち取れない指導者が葛藤を続け、折尾愛真は、1球のボールも失くさない「心の教育」に重点をおいた。
クラーク記念国際は、通信制高校の厚い壁を選手と乗り越え、石巻工業は、東日本大震災の絶望から、希望をもたらしてくれた「野球への恩返し」をしたいと考えている。
勝てないことで、何度も何度も立ち上がれないほど絶望し、環境の壁に立ち止まり苦しんだ彼らは、どのようにその苦境から脱し、選手たちを成長させたのか。野球を通して変わる選手、保護者、そして地域などのつながりを「どん底」から描く。 (はじめにより)
【構成】
◎私立おかやま山陽高校(岡山県)~異色な指導で新入部員3人からの大躍進~
「技術のある子」のスカウトをやめた時に転機が訪れた。
勝てない野球部を異色の経歴の指導者とスタッフが懸命に指導。
10年間で、甲子園出場、プロ野球選手輩出、部員100名を達成した苦闘の歴史。
◎私立下関国際高校(山口県)~廃部危機に追い込まれた野球部の下克上~ 部員の不祥事よって崖っぷちに立たされた野球部の監督に就任。
部員1人の時期も諦めることなく選手と向き合い、自分と向き合い続けた熱血指導者は、「弱者が強者に勝つ」をスローガンに戦う。
◎私立霞ヶ浦高校(茨城県)~9回の絶望の末に勝ち取った甲子園、その先にある未来~
アウト1つ、あと1球、夢の舞台まで数センチのところにいながら、いつも勝利を逃してしまう。
立ち上がれないほどの絶望を味わいながらも、自問自答を繰り返し這い上がってきた監督とチームの物語。
◎私立折尾愛真高校(福岡県)~選手9人・ボール6球・グラウンドなしからのスタート~
女子校から共学高になった翌年創部した野球部は、全てない・ない尽くし。 グラウンドも手作りして、チームの一体感が奇跡を起こす。
産みの苦しみから栄光を勝ち取った野球部が次に繋げるバトンとは。
◎私立クラーク記念国際高校(北海道)~通信制高校の創部3年目の奇跡~
通信制の世間のイメージを覆す創部3年目の甲子園出場。
選手が集まらない、知名度がない、通信制という特殊な環境の中、かつて駒大岩見沢を率いた名将は、どのようにこの苦境を切り拓いていったのか。
◎県立石巻工業高校(宮城県)~大震災が残したもの、甲子園が教えてくれたもの~
東日本大震災から8年。
2012年に21世紀枠でセンバツに出場してから7年が経った。
心に秘めるのは、あの時心を奮い立たせてくれた「野球への恩返し」。
監督も選手も野球の底力を信じて進む。
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