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『今村夏子(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~7件目/全7件

  • 奇妙で、不穏で、とびきり純粋な愛の物語
    無垢で切実な願いが日常をいびつに変容させる。今村夏子の世界が炸裂する3篇に、単行本未収録エッセイと村田沙耶香による解説を付す。

    ※この電子書籍は2020年4月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 1,562(税込)
    著:
    今村夏子
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    真っ直ぐだから怖い、純粋だから切ない。あの人のこと、笑えますか。
    “普通”の可笑しみから、私たちの真の姿と世界の深淵が顔を出す。

    大将とぼっちゃんが切り盛りする中華料理店とんこつで働き始めた「わたし」。「いらっしゃいませ」を言えるようになり、居場所を見つけたはずだった。あの女が新たに雇われるまでは――(「とんこつQ&A」)

    姉の同級生には、とんでもない嘘つき少年がいた。父いわく、そういう奴はそのうち消えていなくなってしまうらしいが……(「嘘の道」)

    人間の取り返しのつかない刹那を描いた4篇を収録、待望の最新作品集!
  • 「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない〈わたし〉は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導し……。ベストセラーとなった芥川賞受賞作。文庫化にあたって各紙誌に執筆した芥川賞受賞記念エッセイを全て収録。
  • 352(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    今村夏子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    違和感を抱えて生きるすべての人へ。不器用な「私たち」の物語。

    店を畳む決意をしたパン屋の父と私。引退後の計画も立てていたのに、最後の営業が予想外の評判を呼んでしまい――。日常から外れていく不穏とユーモア。今村ワールド全開の作品集!
  • 650(税込)
    著者:
    今村夏子
    レーベル: 朝日文庫

    林ちひろは中学3年生。病弱だった娘を救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込み、その信仰が家族の形をゆがめていく。野間文芸新人賞を受賞し本屋大賞にもノミネートされた、芥川賞作家のもうひとつの代表作。《巻末対談・小川洋子》
  • 572(税込)
    著者:
    今村夏子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    読書界の話題をさらった芥川賞候補作「あひる」を含む、著者の第二作品集。

    我が家にあひるがやってきた。知人から頼まれて飼うことになったあひるの名前は「のりたま」。娘のわたしは、2階の部屋にこもって資格試験の勉強をしている。あひるが来てから、近所の子どもたちが頻繁に遊びにくるようになった。喜んだ両親は子どもたちをのりたまと遊ばせるだけでなく、客間で宿題をさせたり、お菓子をふるまったりするようになる。しかし、のりたまが体調を崩し、動物病院へ運ばれていくと子どもたちはぱったりとこなくなってしまった。2週間後、帰ってきたのりたまは、なぜか以前よりも小さくなっていて……。なにげない日常に潜む違和感と不安をユーモラスに切り取った、著者の第二作品集。
  • 605(税込)
    著者:
    今村夏子
    レーベル: ちくま文庫
    出版社: 筑摩書房

    あみ子は、少し風変わりな女の子。優しい父、一緒に登下校をしてくれ兄、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいる母、憧れの同級生のり君。純粋なあみ子の行動が、周囲の人々を否応なしに変えていく過程を少女の無垢な視線で鮮やかに描き、独自の世界を示した、第26回太宰治賞、第24回三島由紀夫賞受賞の異才のデビュー作。書き下ろし短編「チズさん」を収録。

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