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『山口昌男(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~7件目/全7件

  • あらゆる書物は見えない連関(ネットワーク)で結ばれている。その解読の驚きと愉しみ、秘術と実践。

    自分だけの「知の見取り図」は、いつの時代も蔵書から生まれる。20世紀前半、人文知再編の震源地となったアビ・ワールブルクの研究所およびワイマール文化を発端に、本書自体が、文化人類学的思考を通じてオルタナティヴな精神史・思想史を発見するための架空ライブラリーとして展開する、著者の代表作。
    美術、演劇、音楽、文学、宗教学、人類学……さまざまな文化/学問領域の隠れたネットワークを、おびただしい過去の書物をたぐりながら曼荼羅のように描き出す、みずみずしい驚きに満ちた知的アクロバット。
    1970~80年代のニューアカデミズム・ブームを牽引し、後世に巨大なインパクトを与えた伝説の一冊にして、普遍的な知の技術を示し/実践した名著を凱旋復刊。
    まさに「文庫の中の文庫」といえるコンパクトにして圧倒的な情報量が詰まったこの神話的迷宮は、21世紀の今も来る者すべてに開かれている。

    巻末に、「図書館」に関する講演録・エッセイを新たに増補。

    〈解説〉山本貴光

    【目次】
    第一章 二十世紀後半の知的起源
    第二章 ユダヤ人の知的熱情
    第三章 モーツァルトと「第三世界」
    第四章 「社会科学」としての芸能
    第五章 もう一つのルネサンス
    補 遺 物語作者たち

    [新増補]
    歴史と記憶(1995)
    図書館との出遭い(2000)

    解説 山本貴光
  • 1,980(税込)
    著:
    山口昌男
    解説:
    今福龍太
    レーベル: 講談社学術文庫
    出版社: 講談社

    様々な学問分野を自由に越境し、「知ることの楽しさ」を生涯発信し続けた<知の道化師>、山口昌男。その学問の真髄とも言える「アフリカ」研究を、丸ごと1冊・通史に編纂。思いがけなくも豊かなアフリカの相貌、実験的とも言える日本との対比、自身が描いたスケッチや、貴重すぎる図版を193点も掲載! 彼の地で暮らし、深い人脈を得た泰斗だからこそ書けた本作は、参考文献すらただの文字情報に終わらない、圧巻の充実ぶり。没後10年。今こそ、目からウロコのアフリカ通史を、吟味する!


    *本書は、『世界の歴史 第6巻 黒い大陸の栄光と悲惨』(講談社 1977年)を改題したものです。

    目次
    はじめに 人類史とアフリカ

    1 アフリカの古代世界
    1)アフリカにおける人類の起源
    2)アフリカの古代的世界
    3)黎明の輝き・
    4)サヴァンナの帝国
    5)東アフリカの王国
    6)アフリカの王権文化――そのパラダイム

    2 大発見の神話学
    1)プレスター- ジョンの王国を求めて
    2)アフリカの「黄金伝説」――ジンバブウェ遺跡とモノモタパ
    3)探険ラッシュの世紀

    3 伝統国家の栄光
    1)草原の覇者たち
    2)古都の盛衰
    3)奴隷の故郷
    4)アフリカと奴隷貿易

    4 東海岸――交易都市の繁栄
    1)世界へ開かれたアフリカ
    2)制海権をめぐる争い

    5 南アフリカのナポレオンたち
    1)南アフリカの原住民たち
    2) 南アフリカの清教徒たち
    3)シャカ王のズールーランド
    4)スワジ王国
    5)バストランドのモシェシュ王
    6)ムジリカジのンデベレ

    6 ヨーロッパによる仮死
    1)ヨーロッパ列強のアフリカ分割
    2)開拓者たちの運命
    3)アフリカ侵略の二つの型
    4)セネガルーー仏領アフリカの優等生
    5)最後の抵抗者サモリ= トゥレ

    7 再生への胎動
    1)マフディー運動
    2)キリスト教的反抗

    8 試行錯誤の現代史
    1)両大戦間のアフリカ
    2)エティオピアの反抗
    3)第二次大戦後のアフリカ
    4)コンゴ動乱
    5)ナイジェリアの内戦
    6)アンゴラの独立と内戦

    おわりに
    参考文献
    年 表
    図版参考資料一覧
    索 引
    解説 今福龍太
  • アフリカ各地での実地調査をもとに,文化人類学の神話研究の成果をとり入れて描き出されたアフリカの神話的世界.異なった地域の原住民に伝わる神話を比較・分析し,神話の「伝播」と「変身」,さらに,その「構造」を考察する.原住民の世界を内側から理解することを通して,私たちの世界との関係,「第三世界」の真の意味を明らかにする.
  • ポーランドの知的風土に始まり、交換という経済行為の背後に見えがくれする宇宙論的構図、女性が開示する文化のルーツ、政治の演劇的解釈など、現実の多義性を読みとき文化の全体像を回復しようとする試み。文化人類学が内包する知の挑発的部分のありかを示し、学問の形式を使って知の深層にふみこもうとする人のための入門書。
  • 660(税込)
    著:
    山口昌男
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    祝祭的な宇宙=世界を司る道化とは何者か? 「道化は、日常語に属する等身大の思想に対しては、その本来の姿を現さない。……彼は真昼間の世界では錯乱を装い、黒い仮面を通して闇の世界から出現する何者かであったのだ」……近代社会の単一価値的で現実的・合理主義的な世界に、異端として現れる豊饒な存在者を、実例的に分析する、不朽の名著。道化こそが、この一義的で硬直した世界を、哄笑によって救済する!
  • 激変期である明治時代には、バイタリティと遊び心に溢れる経営者が数多く登場した。しかし、時代の流れの中で、そうした魅力ある経営者の姿は忘れられてきた。本書は、新たな視点で歴史の掘り起こしを試みる山口昌男が、彼らの実像に迫った力作評論。テロリストから筋金入りのコレクターまで、明治の実業家は実に面白い!
  • 1,320(税込)
    著者:
    山口昌男
    レーベル: ちくま文庫
    出版社: 筑摩書房

    道化は硬直化した秩序のいたるところに軽快な身振りで登場し、脱臼作用(=イタズラ)を仕掛けてまわる──さまざまな現実のレヴェルをダイナミックに捉えてゆく感受性や方法論を鍛えるためにこそ、〈道化〉的知のモデルが求められている。縦横無尽の行動力と旺盛な知的好奇心で現代日本の知的文化状況に対し、常に挑発者として振るまいつづけてきた著者が、知のあらゆる領域へ向けて果敢な展開を示した最初の道化論集。

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