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『福島香織(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~34件目/全34件

  • 2024年1月、中国と東アジア・日本を巻き込む最大のイベント「台湾総統選挙」。習近平の「中台統一」が挫折する理由を現地ルポ。

    2024年1月、中国と日本・アメリカを巻き込むアジア最大のイベント「台湾総統選挙」。筆者は前哨戦となった2022年の台湾統一地方選挙をはじめ、李登輝、陳水扁時代にさかのぼる「民主化の奇跡」の足跡と現在をルポ。独裁者・習近平主席の悲願である「中台統一」が挫折に終わる理由を伝える。故・李登輝総統は1990年代、中国と台湾の関係を「特殊な国と国の関係」とする「二国論」を打ち出した。台湾の憲法改正以来、中台関係は国家と国家の関係として位置付けられる、という認識だ。すなわち「一つの中央政府と一つの地方政府」という「一つの中国」の内部関係ではない、と。李登輝は当時、過激な独立主義者として中国から轟轟たる非難を浴びた。しかし2020年代の今、台湾人にとって上記の見方はもはや自然なものとなっている。2016年からの6年間、蔡英文政権のあいだに浸透した概念「天然独立」(今さら独立を主張しなくても、すでに独立している状態)がまさにそれである。中国と異なる「対等な主権国家・台湾」のかたちは、台湾総統選挙の結果によって動かし難いものになるだろう。ロシア・ウクライナ戦争やアメリカの情勢、台湾国内で広がる「疑米論」の行方ほか、壮大な時間と地政学的スケールで描く渾身の台湾論。 〈目次より〉序章 台湾のコロナ対策はなぜ成功したのか 第1章 台湾民主化という「奇跡」 第2章 民進党政権が定着させた「台湾アイデンティティ」 第3章 蔡英文政権の変貌 第4章 2024年の総統選挙と台湾の未来 第5章 習近平「一つの中国」の失敗
  • 掟破りの第3期目に突入した習近平体制。いま中国国内で起きている本当の事とは? 台湾、そして日本への脅威は高まるのか? 屈指の中国ウォッチャーが解き明かす。
  • 第2の“ウクライナ危機”はアジアで起こる!? 今なお続く、中共による各国への“共産主義浸透工作”。それは日本にとって、決して他人事ではないーー
    大陸に飲み込まれないためにインドシナの歴史から日本人が学ぶべきこととは?

    今、気鋭の執筆陣による画期的な“真実のインドシナ史"
    カンボジアに行ってみたら……中共の酷さがわかった!!

    タイやベトナムほど観光地としても市場としてもメジャーではない、しかし、東南アジアで今現在もっとも中国の植民地化が進み、中国人客があふれているカンボジアを旅した3人の論客が、その歴史・政治、ひいては日本と中国について分析と議論を重ねた話題の書が、現在の国際情勢を踏まえ筆を加えて新書化!

    カンボジアを訪れる観光客が見学するキリング・フィールド、虐殺博物館。 拷問の限りを尽くされ亡くなった罪なき人々の断末魔が聞こえるような展示から、クメール・ルージュ(カンボジア共産党)の残虐性が肌身に迫る場所である。
    こうした残忍な「革命」は、中国とカンボジアだけでなく、当時(1970年代)、世界各地で行なわれた。カンボジアは特に、1958年の大躍進政策から文化大革命(1966年~1976年)の頃の中国とおぞましいほどに似ている。拷問のやり方までそっくりであった。
    ・文化レベルが高く豊かなカンボジアで、なぜポル・ポト派による大虐殺が起きたのか?
    ・中共の革命輸出がどのようになされたのか?
    ・カンボジアだけでなく東南アジアすべてにおいて、華僑・華人がどのような役割を果たしてきたのか?
    私たちはこれらについてもっとよく知らなくてはいけないと、著者たちは力説する。それは、決して他人事ではなく、今、日本が直面している出来事でもあるからである。 米中新冷戦を軸にした新たな国際秩序の枠組みへの転換を伴う激動の時代は、すでに幕を開けた。ロシアのウクライナ侵攻が象徴するように、第三次世界大戦前夜ともいえる不確実性のなかで、今後、日本と日本人が何をすべきか、何に備えるべきか、どんな未来を描くべきかを問う。
  • 習近平の最後の戦いは2022年秋の党大会になるのか?あるいは、その前に仕掛ける文革2.0か?それとも、その後に起こるかもしれない台湾侵攻か?2022年秋、第20回党大会で習近平が3期目となり習近平個人独裁体制が確立するのか?それとも引退して、集団指導体制が維持されるのか?習近平政権10年目の「最後の戦い」、それが世界に与えるインパクトとは?
  • ■その国の女性を知れば、真実がわかる!

    外国とつき合う際、最も重要なことは
    「その国のことを理解する」ということ。

    その点について、日本人は中国を知らなすぎる。

    中国人は相手の懐に入り込んで、
    相手が引こうものなら、さらに懐へ詰めより、
    妥協点を見いだす民族である。
    引くことがよしとされる日本人の美意識は、
    中国には通用しない外交なのだ。

    では、かの国を知るための鍵となるのは何か?

    それが「中国の女性」を知ること。

    しかし、日本人が知る中国の女性は、ほんのひと握り。

    人口13億人の中国で、少なくとも6億人以上いる
    中国人女性を知れば、中国の本当の姿が見えてくる。

    この本で“中国の女性”を初めて語る。

    ■中国美女は“したたか”に生きる。

    しかし、これすらも中国人女性の一部でしかない。

    1人っ子政策で育った80后(バーリンホウ)や90后(チューリンホウ)、
    田舎(農村籍)から都市(都市籍)へ出稼ぎに来る女性、
    南部、北部、東北部、沿岸部、内陸部と
    ありとあらゆる地域に住む女性たち、
    モンゴル、チベット、ウイグルなどの少数民族など、
    中国はひとくくりなどできないのだ。

    そんな彼女たちは、何に幸せを求めているのか?
    結婚? お金? 一族?……。

    そして、彼女たちは日本男子をどう思っているのか?

    中国の嘘を暴く東洋史学者と
    中国の現場を知り尽くすジャーナリストという
    2人の女性著者が、日本を、中国を斬る!
  • 台湾は文化・地理・歴史的に見て中国の一部では「ない」。台湾人による「新しいタイプの民主主義」の可能性を示す。

    「米台は自主自決の運命共同体であるだけでなく、多くの共通の安全保障のテーマをもつ」「我々は台湾を絶対見捨てない」。2022年8月、米国のナンシー・ペロシ下院議長が訪台し、蔡英文総統と会談。中国にとって、威嚇的な「戦狼外交」が無視された衝撃的瞬間である。だが中台統一を自らの業績にしたい習近平主席が、台湾の併呑を諦めることはない。では、台湾は本当に中国の一部なのか。自らを中華、華人、チャイニーズと見なす台湾人も多いが、「私はタイワニーズ」と名乗る台湾人も増えている。著者は台湾侵攻、米中戦争の行方とともに、台湾人の歴史的ルーツを探る。漢人ではなく南太平洋島嶼国からの源流や独自の「十三行文化」、オランダ植民地時代から日本統治、中華民国の時代まで台湾・日台の歴史を通覧し、わが国に「友を守る覚悟」を問う。中国は台湾のEEZ(排他的経済水域)と同時に、日本の与那国島近海にもミサイルを撃ち込んできた。もはや対岸の火事ではない。
  • カネと情報操作で世界各国の世論誘導を展開する中国共産党。
    その手の内を白日の下に晒す!
    中国は(米国を含む)全世界で政府資本がコントロールする大外宣ネットワークを打ち立てたのだ。――多言語メディアから構成される一つの紅色のメディア・ファミリー、この巨大な紅色メディア・ファミリーの存在目的はただ一つ。極権(全体主義国家)中国のグローバル戦略に奉仕することである。……まえがきより
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    中国・新疆ウイグル自治区──そこでは今、何が起きているのか。

    タクラマカン砂漠、さまよえる湖ロプノール、天山山脈……。ロバ車が行き交うポプラ並木、羊の串焼きの匂い──
    かつて旅人たちを魅了したウイグルの美しい風景、陽気な人々が今、その地から消されようとしている。
    1000万人以上の市民が、街のいたるところに設置された監視カメラで常に見張られている。突然やってきた警官に連行され収監。さまざまな拷問を受け、二度と帰らない罪なき人々。強制労働、不妊手術、臓器を取られる子どもたち……
    同時代に起きていることとは信じがたい、中国による非道な行ないを黙殺していいのか?

    ウイグルの人たちの証言を漫画でTwitter上に発表し、その作品が各国で翻訳・拡散されている清水ともみ氏の漫画、産経新聞北京支局時代から現地取材を続けるジャーナリスト・福島香織氏のレポートで、ウイグルの人たちが置かれている現状を伝える。
  • ウイグル・香港は明日の日本の姿だ!
    世界中を苦しめる新型コロナウイルス(武漢ウイルス)は、習近平政権の隠蔽によって拡大したのは周知の事実。
    中国からの厄災は対岸の火事ではない!
    香港の民主化を守り、ウイグルの弾圧に声をあげることは日本の国益!


    ■中共が香港メディアにおこなった恐るべき“脅迫”
    ■監視の目が光る「美しいウイグルの町」
    ■「監視社会の“恩恵”を見よ」という日本人
    ■10人に1人以上が「強制収容所」に!
    ■“農場の家畜”のように扱われる孤児院の子供たち
    ■在日ウイグル人の保護は日本の“国益”
    ■日本人には理解しがたい“人民”の熱気と狂気
    ■日本人の知らないところで中国は日本に戦争を仕掛けている?
    ■なぜマスコミは中国のことになると腰が引けるのか?


    第1章 世界が中国の“正体”に気づいた香港問題
    第2章 いまウイグルで何が起こっているのか?
    第3章 日本人が知っておくべき「習近平」という“災い”
    第4章 “チャイナ・リスク”と日本の対中戦略
  • 1,901(税込)
    著:
    廖亦武
    訳:
    福島香織
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    妻子の待つ武漢へ、新型肺炎が蔓延し封鎖された中国をゆく男の決死行。
    中国からの亡命を余儀なくされた作家が放つ渾身のコロナ文学。

    本書は2通りの読み方ができます。まず、新型コロナ発生源となった中国で何が起きていたかを描くものとして――
    反骨の亡命文学者が、コロナ禍下の民衆の悲劇と、それを隠蔽する国家の罪を暴く告発の書として。そしてまた、
    いち早くコロナ禍に正面から挑んだ現代小説として――封鎖された大地を旅する艾丁を通じて、現在の「中国」が、
    スリリングに、ときに大らかに描かれてゆきます。病毒の街・武漢で、艾丁を待ちうける運命とは……。
  • 紹介
    そうだったのか!
    この一冊で現在の中国情勢のすべてがわかる!!
    いま日本人が知っておくべきチャイナリスク2017 衝撃の真実!

    中国の未来はどうなっていくのか
    中国専門ジャーナリストの著者が未来シナリオと日本人の対処法を緊急指南。

    「赤い帝国・中国」は今、南シナ海の軍事拠点化を着々と進め太平洋進出を意識できるまでに強軍化をはかり、
    GDP規模世界第二位の経済大国として人民元を国際通貨入りさせることに成功した。
    文化覇権は一番難航しているが、それでも習近平政権の庇護を一番強く受けている
    万達集団の映画文化産業買収戦略はハリウッドを乗っ取る勢いだ。
    通貨の強さは軍事に裏付けられ、文化の強さは通貨に裏付けられる。
    この三つの覇権は三巴のように相乗効果を持って中国の野望の推進力となっている。
    日本人の中には、中国よりも米国に反感を持つ人たちも少なくないが、
    私はこの「赤い帝国」のほうにより脅威を感じる。
    なぜなら中国のいま行っている思想統制や言論弾圧、人権弾圧は世界でも屈指の激しさであり、
    法治の下の平等などは存在しない。
    中国の価値観とルールに従わねばならない日を想像するとぞっとしないか。私ならば、
    この「赤い帝国」の野望を阻はばみたい。
    だが、ここにきて赤い帝国にもいくつものアキレス腱、リスクが存在することが明らかになっている。
    党内部の権力闘争、暗殺、クーデターの可能性、経済崩壊、大衆の不満……。
    もっともこうしたリスクは中国にとってのリスクというだけでなく、
    日本を含む国際社会にも大いなるリスクである。その野望は阻みたいが、
    かといって彼らが滅ぶ日が来れば、間違いなく日本にも負の衝撃が襲いかかる。
    では日本はいったいどうすればいい? 何ができる? そもそも、中国のいまの内政や外交、
    軍事における思想や行動や戦略を日本人は理解しているか?
    まずは、そこからだろう。本書を読んでいただければ、習近平政権が今、どのような戦略を持って、
    何を目指しているか、実際に何をやっているか、どんなリスクを抱えているかが、
    おおざっぱながらつかめると思う。
    それを知れば、おのずと日本側が内包するアキレス腱、リスクも見えてくるだろう。
    読者の忙しい時間を少し割いていただいても無駄にならなかったと思える内容を
    詰め込んだと自負している。最後まで読んでいただきたい。(「まえがき」より)
  • 世界の企業は14億の市場を当てにして中国に進出しているが、実質は「2億の市場」にすぎず、絶対に増えることはないことを知っているだろうか。欧米は中国が豊かになれば民主化すると幻想をいだいていたが、中国の国家体制は強奪型の「共産党資本主義」であるため民主化は不可能。中国でバブルがはじけても多くの民衆にとっては預金がないため影響はない。中国が力を入れているEV(電気自動車)戦略は日の目を見ることはなく無謀な一帯一路プロジェクトは自国を消耗させる引き金に。世界各地で行われる「消耗戦」と日本の「中国化」。激動の世界情勢が動き出す、2018年を読み解く最新刊!
  • 中国共産党による各国への“共産主義浸透工作”は今なお続いている!
    大陸に飲み込まれないためにインドシナの歴史から日本人が学ぶべきこととは?
    今、気鋭の執筆陣による画期的な“真実のインドシナ史”


    カンボジアに行ってみたら……中共の酷さがわかった!!

    東南アジアで現在もっとも中国の植民地化が進み、中国人客があふれているカンボジアを旅した3人の論客がその歴史・政治、ひいては日本と中国について分析と議論を重ね、多角的かつコンパクトにまとめた一冊。

    観光客が見学するキリング・フィールド、虐殺博物館。 拷問の限りを尽くされ亡くなった、罪なき人々の断末魔が聞こえるような展示に、クメール・ルージュ(カンボジア共産党)の残虐性を伺い知ることのできる場所である。
    こうした残忍な「革命」は、中国とカンボジアだけでなく、当時(1970年代)、世界各地で行なわれた。カンボジアは特に、1958年の大躍進政策から文化大革命(1966年~1976年)の頃の中国とおぞましいほどに似ている。拷問のやり方までそっくりであった。

    ・文化レベルが高く豊かなカンボジアで、なぜポル・ポト派による大虐殺が起きたのか?
    ・中共の革命輸出がどのようになされたのか。
    ・カンボジアだけでなく東南アジアすべてにおいて、華僑・華人がどのような役割を果たしてきたのか。

    これらのことをもっと知らなくてはいけないと、著者たちは力説する。それは、決して他人事ではなく、今、日本が直面している出来事でもあるからだ。

    米中新冷戦を軸にした新たな国際秩序の枠組みへの転換を伴う激動の時代が幕を開ける、第三次世界大戦前夜ともいえるような不確実性のなかで、今後、日本と日本人が何をすべきか、どんな未来を描くべきかを問う。


    第一章 歴史編 現代カンボジアを知るための東南アジア史概説/宮脇淳子
    地理に始まり、古代から現代にいたるインドシナ半島の歴史を、カンボジアに焦点を当てて解説

    第二章 政治編 カンボジアの反仏独立闘争と日本/江崎道朗
    前編:カンボジアの独立運動を助けた日本人、只熊力氏を通して反仏独立戦争を解説。
    後編:自己の権力確立だけを画策し内戦を引き起こしたシハヌーク国王の実態を描く。

    第三章 国際関係編 中国化するカンボジアのゆくえ/福島香織
    カンボジア生まれの華人工作員、周徳高のオーラル・ヒストリーに基づいて、華人視点からクメール・ルージュと中共の関係を考察。中共の革命輸出がどのようになされたのか、東南アジアにおいて華僑・華人がどのような役割を果たしてきたかを解説する。

    第四章 鼎談編 中共の暴虐とインドシナの命運
  • 新型コロナウイルスのパンデミックで世界は第3次世界大戦に突入した。
    われわれはどう中国と対峙し、自らの価値観を維持していけばいいのか。
    中国の今後を新鋭ウォッチャーが見通す!
  • 日本いや世界中を苦しめる新型コロナウイルスは習近平政権の隠蔽によって拡大した!
    中国からの厄災は対岸の火事ではない!
    香港の自由と法治の守護、台湾の国家的地位
    チベット・ウイグル弾圧からの解放は日本の国益!
    そして、日本は新型コロナなんかに負けない!


    【目次】
    第一章 香港デモの敗北
    第二章 台湾総統選に敗北した習近平
    第三章 新型コロナが習近平政権にとどめを刺す
    第四章 世界は習近平を許さない


    【著者プロフィール】
    福島香織 (ふくしま かおり)
    ジャーナリスト/中国ウォッチャー/文筆家
    1967年、奈良市生まれ。大阪大学文学部卒業後、1991年、産経新聞社に入社。
    上海復旦大学に業務留学後、香港支局長、中国総局(北京)駐在記者、政治部記者などを経て2009年に退社。
    以降はフリージャーナリストとして月刊誌、週刊誌に寄稿。ラジオ、テレビでのコメンテーターも務める。
    主な著書に、『潜入ルポ 中国の女』(文藝春秋)、『中国複合汚染の正体』(扶桑社)、『ウイグル人に何が起きているのか』(PHP研究所)、『本当は日本が大好きな中国人』(朝日新聞出版)、『権力闘争がわかれば中国がわかる』(さくら舎)、『孔子を捨てた国』(飛鳥新社)、『赤い帝国・中国が滅びる日』(KKベストセラーズ)、『「中国の悪夢」を習近平が準備する』(徳間書店)、『習近平の敗北 - 紅い帝国・中国の危機 -』(小社刊)など多数。
    月刊誌『Hanada』、WEBニュース『JBプレス』でも連載中。
    ウェブマガジン「福島香織の中国趣聞(チャイナ・ゴシップス)」毎週月曜発行(https://foomii.com/00146)
    Twitter:@kaori0516kaori
  • 香港の大規模デモの背景には、中国共産党政権が怒濤のごとく展開した「大外宣」=「大プロパガンダ」戦略があった!

    中共はメディアを通じて香港世論を誘導しようとして、強引に香港メディアに干渉した結果、報道の自由は瀕死となり、市民の既存メディア離れを引き起こした。メディアが正確に世論を反映し、それが政治を動かすという健全な“機能”が損なわれると、世論の表明は「デモ」という力業で行うしかない……それが現下の香港の実像である。
    本書は発展著しい1980~90年代、中共深セン市委員会宣伝部に勤務し、中共プロパガンダの手法を知り尽くしている著者が、10年にも及ぶ取材・執筆を経て世に問うもの。香港は勿論、アジア諸国、アフリカ、中南米、オセアニア、ヨーロッパ、そして米国と世界を股にかける中共のプロパガンダの実態と歴史を徹底的に分析している、現在の世界情勢を理解するのに欠かせない一冊である。

    主な内容
    ●中国共産党対外プロパガンダの70年にも及ぶ歩み●中共は対外プロパガンダを対象地の媒体やひとで展開する●なぜ世界中に中国語メディアが展開されているのか?●返還後香港メディアは中共の提灯持ちに成り下がった●中共の台湾メディアへの紅い浸透●中国の対外プロパガンダは失敗した●2018年、米国は中国のプロパガンダ阻止を開始した
  • 米中は全面対決へ!
    米国企業が見捨てたファーウェイはどうなる!?
    「一帯一路」「中国製造2025」の現状は!?
    中国の政治・経済に知悉する2人が、
    中国軍事からAI技術までの最新実態を明かし、今後の中国の行方を完全予測。
    建国70年を迎えた中国に何が起こるのか!!

    トランプ政権の追加関税を引き金に、報復合戦を繰り返す米中。
    さらにはアメリカはGoogleがファーウェイのスマホへのアプリ提供を停止するなど、
    米中は全面対決へと突入。
    本書は中国を知悉する2人が、米中貿易戦争の混乱によって
    「一帯一路」も「中国製造2025」も破綻寸前の実態を暴くと同時に、
    窮地に陥った習近平による日本接近と台湾併合の狙いを解説。
  • ◆香港の大規模デモはなぜ起きたのか!!気鋭のジャーナリスト福島香織が紐解く!
    ◆最後に9のつく年は必乱の年。必ず乱や厄災が起きる。

    1919年五四運動、1949年中華人民共和国建国、1959年チベット動乱、1969年中ソ国境紛争、1979年中越戦争、1989年6月4日天安門事件、1999年法輪功弾圧、2009年ウイグル騒乱、そして2019年……。

    ◆政変、動乱、分裂、台湾有事、食糧・エネルギー危機、バブル崩壊、米中衝突、人口問題…中国を襲う9の厄災

    ◎今世紀最悪ともいえるウイグル弾圧
    ◎節目をむかえるチベット
    ◎宗教の中国化政策という異常
    ◎中国がしでかした4つの経済失策
    ◎シロアリにむしばまれた大木
    ◎豚でも皇帝になれる共産党体制
    ◎軍事クーデターの可能性も

    ■静かな全人代にみる“習近平の敗北”
    ・民主化よりも毛沢東的手法を選んだ習近平
    ・米中対立の本質
    ・少子高齢化が中国をむしばむ
    ・AI顔認識監視カメラによる支配は「1984」の世界
    ・各地で起こり始めた“農民の反乱”
    ・鄧小平システムの破壊者
    ・香港の中国化による爆発
    ・退役軍人デモ
    ・嫌われ習近平に漂う政変のにおい
    ・中国の本当のGDP成長率は1・67%、もしくはマイナス成長
    ・原発事故はいつか中国でおきる
    ・一帯一路戦略は成功するのか


    ■日本は中国とどう向き合うか!
    この厄災の降りかかる大国・中国のすぐそばに存在する日本には、どのような覚悟や対策が必要でしょうか。日本がこの“中国発”の乱や厄災に巻き込まれないようにする方法はあるのでしょうか。あるいは乱や厄災を事前に防止したり、縮小したりすることはできるのでしょうか。
    そもそも、日本人は中国がこうしたリスクに直面しているということを知っているのでしょうか。おそらく、日本人の中国に対する見立てにはかなり格差があると思います。中国は今後、ITやAIで米国をしのぐ市場で製造国となるので、日本にとって大きなビジネスチャンスと信じて疑わない人もいれば、中国は大嫌いなので、経済クラッシュが起きようが動乱が起きようが「ざまあみろ」としか思わない人もいると思います。というより一切関心がないという人が一番多いのではないでしょうか。
    本書では、こうした中国に対する認識のギャップを埋めるために、その脅威も、リスクもできるだけ客観的な材料や中国人の書いた記事、論文を参考に紹介していきたいと思います。そして私たちは中国とどう向き合えば自分たちの国や企業や社会や身の安全を守ることができるのかを一緒に考えていただきたいのです。――(まえがきより)


    【プロフィール】
    福島香織(ふくしま かおり)
    ジャーナリスト/中国ウォッチャー/文筆家
    1967年、奈良市生まれ。大阪大学文学部卒業後、1991年、産経新聞社に入社。上海復旦大学に業務留学後、香港支局長、中国総局(北京)駐在記者、政治部記者などを経て2009年に退社。以降はフリージャーナリストとして月刊誌、週刊誌に寄稿、ラジオ、テレビでのコメンテーターも務める。
    主な著書に『潜入ルポ 中国の女』(文藝春秋)、『中国複合汚染の正体』(扶桑社)、『中国絶望工場の若者たち』(PHP研究所)、『本当は日本が大好きな中国人』(朝日新聞出版)、『権力闘争がわかれば中国がわかる』(さくら舎)、『孔子を捨てた国』(飛鳥新社)、『赤い帝国・中国が滅びる日』(KKベストセラーズ)、『「中国の悪夢」を習近平が準備する』(徳間書店)など多数。
    月刊誌『Hanada』、WEBニュース『JBプレス』でも連載中。
    ウェブマガジン「福島香織の中国趣聞(チャイナ・ゴシップス)」毎週月曜発行(https://foomii.com/00146)
    Twitter:@kaori0516kaori
  • 収容者数100万人といわれ、米国務省がいま世界的な人権問題として警鐘を鳴らすウイグル人の強制収容。中国はなぜ彼らを恐れるのか?

    収容者数100万人といわれ、米国務省がいま世界的な人権問題として警鐘を鳴らすウイグル人の強制収容。中国はなぜ彼らを恐れるのか? 中国共産党に忠実で、清く正しい人々。ゴミ一つ落ちておらず、スリもいない完璧な町。だが、この地のウイグル人たちをよく観察してみると、何かがおかしい。若い男性は相対的に少なく、老人たちに笑顔が見られない。観光客に接する女性たちの表情は妙に硬い。いまSF小説の世界にも似た暗黒社会が、日本と海を隔てた隣国の果てにあることを誰が想像しただろうか。さらに共産党による弾圧の魔手は、いまや在日ウイグル人にまで及んでいるという。現地ルポとウイグル人へのインタビューから浮かび上がる「21世紀最悪の監獄社会」の異様な全貌。「一帯一路」という大国の欲望に翻弄された弱小民族の悲哀が浮かび上がる。 ●序章 カシュガル探訪――21世紀で最も残酷な監獄社会 ●第一章 「再教育施設」の悪夢――犯罪者にされる人々 ●第二章 民族迫害の起源 ●第三章 世界の大変局時代における鍵――米中そして日本
  • 中国の暴走で既存の世界秩序の枠組みが終わり、新たな世界の枠組みが登場するとしたら、そこに日本はどういう立ち位置でどういう役割を担っているのか。国際秩序に一方的に組み込まれるのではなく、国際秩序を形成する側になることは考えてもみないのか。本書はけっして、中国の脅威をあおって日本人の嫌中感情を刺激する目的でまとめられたものではない。むしろ、中国の「暴走」に見える行動の裏に見えてくる世界の変化の中で日本人の認識と覚悟を問いたい、というのが私の願いだ。(はじめにより)
  • 軍事も外交も経済も、台湾も韓国も同じゲームのテーブルですべて牌であり、米中の駆け引きの材料となった。(中略)米国が国家利益第一主義のプラグマティズムの権化だとすると、中国は時に国家利益よりも為政者、共産党のメンツを優先する国でもある。だから米中の相互利益や利害対立や妥協のポイントは実は、そう単純なものではない。日本人がそういう情報や思考を共有し、日本としてどのように国際政治にプレイヤーとしてかかわっていくかを考え、世論に反映させていくことが、民主主義の国で政治家や官僚たちにしっかり働いてもらうことにつながるのだ。(はじめにより)
  • 中国共産党の第19回党大会で、習近平が徹底した共産党独裁を目指していると明らかになった。自分の姿を毛沢東に重ねる絶対的指導者として歩もうとしている次の5年は、国際社会をも巻き込む大きな悲劇をもたらすだろう。党中央の指導(=自分の意見)に抵抗するものは排除し、人民の統制と監視を強化、合弁・民間企業まで従わせ、中国の強国化、強軍化でアジアを支配。日本の安全保障や経済問題は、どんな影響を受けるのか、詳細レポート。
  • 「反グローバリズム」を標榜し、アメリカファーストで自国利益優先へと舵を切ったトランプのアメリカは世界をどう変えるのか。一方で「一つの中国」をトランプに否定された中国の習近平は、空母「遼寧」を派遣するなど警戒感を強めている。米中二大国が軍事衝突する可能性も否定できないなか、日本はこの世界の構造変化をどうチャンスに変えていくべきか。アメリカと中国に詳しいジャーナリスト二人が舌鋒鋭く政治、経済、外交問題に多角的に迫る。
  • ともに儒教を文化の基盤にしているから「中国人とは理解しあえる」と信じる日本人はいまだに多い。

    だが、習近平政権下の空前の儒教ブームは、政治に敏感な彼らの保身のための口パクにすぎず、中国人はとうに孔子を捨てていたのだ。
    「つらの皮厚く、腹黒く、常に人を疑い、出し抜くことを考え、弱いものを虐げ、強いものにおもねりながら生きていかねばならない」中国人の苛烈すぎる現実を、当代一のチャイナウォッチャーが取材。

    共産党独裁下で想像を絶する生き地獄に苦しむ人々。厳しい社会階層のヒエラルキーの中で管理、コントロールされ、言論や思想の自由も許されない大多数の国民が直面する、冷酷無比の支配システム、過酷すぎる政治権力闘争、血で血を洗う近代史をできるだけ具体的に描写。
    「実際の中国社会は儒教を建前とした残酷な世界なのだ。日本人的な甘ったるい善意や真心が中国人に通用すると期待してはいけない」
    2017年、トランプ政権とともに米中は新たな緊張関係を迎え、日本も必ず巻き込まれる。
    「日中の関係改善を期待するよりは、この残酷で腹黒い国と対峙していかねばならないことの大変さ」を覚悟する全5章。

    弱者の人権はとことん踏みにじられ、知識人への政治的迫害と拷問、臓器売買犯罪、カルト宗教がまん延する社会……凶悪事件や大事故、人民蜂起が相次ぐ中国の闇。月刊誌の名物連載、待望の書籍化!
  • 中国に、美女は多いが「悪女」も多い……。中国で悪女と呼ばれるには4つの条件があります。1、美女であること。2、才媛であること。3、世間を驚愕させる事件を起こすこと。4、政治権力とかかわりがあること。つまり美人で、頭も良くなければ悪女になれません。彼女らは、なぜ悪女になったのでしょうか? 悪女にならずには生きていけなかったからです。薄煕来の妻・谷開来、“公共情婦”李薇、ネット上の露悪女、そして江青、葉群。中国を陰で動かした悪女たちそれぞれの人生には、恐ろしいけれど、どこか物悲しさ、痛ましさを覚えます。彼女らの素顔を通じて、現代中国の本質に迫ります。
  • 元産経新聞北京特派員が描き出した「中国女」のすべて! 著者は女性の身でありながら、あるときはモンゴル人に扮してまで売春宿やエイズ村に忍び込む。あるいは華やかなキャリアウーマンの舞台裏や、反体制派ゆえに当局から激しい人権侵害を受ける女性活動家の苦悩を直視する。あまりに多様な、現代中国女性たちの人生。なぜ、中国という「苦界」で生きる女たちは、こんなにも強いのか――。かの国を深く理解するために必読の一冊。
  • 危ないのは新幹線だけじゃない! 崩落するビル、沈む道路に不動産バブルの崩壊。誰も言わなかった中国の泣き所をあらゆる角度から暴く。

    中国については、本当にさまざまなことが言われてきた。「バブルが潰れるといいながら潰れていない」「共産党の強権があればまだ経済成長は続く」「景気が悪ければお札を刷ればよい」。だが、こうした次元の話は早晩、現実を前に終焉するだろう。その現実とは「インフラ崩壊」である。2011年7月、日本の新幹線のパクリである高速鉄道が浙江省温州市で転落大破した。これが事件になったのは「たまたま自信満々で打ち上げた国家プロジェクトが事故を起こした」からで、この手のことは日常茶飯事だという。橋や道路、そしてビルさえも中国では当然のように倒壊、崩落する。そんな国で何を「売り」にして、投資を集めようというのか。周知のように中国経済は外資と公共事業頼みであり、公共事業がインフラ崩壊と不動産の下落で崩れれば、海外の信用失墜は投資減少として表れる。この国には活路がないのだ。現地を知るジャーナリストと評論家が歯に衣着せず語る。
  • 反日デモ、抗日ドラマ……。こうした連日のメディアの情報は「中国人はみんな反日だ」というイメージを私たちに植えつける。しかし、実際は「中国人は実は日本が大好き」だった。数々の具体例で既成概念をひっくり返す画期的中国人論!
  • ★上海福喜食品「期限切れ肉流用事件」を受けて、緊急出版! ★下水溝油、メラミンミルク、ニセ食品はなぜなくならないのか?★厳罰化では解決できない中国の食品工場の深い闇マクドナルドなどのファストフード業界に加工肉を供給していた上海福喜食品による「保存期限切れ肉ロンダリング」事件。超優良企業の管理システム下で、なぜこんな事件が起きたのか――。過去にも中国の食品医薬品工場では、メラミンミルクや咳止めシロップ事件、毒ギョーザ事件など、世界を震撼させる食品安全事件が相次いでいる。これらは氷山の一角で、中小工場では「下水溝油」「ニセ羊肉(ネズミ、猫)」「毒インスタントラーメン」などの信じられない食品が作り続けられている。農村と都市の格差、衛生観念の二重基準、役人の賄賂体質……など、厳罰化だけでは抑止できない、事件の背後にある「ブラックホール」を、中国の“食の安全問題”を長年取材している気鋭のジャーナリスト・福島香織氏が徹底解説する。
  • PM2.5は10年後がピーク!?さらに悪化し、その影響は日本にも!中国が直面する「都市型複合汚染」とは?「世界の工場」と化した中国で深刻化する大気汚染、水質汚染、土壌汚染…の現場にジャーナリストが潜入。その実情をリポート。
  • 自由な報道が許されない中国では、記者たちのワイロ要求や捏造記事は当たり前。一方でネットを武器に、真のジャーナリズムを模索する者も。元北京支局記者による最新報告。
  • 反日デモは一つ間違えば“革命”となりかねない。ネットがもたらす民主化の動きと“五輪後9年ジンクス”などから習近平政権の今後を占う1冊。「日経ビジネスオンライン」人気連載「中国新聞趣聞」の書籍化。
  • 『朝まで生テレビ!』出演で話題の著者による最新中国ルポ。「反日」教育、オピニオンの舞台裏と中国一般大衆の国民感情を描き出す。

    いま、中国には1980年~90年代生まれの「第二代農民工」(新生代農民工、新世代農民工)と呼ばれる若者たちがいる。親が出稼ぎ農民として都市部に来た世代で、子供である彼らは都市に住みながら「農村戸籍」のため、差別と不遇をかこっている。その数、なんと約1億人。彼らの不満や鬱屈があるとき反日デモやストライキに至ることは、2012年の反日暴動で証明された。中国ビジネスを行なう日本企業にとって、また体制崩壊の不安におびえる中国共産党にとって、いま「第二代農民工」とどう付き合うかは最大の問題である。著者はこれまで調査されなかった「第二代農民工」の現地ルポを敢行。工場で働く若い男女の「日系企業に対する愛と憎しみ」や「将来の夢」、「なぜ日系企業ではストライキが多いのか」を赤裸々に伝える。「絶望工場」とまで称される中国の生産現場では、どのような人生が繰り広げられているのか。その目でぜひ確かめていただきたい。
  • 鳥インフルエンザで混乱が続く中国。タミフルの高騰、鶏肉恐怖症の蔓延、果ては「鳥インフル詐欺」という犯罪まで横行している。しかし共産党政府に問題解決は期待できない――。

    鳥インフルエンザで混乱が続く中国。タミフルの高騰、鶏肉恐怖症の蔓延、果ては「鳥インフル詐欺」という犯罪まで横行している。しかし共産党政府に問題解決は期待できない――。気鋭のジャーナリストが暴く、中国政府の暗部。 ※本コンテンツは月刊誌『Voice』2013年6月号掲載記事を電子化したものです。

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