『齋藤希史(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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春夏秋冬を味わい、ことばの脈動を感じる――
漢詩・漢文を存分に堪能する珠玉のエッセイ。
漢字圏では、文学という語は古典と近代で意味の断絶をともないつつ、同じ語の形である「文学」がなお用いられている。その糸をたぐり寄せ、新たな視界へと導くエッセイ集。四季おりおりの話題をからめながら、ことばの交わりをたどり、漢文脈の森にわけいり、文学のありかを探る。PR誌『UP』の好評連載を書籍化。
【主要目次】
はじめに
春
霞を食らう
ともに詩を言う
双剣
年年歳歳
走馬看花
悼亡
夏
瓜の涙
斗酒なお辞せず
口福
帰省
スクナシジン
友をえらばば
秋
満目黄雲
蟬の声
菊花の精
隠者の琴
読書の秋
起承転結
冬
書斎の夢
郎君独寂寞
二人組
詩のかたち
杜甫詩注
漢詩人 -
漢文学習者必携!伝説の文法書復刊
「これに勝る漢文文法書なし」との声も高い名著を復刊。漢文の読解力を高めるには、漢字の知識に加えて、「文法」の精確な理解が必要だ。漢字の音と意味の関係や規則、文の構造、例外的な用法などについて『論語』や『史記』などの中国古典の名著から引いた1270を超える文例を用いて実践的・体系的に解説。文例をしっかり読み込み、漢字についての知識と理解を深めることで、確かな読解力を身につけよう。語法便覧、慣用句辞典としても活用できる、究極の指南書。解説=齋藤希史、校訂=齋藤希史・田口一郎 -
私たちは漢字のことをどのくらい知っているだろう。漢字はいつどのようにして漢字となり、日本人はこれをどう受けとめて「読み書き」してきたのか。そもそも話し言葉にとって文字とは何か。和語、訓読、翻訳とは? 古代中国の甲骨文字から近代日本の言文一致へ――漢字世界の地平を展望し、そのダイナミズムを解き明かす。※新潮選書に掲載の写真・図版は、電子版には収録しておりません。
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漢文との格闘が、日本の「知」を創った!
漢文は言文一致以降、衰えたのか、日本文化の基盤として生き続けているのか――。古い文体としてではなく、現代に活かす古典の知恵だけでもない、「もう一つのことばの世界」として漢文脈を捉え直す。
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