『山田智彦(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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某都市銀行の横浜・伊勢佐木町支店長に起用された小野寺卓雄(たかお)は、頭取直々に3年で貯金量を倍増せよとの特命を拝受した。行内の地位による力関係で自由自在に操られる、冷酷無残な非人間的関係。金と女と権力を巡り、野望と策略が渦巻く銀行業界の、歪んだ人間関係と内幕を、実態に肉迫し大胆に描ききった、記念碑的名作。
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バブル経済がはじけ、業界の再編・変動がはじまっている。いかに優秀な人材を集めるか……ヘッドハンターの動きは巧妙をきわめる。「W・W・R」本社の人材課課長・高村泰生は、銀行や証券会社の若手に狙いを定めた。鋭い嗅覚と型破りな手で誘いをかける。人材スカウト会社の知られざる実態を描く、経済情報小説。
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<大変な時代>を生きぬくリーダーの条件とは何か? 先行き不透明な経済・社会環境にあっては、今日の常識では対処できない。経営者の「ウラとオモテ」を見てきた著者が、逆境を克服し、組織を活性化し、事業を成功に導くには、「胆識」を身につけた経営者こそが望まれる、と説く。ユニークな実感的リーダー論。
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【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
有名銀行や証券会社の悲劇の裏では、どんなことが行われ語られていたのか。会社のスリム化や人減らしなど、不況対策は立場によりその苦労は並大抵ではない。その犠牲に泣く人もいる。今だから読みたいこの一冊!
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著名財界人が正体不明の男たちに拉致された。日本経済を操る地下組織の仕業か、海外マフィアの陰謀か。バブルに踊り疲れた明日なき日本経済の黒い断面を鋭く抉る、企業サスペンス。経済もの小説第一人者の筆が冴える。
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会社は自分を育てるコヤシだ! 現代にも通じる、時代を生き抜くための指針書。
高度成長から安定成長へ、攻めから守りの時代へビジネス社会の変貌は著しい。さらには高度情報化の変革がオフィス環境を変えている。“会社人間かマイホーム人間か”の選択は過去の神話、いまや第三の人間形成なくしてビジネスマンの未来はない。新時代を乗り切るため、新入社員ばかりでなく幹部社員にとっても必読の書。 -
ワンマン頭取同士の合併工作。だが銀行の抱える懊悩(おうのう)が大爆発!
星海(せいかい)銀行の真弓伊織(まゆみいおり)と和倉(わくら)銀行の桜田直稔(さくらだなおとし)は共にワンマン頭取として鎬(しのぎ)を削り合いながら業績を伸ばしてきた。ところが両頭取それぞれの思惑をはらんだ両行合併の話が持ち上がる。成功すれば世界第三位の大手銀行の誕生だ。だがいざ実現となると和倉側から反論が湧き、銀行内部の懊悩が炸裂(さくれつ)する。銀行マンでこそ知る内幕小説! -
就職、恋、昇進……銀行勤務の著者だから書けたビジネスマンの心情!
三宅謙一(みやけけんいち)、岡田徹男(おかだてつお)、高川明夫(たかがわあきお)が富国(ふこく)銀行横浜支店に就職して4年2カ月経(た)つ。揃って26歳。同じ業務渉外係で競(きそ)いながら、今は自分の足で歩いている。だが実態は転職を策したり、大口融資に勇んだり、恋に悩んだりの日々。やがて三人は配属が変わり新しい出発に燃えた。――銀行員の著者がビジネスマンの行き方を活写する! -
エリート銀行員がマネー戦争の舞台、シンガポール支店長に!
三愛銀行外国部の次長・伊沢有二は三十代の若さでシンガポール支店長に抜擢された。意気は大いに上がったが、そこは世界のトップバンクのマネー戦争の修羅場だった。しかもソ連のクレムリン銀行がアジア・ダラーを狙う戦略を立てている。人事の裏には政財界の思惑もあった。銀行マンならではの視点で描く国際経済小説! -
「中器晩成」型ビジネスマンの効用。示唆に富む1冊
この本のテーマは、はっきりしている。もっとも新しい人材の育成法とも考えられる“斜め型人脈”の重要性について、その考え方、アプローチ、活用法等々について、できるだけ具体的に述べてみた。斜め型人脈とは、当面の仕事には関係なく、社外の人や異業種の人と友好的な人間関係をもつことである。斜めというのは、縦と横に対する斜めであって、かんたんに言うと、自分と直接つながりのない分野の人材と知り合い、交際を持つことを指す。従来の縦型と横型の限りある人脈思考から脱却し、限りない可能性を秘めた斜め型人脈思考を持つことは、ビジネスマンとして短期間のうちに成長するもっとも確実な方法である。(本書より) -
ある銀行の70年代の姿をリアルに描く、傑作経済小説
現代の怪物企業〈銀行〉の素顔をあばくサスペンス経済小説。――この2年間、和光銀行の業績は次第に低下していた。ワンマン体制を敷いていた高齢の加藤五十八が引退し、矢野原史郎が新頭取に就任して以来のことだった。この業績不振の原因は、矢野原のなまぬるい経営方針のせいだとの噂もあり、週刊誌にも中傷記事が掲載された。これは、巨大な銀行が世間に初めて見せた“アキレス腱”でもあった!業績不振にあえぐ銀行の陰険な内部紛争と、一調査役の苦悩を鮮やかに描いた、経済小説の傑作。 -
激動する社会に適応する人間関係の知恵を説く
人を使う。そして人に使われる。好むと好まざるとに関わらず、これはビジネスマンにとって不可欠の条件である。現代は変化の激しい時代で、ものの考え方や価値基準も変わってきたし、世代間のギャップは“新人類”という言葉を生んだ。企業の側でも、従来の終身雇用制はしだいに影をひそめ、働く側でも「一生一社」という観念がなくなりつつある。人の使い方、使われ方も、時代に対応して、当然変化していかなければならない。使い方、使われ方が円滑にいっているかそうでないかで、本人にも企業にも大きな差が出るのである。――山田智彦 -
ある銀行の70年代の姿をリアルに描く、傑作経済小説
ビジネス社会でよい仕事をし、社会にも世間にも認められ、それなりの地位と待遇にも恵まれ、幸福な家庭を築き、真の生き甲斐を感じるためには、どうすればよいのか? 常に100パーセントの力を出しきってしまっては、人生の長いレースを完走できない。といって、60パーセント以下の力を出していたのでは、いつまでたってもトップランナーに追いつけない。この本では、それほど気張らずに、余裕を持って、しかし前向きに、ときには走り、ときには歩いて、「中器晩成」をものにする知恵を探ってみた。――山田智彦 -
著者は優れたモダンホラー書き手でもある。傑作5篇
妻が死んだのは、何者かの悪意のなせるわざだ、と思った。私たち夫婦の睦まじい関係に対して、何者かが嫉妬にかられたのだ。眼に見えぬ何者かに、私はひそかに復讐しようと思った。新婚生活間もなく、不慮の事故で身重の妻を喪った夫が、一周忌をすぎてもなお“死者の世界”にすむ妻の姿をもとめる不気味さを描く。表題作ほか珠玉の短編「自動車旅行」「黄色い風船」「幻の湖へ」「暗闇祭り」を収録。 -
シンガポールを舞台に国際的な銀行競争を描く長編
シンガポールに拠点をおく、ソ連の多国籍銀行〈クレムリン銀行〉は、華僑の大物実業家・啓伝虎(けいでんこ)と結び、思いきった融資政策によってここ数年、異常な業績の伸びを示している。華僑経済の世界にも、今や赤い資本が大きな波紋をまき起こしているのだ。一方、日本最大手の友井銀行も、東南アジア市場への進出を虎視眈々と狙っていた。だが、それには、ひと足先に海外進出を果たし、順調な成果をあげているライバルの富民銀行を蹴おとさなければならない。その先兵としてシンガポール支店長に選ばれた若手のホープ白石浩一の熱い闘いが始まる――“ドル”を狙うソ連の野望。華僑の恐るべき力…詳細な現地取材を基に銀行間の激烈な闘いを描く傑作経済小説。
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