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『柏井壽(新書、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~46件目/全46件

  • 京都本の第一人者が綴る、京都「食べ散歩」本の決定版! 観光客の喧騒とは無縁の、歩いて楽しい〈七つの道〉と、地元の人の舌を堪能させる、とっておきの名店をご紹介。
  • シリーズ2冊
    750(税込)
    著:
    柏井壽
    レーベル: PHP文芸文庫
    出版社: PHP研究所

    旬の食材を用いた新旧板長の料理対決を軸に、亡き父の後を継いだ若女将による京都・老舗料亭の再建を描く好評シリーズ第2弾。

    腕の立つ二人の料理人による、板長の座をかけた料理対決がすっかり定着し、評判を得た京都の老舗料亭「糺ノ森山荘」。ところが、その料理人の一人に、他店からの引き抜きの話が持ち上がる。また、従業員の嫌がらせとも思える内部告発により、保健所の査察が入るなど、次々に降りかかる難題に女将の明美は……。鴨カツサンド、鯛めし、巣籠蕎麦(すごもりそば)など、垂涎の料理の数々も楽しめる人気シリーズ第2弾。文庫オリジナル。
  • 誰もが知る京都の定番名所の知られざる物語と愉しみ方

    清水寺、南禅寺、伏見稲荷大社、上賀茂神社、金閣寺、銀閣寺……
    一度は訪れたことがある京都の名所も、
    歴史や逸話を知ってから再訪すると、違った魅力を発見できて、奥深いもの。
    京都のカリスマ案内人柏井壽が、京都の名所の、誰も知らない愉しみ方を紹介します。

    **************************
    定番中の定番、名所中の名所、京都を旅するならまずはここから、と言われる
    スポットは、どうしてもワンパターンになりがちです。

    たとえば「清水寺」だと舞台にあがって、そこからの写真を撮る。
    あるいは奥から舞台の写真を撮る。
    それでもう「清水寺」はよく分かったと思ってしまいがちです。

    あるいは「金閣寺」もそうですね。池の奥に建つ金閣に目を奪われ、
    ほかの見どころをスルーしてしまうのは、なんとももったいない話です。

    というわけで、本書は定番とも王道ともいえる名所を、
    少し違った角度からご紹介しようと思います。

    舞台だけでなく、こんな「清水寺」の見方がありますよ。
    「金閣寺」には金色に輝く楼閣だけでなく、
    こんなところもしっかり見てくださいね。そんな話です。

    もうひとつ。名所の名所たるゆえんを、
    エピソードを交えてご紹介するのも本書のポイントです。
    名所にはかならず物語があります。

    さらには「金閣寺」に対する「銀閣寺」、「清水寺」に対する「平安神宮」というように、
    名所を対比させながらご紹介するのも、新たな試みのひとつです。

    (はじめにより)

    ※カバー画像が異なる場合があります。
  • シリーズ10冊
    627814(税込)
    著:
    柏井壽
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    京都発! 思い出の「味」、捜します。

    第一話 鍋焼きうどん―― 一番おいしかったものにもう一度出会うのは難しい。
    窪山秀治は数年前に妻を亡くし、定年後に新たな伴侶と巡り会った。彼女は秀治の大好物だけうまく作れないという。
    第二話 ビーフシチュー――プロポーズされたレストランが思い出せない!?
    師走に入ると、京の都もせわしない。二人の老婦人が、55年の食を求めて看板もない食堂に入っていった。
    第三話 鯖寿司――おいしさに勝るのは、思い出というスパイス。
    総理大臣である岩倉友海が探しているのは、50年も前食べさせてもらったおやつがわりの品だった。
    第四話 とんかつ――“おいしい”の一言を、忘れる料理人はいない。
    大分でピアノ教師をしている広瀬須也子の元夫は、京都でとんかつ屋を開いていたが、余命三ヶ月だという。
    第五話 ナポリタン――おいしいものを食べると、泣けてくる。
    浜松に住む女子大生・美月明日香が探しているのは、祖父が旅行先で食べさせてくれた黄色いスパゲティだった。
    第六話 肉じゃが――男のソウルフードは、おふくろの味。
    六本木ヒルズ在住の実業家・伊達久彦は、亡き母が作ってくれた肉じゃがを食べてみたいという。
  • シリーズ11冊
    501(税込)
    著:
    堀江敏幸
    著:
    小池光
    著:
    酒井順子
    著:
    特集編集班
    著:
    三角みづ紀
    著:
    藤沢周
    他10名
    レーベル: ――

    <特集>『新・日常考―きのうまでと違うこと』
    「非日常」が私たちの「日常」を覆いつくしてから、二年余りが過ぎました。いままた恐ろしい「非日常」を告げるニュースが途切れず、不安な日々が重ねられていきます。それでも、きのうより今日を、明日こそはと願う気持ちは万国共通のはず。新・日常考―きのうまでと違うこと。「日常」を問い直し、新たな日々を編むための試みです。

    【目次】噓でもいいから/堀江敏幸、斎藤茂吉の危機と再生/小池光、離れて働く、みんなと働く/酒井順子、特集とりとめな記/   特集編集班、週末のアルペジオ/三角みづ紀、藤沢周・連作小説館⑥/藤沢周、猛獣ども/井上荒野、町田康の読み解き山頭火/町田康、しおり物語/岡もみじ、アマネク ハイク/神野紗希、兼好のつれづれ絵草紙/三遊亭兼好、漱石クロニクル―絵で読む夏目漱石の生涯―/大高郁子、楸邨山脈の巨人たち/北大路翼、Dr.よねやまの芸脳生活芸術家の生き様を医学で考える/米山公啓、江戸の愛猫/宮川匡司、気まぐれ編集後記/万年editor
  • 〈ドラマ化『鴨川食堂』の人気作家の幕末京都時代小説〉
    ほな、おこしやす。
    時代移ろう京の都――若女将・サヨの純な佇まいに惹かれ、幕末の志士が集う隠れ家料亭がある。

    作家・「下鴨茶寮」主人 小山薫堂氏推薦!

    粋を尽くした絶品料理と京の町に息づく人情。ああ、私もこんな茶屋に通いたい。―岡崎琢磨氏 作家・シリーズ「珈琲店タレーランの事件簿」

    料理を作る目的はひとえに相手の心を豊かにするため。料理屋そして京都文化を知り尽くした著者だから描けるハンナリ、ほっこりの京情緒溢れる文章の中で、そんな一番大事なことを教えられました。―森川裕之氏 板前割烹「浜作」三代主人

    風情漂う京都の町と京ことばとお料理、そして十二支巡り。これぞ京都人の小説です。―中澤めぐみ氏「大垣書店京都本店」店長

    あらすじ)
    駆け出しの落語家・桂飯朝の小噺のネタ元は、京都のとある古本屋でみつけた幕末のころの日記。『小鍋茶屋の大福帳』と題された帳面には、若女将・月岡サヨの小料理屋での出来事が絵入りでわかりやすく描かれている。おもてなしの成就を願い妙見菩薩へのお参りを欠かさない信心深いサヨの、今宵のお客は幕末明治に名を馳せたあのお方。サヨは幸運で手に入れたレシピ本〈豆腐百珍〉からとっておきの豆腐料理を披露し、お客と料理人が直に対面するカウンター式のお店にも驚かれる。しかしお客の最後の一言は、サヨにとっては意外に手厳しいものだった。麟太郎、小五郎、楳太郎、リョウさん……「お忍び」で茶屋に通う、あの志士や女たちの意外な横顔。落語の小噺をまくらに、幕末の京都でひっそり繁盛した小料理屋をめぐるペーソスあふれる感動の時代小説。(シリーズ第1作『京都四条 月岡サヨの小鍋茶屋』は講談社文庫から発売中)
  • 〈ドラマ化『鴨川食堂』の人気作家、初めての幕末時代小説〉

    土佐の楳太郎(うめたろう)に、しゃも鍋。
    薩摩の「吉(きち)さん」には、黒豚鍋。
    あの!? 傑物志士たちが登場!

    「いやもうとにかく面白い、そして何より旨そうだ! 
    幕末の京を舞台に偉人怪人相手に繰り広げられるサヨの絶品料理。
    さすがは京都の名物グルマン、調理の細部に至るまで描写と蘊蓄が完璧だ。
    料理人必読」【13年連続ミシュラン三ッ星獲得】日本料理かんだ・神田裕行氏推薦!

    幕末の京都、古寺『清壽庵』の境内にある「小鍋茶屋」は、月岡サヨがひとりで切り盛りする料理店。
    昼は行列必至のおにぎり屋として繁盛し、夜は一日一組限定の鍋料理で口の肥えた客を満足させていた。
    不穏な情勢のもと、逸品料理で心の安らぎを得た名だたる志士らがサヨに語る思いとは。
    おもてなしを極めた美味なる傑作。
  • 京都に似合うのは「喧騒」ではなく「静けさ」だ。

    コロナ渦で一変した京都の街に賑わいが戻り始めているという。
    京都が以前とおなじ「喧騒」に満ちるのも時間の問題かもしれない。
    ならば、「しずかな京都」に出会える癒やしの大人旅を提案しよう。
    生粋の京都人の著者がこっそり伝授する、
    地元の人しか知らない名所、行事や文化、美食の店をご堪能あれ。

    【はじめにより抜粋】
    京都が本来の姿を見せる場所や時間、物語をご紹介しましょう。
    春秋のトップシーズンを除けば、心静かに京都の街を愉しめるはずです。
    その代わり、と言ってはなんですが、いわゆる〈映え〉は期待しないでください。
    今話題の、とか、今人気の、や、予約困難とか行列必至といった冠詞が付くような、
    SNSで自慢するようなスポットとは無縁のものばかりですから。
    化粧を落とした素顔の、とでも言えばいいでしょうか。
    よそいきではなく、普段着の京都はこんな感じですよ。と言いたくて書き連ねてみました。
  • 京都が人を惹きつけるのは「ないものをあるように見せる力」――京都人のぞくりとするエピソードとともに底力の源泉を示す。

    コロナショック前の2019年、京都市の観光客数は5352万人。うち外国人宿泊客は380万人で、38万人だった2001年の実に10倍。なぜこの街は人を魅了するのか。京都を知り尽くす作家が、独特の魅力を創る力の正体に迫る。平安時代の遺構がほとんど残っていないのにもかかわらず古都のイメージを生み出す「イメージ力」、旅人の心に響く「言葉力」、客が店を育てる「美食力」、既存の価値あるものにちゃっかり乗っかる「便乗力」、さらに疫病や災厄に負けない「厄除力」「リセット力」……。京都人気にまつわる都人の本音も随所に飛び出す、「京都力」徹底分析エッセイ。【本書から聞こえてくる、京都人のつぶやき】●錦市場て、もともと観光客が来るようなとことちゃいまっせ ●〈一見さんおことわり〉てな店、めったにありまへんで ●最近、〈出汁巻きタマゴサンド〉を出すお店が増えましたなぁ ●「鯖寿司」って知らん間に京都の名物になったなぁ ●あの老舗料亭はんがラーメン売り出さはったんやて!
  • 知られざる京都、48の発見

    旅人にはわからない京都の奥深さが見えてくるー神社仏閣、美食、歴史など知られざる情報満載。
    生粋の京都人の著者ならではの視点で、街のいたるところに静かに眠る歴史や神社仏閣のこれまでにない姿を紹介する。散歩の道草で出会った美食の数々は、この街の食のバリエーションの豊かさを教えてくれる。鴨川のせせらぎを聞きながら眠り、寺の窓を愛で、庭を巡る。タマゴランチに舌鼓を打ち、町家の割烹で夕餉を迎える。ひとりでゆったりまわっても、家族や友人と散策しても役立つ、京都巡り48の教え。読むだけでも旅気分がたっぷり味わえる。
  • “運命が変わる”おもてなしを、あなたに。

    創業・明治三十年。老舗ホテル「京都スタアホテル」の自慢は、フレンチから鮨まで、全部で十二もある多彩なレストランの数々。

    そんなホテルでレストランバーの支配人を務める北大路直哉は、頼れるチーフマネージャーの白川雪と、店を切り盛りする一流シェフや板前たちとともに、今宵も様々な迷いを抱えるお客様たちを出迎える――。

    仕事に暮らしと、すれ違う夫婦が割烹で頼んだ「和の牛カツレツ」。結婚披露宴前夜、二人で過ごす母と娘が亡き父に贈る思い出の「エビドリア」……おいしい「食」で、心が再び輝き出す。

    『極みの京都』『鴨川食堂』でおなじみ、京都を知り尽くした著者が描くハートフルストーリー!
  • 715(税込)
    著:
    柏井壽
    レーベル: 小学館文庫
    出版社: 小学館

    東京で働いていた私が残念旅館の女将に!?

    亡き母の跡を継ぎ、東京での仕事を辞め静岡県伊東市にある「海近旅館」の女将となった海野美咲は、ため息ばかりついていた。

    美咲の旅館は“部屋から海が見える”ことだけが取り柄で、他のサービスは全ていまひとつ。お客の入りも悪く、ともに宿を切り盛りする父も兄も、全く頼りにならなかった。

    名女将だった母のおかげで経営が成り立っていたことを改めて思い知り、一人頭を抱える美咲。あるとき、不思議な二人組の男性客が泊まりに来る。さらに、その二人が「海近旅館」を買収するための下見に来ているのではないかと噂が広がり……。

    ドラマ化もされた大人気作「鴨川食堂」シリーズの著者が贈る、おいしくて元気が出る、ハートフルストーリー!

    文庫化にあたり、“今すぐ行きたい”著者厳選のおすすめ旅館を紹介する「美咲のおすすめ宿 厳選8軒」も収録!

    ※この作品は単行本版として配信されていた作品の文庫本版です。
  • シリーズ2冊
    781825(税込)
    著:
    柏井壽
    レーベル: 新潮文庫
    出版社: 新潮社

    祇園の名店『和食ZEN』の奥にある秘密の扉。『小堀商店』の入り口だ。ZEN店長の淳(じゅん)、売れっ子の芸妓(げいこ)ふく梅、市役所勤務の伊達男木原の三人は、食通として名高い百貨店相談役、小堀善次郎の命を受け、とびきりのレシピを買い取るため、情報収集に努めている。そして今日も腕利きワケありの料理人が現れて――。京都と食を知り尽くす著者が描く、最高に美味しくてドラマチックなグルメ小説。
  • 「鴨川食堂」著者が贈るシリーズ!

     京都にまつわる不思議な体験、してみませんか。
     英国人ミステリー作家のカール・エビスは、京都にある名門・京洛大学に招かれ、教鞭を執っている。次回作執筆の参考にと、講義がない日には助手の九条葵と京都の街を練り歩き、日々創作の種を捜している。
     まだ京都へ来てから日が浅いカールを驚かすのは、京都ならではの不可思議な出来事だ。時間や空間の概念などないかのように、安土桃山時代の逸話〈宗旦狐〉の母狐が化けた女性の姿を見かけたり、〈六道の辻〉の案内人である年齢不詳の老婆と出会ったり。京都人らしい、気遣いができるも小言を言わねば気が済まない性格の葵に振り回されながら、行く先々で、カールは科学で解明できない出来事に遭遇する。
  • シリーズ2冊
    600611(税込)
    著:
    柏井壽
    レーベル: PHP文芸文庫
    出版社: PHP研究所

    ふだんは老舗料亭のさえない主人でも、ひとたびカメラを持てば……。美食の写真家・金田一ムートンが京都を舞台に様々な謎を見事解決!

    彼のカメラに写るのは、四季の風景と美味しいもの、そして迷える人の心……。『鴨川食堂』で人気の著者による京都の名所、グルメ情報満載の新スタイル小説誕生! 京都の老舗料亭〈糺ノ森山荘〉の八代目当主・朱堂旬は、ふだんは冴えない風貌で、自転車にまたがる姿はどうみても下働きの従業員。ところが彼は、人気写真家・金田一ムートンというもう一つの顔をもっていた――。秋の大原、どこか寂しげな着物姿の女性が向かうのは山中の来迎院。彼女にカメラを向けたムートンがファインダー越しに見抜いた真実とは?
  • 「通り」で歩くと、京都の知らない顔が見えてくる。三条通、丸太町通など東西の通りを、名所から歴史、ツウだけが知るお店まで徹底ガイド。

    「通り」は京都人の暮らしに深く根付いている。見知らぬ場所でも、通りの名前を告げるだけで、誰でもその場所にたどり着くことができる。また、「丸竹夷二押御池」で始まる京都の「通りうた」は京都人なら誰もが子どもの頃に覚える歌だ。本書は通りごとに洛中の名所・名店を紹介する、「通り歩きを愉しむためのガイド」である。本書を片手に通りをそぞろ歩けば、知られざる寺社、京都人に愛される隠れた美味、異界に迷い込んだような路地など、様々な旅の愉しみを発見できるはずだ。それは、通り歩きでしか出逢えない「素顔の京都」に違いない。生粋の京都人が教える、名店・名所188を紹介。 【第一部 丸太町通から御池通まで】丸太町通/竹屋町通/夷川通/二条通/押小路通/御池通 ●夷川通はランチの宝庫 ●人気を集めるみかね神社 ●大晦日にぐるりと回転する、神泉苑の祠 【第二部 姉小路通から錦通まで】姉小路通/三条通/六角通/蛸薬師通/錦小路通 ●老舗・俵屋のティーサロン ●北大路魯山人が手がけた看板 ●龍馬ゆかりの神社 【第三部 四条通から五条通まで】四条通/綾小路通/仏光寺通/高辻通/松原通/万寿寺通/五条通 ●繁昌神社と班女塚 ●あの世とこの世の境目・カレーラーメン ●京都で最少? 小さな洋食屋さんのオムライス 【番外編・正面通】●京都にも大仏があった? ●見逃せない名園・渉成園 ●東本願寺の「お買い物広場」
  • 836(税込)
    著:
    柏井壽
    レーベル: 幻冬舎新書
    出版社: 幻冬舎

    雅で煌びやかな反面、寂しさや侘しさを内包している京都――。平清盛に心変わりされた祇王が出家した「祇王寺」、愛する男と生きるためすべてを捨てた遊女の眠る「常照寺」ほか、千二百年の歴史を持つ都には、悲話の残る小さな寺社が多い。また、朝陽に照らされた東寺五重塔、大覚寺大沢池の水面に映る景色、野宮神社の“黒い”鳥居など、街中で、ふと足を止めて見入ってしまう物悲しい光景にもたびたび出会う。綺麗、楽しい、美味しいだけじゃない、センチメンタルな古都を味わう、上級者のための京都たそがれ案内。
  • 京都ほど四季折々の変化、美しさを楽しめる土地はない。二十四節気それぞれの草花、伝統行事、食材、観光スポットをたっぷり紹介する。

    二十四節気とは、1年を春・夏・秋・冬の季節に分け、それぞれをさらに6分割して24の期間に名前をつけたもの。「立春」「春分」「立夏」「大暑」「冬至」「大寒」……。日本人はこうして、日々の自然の変化を見つめつづけてきた。そして、四季の変化が豊かな日本のなかでも、京都ほど四季折々の美しさを味わい、楽しめる土地はない。京都人は、二十四の季節の変化に沿った年中行事や風習とともに、風雅な暮らしを楽しむ工夫や知恵をこらしてきたのである。本書は、二十四節気ごとにその季節の意味合い、どこが見頃か(伝統行事、祭り、寺社仏閣などの観光スポット)、何を食べるか(食材、和菓子)、その時季に歩きたい道、訪ねるべき店と場所のなかから、特におすすめしたいものを、選りすぐって紹介する。京都旅の究極のガイドブックである。
  • シリーズ3冊
    1,1551,320(税込)
    著:
    柏井壽
    レーベル: ――
    出版社: 淡交社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。―夏の京都は暑い、けど美味い―盆地ならではの蒸し暑さを発揮する京都の夏。暑くて暑くてとてもじゃないが観光なんて、と思っている人も多いはず。しかし、夏の京都は実は美味しいものであふれています。本書では、鮎や鱧、鰻にはじまり、旬の野菜・賀茂なすや万願寺とうがらしなど、食欲のなくなる夏だからこそ食べたい辛いものやスタミナ料理、ひんやり冷たいお菓子まで、夏にしか味わえない京都の美味しいものを店ごとに約50軒紹介します。京都生まれ、京都在住の著者が、普段から愛用する「京都らしい」店を厳選し、生粋の京都人だからこそ書ける臨場感あふれる文章でその魅力を伝えます。夏の京都には、観光客でにぎわう桜・紅葉のシーズンには味わえない静かで贅沢なひとときが待っています!
  • 858(税込)
    著:
    柏井壽
    レーベル: 光文社新書
    出版社: 光文社

    「美味しいものを食べることと、グルメという言葉のあいだには、おかしな距離ができてしまった。」(「はじめに」より)。「おまかせ料理」という名の「お仕着せ料理」をありがたがる“自称グルメ”、味よりもインスタ映えを気にする客と店、料理人を愛称で呼んで馴れ合うブロガー、予約の取れない店自慢……。今のグルメ事情はどこかおかしい――。25年以上食を語ってきた著者による、忖度なしのグルメ批評!
  • 今も昔も、権力者や成功者は京都が好き。本書は歯科医、累計15万部超『鴨川食堂』を書く小説家、京都のカリスマ案内人としての顔をもつ柏井壽さんの「できる人」になるための京都本。「違いのわかる人」が行く場所、選ぶ店を徹底紹介。
  • 治安もよく、観るべきところも多くあり、何よりひとり旅が最もよく似合う京都。京都ひとり旅は増えるいっぽうだ。ときどき居酒屋のカウンターなどで隣り合わせることがあり、京都ひとり旅話に花が咲くのだが、そんなときに決まって話題になるのが、京都おひとり晩ごはん。(中略)京都でおひとり晩ごはんはハードルが高い。身をもって実感し、ひとりでも気持ちよく迎え入れてくれる店を探し続けた。(「はじめに」より)
  • 観光地化された京都には、京都っぽいものが溢れており、本当の京都はないと著者は憂う。古き良き京都らしさが残っているのは、地元民の生活感が漂う、大通りから一本入った路地裏の細道。そこを歩けば、地元民が参拝に通う小さな寺社や、昔からの言い伝えが残る不思議スポット、多店舗展開しない漬物の老舗、一子相伝の和菓子屋、舞妓さんが通う洋食屋、京風料理ではなく本当の京料理を出す和食店……に出会える。京都に生まれ育ち、歩き尽くした京都のカリスマが、「本当は教えたくない」とっておき情報を紹介。
  • 京都路地裏にある「ジャスミン荘」は、居酒屋や喫茶店が軒を連ねる昔ながらの長屋。摩利が大家さんになってから、住人は路地入口の伝言板に毎日メッセージを書く約束なのだが、ある朝、ひとつ空欄が。部屋を訪ねると、中に死体!?この長屋は私が守る! 居酒屋店主の絶品料理と、イケメン刑事の笑顔をエネルギーに、摩利は果敢に謎解きに挑む。
  • 857(税込)
    著:
    柏井壽
    レーベル: 幻冬舎新書
    出版社: 幻冬舎

    近年、穴場的な「隠れ名所」が注目されがちな京都。だが、京都を愉しむなら、まず「定番」を押さえたい。誰もが知る名所・名店・祭事でも、その成り立ちや、今に至る歴史の流れまで知る人は少ない。名刹の背後にある物語、「京都風」でない真の京料理を守り続ける料理人の心意気、都人の春夏秋冬の愛で方、花街のルールなどについて知ると、京都の奥ゆかしさや美しさの理由が分かる。この街で生まれ育った著者でさえ、定番を改めて辿ってその奥深さに驚愕した。数多の情報に振り回されず、本当の京都を知るための究極のガイド。
  • 275(税込)
    著:
    柏井壽
    レーベル: 幻冬舎plus+
    出版社: 幻冬舎

    初心者も、リピーターも、もう迷わない。
    紅葉の秋、食欲の秋に、生粋の京都人が選ぶ“とっておき”。

    <紅葉の定番>
    茶心のもみじ道――今宮神社から清明神社へ
    『源氏物語』ゆかりのもみじ巡り――上賀茂神社から廬山寺へ
    東山の隠れもみじ――赤山禅院から長楽寺へ

    <和食の定番>
    「京」と名の付く店には注意
    料亭と割烹――「祇園丸山」と「草喰なかひがし」の場合
    八十有余年、食通たちが足を運んだ割烹の原点「浜作」
    雅な京料理を弁当で手軽に味わう

    ※本作品は、『京都の定番』の一部を抜粋し再構成したものです。
  • 生粋の京都人にして、
    京都を舞台にした小説家・名エッセイスト――
    京都をテーマにしたテレビ番組や雑誌の監修も多数務めている京都の達人が、
    旅行者が“迷うポイント”“究極の悩み”をスッキリ解決!
    “損しない”ためのNO.1京都ガイドです!
    行くなら――「夏」「冬」?
    移動手段は――「地下鉄」「バス」?
    京料理を食べるなら――「割烹」「料亭」?
    道の風情を愉しむなら――「小路」「路地」?
    街中を散策するなら――「鴨川堤」「京都御苑」?
    ひと休みするなら――「コーヒー」「日本茶」?
    宿泊するなら――「旅館」「ホテル」?
    おいしいお店へ行くのに――「並ぶ」「並ばない」?
    「どっちがいいの!?」がなくなる――
    旅行者はもちろん、地元人も必携の1冊。
  • 京都人普段使いのうどん屋さんから、舞妓ちゃん御用達の洋食堂まで、京都案内のカリスマが、ぜったい美味しい京の食堂48店を紹介。

    京都には和食をはじめ、洋食、中華、そして各国料理など、美味しいお店が数えきれないほどあります。「京都で美味しいものを食べたい」と、食を目的に京都へ旅する人も少なくありません。とはいえ、前もって予約を入れるのは面倒だし、ガイドブックに載っているような評判の店で長蛇の列に並ぶのも億劫。街歩きの合間にふらりと立ち寄り、安くて美味しい食事に出合えたら――そんなワガママな願いをかなえてくれるのが京の「食堂」です。一見さんではちょっと入りにくい、京都人が普段使いしているうどん屋さんをはじめ、舞妓ちゃん御用達の洋食堂、京都ならではの中華食堂や軽食が美味しい喫茶店など、京都案内のカリスマが市内をくまなく歩いて見つけた48店舗を、著者おすすめのメニューとともに紹介します。「待ち時間ゼロ」で美味しさに出合える! そんなしあわせ気分を京都で味わいませんか?
  • 京都・広沢池で起きた殺人事件。写真家・星井裕が名推理を発揮し、事件解決に立ち向かう。ミステリー小説初の旅のガイドコラム付き。

    桜が咲き誇る広沢池の畔で、八重桜の樹の枝に吊り下がった日本画壇の重鎮・植山小堂の死体が発見された。現場に残された椅子・ライターは本事件を解くカギとなるのか。警察の捜査が進む中、一人の容疑者が行方不明に……。なぜ、植山は殺されなければならなかったのか。その謎解きに、京都取材を得意とするプロカメラマンにして美食家、そして名探偵である星井裕が、元妻である京都府警の安西美雪警部補とともに挑む。京の名所や美味満載で、推理をしながら、この一冊であなたも京都通になれる! ミステリー小説初の旅のガイドコラムと、事件のストーリーを追える京都マップ付き。『京都嵐山 桜紋様の殺人』を改題・再編集。
  • 千年の都はややこしいけど美しい。カリスマ案内人にして生粋の京都人である柏井壽さんが、京都の心を味わえる「ツボ」を紹介し、それらを愉しむことができる旅を提案します。混雑を避けて美しいさくらやもみじを堪能するこつ、花街に洋食屋さんがある理由、「祇園」をめぐる京都人の会話の妙、鬼門の鬼を封じ込める猿のこと、「ろれつ」という言葉の由来などなど。描かれているのは、季節のうつろいを愛おしみ、人との距離を大切にした暮らし。今も訪ねることができる不思議な物語があった場所。そして京都人が好きな、だからこそ旅行者にもおいしい食事のこと。――つまり、千年の都に潜む、識られざる面白いことや素敵なこと。京都通でも驚くような、古都の奥深さに魅了される本です。読めばたまらなく京都に行きたくなります。人気イラストレーター柳智之さんによるイラストも満載。ページをめくるのも愉しみです。また、地図、モデルコース、お寺やお店の情報も掲載。ガイドブックとしても使うことができます。
  • 料理から土産物まで素敵なものでいっぱいの京都。でも、気になるそのお値段は? 京都を知り尽くした著者がお値打ち情報を紹介。

    【食べる、買う、観る……とっておきの京都、50選】せっかく京都を訪れるならば、旅を最大限に楽しみ、このまちの深みに触れたい。それには、一体どのくらいのお金が必要なのか? 本書では、京都を知り尽くした著者が、真に価値ある50の「もの」や「体験」の値段を紹介する。その中で浮き彫りになるのは、京都というまちの奥深い魅力だ。京都旅をしあわせなものにしてくれるガイドブックとして、本当の京都を知るためのエッセイとして、必携の一冊。【内容例】◎「長久堂」の桜干菓子 60円◎「知恩院」の七不思議 400円◎「末廣」の蒸し寿司 1,600円◎「竹又 中川竹材店」の竹細工体験 3,500円 他
  • あるときは豪華客船で、あるときは各駅停車で、あるときは高級旅館で、あるときは安ビジネスホテルで――。一年の大半を旅に費やす著者が明かす、ひとり旅の極意とは?
  • 京の路地裏、隠れた名刹、お手頃ランチ、ひとりで行ける割烹に、手軽な宿。ひとり旅だからこそ楽しめる、そんなスポットを紹介。京都通になれる市内詳細地図、店舗リスト付き。
  • 秋と言えば、京都。京都と言えば、秋。混雑する京都で、いかに自分だけの秋を愛でるか? 紅葉の穴場、月見の庭園、近江三山の名寺院などを巡りつつ、一度は行きたい名割烹の鱧や、お米屋さんの絶品ハンバーグ、焼き芋、甘栗などのB級グルメにも舌鼓。誰でも泊まりやすい宿坊での、のんびり過ごし方も教えます……絶対行きたくなる情報満載。京都を知りつくす著者が、広告付きの観光ガイドと一味違う楽しみ方を提案します。【光文社新書】
  • やはり、京都のベストシーズンは春。暖かな一日、桜の名所を巡りながら花見弁当、春の和菓子。夜は一献。身も心も桜色に染まる特別な旅は、すぐここにある。シリーズ完結編。
  • 歩いて愉しい街の日本一は、やっぱり京都だ。七不思議のある通り、由緒ある寺の面白い逸話、路地裏にひっそりと佇む祠やお地蔵さん。鄙びた地に建つ、さほど名の知られぬ社ひとつでも、多くの見どころや逸話、伝承が残されている。出来ることならおひとりで歩き、思う存分疑問を持ち、つぶさに見て欲しい。一度に歩くのでもよし、何度かに分けて歩くのもよし。歴史に思いを馳せ、美味しいものに出会う散歩道。
  • 冬は、京都の「素っぴん」の魅力を味わう絶好の季節。都人が大切にする正月の行事を覗き見し、大通り沿いにひっそり佇む名店を訪ねる。京の四季を味わうシリーズ充実の第三弾。
  • 涼しい山中の寺院を訪ね、ご神水でのどを潤し、名店の鮎に舌つづみ、琵琶湖でクルーズ――思いがけない「夏」の魅力満載の本格ガイド。四季ごとに京都を巡るシリーズ第一弾!
  • 近年、外国人旅行者や買い物客でますます京都の街中はごった返すようになった。そこでぜひ、次の旅では、賑わい溢れる中心部から少し離れてみてはいかがだろう。京都は広い。街歩きの起点を変えるだけで、静かな穴場スポットをたくさん見つけることができる。洛北・大原、金閣寺からの洛中歩き、元気な商店街の面白ストリート、旧市街のような京都駅の南側など、半日ばかり費やして歩いてみたい五つの道を案内する。
  • 869(税込)
    著:
    柏井壽
    レーベル: 光文社新書
    出版社: 光文社

    「ニッポンを、知る旅は宿にあり!」年間、全国津々浦々の旅館やホテルに250泊する著者が選ぶ、温泉、絶景、美食の宿100軒。手軽に泊まれるビジネスユーズの贅沢ホテルから、お籠りリゾート、新スタイルの日本旅館、伝統息づく軽やかな老舗まで、泊まって良かった宿のみしか載せていません。地域ごとにおすすめ宿を紹介しているので、ふとどこかに行きたいと思い立った時に使える完全保存版。もう宿選びには困らない。
  • 麺、ごはんもの、駅弁、居酒屋。全国の有名店・老舗の名店から知られざるローカルグルメまで、柏井壽が実際に食べ歩いて見つけた83店を厳選。地方都市の情報を主に紹介しているので、出張、一泊旅行で「何食べよう?」と迷った際にも使える情報満載! 基本的にひとりでふらりと入れるお店が中心だから安心。ついでにおすすめホテルまで紹介しています。詳細な店舗リスト・地図つきなので、街歩きのお供にぜひ一冊。
  • アレが食べたいと思ったら、いても立ってもいられない! 食べることに異様な執念を燃やす著者が、今日は長崎でトルコライス、明日は金沢で鮨と、ひとり日本全国を食べ尽くす。
  • 生粋の京都人が伝授する、「京都の旅」成功の秘訣。季節ごとに雑誌やテレビで特集され、多くの観光客が訪れる京都。でもほとんどの人々は、その本当の愉しみを知らずに帰ってしまう……。

    生粋の京都人が伝授する、「京都の旅」成功の秘訣。季節ごとに雑誌やテレビで特集され、多くの観光客が訪れる京都。でもほとんどの人々は、その本当の愉しみを知らずに帰ってしまう。「京都人は店でおばんざいなど食べない」「一見さんお断り、なんて普通はありえない」「『祗園』や『町家』への過剰な幻想は捨てよう」……。生粋の京都人による京都案内の決定版。最新データに改訂した文庫版から電子書籍化。
  • 路地をぶらりと歩き、自然を愛で、寺社を参詣し、美味しいものを食べる。そんな京都で至福の時を味わう愉しみ方を生粋の京都人が紹介。

    京都には「しあわせ」が溢れている――京都に生まれ育った生粋の京都人である著者が、京都を歩いてみた実感である。京都人でも、京都が大好きで何度も訪れているリピーターでも、おそらく気付いていない、もしかしたら、見逃しているかもしれない、京都のそこかしこに潜んでいる、至福の境地を味わえる五十の「しあわせ」を惜しげもなく紹介。京都を愛し、京都の街をくまなく歩いている著者だからこそ、気付けた「しあわせ」の数々。風景あり、食あり、体験あり。ガイドブックには載っていない、京都のしあわせ旅が体験できる。本書を手に、ぶらりと京都の街に出かけてみよう。きっと、あなただけのしあわせも見つかるに違いない。
  • 旅をするのに宿の手配は欠かせませんが、「宿選びに間違って、旅行気分が台無しに」「休みのたびに、どこに泊まろうかと悩む」などなど、苦労や失敗談は多いもの。でもそんなこと、もう今後あり得ません! 年間二百五十泊以上の旅をする著者が選ぶ、温泉、絶景、美食を誇る日本のゴクラク湯、北から南、東から西へ、八十八の宿を厳選!
  • ランキング本は、百害あって一利なし!/野菜がそんなにエライのか/客が料理人に媚を売ってどうする/“遅い、高い、少ない”蕎麦屋が人気の理由/“塩信仰”が、料理人を鈍らせる/正月三が日、和食以外は禁止!/ラーメン崇拝主義に喝/やわらかいは、食の褒め言葉ではない/「一見さんお断り」の本当の意味/それは、褒め言葉ではない/錦市場が屋台市場に成り下がった日/“大丸さんの紙袋”が教えてくれたこと

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