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GWコイン大還元祭

『塩田潮(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~26件目/全26件

  • 2024年2月、日経平均株価が34年ぶりに史上最高値を記録。更新前の過去最高は「バブルのピーク」の1989年12月だった。バブルはなぜ80年代後半に膨張し、90年代前半に崩壊したのか。「経済大国日本」は幻だったのか。バブル時代の政治、経済、財政、金融の軌跡、「熱狂と陶酔」に踊った人たちの人間模様など、「バブルのリアル」の全貌を描いたノンフィクション。

    【目次】
    序 章  バブルの興亡
    第1章  熱病と業病
    第2章  日米金融摩擦
    第3章  中曽根民活
    第4章  長期低金利
    第5章  ブラックマンデー
    第6章  証券の腐食
    第7章  アメリカ買い
    第8章  財テクブーム
    第9章  踊るマネー
    第10章  平成元年の変
    第11章  バブルつぶし
    第12章  危機の幕開け
    第13章  銀行の転落
    第14章  大蔵省の綱渡り
    第15章  神話崩壊
    第16章  A級戦犯
    終 章  バブルの教訓
    主な参考資料(五十音順)
    電子版の発行に当たって
    著者紹介
  • シリーズ13冊
    440(税込)

    日本社会の表裏に特異な足跡を残した昭和の「巨象」を検証して描写した人物シリーズ

    シリーズ第1弾。1955年にマンモス政党「自由民主党(略称・自民党)」を作った人物の素顔を追跡。

    <目次>
     保守結集の爆弾発言
     鳩山一郎の盟友
     吉田打倒の鬼
     不倶戴天の敵
     やじ将軍
     「めかけは五人」
     犬猿の握手
     保守合同の立役者
     主な参考資料
     電子版の発行に当たって
     著者紹介
  • 「憲法」「安保改定」「専守防衛」「非核三原則」「防衛費1%枠」「尖閣問題」「集団的自衛権」から岸田政権の「三文書改定」まで、防衛政策の攻防と決定の軌跡を描く。取材期間37年超の力作!
  • 省庁大再編をめぐる政治と官僚機構のドラマ、その背景、舞台裏を追跡・検証したノンフィクション大作

    1996年1月に政権の座に就いた橋本龍太郎首相が、その年の10月に衆議院議員総選挙を実施したが、その約40日前、行政改革プランの柱として「省庁半減」を打ち出した。そこから、98年6月の中央省庁等改革基本法の成立を経て、7月の橋本首相退任と小渕恵3内閣の発足、小渕政権での99年7月の省庁改革関連法成立の後、次の森喜朗内閣で2001年1月に新省庁体制がスタートするまでの動きを活写。

    <目次>
    序 章  二〇〇一年一月六日
    第一章  攻防・省庁改革
    第二章  内閣府
    第三章  財務省
    第四章  経済産業省
    第五章  国土交通省
    終 章  日本は変わるか
    主な参考資料
    電子版の発行に当たって
    著者紹介
  • 現職で死去した大平正芳氏と意識不明だった小渕恵三氏を除く23例の引き際と辞め方からトップリーダーの本質を探る。

    田中角栄首相の時代から50年、首相辞任は、菅義偉前首相の降板まで計25回。退陣劇は引責、失脚、投げ出し、勇退など十人十色だが、制度上、「任期」がない日本の首相は、いつどんな場面で辞めるか、最終的に自己判断が不可避だ。結果、辞め方に首相の素顔と個性が表れる。

    【目次】
    序  章  首相の本質は辞め方に表れる
    第一 章  田中 角栄  パワフル宰相はなぜコケたか
    第二 章  三木 武夫  「降ろし」をけ散らす無双のねばり腰
    第三 章  福田 赳夫  「大福密約」の果てに
    第四 章  鈴木 善幸  「首相は誰でも勤まる」を教える
    第五 章  中曽根康弘  針の穴を抜けて一年延長
    第六 章  竹下  登  「消費税・リクルート・平成改元」で幕
    第七 章  宇野 宗佑  醜聞と参院選大敗で嵐の六九日
    第八 章  海部 俊樹  「たなぼた首相」の奮闘と末路
    第九 章  宮沢 喜一  「うそをついたことがない」が命取り
    第一〇章  細川 護煕  「殿」の打ち上げ花火
    第一一章  羽田  孜  不信任案可決で総辞職選択の怪
    第一二章  村山 富市   「辞めたい」「辞める」で五六一日
    第一三章  橋本龍太郎  政策通がはまった落とし穴
    第一四章  森  喜朗  「うれしがり首相」の無神経発言
    第一五章  小泉純一郎  「退陣予言」貫徹の型破り
    第一六章  安倍 晋三(第一期)  「促成栽培」の早すぎた出番
    第一七章  福田 康夫  「首相二代目」の無欲と無力
    第一八章  麻生 太郎  「みぞうゆう」の大敗で終演
    第一九章  鳩山由紀夫  「宇宙人」から「幽霊」へ
    第二〇章  菅  直人  退陣表明後の居座り新記録
    第二一章  野田 佳彦   消費税増税で突進して自爆解散で沈没
    第二二章  安倍 晋三(第二期)  二回目も「体調不良」辞任の最長首相
    第二三章  菅  義偉   「不敗の仕事師首相」がはまった落とし穴
    終  章  出処進退に見るリーダーの正体
    主な参考資料(五十音順)
    電子版の出版に当たって
    著者紹介
  • 「70年万博」の絶頂、共産党府政、ノック・女性知事時代、橋下・維新の登場、松井・吉村体制へ……
    実力派作家が多くの関係者証言から描く、大阪政治の軌跡と挑戦


    大阪万博が開催された七〇年前後の時代が「商都・大阪」の経済のピークであった。以後、大阪経済は全体として低迷と衰退の道をたどる。大阪経済の沈滞と大阪府や大阪市の財政の危機的状況を目の当たりにして、大阪で新しい政治運動が始まった。二〇〇八年二月、弁護士の橋下徹が大阪府知事として登場する。それから一四年余、盛衰と浮沈を繰り返しながら、政党・維新は何とか生命力を保持し、「冬の時代」をくぐり抜ける。二一年一〇月の衆院選で大躍進を遂げ、生き残りと同時に、新型の政治勢力として存在感を示して現在に至っている。本書では、「戦後大阪の絶頂」といわれた一九七〇年万博から、バブル崩壊とその後の「失われた三〇年」を経て、二〇二二年の現代まで、「戦後商都興亡史」の軌跡を再検証しながら、「大阪政治五〇年」の攻防の歴史を追跡した。(序章より抜粋)

    〈本書の目次〉
    序 章 戦後大阪政治の攻防
    第一章 「2025大阪・関西万博」の誘致成功
    第二章 絶頂の「1970年大阪万博」
    第三章 黒田共産党府政
    第四章 関西国際空港建設
    第五章 政治家・塩川正十郎
    第六章 バブルと五輪挑戦
    第七章 ノックと初女性知事
    第八章 橋下徹の実験
    第九章 大阪都構想の誕生
    第一〇章 維新・冬の時代
    第一一章 松井・吉村体制
    第一二章 維新大躍進
    終 章 大阪は燃えているか
  • なぜ同じ過ちを繰り返すのか?「大破綻」の深層に迫る著者入魂のノンフィクション大作

    第1次大戦後のバブル崩壊で、日本経済は10年以上の大不況に突入した。その過程で、何回も改革が試みられたが、いずれも失敗に終わった。平成バブルの70年前の大正バブルの危機はあまりにも現在のこの国の姿に酷似している。大正バブルから昭和恐慌への流れを丹念に追い、現代への教訓を探る。

    【目次】
    序 章 三人の蔵相
    第一章 七〇年目の危機
    第二章 大戦景気
    第三章 大正バブル
    第四章 バブル破裂
    第五章 反動不況
    第六章 大震災発生
    第七章 「改革」の季節
    第八章 総行き詰まり
    第九章 金融恐慌
    第十章 超緊縮政策
    第十一章 昭和恐慌
    終 章 教訓
    主な参考資料
    本書の刊行に当たって
    著者紹介
  • 「大阪都構想」を掲げて誕生した地域政党「維新」。党勢を拡大して国政にも進出、いまや政界再編の鍵を握る政党の正体を探る。
  • 【バブル崩壊からコロナ禍まで歴代宰相が直面した危機の連鎖!】

    危機は「裸の首相」の映し鏡である。
    時代は変わった。世界は一変した。
    新型コロナウイルスの蔓延が中国・武漢市で広がったのは二〇一九年晩秋からだった。その後、二年にわたってコロナ禍により「新しい生活様式」を強いられ、まっとうな日常や仕事を奪われる、と当時の日本人の誰が想像したか?
    本書は後藤新平や高橋是清ら歴史上の「危機のリーダー」が直面した超克史を教訓に、歴代政権と宰相の決断の時を問う!

    〈本書の内容〉
    序 章 後藤新平と高橋是清
    第一章 コロナショックと安倍晋三
    第二章 コロナ危機と菅義偉
    第三章 バブル崩壊の深層
    第四章 阪神・淡路大震災と村山富市
    第五章 一九九七年金融危機と橋本龍太郎
    第六章 リーマンショックと麻生太郎
    第七章 東日本大震災と菅直人
    終 章 危機の権力者

    〈本書の特長〉
    ・バブル崩壊からコロナ禍まで、約30年間の国家的危機に、歴代宰相と政権が下した判断は正しかったのか徹底検証
    ・歴代総理、時の政権最高幹部独占取材インタビュー掲載

    〈著者プロフィール〉
    塩田潮(しおた・うしお)
    1946年高知県吾川郡いの町生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。雑誌編集者、記者などを経てノンフィクション作家に。『霞が関が震えた日』(講談社文庫)で第5回講談社ノンフィクション賞を受賞。主な著書に『日本国憲法をつくった男 宰相幣原喜重郎』『田中角栄失脚』『東京は燃えたか』(以上、朝日文庫)、『憲法政戦』『辞める首相 辞めない首相』『内閣総理大臣の日本経済』(以上、日本経済新聞出版社)、『密談の戦後史』(角川選書)、『まるわかり政治語事典』『内閣総理大臣の沖縄問題』(以上、平凡社新書)などがある。
  • 自由民主党の大物国会議員に仕えた秘書の生態、裏表、哀歓を活写した政治ノンフィクション。章ごとに秘書を紹介。

    目次
    序 章 二人の秘書出身首相
    【登場人物】 宇野 宗佑/海部 俊樹
    第一章 最強官房長官
    【登場人物】 菅 義偉
    第二章 秘書たちのリクルート事件
    【登場人物】 上和田義彦/岩松 睦美/筑比地康夫/清水二三夫/服部 恒雄/ 徳田 英治
    第三章 首相の金庫番の死
    【登場人物】 青木 伊平
    第四章 闇将軍の影法師
    【登場人物】 榎本 敏夫/早坂 茂三
    第五章 キングの郎党
    【登場人物】 本間 幸一/佐藤 昭/曳田 照治
    第六章 影の軍団
    【登場人物】 稲葉 澄雄/大津 正
    第七章 帰らざる青雲
    【登場人物】 中川 一郎/鈴木 宗男/岩元 力
    第八章 悲哀の戦略
    【登場人物】 伊藤 昌哉/楠田 実/中村慶一郎
    終 章 黒子たちの政権党
    【登場人物】 依岡 顕知/佐藤 春重
  • 「安保宰相」の波瀾の生涯を描く

    安倍晋三が「政治の師」と仰ぐ祖父の岸信介は、A級戦犯容疑者の烙印を押された人物。
    なぜ、戦後10年余りで最高権力者の地位まで昇り詰め、日米安保改定に執念を燃やしたのか。

    【目次】
    プロローグ 長い残照
    第1部 「妖怪」誕生
    第2部 大生還
    第3部 鷹の選択
    第4部 安保に死す
    エピローグ 「不死鳥」の昭和史
    取材協力者一覧
    主な参考資料(五十音順)
    電子版の発行に当たって
    著者紹介
  • 金・ドルの交換停止——日本経済が凍りつくようなニクソン・ショックが突如日本を襲った。
    大蔵省を筆頭に政府官庁・日本銀行をはじめ、都市銀行、証券、商社はいかなる対応したのか。
    戦後経済史最大の謎とされる通貨戦争の内実を徹底取材によってはじめて明らかにした講談社ノンフィクション賞受賞作品。

    <目次>
    プロローグ
    第1章 開戦
     息をのんだ佐藤首相
     キャンプ・デービッドの密議
     東京への第一報
     事前通知か事後通知か
    第2章 衝撃
     狼がやってきた朝に
     ワシントンからの電話
     パニックは見舞ったのか
     幻の円切り上げ作戦
     「今日はとりあえず開けておこう」
     苦悩の丸卓会議
    第3章 裁断
     市場閉鎖説
     最高作戦会議
     「野中の一本杉」のなぞ
     平価は陛下なり
     「柏木天皇」の逆説
     「こぶ」という名のアキレス腱
    第4章 攻防
     緊急経済閣僚協議会
     大蔵省首脳リーク事件
     リーズ・アンド・ラグズ
     嵐に揺れる産業界
     沖縄の苦闘
    第5章 戦場
     苦戦続ける銀行
     第一銀行の綱渡り
     過剰流動性と狂乱物価
     密使パリに飛ぶ
     ワシントン郊外での説得工作
     大蔵大臣への建白書
    第6章 撤退
     御前会議
     ホール・イン・ワン
     大蔵省対日本銀行
     氷川寮の秘密会談
     天皇内奏問題
    第7章 陥落
     父子二代の運命
     井上事件の真相
     落城
     空白の二時間
     壮大な偽装
    主な参考資料
    電子版の発行に当たって
    著者紹介
  • 日本の議会政治と憲法のルーツ(起源)を探る

    幕末の土佐藩からは竜馬と共に3人の傑物(中江兆民、植木枝盛、馬場辰猪)がいた。留学してフランス思想にとりつかれた中江兆民、イギリスの政体を学んだ馬場辰猪、植木枝盛。自由民権思想で政府と闘った土佐出身の中江兆民、植木枝盛、馬場辰猪。土佐弁を駆使して綴った歴史小説。

    <目次>
    序章 大久保利通暗殺
    1章 土佐藩江戸上屋敷――中江兆民と馬場辰猪
    2章 龍馬とジョン万と諭吉と
    3章 「東洋のルソー」――フランスの兆民
    4章 民撰議院設立建白――立志社と板垣退助
    5章 言論人植木枝盛
    6章 薩長閥政府対自由民権
    7章 明治十四年の政変――伊藤の勝利・大隈の敗北
    8章 自由党の興亡――兆民・枝盛・辰猪の奮闘
    9章 憲法誕生――兆民の挑戦・辰猪の亡命
    10章 土佐派の裏切り――初の総選挙・第一回議会
    終章 デモクラシーのあけぼの
    参考資料
    執筆に当たって
    初出
    【著者紹介】
  • 人物・安岡正篤の等身大の姿を描く渾身作!

    安岡正篤は、宰相吉田茂が師と仰ぎ歴代総理が教えを乞うた陽明学者で、自民党「宏池会」の名付け親でもある。
    終戦の詔勅(しょうちょく)に朱を入れ、「平成」改元に関わった”天下の指南番”の若き日から晩年までを追跡。
    安岡の人生と併せて、元号「平成」誕生までの経緯や右翼の源流、かの有名な女占術家・細木数子と安岡の関係も収載。

    【目次】
    序 章  「平成」の創案者
    第一章  傍流・中曽根康弘
    第二章  終戦の詔勅
    第三章  「南朝の後裔」
    第四章  右翼の源流
    第五章  「白足袋の運動家」
    第六章  「宏池会」の名づけ親
    第七章  歴代総理の指南番
    第八章  本流の守り札
    終 章  老いらくの恋
    主な参考資料
    執筆に当たって
    初出
    著者紹介
  • 国民の多くが熱狂した「郵政改革」とは何だったのか?
    改革以後の10年間の軌跡をたどり、その功罪を徹底検証。

    この電子書籍は、2002年刊『郵政最終戦争』に、文庫版の一部と、その後の竹中改革の軌跡を追った2007年刊『危機の政権』の内容を加えて再構成したものです。
  • 幻の40年東京大会、大成功した64年東京大会を開催にこぎつけた人々は、オリンピックにどんな夢を託したのか。そして2020年の大会は、日本人に何をもたらすのか。政治経済の流れからオリンピック開催の舞台裏を活写するノンフィクション。
  • 戦後の歴代政権は沖縄といかに向かい合ってきたか。講和条約での帰属問題、佐藤内閣が達成した本土復帰、迷走する基地問題……。沖縄をめぐる戦後政治の知られざる軌跡。
  • 1,870(税込)
    著者:
    塩田潮
    レーベル: 角川選書
    出版社: KADOKAWA

    首相誕生か、それとも裏切りか――戦後政治とは密談の歴史である!

    次期首相の座をめぐる裏工作から政界再編を賭けた秘密裏の交渉まで、歴史の転換点で行われたのが密談である。幣原喜郎とダグラス・マッカーサーによる憲法9条誕生の密談から安倍晋三が再登板を決意する密談まで、戦後政治とはまさに密談の歴史といえる。本書は、1945年8月の第2次世界大戦終結から、現在の第2期安倍政権が発足する2012年12月まで、67年間の政治史の中から計33の密談を取り上げている。大きく区分けすると、「政権奪取に関する密談」、「政権延命に関する密談」、「首相辞任をめぐる密談」、「政治構造の転換をめぐる密談」、「政策や法案成立に関する密談」、「その他の政治工作に関する密談」の6タイプ。政治を変える決定的な役割を果たした密談・密約を通して、知られざる戦後史をたどっていく。
  • 戦後2人目の総理大臣となった73歳の老外交官・幣原喜重郎は、「天皇制の存廃」と新憲法制定という戦後最大の難問を背負った。マッカーサーと彼はどんなかけひきをしたのか? 昭和の激動とともに生きた幣原の一生を克明に描く長編評伝。〈解説・保阪正康〉
  • 『文藝春秋』昭和49年11月号に掲載された「田中角栄研究」は、時の最高権力者・田中角栄を退陣に追い込んだ。2本のレポートはどう取材され、日本の政治と言論をどう変えたのか。歴史的記事の真相を追究した傑作ノンフィクション。解説は池上彰氏。
  • なぜ安倍首相は憲法改正を目指すのか。
    改憲実現を核とする「戦後レジームからの脱却」は安倍政治の根幹をなすテーマである。

    「政治家に努力賞はない」を信条としてきた安倍は、宿願の憲法改正への挑戦を
    「努力賞」に終わらせるわけにはいかないと思っているはずだ。
    改憲実現は在任中の具体的な達成目標と狙いを定め、行動を起こすと見るのが自然だろう。
    七十年目の「改憲政戦」の実相を探る――。

    【著者紹介】
    塩田潮(しおた・うしお)
    1946年高知県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。
    雑誌編集者、記者などを経てノンフィクション作家に。
    『霞が関が震えた日』で第5回講談社ノンフィクション賞を受賞。
    主な著書に『大いなる影法師』『昭和の教祖 安岡正篤』『金融崩壊』『田中角栄失脚』『憲法政戦』
    『権力の握り方』『復活! 自民党の謎』『東京は燃えたか―東京オリンピックと黄金の1960年代』『内閣総理大臣の日本経済』などがある。

    【目次】
    ◆序章 改憲案発議が可能に
    ◆第一章 祖父・岸と父・晋太郎
    ◆第二章 「改憲が党是」の自民党
    ◆第三章 二つの自民党憲法案
    ◆第四章 迷走の第一次安倍内閣
    ◆第五章 つまずいた改正要件緩和
    ◆第六章 憲法解釈変更作戦
    ◆第七章 集団的自衛権行使の道
    ◆第八章 改憲政党・橋下維新
    ◆第九章 幻の衆参同日選挙
    ◆終章 七十年目の「憲法戦争」
  • 黄金の1960年代はいかに達成されたか──
    東京オリンピック、新幹線に象徴される高度成長の驀進時代を活写!
    2020年、2回目の夏季東京オリンピック開催に向けて、今その熱気を振り返る。


    東京オリンピックの開幕を10日後に控えた昭和39年10月1日、
    そのオリンピックと並んで「黄金の1960年代」を象徴するモニュメントとなった
    東海道新幹線が、開業の朝を迎えた。
    午前6時、発車のベルが鳴り終わると同時に、下り「ひかり1号」がゆっくり動き始めた。


    「あの時代の熱気を生み出したものはいったい何だったのか、
    日本人はどんなエネルギーをどのように結集して「黄金の1960年代」を生み出したのか。
    何が日本と東京に『大変貌』をもたらしたのか。」
    「『燃える』とは、東京がオリンピックで燃えていることを指すのだろうか。
    新幹線の発着ということもあるだろう。
    しかし、私は結局、燃えたのは池田勇人の所得倍増計画だったし、日本経済そのものだったと思う。<中略>
    この見地からいえば、東京オリンピックと交通体系は別のものではない。一つのものである。
    そういう意味では、東京は今も燃えているといっていい。」
    《電子書籍版あとがきより抜粋》

    2020年、夏季東京オリンピック開催に向けて、日本は、東京はどこへ向かうのか。



    【目次より抜粋】
    ◆序章 黄金の‘60年代
    「黄金時代」前夜/開幕/戦後史なかの東京オリンピック
    ◆第1章 東京への3000日
    紀元2600年のオリンピック/ムッソリーニとヒトラー/「東京、遂に勝てり」/開催返上
    ◆第2章 オリンピック、再び
    国破れて夢あり/「いったいいくら金がかかるかね」/一万日の聖戦
    ◆第3章 「所得倍増」の誕生
    「黄金時代」がやってくる/死の淵から蘇った男/積極財政派への道/二人のブレーン
    ◆第4章 高度成長の演出者たち
    戦後最大のコピー/二つの数字をめぐる攻防/投資が投資を呼ぶ/池田政治の光と影
    ◆第5章 二人の都知事
    「復興した東京をPRしたい」/保守都政の帽子/「オリンピック知事」の誕生
    ◆第6章 東京大改造
    東京を蘇生させたい/道と水/「陰の知事」の陰の任務
    ◆第7章 1兆円オリンピック
    「私生児」新幹線/開催準備/官製オリンピック
    ◆終章 「世紀の祭典」の遺産
    さまざまな思惑/神の見えざる手/「高度成長」の夢の跡
  • 自民党は2009年に野党に転落したが、わずか3年余で政権を奪還し「一強」体制を作り上げた。安倍首相が自力復活できた理由は何か、自民党はどこへ向かうのか。永田町を知り尽くした政治ジャーナリストが独自情報をもとに復活の真相に迫る!
  • 政局にする、大臣病患者、ゆ党、ねじれ、身体検査、ハネムーン、踏み絵、死に体…。どんな世界にも専門語や業界用語があるが、政治の世界でも独特の言葉や表現が使われる。政界特有の用語、本来の意味から転じた俗語、隠語、新語、流行語、政治家の語録-。秘蔵の「政治語ノート」から六〇〇語を厳選、「言葉で動く政治」の時代を読み解く。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
  • 小泉首相vs.抵抗勢力の壮絶なる闘い――。郵政事業の誕生から、膨張、そして改革、解体までのシナリオを描く、125年のノンフィクション・ドラマ。

    【主な内容】

    序 章 開 戦/第一章 小泉登場/第二章 抵抗勢力/第三章 改革宰相のルーツ/第四章 財投の内幕/第五章 伏魔殿の一三〇年/第六章 国鉄民営化の教訓/第七章 橋本改革の争闘/第八章 財投新制度/終 章 郵政民営化への道/あとがき/主な参考資料
    序 章 開 戦
    第一章 小泉登場
    第二章 抵抗勢力
    第三章 改革宰相のルーツ
    第四章 財投の内幕
    第五章 伏魔殿の一三〇年
    第六章 国鉄民営化の教訓
    第七章 橋本改革の争闘
    第八章 財投新制度
    終 章 郵政民営化への道
    あとがき
    主な参考資
  • 「国難」への対応が遅いのには理由がある。平時でも「リーダーシップがない」と言われる日本のトップが「国家の危機」が起こった際、どんな決断をしたのか。首相の資質、政府・官邸の危機対応を検証する。

    平時でも「リーダーシップがない」と言われる日本のトップが、重大な「国家の危機」に直面した際、どんな決断をし、どんな指導力を発揮したのか。東日本大震災での菅直人首相の初動が内外から批判を浴びたが、歴代のトップたちは想定外の事態に陥った際、なぜかもたつき、危機対応への感度が鈍いと評価されている。11の「国難」を、大震災(東日本大震災、関東大震災、阪神・淡路大震災)、経済危機(ニクソン・ショック、第一次石油危機、97年金融危機)、非常事態(60年安保騒動、ダッカ・ハイジャック事件、大韓航空機撃墜事件、アメリカ同時多発テロ事件、地下鉄サリン事件)の3つに分け、その時々の最高権力者が、危機に際してどのように舵取りしたのかを追いながら、首相の資質、政府・官邸の危機対応を問い直す。

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