『田中真知(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧
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なぜ人は旅をし、
そこで誰に出会うのだろう
出会いと別れ、夢と現実、悲しみと喜び、
はるかな旅の物語を静かに語ろう
作家、翻訳家である著者が、20年以上の旅で出会った出来事や人々を、時にやさしく、時に切なく、そして時に哲学的に描いた旅エッセイ。これはエッセイではなく文学だと評する人もいる。特に父との離別を描いた「父はポルトガルへ行った」は名文の誉れが高い。蔵前仁一(編集担当)から
────田中真知さんの新刊『孤独な鳥はやさしくうたう』は、真知さんがこれまでの旅で出会った人々の話と、真知さん自身および家族の話が中心になっています。とても不思議な写真を撮る写真家(「十年目の写真」)、手づくりの絵本を送ってくれた画家(「クマおじさんの贈り物」)など、ほろりとさせられる話ですが、ぜひ読んでいただきたいのは、「追いかけてバルセロナ」です。ギリシアで出会った日本人女性に一目惚れした真知さんは、その人をバルセロナまで追いかけて必死に探し回ります。こう書くとちょっと危ない話ですが、それがどのような結末になるか、ぜひお読みいただきたい。長年のあいだ距離のあった父との再会と別れを綴った「父はポルトガルへ行った」は、本誌に連載当時から僕のベスト・エッセイの一つでしたが、それも本書に収録しました。切ないけど心に響く話です。ぜひ読んでみてください。 -
とめどなくタフ、果てしなく不条理、そのすべてを呑み込んだワンダーランド・エジプト。
1990年の春から1997年の末まで、著者はエジプトのカイロに暮らした。この本は、その滞在のときのことを中心に、エジプトで見聞きしたことを書いたものである。
滞在中に意識や関心に引っかかってきた事柄を、日常茶飯のできごとから観光、古代、宗教といったことまでジャンルに関わらず集め、エジプトの持つ多様な顔を表現するエッセイ。『旅行人』連載。 -
ヨーロッパ、中東、アメリカ、日本など世界の聖地を200以上紹介。それはいつから聖地になったのか?パワースポットと関係はあるのか? 世界中から巡礼の徒を集め、宗教・文化にとって重要な位置を占める聖地の「見えない力」の秘密を探る。
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