『斉藤洋(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズでおなじみ斉藤洋が贈る、「翔の四季」シリーズの第二作。少年・翔の四季を通して描かれる目に見えるものと目に見えないもの、見えるものと聞こえるものの交差点。
翔の家の近くで、明け方に火事が起こった。しかしそれは、犯人がつかまらないまま不審火として処理されてしまう。
同じ時期に、同級生が学校に持ってきていたレアカードがなくなる事件が起こる。その犯人は意外な人で……。
翔は、「目に見えるものだけが真実とはかぎらない」ことを知り、明け方の火事に思いをめぐらせる。 -
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月夜の海。とつぜん水の中から、真っ黒な海ぼうずがザッバーン! でもだいじょうぶ。このお話を読んでおけば、こわくないのです! 〈登場する海のおばけ〉うみぼうず/ふなゆうれい/いそおんな/くらげのひのたま/にんぎょ/ゆうれいせん -
120万部突破(2022年2月時点)大人気シリーズ「おばけずかん」を、すこし大きい子向けに書き下ろし!
学年が上がったら、もうおばけにであうこともなくて、だいじょうぶ!?
いえいえ、学校には、こわ~いおばけがまだまだたくさんいますよ……。
「学校のおばけについて、もう少しくわしく知りたい。」というご意見をもとに、ひとつひとつのおはなしを長くしてみました。
すこしこわくて、たのしいおばけずかんの新しい世界へ、ようこそ!
●主な内容
※☆はこわさをあらわしています。
もくじ
まえがき
音楽室のベートーベン ☆
すなばっこ ☆☆
図工室のカトリーヌ ☆
おきざりランドセル ☆☆☆
あかずの教室 ☆☆
おどりばのかがみおばけ ☆☆☆
校庭の二宮金次郎 ☆
標本がいこつ ☆☆☆
ゆうれいアナウンサー ☆☆
天井はりつきばばあ ☆
連続校長先生 ☆☆
旅する雲梯 ☆☆☆
トイレの花子さん ☆
あとがき
●著者紹介
斉藤洋(さいとう・ひろし)
1952年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。1986年、『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞受賞、同作でデビュー。1988年、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞受賞。2013年、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞受賞。「どうわがいっぱい」シリーズの作品に、「もぐら」シリーズ、「ペンギン」シリーズなどがある。
宮本えつよし(みやもと・えつよし)
1954年、大阪府生まれ。グラフィックデザイナーを経て、イラストレーター、絵本作家となる。講談社創作キャラクター賞、サンケイ新聞広告賞、パルコパロディ賞を受賞。現在、広告、児童書、絵本などを手がけるほか、絵本講座の講師などをつとめる。作品に「キャベたまたんてい」シリーズ(三田村信行・作/金の星社)などがある。 -
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【対象年齢:小学校低学年以上】
数々の受賞をした『ルドルフとイッパイアッテナ』、150万部突破「おばけずかん」シリーズ、「ぺんぎん」シリーズで知られる児童文学作家・斉藤洋の新シリーズ!
白いくまのベベのところに、少年キュリオがあそびにくる。「月の女王に会いに行こう」というキュリオにしぶしぶ付き合うベベ。キュリオは、いろんな質問をしてきてキリがない、ちょっと変わった男の子なのだ。
新月の夜に、月から落ちてくる月の女王に会いに行くため、さばく、ジャングルをとおり、海べに向かうふたり。とちゅうで、なぞのいきもの「走る柱」に出会ったり、ゆうびんはいたついんのムッシュー・ゾーゲナンテからぜつぼうてきな手紙をもらったり……、ハプニングももりだくさん! はたしてふたりは、月の女王に会えるのか!?
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シリーズ累計30万部超のロング・ベストセラー、幼年童話の「ペンギン」シリーズの原点『ペンギンたんけんたい』が、絵本になって生まれかわりました!
みなみのしまにやってきた、10のペンギンたち。
えんやら どっこい。
えんやら どっこい。
えんで いっぽ、やらで いっぽ。
どっで いっぽ、こいで いっぽ。
いちれつになってすすんでいくペンギンたんけんたいのもとにあらわれたのは、ライオン、ニシキヘビ、そしてワニ!
さぁ、ペンギンたんけんたいのだいぼうけんは、どうなってしまうのでしょうか。
*読み聞かせ3歳から、ひとり読み5歳から
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『ルドルフとイッパイアッテナ』、「おばけずかん」シリーズで大人気! 斉藤洋の最新作!
対象年齢:小学高学年~
いきなり電話をかけてきた小学校の同級生の発案で、50年以上も前のクラスメイトと集まって、「子どもの頃に体験した、ちょっと不思議な話」をしていくことになった。
不思議な百円玉を拾ったときに聞こえてきた祭囃子の音、学校を休みがちだった自分の前にあらわれた少年と亀……。
子ども時代特有の「記憶」と「思い出」がわきおこる、6人の不思議な物語。
●内容
もくじ
プロローグ
第一話 稲荷神社(いなりじんじゃ)の祭り
第二話 亀(かめ)
第三話 相性(あいしょう)
第四話 黒薔薇病院(くろばらびょういん)の怪(かい)
第五話 紙飛行機
第六話 サイン
エピローグ
もうひとつのエピローグ -
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未就学児から小学生に絶大な人気を誇る幼年童話の「おばけずかん」シリーズ。図書室でもこどもたちがみずからひっきりなしに予約が入るそうです。累計75万部を突破し、アニメ化され、その人気はとどまるところを知りません。
そんな「おばけずかん」シリーズのおばけたちが絵本のなかでかくれんぼ! 本のいたるところにかくれたおばけたちをみつける、さがしあそび絵本です。大人と、友達と、ひとりでもあそべる『おばけずかんの おばけさがし』であそんでみませんか?
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大場毛町に住んでいるヒロシは普通の男の子だったが、
ひょんなことから「ねこかぶり」のおばけ、
ボーニャンと一緒に「おばけずかん」作りをお手伝いすることに。
そんなおばけずかんも完成し、ボーニャンが
おばけの世界に帰ってからしばらくが経ったある日のこと。
道を歩いていると聞きなれたバケホの声が……。
ボーニャンが帰ってきた?
期待するヒロシだが、現れたのはボーニャンの妹で
ねこかぶり見習いのおばけ、ミーニャンだった!
今度はミーニャンとおばけ集めの冒険が始まる!?
「おばけずかん!」は、シリーズ累計150万部(2022年11月現在)の大人気童話シリーズが原作のアニメ。
テレビ東京系「おはスタ!」で放送された「おばけずかん」の第2シリーズです。
その全13話が、一冊で読めます!
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シリーズ累計160万部突破!
大人気児童書『おばけずかん』をもとに、
科学が楽しく学べる学習本が初登場!!
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☆もくもくれんが 苦手な 玉ねぎ。
「玉ねぎを きざむと どうして
目が いたくなるの?」
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☆足が オリンピックせんしゅなみに はやい
うさぎのおばけ かけっこソッピー。
「うさぎの 長い 耳には どんな
いいことが あるの?」
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など、
身近な 「なぜ?」を 分かりやすく解説!
●ジャンル
ぜんぶで6つ
しぜん、たべもの、いきもの、きかい、からだ、みぢか
●対象年齢
5さい~小学校低学年、小学校中学年向き
・読み聞かせ 5さい~
・自分で 小学校1年生~
※漢字にはすべてひらがなとカタカナ、解説イラストも総ルビです
●入学や記念日、誕生日のギフトに
お子さんやお孫さんへの贈りものにも最適!
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累計130万部突破!(2022年6月現在)
映画「ゴーストブック おばけずかん」2022年7月22日公開!
人気沸騰中の童話シリーズ「おばけずかん」が、ゲームブックになりました。
「はい。わたし、はなこ。」
トイレのはなこさんの声が聞こえたら、返事をして外に出る? それとも 知らんぷり?
自分でページを選びながら読むので、読む人によってお話が変わる、「体験型おばけずかん」です!
「おばけずかん」の中でも特に人気の、「がっこう」編のおばけ15体が登場。
進むページをまちがえると、こわ~い思いをします。
「おばけずかん」シリーズをよく読んでいれば、だいじょうぶ!?
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ぼくが到着した恐竜ランドには、いろんな恐竜たちがいる。ステゴサウルス、ティラノサウルス……。そこに、巨大な怪獣が現れて……。
ぼくのおじいちゃんは、いろんな世界を研究する研究所の所長。そしてぼくは、その所長の助手だ。「きょうりゅう・ランド」で、異常事態が発生したようだ。ワンダー・ワゴンに乗って、きょうりゅう・ランドへワープ! ぼくが到着したきょうりゅう・ランドには、いろんなきょうりゅうたちがいる。アパトサウルス、ステゴサウルス、それにトリケラトプスは、異常なし。次に現れたピナコサウルス、デイノニクスも、異常なし。そこに、ティラノサウルスが現れ、前から突進してくるではないか。そのティラノサウルスがワンダー・ワゴンを飛び越え、走り去った瞬間、あたりがオレンジ色に変わった。次の瞬間、煙の中からとてつもなく大きな怪獣が現れた。いったい、この化け物は何なのか?……(以上、あらすじ)次から次へと場面が変わる。奇想天外で、痛快、一気に読んでしまいたくなる一冊! -
小学3年生のさくらの前に現れた、お正月の神様・年神くん。さくらはお正月の行事について、年神くんの指導を受けながら、学ぶことになって!? 青い鳥文庫『黒魔女さんが通る!!』で大人気の石崎洋司が描く、年の初めに巻き起こる不思議で楽しいお正月。
毎月読みたい、季節にぴったりの童話たち──シリーズ「おはなし12か月」
現代を代表する一流童話作家の書きおろし。
物語の楽しさを味わいながら、日本の豊かな季節感にふれることができます。
上質なイラストもたっぷり。低学年から、ひとりで読めます。
巻末の「まめちしき」で、行事の背景についての知識が高まります。 -
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一年生からひとりで読める、絵本の次は幼年童話です。50のペンギンたちのだいぼうけん。動物好き、探検好きのお子さんにぴったり!
ともに日本を代表する、児童文学者の斉藤洋と絵本作家の高畠純の最強コンビによる大人気シリーズ。1991年に『ペンギンたんけんたい』でスタートした「ペンギン」シリーズは、『ペンギンたんけんたい』の38刷11万3000部をはじめ、シリーズ累計30万部超のロング・ベストセラーとなっています。
【内容紹介】
みなみのうみには、おどろきとはっけんがいっぱい!
みなみのうみにあらわれた、ペンギンかんそくたい。なにをかんそくしているのかって?それはね、くらくなってからのおたのしみ。
※小学1年生から
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2016年にアニメ映画化された名作『ルドルフとイッパイアッテナ』をはじめ、「おばけずかん」シリーズも大人気の斉藤洋がおくる新作童話シリーズです。「よる、としょかんに いった ことは ありますか? ぼくは、ありません。でも、としょかんに いるあいだに、よるに なって しまった ことは あります。─中略─ぼくは 本を わたし、『どうも ありがとう。それじゃあ……。』と いって、かえろうと しました。 すると、あんないがかりの おねえさんは、『あら。もう かえっちゃうの? あたらしい バスの ずかん、あるのに。』なんて いったのです。」(本文より) 「うみのとしょかん」などで人気の森田みちよの可愛いイラストがはいります。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
あなたの想像を超えた摩訶不思議な「ゴーストブックの世界」へようこそ――。
★STORY
こんな言い伝えがあるのを知っていますか?
とある町の古本屋の奥に、ずっとしまってある一冊の本。
その本を手に入れれば、どんな願いも叶うらしい。
でも、軽い気持ちでその本を開いてはいけない。
開いたら、最後――。
おばけずかんの試練があなたを待っている。
★INTRODUCTION
『ALWAYS 三丁目の夕日』で懐かしい昭和の風景を、『DESTINY 鎌倉ものがたり』で妖しくも美しい黄泉の国を、VFXで現実ものにして観るもの全ての心を奪った、日本を代表する映画監督・山崎貴の最新作が遂に決定!
山崎監督が最新作の題材に選んだのは、「大人が知らないベストセラー」として知られ、全国の小学校の図書室で人気でなかなか借りられないという、「おばけずかん」シリーズ(講談社)。
“どんな願い事も叶えてくれる一冊の本=おばけずかん”を手に入れた子供たちを待ち受ける、数々の試練、新たな出会い、そして別れ――。
デビュー作『ジュブナイル』(2000年)から20年を経て、山崎監督が自身の原点となったテーマに再び挑みます。
おばけずかんを手に入れる子どもたちに抜擢されたのは、城桧吏をはじめとしたオーディションで選ばれた運命の4人の子どもたち。子どもたちといっしょに冒険をする先生役を新垣結衣、物語の鍵を握る謎の人物を神木隆之介が演じている。
おばけずかんを手に入れた者は、願いを叶えて本当の幸せを手にすることができるのか?
それとも――。(映画公式HPより)
★2022年7月22日、全国東宝系にて映画公開予定
★キャスト
坂本一樹 役: 状桧吏
工藤太一 役: 柴崎楓雅
飯田サニー宗佑 役: サニーマックレンドン
橘湊 役: 吉村文香
店主 役: 神木隆之介
葉山瑤子 役: 新垣結衣
***
監督・脚本・VFX・ストーリー原案・キャラクターデザイン: 山崎貴
企画・プロデュース: 山田兼司
原作: 「おばけずかん」シリーズ(講談社刊) 斉藤洋・作/宮本えつよし・絵 -
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ほらふきカールおじさんは、本当はほらふきカールおじさんという名前じゃありません。
でも、本当の名前は長すぎて、なかなか覚えられないから、みんなほらふきカールおじさんってよんでいます。
そんなほらふきカールおじさんが、ロシアに旅をしたときに起こった、不思議なお話。
教会にぶら下がる馬、はらぺこオオカミ、立ちながら冬眠する熊・・・
どれも信じられないようなおかしなことばかりだけど、ほんとかなあ。
大人気絵本作家がおくる「新・ほらふきだんしゃく」、ここに誕生!
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斉藤洋+高畠純が贈る、限りなく続くいのちの物語!
にょきにょきのきは にょきにょき のびる。はなが ちると、みが なって、また、つぼみが ついて、はなが さく。――<本文より>
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累計発行部数80万部突破!
大人気児童書シリーズ『おばけずかん 』が2020年7月よりアニメがスタート!
その『おばけずかん 』のこわいおばけたちが、クイズブックになって初登場。
クイズ例:
「暗いひとりごとを 言っていると まどべに 飛んでくる おばけは なーんだ?」
「教室に わすれものを とりに行ったとき つくえの下から こちらを見ている おばけは?」など、
本で読んだ大好きなあのおばけや、アニメで知ったおもしろいおばけたちが
クイズになっています。
何問正解できるかな?
全問正解すると、「おばけずかん マスター」の認定証をゲット!
さあ、ひとりでも親子でも、そして友達同士でも、もっと『おばけずかん』を楽しもう。
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小学生の翔は、ふとしたことから
高宮さんと、その飼い犬トラウムと出会い、
週に2回の散歩を頼まれるようになる。
おばけの見える友達、仲がいい父と母、
同じマンションに住む芸能人とのやりとりのなかで
少年は、見えること、見えないことに思いをめぐらせる。
「じつは、たのみがあるんだ。もちろん、さっきのパンとは関係ないから、だめなら、だめだといってほしい。週に二回、朝、三十分、トラウムに散歩をさせてほしいんだ。もちろん、お礼はする。」
じつをいうと、ぼくはトラウムみたいな犬がうちにいたらいいと思っていたくらいだった。週に二回なら、いや、一日おきでも、やれると思った。朝なら、毎日だってできる。
「何時からですか?」
(本文より) -
幽霊の存在については、それを肯定する人はいる。
では、妖怪は? 妖怪がほんとうにいると思っている人がどれくらいいるだろうか? しかも、おとなで!
ひょっとして、富安陽子は、そういう数少ないおとなのひとりではないか、と私は感じていたのだ。
インタビューなら、気がゆるんで、富安陽子の本音が出るのではないかと、私はそう思ったのだ。
そうしたら……。
ー巻末対談「インタビューの前に」より
『ルドルフとイッパイアッテナ』著者・斉藤洋の視点から、富安陽子の妖怪世界が人々を惹きつける理由を解き明かす!
サンドウィッチマンのコント『村に住む男』や任天堂Switch『あつまれどうぶつの森』など、さまざまな人気コンテンツに触れながら、富安陽子の妖(あやかし)ファンタジーとの共通項を見出し、丁寧に読み解く一冊。
巻末には児童文学界の巨匠、富安陽子・斉藤洋による豪華対談付き! -
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大場毛町に住んでいるヒロシはどこにでもいる普通の男の子。
ある日、化け猫のおばけ、ボーニャンと出会う。
ひょんなことからボーニャンに取り憑かれたヒロシは、
「おばけずかん」作りを手伝わされることに……。
家や学校、病院や公園など、
町のいたるところに潜むおばけたちを、
特殊なスマホ「バケホ」を使って撮影していくふたり。
おばけたちはユニークな特徴を持っているけれど、
ボーニャンの教えてくれる通りにすれば、
怖がりのヒロシもだいじょうぶ!
ふたりは無事に「おばけずかん」を完成できるのか……?
「おばけずかん」は、累計80万部の大人気童話シリーズが原作のアニメ。
テレビ東京系「おはスタ!」で2020年7~9月に放送されたお話11話が1冊で読めます。
収録したおはなし:
もくもくれん/おんがくしつのベートーベン/むかでナース/よなかなまず/れいねんれいくみきょうしつブランコ/じんめんかぶとむし/ノーマン・バス/れいぞうばばあ/ばいてんのキオスカ/ばけねこ/おきざりランドセル
主題歌・クイズも収録。
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おもしろおかしい、おばけたちがたくさん登場する「おばけずかん」シリーズは、子どもたちに大人気の童話シリーズ。テレビ東京系列で放送中のキッズ向けバラエティ番組「おはスタ」でTVアニメになり、2020年7月1日から放送がスタート。
この本は、これまでに刊行された「おばけずかん」25冊から、登場するおばけを全部、紹介するミニ図鑑です。
あいうえお順に「あかずのきょうしつ」から「ワンデイてんこうせい」まで、186ものおばけたち(集合おばけも含みます)を紹介しています。
「おばけずかん」を読んでから、この本で、気になるおばけたちのことを確認できるので、とても便利です。でも、この図鑑を見ていると、きっと「おばけずかん」を、もっと読みたくなりますよ! -
猫と人間、それぞれの愛と友情の物語。ひょんなことから、長距離トラックで東京にきてしまった黒猫ルドルフ。土地のボス猫と出会い、このイッパイアッテナとの愉快なノラ猫生活がはじまった……。 青少年読書感想文全国コンクール課題図書/第27回講談社児童文学新人賞
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「わたしは なぞなぞはかせ、ドクター・ナゾナーだ。
きょうは、のりもののなぞなぞであそぼうか。
では、さっそくはじめよう……。」
ナゾナーから次々に繰り出されるなぞなぞを解いて、絵の中にあるたくさんののりものの中から、正解を見つけられるかな?
町の中、工事現場、空の上などさまざまな場面に、たくさんの乗り物が名前つきで登場するので、乗り物図鑑絵本としても楽しめる一冊。
さらに、各場面でドクター・ナゾナーを探す遊びもあって、なぞなぞ+図鑑+さがし絵と、1冊で3回楽しめます!
月刊幼児誌「げんき」の人気連載「のりものだあれ?」をもとにした絵本です。
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ここに一冊の名作がある。角野栄子の『魔女の宅急便』である。……(中略)……さて、すでに述べたように、『魔女の宅急便』の発行は一九八五年である。一九八五年は昭和六十年だ。その後、昭和は数年つづき、さらに平成が三十年、令和に入った今、合わせて三十数年の年月が流れている。
明治が終わってまだ二十年という時に、中村草田男は、<明治は遠くなりにけり>と言った。さらにそれより長い、年号も令和になった今で言えば、<昭和は遠くなりにけり>のはずだ。
昭和が遠くなったかどうかは別として、『魔女の宅急便』は?
『魔女の宅急便』は<遠くなりにけり>だろうか?
否!
遠くなるどころか、この作品は発行当時よりもさらに読者の身近になっている。発行以来三十年以上経っているにもかかわらず、『魔女の宅急便』は書店の棚に残りつづけている。
その理由はどこにあるのか?
この書はそれを探ることが目的である。
――本文「はじめに」より
『ルドルフとイッパイアッテナ』作者・斉藤洋の視点から、現代読者にとっての『魔女の宅急便』の意味や価値を探り、各章ごとに丁寧に読み解く一冊。
巻末には角野栄子・斉藤洋の豪華対談も。 -
わたしは何十年もまえから、太陽系の星にあてて、念波をおくっています。しかも、でたらめなあいてにおくっているのではありません。その内容は、たとえば、あいてが火星人のときは、〈火星人さん。あなたのひみつをおしえてください。〉です。あいてが水星人なら、この〈火星〉ところが〈水星〉にかわって、〈水星人さん。あなたのひみつをおしえてください。〉となります。 この本は、宇宙人からのへんじをまとめたものです。累計40万部大ヒット『おばけずかん』や不朽の名作『ルドルフとイッパイアッテナ』の作者の斉藤洋と国際的絵本画家、高畠純のコラボレーションでおくる、可笑しくて親しみ深い宇宙人たちのひみつのお話。
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魔法使いにだまされて、こうのとりになってしまい、お城を取られた若い王さま。冒険とロマンの世界を、きれいな色のユーモラスな絵がくり広げる、大人も楽しめるお話です。 -
劉備の「蜀」、曹操の「魏」。そして、孫堅・孫策・孫権の父子が、呉をつくった! 民衆をたいせつにした長沙の太守孫堅は、諸国の豪傑がしぜんに集う人望をそなえた大将。が、戦場では、一変した勇猛さを見せた。それが孫堅の悩みでもあったが……。(第1章 将の巻~孫堅伝)
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「ふたりは天と地の境にかかっている天浮橋の上に出かけていき、天沼矛を下につっこみ、どろどろとした油のようなものをぐりぐりとかきまわしました。」イザナギ、イザナミの国づくりから、黄泉の国、天岩屋、八俣の大蛇、稲羽の白うさぎ、など有名な日本の神様たちの奇想天外な物語を斉藤洋の楽しい語り口と高畠純の迫力の挿絵で楽しむ、いちばん面白い日本の神話、古事記の決定版!
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親子で読んでほしい「おやすみ絵本」が誕生。見開き完結でどうぶつたちの私たちが知らないヒミツの姿が描かれます。一夜一話、大人も子どもも、ほのぼのとした楽しい動物達の様子を思い描きながらぐっすりと眠れること間違いなし、人生の楽しさとほろ苦さを感じさせる、お洒落などうぶつファンタジー絵本です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
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そんごくう、シンデレラ、うらしまたろう……。みんなどんなのりものに乗っているのかな?絵本をめくるごとに登場する様々なのりもの。のりものが大好きな子どもたちが、名作のおもしろさにふれるきっかけになる絵本です。まちがいさがしや、さがし絵のページもあり、どのページにもお楽しみがいっぱい。 -
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映画化された名作『ルドルフとイッパイアッテナ』をはじめ、「おばけずかん」シリーズも大人気の斉藤洋がおくる新作童話シリーズです。みんなが知っている昔話の「金太郎」をもとにした主人公の、お出かけのようすを楽しく描きます。「きんたろうちゃん、なにを しに いくのかな?」「きんたろうちゃんは なんて いってるのでしょう?」など、読者への問いかけが多いのが新鮮。親子でいっしょに読んで、盛り上がれるお話です。 -
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「ルドルフとイッパイアッテナ」で知られる児童文学作家・斉藤洋と、NHK「おかあさんといっしょ」「みんなのうた」「いないいないばあ!」などのアニメーションで人気のミスミヨシコによる、まったく新しい赤ちゃん絵本。ねがえり、できたかな? -
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「ルドルフとイッパイアッテナ」で知られる児童文学作家・斉藤洋と、NHK「おかあさんといっしょ」「みんなのうた」「いないいないばあ!」などのアニメーションで人気のミスミヨシコによる、まったく新しい赤ちゃん絵本。ねがえりできたあかちゃんが、今度ははいはいで進み出す! -
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斉藤洋の初期作品『どうぶつえんのいっしゅうかん』は、1988年の刊行以来、国語教科書や、NHK「母と子のてれび絵本」に採用されるなど、ロングセラーとなって読みつがれています。本書は、実に28年の時を経て刊行される『どうぶつえんのいっしゅうかん』の姉妹編といえる作品です。今や童話界を牽引する存在である斉藤洋、高畠純コンビの、非常に完成度の高い童話作品です。 -
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少年時代、毎年、夏休みを過ごした母の郷里。その、なんでもないはずの田舎暮らしの中で、私は現実とも幻ともつかない奇妙なできごとに幾つも出会う――。お地蔵様のそばに釣り竿と桶を置いておくと、翌朝、桶の中に魚が入っているという噂を試す「錦鯉とお地蔵様」、人ごみの中、私だけに見える白い獣が現れる「本家のトヨエース」、夜祭の幻想的な光景を描く「にとこ踊り」など、ノスタルジー漂う昭和30年代を舞台に、村の人々の複雑な人間模様と、少年の成長を織り交ぜながら綴った奇譚集。 -
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表題作「しまのないトラ」をはじめ、「つのがないバイソン」「しっぽのみじかいマングース」「足のあるヘビ」「八本あしのイカと十本あしのタコ」の五つの物語。副題にあるとおり、どのお話の主人公も、「仲間とちがっていて、それでも、なんとかうまく生き抜いていった動物のお話」です。主人公たちが悩み、やがて、自分なりに生きていく方法を考えつくまでをユーモラスにえがきます。むずかしいテーマですが、小さい読者にも十分に理解できるお話になっています。 -
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「コリドラス・パレアトゥスがまだアマゾン川流域に居を構え、きこりを生業としていたころのことだった――」。生意気なナマズ〈コリドラス〉が語り出した身の上話は荒唐無稽なものばかり。おまけにコリドラスの口車に乗せられて、うっかり引き受けてしまった連載の仕事にも四苦八苦…小さなナマズに振り回されっぱなしの作家の〈私〉。一人と一匹のヘンテコな共同生活を、稀代のストーリーテラー斉藤洋が絶妙な間合いでユーモラスに描き出す。2種類の物語が交互に登場し、二倍楽しい連作ショートショート集。 -
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小児科医のクラウスは、少年時代をすごした町に赴任することになった。その町の広場には古い時計台があって、その時計は、彼が子どものときからずっと、こわれて三時をさしたままなのだった。いつも閉ざされている時計台の扉が三時にだけ開くことを発見したクラウスは、その中で、子どものころ病気で亡くなったはずの親友アルフレートに出会う。なぞめいた時計台を舞台に、時をこえた少年の日の友情を描いたファンタジー。 -
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浮かない顔で登校する一年生の頭に、とつぜん空から「もるもくん」が降ってきた! すると不思議や不思議、なんだか楽しい「もるもな」気分。学校でも、もるもくんを見れば、みんなウキウキ。 理科室の骸骨が踊りだし、音楽室は大合唱、保健室にいた子も元気になって、全員ぞろぞろ、もるもくんのあとについてくる。ついには学校中の人が集まってきて、全員参加の玉入れ大会でもう大騒ぎ! 読めば必ずハッピーになる、賑やかで楽しい幼年童話。 -
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冒険と奇想とユーモアに彩られた「アラビアン・ナイト」の世界を児童文学界屈指のストーリーテラー、斉藤洋の語りでおくる新シリーズ第1弾。富をもとめて航海に出たバクダッドの商人シンドバッド。その行く手にまちうけていたのは、奇想天外な七つの冒険だった。巨大魚、大蛇、人食い巨人など、息もつかせぬ展開で、つぎからつぎへとあらわれる危険をくぐりぬける波瀾万丈の物語。あなたの知らなかった「シンドバッド」がここにあります。 -
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学校をさぼり、ふらりと立ち寄った港で、少年カールはふとしたはずみから天才科学者ローゼンベルク博士の潜水艇にとびのる。乗組員は博士のほか、無口な大男、人間のような犬、黒ずくめで偽名を使う男、とそれぞれ曰くありげな大人たち。その一行が、北海で謎の巨大渦にのみこまれ、たどりついた先は、世にも奇妙な場所だった・・・。海洋冒険小説のわくわく感と、SFのふしぎな味わい、そして少年の成長物語が融合した作品。 -
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三須夏菜は一見ふつうの中学校生活を送る三年生。だが、じつは誰にも言わない特殊能力をもっている。それは幽霊の姿を見たり声を聞いたりできること。そのせいで、厄介事に巻き込まれることもしばしばだ。今日も、クラスメイトの俊介に連れられ訪れた東京郊外の町で、幽霊からのアプローチを受け、ある事件を追いかける羽目になる…。ストーリーテリングの名手・斉藤洋が、ミステリー+ホラー好きの読者へ贈る新シリーズ。負けん気の強い夏菜と、警察官の息子・俊介のコンビが大活躍! -
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18世紀のドイツに実在したミュンヒハウゼン男爵を語り手のモデルにして、民衆のあいだに伝えられていた「ほら話」をまとめあげた「ほらふき男爵の冒険」。古典的な名作として知られるこの作品を現代の子どもたちにも楽しんでもらえるように、児童文学界きってのストーリーテラー、斉藤洋がいきいきとした語り口でよみがえらせました。はたこうしろうのユーモラスなイラストも楽しさを大いに盛り上げています。 -
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白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、人間に化けることができるようになったきつね、白狐魔丸の人間探求の物語。第一巻にあたる本書では、世にいう「源平の戦い」にまきこまれたきつねが、兄頼朝に追われ落ちゆく源義経一行に同行、武士の無情を目のあたりにする。 -
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昭和30年代、東京のはずれにあるK町。あの頃、あの町には、こんな人びとがいたーーベティーとよばれる謎めいた女性、銭湯で潜水艦ごっこをする風変わりな中年男、戦争の影を引きずるアパートの管理人一家など、少年の目にうつった市井の人びとの悲喜こもごも11篇。小さな町に生きる大人たちの複雑な人間関係を織り交ぜながら、ファンタジーと現実とのあわいに生きる子ども時代の「不思議」の感覚をリアリティ溢れる筆致で再現。昭和の情緒をひしひしと感じさせ、過ぎ去った過去への郷愁と切なさに満ちた作品。 -
斉藤洋による不朽の名作児童文学『ルドルフとイッパイアッテナ』は、1987年の刊行以来、累計100万部のロングセラーとなり、子どもたちに愛されてきました。2016年8月、超大型フル3DCGアニメーション映画として公開されます。その脚本を、完成度の高い読み物として再現した、唯一の映画ノベライズです。とても読みやすく、小説なのに、まるで映画を見ているかのような感覚が味わえます。
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ひょんなことから東京にやってきてしまった小さな黒ねこルドルフの成長を描く不朽の名作児童文学。1987年の刊行以来、累計100万部のロングセラーとなり、子どもたちに愛されてきました。2016年8月には、超大型フル3DCGアニメーション映画として公開も決定。その深い人生哲学とユーモアは、大人が読んでも十分に楽しめます。「なつかしい!」という人も、再読してみると、新しい発見があるかもしれません。
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累計100万部を突破し今夏、3Dアニメ映画として公開決定した児童文学『ルドルフとイッパイアッテナ』の原作者が“童話を書く秘訣”を伝授!「独創的物語を目指すな」、「テーマは後、先にプロット」といった童話創作の極意から、物語を思いつく方法、動物を上手く書く方法、新人賞に応募する人へのアドバイスなどの具体的なハウツーまでユーモアにあふれる筆致で語られます。児童書業界のさまざまな裏事情も紹介。
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魚屋のおじさんに追われて飛び乗った長距離トラックで、大都会東京に運ばれてしまった子猫のルドルフ。そこで出会ったのは、大きなボス猫・イッパイアッテナ。町でもっとも恐れられているイッパイアッテナは、ひとりぼっちのルドルフに、のら猫として生きていくすべを教えます。しかし、そのイッパイアッテナにもなにか秘密があるようで……。はたしてルドルフは大好きな飼い主の元に戻ることができるでしょうか!? -
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小学生の正は、最近アゲハチョウを見るたび、みょうな気分になる。なにか大事なことを思い出そうとしているような気分だ。そんな正の身のまわりでは、おかしなできごとが起こりはじめる。学校からいろいろなものが消えたり、正自身もたびたび気が遠くなって、ふしぎなイメージを目にするようになったのだ。親友のチュウ太は正を心配するが、ある日、正はすべてを思い出す。正が大人になった頃、戦争が始まり、東京に核爆弾が落とされた。その爆発の凄まじい衝撃で、正の魂が過去へタイムスリップし、子どもだった自分に入りこんでいたのだ。未来を知った正は、悪い未来を変えるために、自分になにができるのか考えはじめていた。 -
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鉄道会社の重役、大林二郎は、鉄道の起工イベントのため、故郷へもどった。そして自分の人生を変えたひと夏のできごとを思い出した。小学6年生だった二郎は、カツオ船の船主の頼みで、その孫の少年を駅にむかえにいくが見つからない。焦った二郎だったが、じつは孫は女の子で見逃していたのだ。都会育ちの少女、夏生は、二郎を気にいったらしく、いっしょに釣りをしたりして、仲良くなっていく。村をあげての竜神祭の日、舟の競争、伝馬くらべで事件があり二郎は窮地におちいるが、夏生の機転で助けられる。その日の夜、二郎と夏生は、事件に関わった利男と光彦とともに海へ漕ぎだし、ふしぎな体験をする。 -
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とある国の港町に暮らす白ねこシュレミールは、好奇心から桟橋にやってきた、帽子をかぶったクジラのような船に乗りこんでしまう。じつは、それは、ものを考え、イルカとおしゃべりができる最新式の小型潜水艦アルムフロッサーだった。戦闘中の爆発のせいで、ものを考えるだけでなく、ものを思うようになったアルムは、隣の国との戦争の発端になった島を沈めようとしていた。シュレミールは、小さな潜水艦と一緒に島へむかう。そこは火山島なので、ミサイルを撃ち込めば、ふたたび海に沈む。しかし、火山の爆発に巻きこまれれば、もうもどって来れないかもしれない。シュレミールは最後まで一緒に行くと決めたが、アルムはシュレミールを脱出させる。火山は海中に沈み、元の港へ帰ったシュレミールは、アルムがいつかまた、もどってくるような気がしているのだった。
斉藤洋の初期傑作を復刊!
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