『加藤洋子(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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1963年、世紀の暗殺事件の秘密に近づきすぎた悪党(ギャング)がいた――
ハメット賞受賞作。
1963年11月、ニューオーリンズ。暗黒街で生きる男ギドリーは、ケネディ大統領暗殺の報に嫌な予感を覚える。数日前に依頼された仕事はこの暗殺絡みに違いない。ならば次に死ぬのは自分だ、と。仇敵を頼って西へ向かう道中、夫から逃れてきた訳ありの母娘と出会ったギドリーは家族連れを装いともに旅するようになる。だが組織が放った殺し屋はすぐそこに迫っていた――MWA賞受賞作家の話題作。 -
女たるもの、したたかでなくては。
元バリキャリ・現小説家志望のアリスは不満だった。夫に伴い渋々引越した古い屋敷は、相当な手入れが必要な物件だったのだ。いざ掃除すると、古い料理本や1950年代の雑誌など、前の女主人ネリーの暮らしていた痕跡が見つかった。
庭と植物を愛する、良妻の鑑であったはずのネリーには、どうやら深い秘密がありそうで…。
ニューヨーク郊外の屋敷を舞台に、時代を超えたシスターフッドを描く。
北米ベストセラー・エンタテインメント小説!
【著者プロフィール】
カーマ・ブラウン(Karma Brown)
カナダのオンタリオ州生まれ。ジャーナリスト、作家。ウエスタン・オンタリオ大学で心理学と英語を専攻し、その後ビジネスコンサルティング会社のマーケティング部門で働きながら、ライアソン大学大学院でジャーナリズムを学ぶ。
のちに小説やノンフィクションを執筆するようになり、本書は小説5作目にあたる。
現在はトロント郊外で夫、娘、犬と暮らしている。
【訳者プロフィール】
加藤洋子(かとう・ようこ)
文芸翻訳家。ハンナ・ケント『凍える墓』、デレク・B・ミラー『白夜の爺スナイパー』『砂漠の空から冷凍チキン』(以上集英社文庫)、クリスティン・ハナ『ナイチンゲール(上・下)』(小学館文庫)、ケイト・クイン『戦場のアリス』『亡国のハントレス』『ローズ・コード』(以上ハーパーBOOKS)など訳書多数。
【原題】
Recipe for a Perfect Wife -
愛を知らない可憐な令嬢と復讐の炎を燃やすガンマン。
二人の運命が交わるとき、荒野に情熱の嵐が吹き荒れる――
No.1ロマンス作家リンダ・ハワードが紡ぐ、至高の三部作!戦争によって没落した名家の令嬢ヴィクトリアは、
裕福な大牧場主のもとに嫁ぐべくニューメキシコまでやってきた。
愛のない結婚、非情な夫に不安を募らせていた彼女は、
冷たく光る目をした逞しい雇われガンマン、ローパーに心ならずも惹かれてしまう。
彼の恐るべき計画とヴィクトリアの運命を大きく変える出来事が待っているとは知らずに……。
女王の名作、待望の復刊! -
生まれる愛、誓う愛、試される愛――
2019年 女性小説賞受賞!
世界累計100万部突破の話題作。
“冤罪という悲劇であると同時に、感動的な物語”
――バラク・オバマ(アメリカ元大統領)
“深い感銘を受けた。そして、考えさせられた”
――ビル・ゲイツ(マイクロソフト創業者)
“アメリカが歴史の大きな転換点にある今、必読の書。人々を引き裂くのはナイフや銃弾とは限らない。でも、結びつけるのはいつも愛なのだ”
――鴻巣友季子(翻訳家・文芸評論家)
“アメリカの人種問題を扱いつつも「結婚」が個人や家族に与える普遍的な問題を描いており、読後に誰かと共感や反感を分かち合いたくなる”
――渡辺由佳里(書評家・エッセイスト)
ありふれた幸せな夫婦、ロイとセレスチャル。
ある日、町の寂れたホテルに泊まった二人だが、
その夜に女性客が強姦され、犯人と疑われたロイは警察に連行されてしまう。
とんでもない濡れ衣だと誰もが釈放を信じたが
夫の無実を訴えるセレスチャルの証言もむなしく
ロイに言い渡されたのは懲役12年の刑だった。
唐突に、理不尽に引き裂かれた二人は、
刑務所のなかと外とで手紙をやり取りしつづけるが――
愛とは、結婚とは、人種とは、社会とは。魂に訴えかける各賞受賞の話題作。
*女性小説賞受賞
*NAACPイメージ・アワード受賞
*アスペン・ワーズ文学賞受賞 -
アメリカ、イギリスで50万部突破!
10カ国で話題沸騰! 待望の日本版!
サセックス公爵夫妻 ハリーとメーガン
知られざる真実の姿
求愛の舞台裏、婚約秘話、結婚前夜……(上巻)
現代的なロイヤルカップルの伝記、決定版!
王室離脱――その決断が批判を浴びようと、
ふたりは自分たちの心に従う
アーチ―の誕生、王室離脱、北米への移住まで(下巻)
自分たちらしく生きる
イギリスの愛すべき王子とアメリカ女優のロマンスの芽生えが広く報じられるや、二人を取り巻くメディアの報道合戦は、王室ウォッチャーもただの見物人もいっしょくたに巻き込んで過熱する一方だった。二人の動向が――婚約から結婚式、息子アーチーの誕生から王室離脱という先例のない決断、北アメリカへの移住まで――新聞の一面を飾り、世界中が二人を見守るようになった。サセックス公爵夫妻は毎日のようにニュースで取り上げられているが、ハリーとメーガンのほんとうの物語はほとんど知られていない。
本書の中で、著者のオミッド・スコビーとキャロリン・ドゥランドは、新聞の一面の裏へと分け入り、アメリカとイギリスの両方で若いカップルを苦しめた噂を消し、誤解を解くべく、二人の生活の知られざる詳細を明らかにする。スコビーとドゥランドは、イギリス王室と彼らの公務を取材できる選ばれた記者団のメンバーという立場柄、外部の人間は見ることのできないサセックス公爵夫妻の生活を生で見てきた。
二人の求愛の舞台裏や婚約秘話、王室という制度の中で二人が直面した難題をつぶさに記した本書は、真に現代的なロイヤルカップルの伝記の決定版と言えよう。スコビーとドゥランドは、後を絶たぬ虚偽報道を暴き、陰謀を蹴散らし、ケンブリッジ公爵夫妻や女王とメーガンとの関係、ハリーと兄ウィリアム王子との報じられた“亀裂"、メーガンと実父との壊れた関係、家族のために自由を求め、タブロイド紙と距離を置こうとする公爵夫妻の真意にいたるまでを詳細に記して、夫婦としての二人やメディア、ロイヤルファミリーの真実を明らかにしてゆく。
独自の取材と、二人にもっとも近い人たちの協力を得て書かれた本書は、自信に満ちて影響力がある、前向きなカップルのほんとうの姿に肉薄している。二人は伝統を破ることを恐れず、スポットライトの外で新しい道を切り拓き、世界を根底から変えてゆくような人道的レガシーを構築しようしている。
【目次】
(上巻)
1 ロンドン・コーリング
2 ふたりの出会い
3 大自然の中での求愛
4 発覚
5 王子の抵抗
6 カルチャーショック
7 トロピカル・ストーム
8 不満を口にする
9 ドカーン!
10 さらばトロント
11 ファブ・フォー
(下巻)
12 サマンサ問題
13 お騒がせトーマス・マークル
14 スタンド・バイ・ミー
15 サセックス公爵夫妻
16 内緒だよ!
17 異なるふたりの公爵夫人
18 反目する兄弟
19 ウィンザーの愛の巣
20 アーチーを迎える
21 @SussexRoyal(インスタグラムを始める)
22 王室半離脱
23 家族会議
24 自由を求めて
電子版では、写真など紙版に掲載されている内容の一部が掲載されておりません。ご了承ください。 -
人気の『夜ふけに読みたい数奇なアイルランドのおとぎ話』の続編。不屈の生き様を涙と笑いで語るフィン・マク・クウィル伝説に、時代を超えて愛されるアーサー・ラッカムの挿絵つき。
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リンダ・ハワード&リンダ・ジョーンズ最新刊世界が終わるときは、あなたの腕の中にいたい――日常が消え去ったあの日から、二人の物語は始まった。
世界規模の大停電がじきに起こる――小さな町で雑貨店を営むセラは客のベン・ジャーニガンから突然そう警告され面食らった。ベンは2年ほど前からこの地に暮らす元軍人で、厳めしい容貌から住人に恐れられる男。そして翌日、果たして彼の警告どおり太陽嵐が地球を襲い、すべての電気系統が失われ人々は混乱の渦にのまれる。頼れるのはベンしかおらず、セラは彼のもとに向かうが……。異色のロマンティック・サスペンス! -
気鋭のアイルランド研究者により、これまでばらつきのあった人名などの固有名詞をなるべく原型に近い形で統一。独自の世界観を忠実に再現した決定版。話題の海外民話集「夜ふけに読みたいおとぎ話」シリーズに、アイルランド民話集が仲間入り。
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全米100万部突破!第一次大戦下、暗躍した伝説の女スパイ。実話に基づく傑作歴史ミステリー。
NYタイムズ、USAトゥデイ・ベストセラー!
ヒストリカル・フィクション部門第1位!――『The Globe and Mail』紙
ベスト・ブック・オブ・ザ・イヤー!――〈ナショナル・パブリック・ラジオ〉、〈BookBub〉
2017年ベスト・ブック!――〈Girly Book Club〉
1947年、戦争中に行方不明になったいとこを探すシャーリーは、ロンドンの薄汚れた住宅を訪ねる。現れたのは酔いどれの中年女。潰れた指で拳銃を振り回すその女、イヴは元スパイだった――。第一次大戦中、若きイヴは無垢な容姿と度胸を買われ、ドイツ占領下のフランス北部へ潜入する。そこでは凄腕のスパイ“アリス”が無数の情報源を統括していた。語られる壮絶な真実とは? 傑作長編! -
一度愛が燃えあがってしまえば、もう後戻りはできない――ロマンス界の女帝L・ハワード、待望の最新作が遂に日本登場!
首都ワシントン、6月。テロ対策特殊部隊GOチームの通信部で働くジーナは戸惑いを隠せなかった。世界各地で危険な任務を遂行する精鋭チームに突如、転属を命じられたのだ。戦闘経験は勿論、今までろくに体を鍛えたことすらないというのに……。翌日から始まった地獄のような訓練に必死で食らいつくジーナの前に現れたのはチームの屈強な男7人。なかでもひときわ長身で危険な雰囲気の男、リーダーのリーヴァイは冷たく言い放った。「おれたちは、きみにいてほしくない」その言葉が、くじけそうだったジーナの心に火をつけた――。 -
あなたは想像できるだろうか。夜明けを告げる小鳥のさえずりを、ラジオから流れる音楽を、愛する人たちのおしゃべりや笑い声を、生まれてから一度も聞いたことが無い人生を。目の前で動く唇が、ほほ笑んで見つめる顔が、唇の動きから読み取ってきた言葉が、徐々に消えていく瞬間を。
ジョー・ミルン(著者)は全聾に生まれ、静寂に包まれて生きてきて、あるときから視界まで失いはじめる。30代のさしかかったときは、進行性の難病であるアッシャー症候群と診断されてしまったのだ。いつの日か、彼女はまったく目が見えなくなるかもしれないのだ。しかし、どんなに落ち込もうと、ジョーは人生を楽しもうという信念を失わなかった。どんなに失ったものが大きかろうと、障害のせいで人生を諦めなかった。そして2014年、彼女はついに人口内耳の手術を受ける決断をする……読む人の心を震わせる、感動ノンフィクション。 -
ずっとずっと永い間、あなたを待ち続けてきた――ロマンス界の女王リンダ・ハワードが描く、世紀の恋。
タロットカードに描かれた絶世の美女、レナ――命を吹き込まれながらも、何千年ものあいだ狭い世界に閉じ込められてきた彼女だが、ある日助けを求める誰かの声に呼ばれ、気づいたときには人間の世界に。そこには母親を目の前で殺されて犯人から逃げてきたという、怯えきった幼い少年がいた。このまま放っておけずレナは少年と行動を共にすることに決めるが、そんな二人の前に現れたのが、5日以内にレナを連れ戻せと厳命を受けた、冷酷と悪名高い傭兵ケイン。レナは反発しつつも、彼の冷たい漆黒の瞳からなぜか目が離せず……。 -
季節外れの贈り物は、他人同然の男との危険な同居生活――ロマンス界が待ち侘びたL・ハワード最新作、ついに日本解禁!
早春のウェスト・ヴァージニア。小さな町の一軒家で愛犬と暮らすボウのもとに、犬猿の仲だった元義兄から、十数年ぶりにバースデーカードが届いた。「プレゼントが気に入りますように。ちゃんと面倒みてくれよ」誕生日はだいぶ先だし、いったい何のいたずら? 嫌な予感を覚えつつも無視しようとした矢先、顔色こそ悪いが野性的な雰囲気を漂わす長身の男が、家の前に現れる。モーガンと名乗るその男は義兄の部下で、銃撃で瀕死の重傷を負った特殊部隊のリーダーだった。事件の黒幕を暴き出す間、ボウの家に匿ってほしいと言い……。 -
全米を感動で包んだ、大戦下の姉妹の物語!
戦争は内気な姉を勇者に変え、わがままな妹を聖女に変えた。
アメリカ版読書メーター「Goodreads」、2015年ヒストリカル・ノベル第1位!
本文庫発売時におけるアメリカAmazonレビュー数21,500超、★4.8!!
感動のスーパー・ベストセラーが遂に登場します。
第一次大戦に従軍し、心に傷を負った父親は、妻の死後、二人の娘に背を向けた。
姉のヴィアンヌは慰めを求めて十六歳で妊娠、翌年結婚するが流産してしまう。
妹のイザベルは姉にも見捨てられ、寄宿学校に入れられるが、成長とともに反抗的になり学校を転々とする。
やがて第二次大戦が始まり、フランスはドイツに屈服する。ヴィアンヌの住む町にもドイツ軍が侵攻、出征した夫を待つヴィアンヌは、ドイツ軍大尉との同居を強いられる。
一方、寄宿学校を退学させられたイザベルは姉のもとに身を寄せるが、途上ドイツ軍の暴虐を目の当たりにし、怒りに震え、パリのレジスタンス組織を目指す。
娘の命を守るため、屈辱的な仕打ちに耐え続けるヴィアンヌ。イザベルはパリで、暗号名〈ナイチンゲール〉として、連合軍航空兵を国外へ逃亡させる秘密活動を開始する。
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