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『山岡由美(実用)』の電子書籍一覧

1 ~5件目/全5件

  • 《戦争や革命勃発の背後にアメリカ産小麦の存在――》
    19世紀初頭より帝政ロシアは、ウクライナの黒海に面したオデーサの活況を呈する港を通じて、ヨーロッパの大部分に食糧を供給していた。しかし、アメリカ南北戦争の後、大量のアメリカ産小麦が大西洋を渡ってヨーロッパに押し寄せるようになり、食糧価格は急落した。安価な外国産穀物は、ドイツとイタリアの台頭、ハプスブルク家とオスマン帝国の衰退、そしてヨーロッパ各国による勢力圏の争奪戦に拍車をかけ、第1次世界大戦とロシア革命が勃発する決定的な要因となった。
    国家の盛衰に説得力ある新たな解釈を加えた本書は、大国同士が鎬を削るなかにあって、穀物の支配が比類のない力を示してきたことを物語っている。従来の歴史観をゆさぶる注目書。

    【目 次】
    はじめに
    第1章 黒い道 紀元前1万年~紀元前800年
    第2章 コンスタンティノープルの門 紀元前800年~紀元1758年
    第3章 重農主義的な膨張 1760年~1844年
    第4章 ジャガイモ疫病菌と自由貿易の誕生 1845年~1852年
    第5章 資本主義と奴隷制 1853年~1863年
    第6章 アメリカの穀物神 1861年~1865年
    第7章 爆発音と大変化 1866年
    第8章 何をなすべきか 1866年~1871年
    第9章 穀物の大危機 1873年~1883年
    第10章 ヨーロッパの穀物大国 1815年~1887年
    第11章 「ロシアはヨーロッパの恥」 1882年~1909年
    第12章 オリエント急行、行動軍 1910年~1914年
    第13章 パンをめぐる世界戦争 1914年~1917年
    第14章 権力の源泉としての穀物  1916年~1924年
    おわりに
  • 【レジリエンスとは?】
    「レジリエンス」はこれからの社会デザインを導く北極星だ。
    レジリエンスの本質は、「樫と葦」の寓話にあるように、嵐を乗り切って回復する力にある。樫の木は頑丈で力強い、普通の風に吹かれてもまず倒れそうにない。対照的に、葦はほんの微風でも曲がる。だが、強い嵐が吹き付けたときには樫は弱い。葦は曲がるが折れない。これが、レジリエンスだ。

    効率重視の「ジャスト・イン・タイム」から、万一に備える「ジャスト・イン・ケース」へ。冗長性は悪から善になる――。危機対応型のマインドセットに転換しよう!

    レジリエンスの定義、レジリエンス重視の社会契約の考え方から始めて、新型コロナウイルス・パンデミックからの教訓、コミュニケーション、イノベーション、ダメージ・コントロール、金融のレジリエンス、インフレ、高水準の債務、不平等などのマクロ的な問題、そして、新興国経済、地政学と世界経済、気候変動といったグローバルな問題に至るまで。気鋭のマクロ経済学者が、どうすれば社会は、ショックに直面しても危機から立ち直れる力を備えることができるのかを考察する。
  • 現代のグローバル資本主義は、どのように生まれてきたのか。その起源を17世紀の「海賊の黄金時代」において最も悪名高い海賊王、ヘンリー・エイブリーと彼を取り巻く海賊たち、そして彼らとの闘いからひもとく。ユニークに世界経済の歴史を語る一冊。
  • シリーズ2冊
    3,9604,180(税込)

    2012年に発表した「成長の終焉」論文で、アメリカ経済の成長率の鈍化と長期停滞入りを予言したロバート・ゴードンによる画期的なアメリカ経済史。
    上巻は、南北戦争後の1870年から第二次世界大戦中の1940年までを扱う。
    下巻には齊藤誠一橋大学教授の解説を収録。

    ロバート・ゴードンは本書で、富について――アメリカ人が過去にどのように富を創造し、享受してきたかを論じている。今後縮小するパイをどう分け合うかを議論するのではなく、さらに富を創出しようと思うのであれば、本書を読み、理解しなくてはならない。
    ――ピーター・ティール、起業家、投資家、『ゼロ・トゥ・ワン』の著者

    アメリカの歴史を知るうえで欠かせない「生活水準」が余すところなく語られている本書は、興味が尽きない。ゴードンは、生き生きとした描写と印象的な統計で生活様式の変遷を浮き彫りにし、われわれは今後も引き続き満足な生活ができるのかを問いかける。
    その答えは意外なもので、将来の経済成長についての常識的な見方を覆す。比類ない画期的な書と言えよう。
    ――ロバート・ソロー、ノーベル経済学者

    本書はきわめて重要な結論をもつ力作である。具体的な事実と深い洞察が満載で、ページをめくる手が止まらない。読者はわくわくしながら、新たな発見をすることになるだろう。奥深い内容でありながらも、じつに読みやすい。
    ――ジョージ・アカロフ、ノーベル経済学者
  • 公債や株による資金調達、鉄道敷設の請願、地方を巡幸する天皇の奉迎など鉄道にまつわるさまざまな活動が「日本人」をつくりあげた。鉄道を核に近代国家が形成される過程を具体的な事例で解き明かす。社会学からみた新しい鉄道論。

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