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GWコイン大還元祭

『伊吹有喜(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~12件目/全12件

  • 880(税込)
    著者:
    伊吹有喜
    レーベル: 双葉文庫
    出版社: 双葉社

    夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。生徒の名にちなんで「コーシロー」と名付けられ、その後、ともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら……。昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた18歳の友情や恋、逡巡や決意をみずみずしく描く。2021年本屋大賞第3位に輝いた、世代を超えて普遍的な共感を呼ぶ青春小説。
  • シリーズ3冊
    572(税込)
    著者:
    伊吹有喜
    レーベル: ハルキ文庫

    新宿三丁目の交差点近く――かつて新宿追分と呼ばれた街の「ねこみち横丁」の奥に、その店はある。そこは、道が左右に分かれる、まさに追分だ。BAR追分。昼は「バール追分」でコーヒーやカレーなどの定食を、夜は「バー追分」で本格的なカクテル、ハンバーグサンドなど魅力的なおつまみを供する。人生の分岐点で、人々が立ち止まる場所。昼は笑顔がかわいらしい女店主が、夜は白髪のバーテンダーがもてなす新店、二つの名前と顔でいよいよオープン!
  • 801(税込)
    著:
    伊吹有喜
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    壊れかけた家族は、もう一度、一つになれるのか?
    第8回高校生直木賞(2021)受賞作!

    羊毛を手仕事で染め、紡ぎ、織りあげた「時を越える布・ホームスパン」をめぐる親子三代の「心の糸」の物語。
    いじめが原因で学校に行けなくなった高校2年生・美緒の唯一の心のよりどころは、祖父母がくれた赤いホームスパンのショール。
    ところが、このショールをめぐって母と口論になり、美緒は岩手県盛岡市の祖父の元へ行ってしまう。
    美緒は、祖父とともに働くことで、職人たちの思いの尊さを知る。
    一方、美緒が不在となった東京では、父と母の間にも離婚話が持ち上がり……。

    「時代の流れに古びていくのではなく、熟成し、育っていくホームスパン。
    その様子が人の生き方や、家族が織りなす関係に重なり、『雲を紡ぐ』を書きました」と著者が語るように、読む人の心を優しく包んでくれる1冊。

    文庫版特典として、スピンオフ短編「風切羽の色」(「いわてダ・ヴィンチ」掲載)を巻末に収録。

    文庫解説・北上次郎

    ※この電子書籍は2020年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ3冊
    792836(税込)
    著:
    伊吹有喜
    イラスト:
    関美穂子
    レーベル: ポプラ文庫
    出版社: ポプラ社

    ずっと、透明になってしまいたかった。でも本当は「ここにいるよ」って言いたかった―― いじめに遭っている少女・耀子、居所のない思いを抱え過去の思い出の中にだけ生きている未亡人・照子、生い立ちゆえの重圧やいじめに苦しむ少年・立海。三人の出会いが、それぞれの人生を少しずつ動かし始める。言葉にならない祈りを掬い取る、温かく、強く、やさしい物語。
  • 友よ、最上のものを。
    戦中の東京、雑誌づくりに夢と情熱を抱いて――

    老人施設でひとりまどろむ佐倉波津子に、小さな箱が手渡された。
    「乙女の友・昭和十三年 新年号附録 長谷川純司 作」。
    そう印刷された可憐な箱は、70余年の歳月をかけて届けられたものだった――
    戦前、戦中、戦後という激動の時代に情熱を胸に歩む人々を、あたたかく、生き生きとした筆致で描ききった感動傑作。
    巻末に、文庫のための書き下ろしスピンオフ「ポラリス号の冒険」を収録。
    第158回直木賞候補作。
    解説/瀧井朝世
    装画/早川世詩男
  • バブルの頃、自然写真家としてもてはやされた立花浩樹は、ブームが過ぎると忘れられ、所属事務所に負わされた多額の借金を返すうちに40代になった。カメラも捨て、すべてを失い。自分が人生で本当に欲しいものとは、なんだったのか? 問い返すうち、ある少女からの撮影依頼で東京へ行くことになった浩樹は、思いがけない人生の「敗者復活戦」に挑むことになる。
  • あなたって、どこでも傍観者なのね。家を出た妻にそう告げられ、47歳の会社員・青柳誠一は呆然と佇む。そして災厄は会社でも――。窓際部署に異動か、社が後援するバレエ団への出向、どちらかを選べと迫られた青柳は「白鳥の湖」公演の成功を目指すことに。スポーツトレーナーの瀬川由衣や天才バレエダンサー・高野悠らと共に突き進むが、次々と困難が……! 読めば力湧く崖っぷちお仕事小説。(解説・藤田香織)
  • 小説の名手たちが「料理」をテーマに紡いだ
    とびきり美味しいアンソロジー。

    うまいものは、本気で作ってあるものだよ――
    最高級の鮨&ワイン、鮪の山かけと蕗の薹の味噌汁、カリッカリに焼いたベーコンにロシア風ピクルス……
    おやつに金平糖はいかがですか?
    物語の扉をそっと開ければ、今まで味わった事のない世界が広がります。

    「エルゴと不倫鮨」柚木麻子
    「夏も近づく」伊吹有喜
    「好好軒の犬」井上荒野
    「色にいでにけり」坂井希久子
    「味のわからない男」中村航
    「福神漬」深緑野分
    「どっしりふわふわ」柴田よしき

    【本書登場の逸品たち】
    塩むすびと冷たい緑茶
    ハルピンのイチゴ水
    全粒粉のカンパーニュに具を挟んだサンドイッチ
    きときとの富山の海の幸・ゲンゲ汁
    生クリームと栗の甘煮のパンとアイスコーヒー
    食堂のカレーライスと福神漬
    星屑のような白い金平糖
  • シリーズ3冊
    1,6501,760(税込)
    著:
    伊吹有喜
    イラスト:
    関美穂子
    レーベル: ――
    出版社: ポプラ社

    ずっと、透明になってしまいたかった。 でも本当は「ここにいるよ」って言いたかった―― いじめに遭っている少女・耀子、居所のない思いを抱え過去の思い出の中にだけ生きている未亡人・照子、生い立ちゆえの重圧やいじめに苦しむ少年・立海。 三人の出会いが、それぞれの人生を少しずつ動かし始める。 言葉にならない祈りを掬い取る、温かく、強く、やさしい物語。
  • 660(税込)
    著:
    伊吹有喜
    イラスト:
    高寄尚子
    レーベル: ポプラ文庫
    出版社: ポプラ社

    妻の乙美を亡くし気力を失ってしまった良平のもとへ、娘の百合子もまた傷心を抱え出戻ってきた。 そこにやってきたのは、真っ黒に日焼けした金髪の女の子・井本。 乙美の教え子だったという彼女は、乙美が作っていた、ある「レシピ」の存在を伝えにきたのだった。 大切なひとを亡くしたひとつの家族が、再生へ向かうまでの四十九日間を描いた、感動の物語。
  • 704(税込)
    著:
    伊吹有喜
    イラスト:
    吉實恵
    レーベル: ポプラ文庫
    出版社: ポプラ社

    “心の風邪”で休職中の39歳のエリートサラリーマン・哲司は、亡くなった母が最後に住んでいた美しい港町、美鷲を訪れる。 哲司はそこで偶然知り合った喜美子に、母親の遺品の整理を手伝ってもらうことに。 疲れ果てていた哲司は、彼女の優しさや町の人たちの温かさに触れるにつれ、徐々に心を癒していく。 喜美子は哲司と同い年で、かつて息子と夫を相次いで亡くしていた。 癒えぬ悲しみを抱えたまま、明るく振舞う喜美子だったが、哲司と接することで、次第に自分の思いや諦めていたことに気づいていく。 少しずつ距離を縮め、次第にふたりはひかれ合うが、哲司には東京に残してきた妻子がいた――。 人生の休息の季節と再生へのみちのりを鮮やかに描いた、伊吹有喜デビュー作。
  • 男が運転する深夜バスに乗車してきたのは、16年前に別れた妻だった。
    壊れた「家族」という時計は再び動き出すのか――
    家族の再出発を描く感動長篇。
    第151回直木賞候補作!

    故郷に戻り、深夜バスの運転手として働く利一。
    子供たちも独立し、恋人との将来を考え始めた矢先、バスに乗車してきたのは、16年前に別れた妻だった。
    会社を辞めた長男、結婚と仕事の間で揺れる長女。
    人生の岐路で、忘れていた傷と向き合う家族たち。
    バスの乗客の人間模様を絡めながら、家族の再出発を描いた感動長篇。
    解説・吉田伸子

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