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『筧裕介(実用)』の電子書籍一覧

1 ~6件目/全6件

  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    認知症世界を生きる必須スキル、「対話」と「デザイン」を学ぼう

    大ヒット書籍「認知症世界の歩き方」に待望の「実践編」が登場
    認知症のある方の生きる世界 を楽しく理解し、この世界を生きる必須スキル、ご本人との「対話」 と生活環境の「デザイン」 を学びましょう。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    なかなか理解してもらえずに困っていた「認知症のある方が実際に見ている世界」が
    スケッチと旅行記の形式で、すごーくわかる!

    まるで「ご本人の頭の中を覗いているような感覚」で、認知症のことを楽しみながら学べる一冊です。

    ーーー

    ここは、認知症世界。
    認知症とともに生きる世界では、だれもがいろいろなハプニングを体験することになります。

    ・乗るとだんだん記憶をなくす「ミステリーバス」
    →自分のしたことを忘れてしまうのは、なぜ?

    ・だれもがタイムスリップしてしまう住宅街「アルキタイヒルズ」
    →あてもなく街を歩き回ってしまうのは、なぜ?

    ・イケメンも美女も、見た目が関係ない社会「顔無し族の村」
    →人の顔がわからなくなるのは、なぜ?

    ・熱湯、ヌルッ、冷水、ビリリ。入浴するたび変わるお湯「七変化温泉」
    →大好きだったお風呂を嫌がるのは、なぜ?

    ・時計の針が一定のリズムでは刻まれない「トキシラズ宮殿」
    →コンロの火を消し忘れてしまうのは、なぜ?

    ・一本道なのになかなか出口にたどり着かない「服ノ袖トンネル」
    →同じ服ばかり着たがるのは、なぜ?

    ・ヒソヒソ話が全部聞こえて疲れてしまう「カクテルバーDANBO」
    人の話を集中して聞けないのは、なぜ? etc...

    あなたは認知症世界を旅する旅人。
    この物語に登場するのは、架空の主人公でも、知らないだれかでもなく、
    「少し先の未来のあなた」や「あなたの大切な家族」です。

    認知症世界の旅、はじまり、はじまり。

    ーーー

    <著者からのメッセージ>

    ●とにかく、「本人」の視点で認知症を知ることのできる本を目指しました。

    認知症のある方の心と身体には、どんな問題が起きているのでしょうか。そして、いつ・どこで・どのような状況で生活のしづらさを感じているのでしょうか。
    いざこういうことを調べてみても、これまでに出版された本やインターネットで見つかる情報は、どれも症状を医療従事者や介護者視点の難しい言葉で説明したものばかり。肝心の「ご本人」の視点から、その気持ちや困りごとがまとめられた情報が、ほとんど見つからないのです。
    この大切な情報が不足していることが原因で、認知症に関する知識やイメージに偏りが生まれ、ご本人と、周りの方の生きづらさにつながっています。

    「困っていることはあるのに、自分の口で言ってもうまく説明できない」という、ご本人の気持ち。
    「本人に何が起きているのかわからないから、どうしたらいいのかわからない」という、周りの方が抱える気持ち。

    そのすれ違いを、少しでも減らすことができないか。認知症のある方ご本人に起こっていること、ご本人が感じていることをより多くの人に理解してもらいたいというのが、この本をつくった一番の思いです。

    ●「認知症のある方が生きている世界」を、実際に見られるように

    とはいえ、認知症のある方が抱えるトラブルを理解するのは簡単なことではありません。そこでわたしたちは、認知症のあるご本人にインタビューを重ね、「語り」を蓄積することから始めました。その数は約100名にのぼりました。
    それをもとに、認知症のある方が経験する出来事を「旅のスケッチ」と「旅行記」の形式にまとめ、誰もがわかりやすく身近に感じ、楽しみながら学べるストーリーをつくることにしました。
    それが、「認知症世界の歩き方」です。

    ●たとえば、「お風呂を嫌がる」のはどうしてなのか?

    「本人が、お風呂に入るのを嫌がって……」。介護をされる方から、よくお聞きする話です。見方によっては「介護への抵抗」と感じられる、その人の「お風呂に入りたくない理由」は1つではなく、実はその背景には、さまざまな認知機能のトラブルがあると考えられます。たとえば、

    1.温度感覚のトラブルで、お湯が極度に熱く感じる
    2.皮膚感覚のトラブルで、お湯をぬるっと不快に感じる
    3.空間認識や身体機能のトラブルで、服の着脱が困難
    4.時間認識や記憶のトラブルで、入浴したばかりだと思っている

    単純に、家族に手間をかけさせたくないと思っている、という場合もあるでしょう。
    このように、お風呂という1つのシーンをとっても、その人が抱える心身機能障害(心と身体の不調・トラブル・誤作動)や生活習慣・住環境によって、なぜ・どんなことに困難を感じるのかは異なるのです。
    つまり、認知症を「ひとくくり」にしない。それが、とても大切なことです。

    ●どうしてそんなことするの……?行動の「理由」を知ることが、本人も介護者もラクにする

    「できること」も「できないこと」も、人それぞれで異なります。
    たとえば、すでに買い置きがあるのに食パンを何度も買ってきてしまう、という日常のちょっとした失敗。でも、食パンを買いすぎるのも、単純に「いつ買ったのか忘れてしまっている」のか、「戸棚の扉を閉めたことによって食パンが見えなくなったため、その記憶が消えてしまっている」のかなど、原因はさまざまです。
    失敗だけを見ていると「本人に買い物をさせない」と行動を制限するしかないように思えますが、その背景にある理由がわかれば、対応の仕方は変わります。
    買い物リストをつくる、ストックは必ず見えるところに置く、そもそも戸棚の扉を外す……。
    こうしたやりとりの中に、「わかってくれない」「わからない」といったすれ違いは起こるものです。
    でも、それを少なくすることができれば、ご本人も周りの方も楽になる場面が増えていくことでしょう。
    ちょっとした工夫だけで、今まで通りの生活を続けることができ、本人の尊厳を守り、認知機能の低下を防ぐことにもつながります。

    「認知症世界の歩き方」の完成を一番喜んでくださったのは、だれよりも認知症のある方ご本人でした。
    「自分の口で言ってもあんまりうまく説明できないし、相手にもすぐに理解してもらえなかったけど、これを読んでもらうと「ああ、こんなことが起きてるんだ」って、わかってくれる人が多くて嬉しかった。」

    また、ご家族からは、こんな感想をいただきました。
    「わたしたち家族が、彼女に見えている世界を理解し、寄り添い、彼女と心地よく過ごすためのヒントを探していたときに、とてもわかりやすく、世界の見え方を教えてもらえました。」

    この本だけで、すべてがわかるわけではありません。でも、認知症のある方にはどんな世界が見えているのかを知ることで、自分や自分の大切な人にどのようなことが起きるのかを、より想像できるようになるでしょう。

    ●認知症とともに幸せに生きる未来をつくれるように

    認知症は「今のところ」は、医学的に治す方法はない、という事実があります。
    しかし、「本人の視点」から認知症を学び、生活の困りごとの背景にある理由を知ることで、「どうやって、認知症とともに生きるか」、つまり、「付き合い方」や「周りの環境」は変えることができます。
    付き合い方や周りの環境を変えることで、その困りごと自体が発生しない、ということも起こり得ます。解決する困りごともあるでしょう。
    「病」を診て「症状」に対処する医療・介護視点のアプローチではなく、「人」を見て「生活」をともにつくり直す。
    そんな視点からできるアプローチもあるはずです。

    認知症のある方が生きている世界をもっと自分も知りたい。この超高齢社会の日本に、もっとその世界を想像できる人が増えることで、変わることがあるに違いない。
    認知症とともに、幸せに生きる未来をつくるきっかけになれば。そんな思いで、この本をつくりました。
    自分と自分の大切な人との生活をともにつくっていく手引きになれば幸いです。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    土(コミュニティ)、陽(ビジョン)、風(チャレンジ)、水(教育)。
    地域の生態系をしなやかに再生する。

    一過性のイベントやハコモノ頼みの施策ではなく、
    長期的かつ住民主体の地域づくりはどうすれば可能なのか?
    SDGs(持続可能な開発目標)の考え方をベースに、
    行政・企業・住民一体で地域を着実に変えていく方法を
    ソーシャルデザインの第一人者がわかりやすく解説。

    科学的かつ実践的、みんなで取り組む地域づくりの決定版ハンドブック。


    持続可能な地域には、4つの豊かな生態環境がある。
    ・土……つながり協働し高め合う「地域コミュニティ」
    ・陽……道を照らしみんなを導く「未来ビジョン」
    ・風……一人ひとりの生きがいを創る「チャレンジ」
    ・水……未来を切り拓く力を育む「次世代教育」
    これらを備えた「持続可能な地域」を実現するための、
    具体的・実践的な方法論を示すこと。それが本書の目的です。
  • みんなの幸せを、みんなでつくろう。
    いま注目の問題解決手法「ソーシャルデザイン」。
    育児、地域産業、高齢化、コミュニティ、災害……
    社会の抱えるさまざまな課題を市民の創造力で
    クリエイティブに解決する方法を、
    7つのステップと6つの事例でわかりやすく解説。

    ソーシャルデザインとは「森の中に、道をつくる」活動
    高齢化、地域産業、育児、コミュニティ、災害……
    社会課題は、鬱蒼とした森のようなもの。
    足を踏み入れると出口が見えず、
    とらえどころがなく、道に迷うことも多い。
    ソーシャルデザインとは、
    そんな森に一本の道をつくる活動です。
    森を歩き、声を聞き、仲間をつくる。
    森の地図を描き、一番必要とされる場所に、
    必要な道を、橋を、小屋をみんなでつくる。
    それがソーシャルデザインです。
  • お金がない? 出会いがない? 地方と都市はどう変わる?人口減少の「事実」と「対策」。
    結婚・仕事・住まい・経済など様々な面で私たちに大きく関わる、21世紀の日本を襲う最大の問題「人口減少」。知ってそうで知らないその本質をデザインの力で解き明かし、地域でできるアクションを事例を交えながら提案する。わかりやすいカラー図版を多数掲載。行政・政策関係者や地域活性化に取り組む人はもちろん、日本社会の大問題をきちんと理解しておきたいすべての人に読んでほしい一冊。
    21世紀の日本を襲う最大の社会変化でありだれもが無関係ではいられない「人口減少」。本書は、以下を目的として作られました。
    (1)人口減少問題の「本質」を理解する・・・人口減少は、私たちのライフスタイルから都市計画や経済まで、様々なことに関連する複雑な問題です。本書はデータとデザインの力でその本質を明らかにします。(1~3章)
    (2)地域でできる「アクション」を知る・・・人口減少に対し、身近な地域レベルで何ができるでしょうか。デザイン思考を使ってそれぞれの地域の状況に合った問題解決の指針を示します。(4~5章)
    第1章 人口減少への16の疑問とキーデータ・・・日本の人口減少について、疑問に答えるかたちで解説。データを視覚的にわかりやすく表現しており、問題の全体像と原因をすっきりと理解できます。
    第2章 人口減少のメカニズム・・・人口は今後どのように推移するのか。どんな要因がどれほど人口減少に影響しているのか。3大要因を挙げて人口減少のメカニズムを明らかにします。
    第3章 人口減少要因で見る地方自治体5タイプ・・・地域によって人口減少の状況はさまざま。この章では1,720の自治体を要因別に5つに分類し、それぞれの特徴・要因に合った対策を考えます。
    第4章 提言:人口減少問題へのアプローチ・・・日本が、地域が、企業が、個人が、人口減少にどう立ち向かっていくべきか。地域レベルですぐに取り組めるアクションを提言します。事例も多数紹介。対策の効果の試算も行います。
    第5章 人口減少問題解決の7ステップ・・・複雑な社会課題の解決に力を発揮する「ソーシャルデザイン」の考え方で人口減少問題の解決に挑むプロセスを紹介します。
  • 人口減少、育児、エネルギー、格差……世の中の課題を美しく解決して幸せなムーブメントを起こす、みんなのための「デザイン」実例集。

    ・ボランティアと被災者をつなぐ できますゼッケン
    ・妊娠・出産・育児のセーフティネット 親子健康手帳
    ・市民が発電を体験・体験できる ふじさわ発電ゲート
    ・わりばしから始まる中山間地域循環システム 和RE箸
    ・人と人との絆をつなぐ、まちのうわさ 八戸のうわさ
    ・町民と行政職員が一体で作った 海士町総合振興計画
    ……私たちの創造力が、課題先進国ニッポンを救う!

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