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『安東みきえ(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~8件目/全8件

  • 読んだあと、心が晴れやかになる。誰かに「贈りたくなる」絵本!

    洗濯されて庭に干されていた赤いてぶくろ。右手と左手がケンカをしています。もち主のゆうちゃんが右ききだから、自分のほうがえらくて立派なんだ、と右手はいばっています。――と、風が吹いて、右手は遠くに飛ばされてしまいました。そこで出会ったのが、若いメンドリ。オンドリのように「コケコッコー」と朝を告げたいという夢があるのですが、トサカがないメンドリは、鳴くことができません。「よし、りっぱな トサカになってやろう!」。赤いてぶくろは、はりきってメンドリのトサカ代わりになりますが――。

    「自分のままじゃ、いけないの?」と悩むメンドリと、「立派って、なんだろう?」と考えるようになる赤いてぶくろ。
    冬の日の偶然の出会いが、ふたりの未来を大きく変えます。

    ●小学校低学年の読み聞かせや、読書感想文にもオススメ!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    世界中で読みつがれてきた「グリム童話」から10編を収録。やさしく、あたたかく、時につめたく、みにくい…おもしろいだけじゃない、ありのままの人間の「こころ」を知り、考えていくお話たちです。
  • 越してきた田舎の町で、中学校に馴染めずにいた少女は、ひょんなことからゆめみの駅にある遺失物係にたどり着く。そこは誰かが忘れた「おはなし」が世界中から届けられ、「遺失物語台帳」に収められている不思議な場所だった。係の人から一日一話ずつ物語を読み聞かせてもらいながら、自分が失くしてしまった物語を探すのだが――。痛みを抱える人にそっと寄りそってくれる、切なくもやさしい物語。
  • 1,265(税込)
    著:
    安東みきえ
    装画:
    田中千智
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    「ここは夜叉神川の上流。
    両側に高い崖が迫る谷、聞こえるのは川の音と、山で鳴く鳥の声だけだ。」――『川釣り』より。

    「昔、亡くなったおばあちゃんが教えてくれた。魂という漢字に鬼の字が入るのは、もともと人の心に鬼が棲んでいるからだと。」――『鬼が森神社』より

    全ての人間の心の中にある恐ろしい夜叉と優しい神、その恐怖と祝福とを描く短編集。
    「川釣り」「青い金魚鉢」「鬼が森神社」「スノードロップ」「果ての浜」        
    夜叉神川の上流から下流へ、そして海へと続く全五話を収録。 
    野間児童文芸賞受賞後初作品
  • 31名の人気クリエイターが語る、とっておきの“夜更けのおつまみ”。 読んだら一杯やりたくなること間違いなし!おいしい記憶がたっぷり詰まった珠玉のエッセイ・アンソロジー。巻末にはキリンビールとコラボし、noteで開催したコンテスト大賞受賞作も掲載!
  • 1,155(税込)
    著:
    安東みきえ
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    児童文学界からきらりとその姿をあらわした、美しく巧みな筆致の、新・ヤングアダルト小説。夕暮れ時、静かに目をこらして。ふしぎな世界はすぐそばにある。それはほんのいっときで消えてしまう。あらわれるのはきまって夕暮れ時。光と闇のまざる時間、生と死の境目がぼんやりするころ――。女子中学生・灯子の感受性がつむぐ、やさしさと不思議さに満ちた1年間。
  • 1,155(税込)
    著:
    安東みきえ
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    まるで神話のようだ。新しい時代の母娘の。梨木香歩氏推薦!標準的見た目の中学生の私と、オカルトマニアで女子力の高い美月ちゃんは幼なじみでママ同士も友人だ。ある日、美月ちゃんとクラスの男子を誘い、幽霊屋敷へ肝だめしに行くことに。幽霊屋敷探検に発端におこる出来事を通じ母娘たちの葛藤と成長が描かれる。“母娘問題”を独特の観察眼で捉えた感動作。椋鳩十賞、小さな童話賞大賞受賞作家、安東みきえ氏、初の長編小説。
  • 鳥になりたいトビウオや、お母さんとはぐれて迷子になったクジラの子どもなど、幸せを求める海の生き物たちの物語。

    悩みながら迷いながらも、幸せを求める海の生きものたちの物語。トビウオのトビィは、いつも思っていました。なぜ魚なんだろう、つばさがあるのに。なぜ鳥にはなれないんだろう、こんなに空がすきなのに――。そして、水にもぐるウミ鵜を見て思うのでした。鳥なのになぜ空だけにいないのか。あんなに軽々と飛べる羽をもっているというのに。そんなある日、トビィたちの群れが船にぶつかりそうになり……。クジラの子どもはかあさんとはぐれて迷子になってしまいました。ちょっとしたことで叱られて、かあさんのもとを離れたのがいけなかったのです。気づいたらまるで知らない海にきていました。そして、海の生きものたちにかあさんを知らないか聞いてまわるのでした。「死の女王」と恐れられ、きらわれているホホジロザメ、いつか竜になれると信じ、泳ぎの練習をするタツノオトシゴ、3億年も前から平穏が好きなシーラカンスなど、心に沁みる7つの短編集。

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