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『文芸・小説、竹書房怪談文庫』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全184件

  • 858(税込)
    編著:
    加藤一
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    アレを使えば、切れ味最強さ。良くも……悪くも
    (「研ぐということ」より)

    ホチキス/漬物石/聴診器/足踏みミシン/傘
    彫刻刀/鑿/鉋/鉈/孫の手
    孫の手/柳刃包丁/バケツ/砥石の台…ほか

    人の怨みを吸い、呪具と化した物たちの怪!


    生活と仕事の相棒、道具に纏わる恐怖怪談集。
    パワハラで辞職した社員が遺した愛用の文具。ねこばばして持ち帰った上司を襲う惨劇の音…「笑うホッチキス」
    亡き姑自慢の古漬けに使われていた漬物石。嫁が石に触ると焼けるように熱く…「つけてくる石」
    神棚に祀られた鉋とその下の不気味な脂染み。かつて罪人の拷問に使用された物だというが…「滲む脂」
    先輩大工が遺した道具箱。細工された隠し底に入っていた物は女の髪束と書き置き…「二人ハ夫婦」
    祖父の道具箱に封印された曰くつきの古い鑿。他人が触れば祟られ、職人生命を断たれるというが…「鑿」
    古民家宿から無理を言って譲り受けた孫の手。宿の主人から大事に使えと言われたが…「孫の手」
    先祖代々受け継がれてきた砥石の台。最高の切れ味に仕上がる秘密はその材質に…「研ぐということ」
    病床の父から怪異な物が見たくなった
  • 781(税込)
    編著:
    深澤夜
    共著:
    橘百花
    共著:
    松本エムザ
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    【思川・観晃橋】橋脚に浮かぶ姫君の霊(小山市)
    【烏帽子掛峠】木立に揺れる首吊り紐(那珂川町)
    【十二御前】多発する事故と××様(矢板市)
    【徳次郎の六本杉】伐ると祟る伝説の杉(宇都宮市)
    【中禅寺湖】湖上に現れる金の帆船(日光市)

    ……ほか、県内を徹底調査。栃木県の当地怪談集!

    栃木県ゆかりの怪談作家が地元の怪と不思議を徹底調査!
    土地の怪奇伝承から現代の恐怖体験まで幅広く聞き集めたご当地怪談集。
    思川に架かる橋の橋脚に浮き出た姫君の形をした染みの正体は…「思川にまつわる話」(小山市)
    峠道の左右の林から聞こえる笑い声と、揺れる無数の首吊り紐…「烏帽子掛峠」(那珂川町)
    雷が落ちた場所をしめ縄で囲って祀る風習。その中に猫の亡骸を置くと…「雷様が降りた場所」(大田原市)
    戦国時代の悲劇の史跡、十二御前。その近辺で起きる事故との因果は…「田園にて」(矢板市)
    岩舟山近くの調水池で起きた怪。神隠しのごとく消えた子供が水の上に立ち現れて…「沼」(栃木市)
    伐ると死ぬと言われる祟りの杉。その真相は…「日光街道・徳次郎の六本杉」(宇都宮市)
    小峯神社の近く、例幣使街道沿いの杉並木を飛ぶ子天狗…「鹿沼の思い出」(鹿沼市)
    中禅寺湖に浮かぶ金の帆掛け船の幻。母には見えず娘にだけ見えて…「湖上の帆船」(日光市)
    他、35話収録!
  • 「気づかなかった?
    あなた、呪いの人形なのよ」

    ビルから落下する人形の幻を見る男
    ある日、人形が言葉を…
    「墜落人形」より

    一癖も二癖もある、アク強すぎの怪実話!


    出てくる霊も体験者も曲者ぞろい。
    俄かには信じがたい異常現象と歪で底冷えのする恐怖たち。
    一筋縄ではいかない怪異ばかりを集めた強烈な実話怪談集!
    ・スベリヒユが群生するプレハブ小屋。中では女装の少年がある霊的な作業を…「スベリヒユ」
    ・嫁入りの夜に出現すると言われる縁起のよい帆掛け船。だが船には黒い人影が…「ゴブリン対策」
    ・激辛カレーを食べる謎の老女。食事中、老女の袂から何かが…「蝉と蛇とカレーライス」
    ・玄関に立つデリヘル嬢の霊。勢いよく殴った時だけ手応えが…「殴打のテオリア」
    ・手首切断事故と目撃されたオレンジ色の爪をした左手首の幽体。その正体は…「手首が来る」
    ・セーラー服の少女を車で轢いてしまった幻の感触。その後、車が盗まれ意外な展開に…「轢いた記憶」
    ・福岡のとある会社社長一族が行う秘密儀式伝うことになった男。
     山奥の薄野原で井戸と対峙した怪奇な5日間…「可哀相な井戸」
    ・ビルから落下する人形の幻影を見る男。なぜ自分にそれが見えるのか?
     それが霊だとして、なぜ人間ではなく人形なのか?戦慄の結末…「墜落人形」
    他、満を持して世に放つ著者9年ぶりの単著!
  • 781(税込)
    著:
    久田樹生
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    最恐心霊スポットから河童とアマビエ伝説まで
    熊本県のご当地怪談決定版、火の国再発見の歴怪ミステリー!

    天草の乱や西南戦争の激戦地・田原坂など戦火の歴史から生まれた怪スポットを数多く有する一方、河童渡来の地、アマビエ顕現の地と古くから神妖にも愛された土地、熊本県。
    そんな火の国の知られざる怪を深堀りするご当地怪談ミステリー!

    ・自殺多発、阿蘇大橋の色をめぐる怪奇(南阿蘇村)
    ・五木の子守唄は呪歌だった!?(五木村)
    ・解いてはならぬ謎。天草の隠し財宝の呪い(天草諸島)
    ・何も持ち帰ってはならぬ―田原坂の禁忌(植木町)
    ・熊本城の銀杏と加藤清正の予言(熊本市)
    ・最恐心霊スポット、S病院(熊本市)
    ・馬を食べてはいけない一族(熊本市)
    ・高塚山の山頂でお百度参りをする女霊(人吉市)
    ・模写?祟りをもたらすもう一つの幽霊画(人吉市)
    ・ループ橋に浮かぶ赤い女の顔(人吉市)
    ・道の駅坂本で目撃された謎の光(八代市)
    ・アマビエを金儲けに使った男の末路(八代市)
    ・公式心霊スポット?遊園地のお化け屋敷(荒尾市)

    他、怪と不思議の実話大収録!
  • 836(税込)
    著:
    渡部正和
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    怪奇アングラーが釣り上げる戦慄の実話怪談

    「両腕はものすごい力で引っこ抜かれたかのようにざくざくになって…」
    夜ごと訪れる、酸鼻極まる異形のおんな―― (「検品のおしごと」より)

    希代の釣りキチ怪談作家・渡部正和が引き当てた禁忌級の逸話ばかりを凝集した実話怪談集。
    ・水中から伸びる瘡蓋だらけの腐った腕と襲いかかる死霊の恐怖「釣行夜話 湖沼釣り編」
    ・怪しげな倉庫仕事で憑いた無惨な異形「検品のおしごと」
    ・牌によって奈落に堕ちる人間の絶望と怨嗟を描いた怪奇連作「麻雀狂・三態」
    ・帰宅した自室で遭遇した異様すぎる呪術の痕跡「骨」
    ・東北の某集落に伝わるおぞましい風習を記録した人怖譚「儀式」
    ・結婚式場の廃墟を訪れた男の日常にひたひたと迫る花嫁姿の怪異「ゴンドラ」
    ――など26話収録。
  • 781(税込)
    著:
    高田公太
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    「欲しいのは、恐怖のみ」

    怪談界一のへそ曲がりが正面から「恐怖」に挑むガチで怖い実話怪談!

    怪談が怖いのは当たり前、他人と同じものは書きたくないと
    怪談の横道を行き続けたひねくれ男が原点回帰!
    ただひたすらに恐怖のみを追い求めた本気で怖い実話怪談。
    生前、祖父が神様と呼んだ庭の巨石。石に向かって手を合わせると禍々しき言葉が耳に…「神様」
    ハンカチを飲み込む奇行で窒息する社員が続出する会社。布の柄には見覚えが…「願い」
    稀代の占い師と呼ばれた伯母が若い二人に残した予言。伯母の死後、恐るべき怪異が…「二人」
    ある男性と関わると世界が歪みだす。洗脳を超えた奇怪な術の正体は…「ここに漂え」
    ほか、浮世と幽世の闇を奥の奥まで覗ききった底冷えの1冊!
  • 怖いのに、惹かれる!
    歴史ロマンと美しき自然に宿る怪、杜の都のご当地怪談

    地元を知り尽くした仙台出身在住の著者と
    怪談を集めて全国行脚するルポルタージュ怪談作家が徹底調査!


    【青葉区】仙台藩刑場跡、お化けトイレの魔
    【宮城野区】謎の耳鳴りに襲われる与兵衛沼
    【若林区】津波で流された地に残る狐塚の怪
    【太白区】秋保大滝の遊歩道に出る父子の霊
    【泉区】一家惨殺の噂から生まれた幽霊屋敷


    東北地方唯一の政令指定都市、仙台市のご当地怪談集。
    五区それぞれの怪奇スポットや本当にあった怪異事件、恐怖体験談を大収録!
    仙台藩刑場跡にあった琵琶首公衆便所で頻発した水の怪(青葉区)
    江戸時代に六道の辻があった北目町ガード付近。
    トンネルを東側に向かって潜ると、霊が背中に乗ってきて…(宮城野区)
    お狐様の結界か?津波から唯一守られた狐塚の怪(若林区)
    秋保大滝の遊歩道で聞こえる霊の会話。
    不動尊の絵馬に書かれた戦慄の内容との因果(太白区)
    一家惨殺事件の噂が先行し心霊スポットになってしまった空き家。
    だが、やがて噂通り霊が現れ家族を形成していき…(泉区)
    他、歴史ロマンと豊かな自然に抱かれた杜の都の怪を徹底調査!
  • シリーズ11冊
    704781(税込)

    実話怪談のスペシャリスト達が切りとった刹那の恐怖、究極の1行怪談から長くても2ページまでに収まる怪談を選りすぐった一冊。
    恐るべし最短の1行怪談「出会す」(平山夢明)、怪談実話コンテストで平山が絶賛した「ささやき」(黒木あるじ)ほか、「日なた」など短編怪談の名手・我妻俊樹、『「超」怖い話』夏版の編著者・松村進吉が参加、怪談社・伊計翼からは切れ味するどい怪談が寄せられ、黒史郎、神薫も集う。
    『新「超」怖い話』シリーズ(勁文社文庫版)に掲載された幻の短怪談も再録。圧巻の書き下ろしとレジェンドを合わせ156話を収録。目をつぶる一瞬に植えつける、新たなる怪談の境地がここに!
  • 781(税込)
    著:
    煙鳥
    著:
    吉田悠軌
    著:
    斉木京
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    地元ゆかりの著者らが総力取材。
    誇り高き歴史の町、会津地方の怪異談52話!

    【会津若松市】家老屋敷跡の子女の霊
    【喜多方市】化け狐伝説と狐塚の怪
    【猪苗代湖周辺】崖に埋められた刀の祟り
    【南会津町】若松連隊、幻の行進
    【会津南西部】禁忌の水辺・人飲み沢
    【会津盆地】鶴ヶ城と小田山を結ぶ霊道
    【会津坂下町】旧家の蔵の髪伸び人形
    【磐梯山】林間学校の心霊写真
    【猪苗代町】幽霊ペンションの地下室
    【会津南部】青い人形の座敷わらし
    【北塩原村】雨の雄国沼の怪
    【昭和村】移動映画館の子ども霊
    【会津南西部】土葬の作法と井戸の声


    福島県会津地方の怪奇伝承、不思議で怖い話を地元出身の著者らが取材蒐集したご当地怪談集。
    幕末に多くの子女が自刃した西郷頼母邸。その跡地周辺の屋敷で起こる怪…「家老屋敷跡にて」(会津若松市)
    鴉が笑うように鳴くと人が死ぬ。集落の言い伝えの真相は…「鴉鳴き」(喜多方市)
    地元で近寄ってはならぬと言われる沼。かつてそこで男が切腹したと祖母は言うのだが…「むぞせ」(会津南西部)
    崖に埋められた祟り刀。露出した一部に触れた少年は…「湖岸の刀」(猪苗代湖周辺)
    宿泊所と登山後の山頂で撮影された不気味な2枚の写真…「林間学校の写真」(磐梯山)
    夢に導かれて訪れた鶴ヶ城とそこで待っていた思わぬ人物…「落日」(会津若松市)ほか収録!
  • お寺に隠れたリアル怪奇譚
    徹底取材で明かされる!!僧侶の恐怖・不思議体験、寺院に纏わる怪談
    ナナフシギ・大赤見ノヴ氏の実体験も収録!

    現世に立ちながら、あの世に一番近いところでその世界を見渡しているのは僧侶なのかもしれない。
    5000人を超える人たちの怪談を取材してきた著者が僧侶、またはその近親者や関係者に限定してインタビューを敢行、ディープなルポ怪談がここに誕生した!
    ・震災に見舞われた地にボランティアで入った時の不思議な体験「とある阿闍梨の話」
    ・事故物件に祓いをしに行ったのだが…「猫供養」
    ・お上人であった夫を看取ったとき…「夫の来迎」
    ・面妖な像の不思議な謂れ「火を呼ぶ邪鬼」
    などのほか、四谷怪談のお岩さまの墓を巡る検証ルポや各地の僧侶にまつわる伝承などを収録。
  • 怪談新世代、誕生。

    歪ゆえに、悍ましく
    粗削りゆえに、鋭く
    防御0、攻撃100
    直球で攻め込む恐怖
    思考が止まる変化球
    先人への崇敬と野心
    踏襲改造目指せ斬新
    欲しいのは恐怖だけ


    まずは読め、聞いてくれ!
    新時代の恐怖60話!

    怪を愛し、怪にとり憑かれ、日々怪を求めて尋ね歩く。
    何か恐ろしい話、不思議な体験はありませんか、と。
    助産師だけに聞こえる出産前の妊婦の腹から響く声…「産声」
    社員食堂の排水に浮かぶ生き人形…「油まみれの紙人形」
    閉館する写真館に保存してあったある女性の写真群。それには奇妙な点が…「家族写真」。
    限界マンションに暮らす不気味な住人たちの共通点…「ご縁があったら」
    母と息子の数奇な人生を繋ぐ怪…「日曜日のパンケーキ」
    他、自身の体験または取材による聞き書き怪談の公募
    「怪談マンスリーコンテスト」から生まれた、
    新時代の作家らによる鮮烈な怪の記録60篇を収録!
  • 「あいつ、たった四日で真っ黒に溶けちまいました」

    古墳から出てきた勾玉。
    盗んだ作業員を襲う恐るべき呪いとは?
    「黒汁」より

    人柱の家、廃墟の座敷牢、全室事故物件のアパート…
    禍々しさが炸裂する最凶怪談!

    この世の悍ましきもの、忌まわしきものを限界まで煮詰めた地獄の怪談集。
    ・顧客の家に突如飾られた油絵。左耳を手で覆う少女の絵だが、以降住人の耳に異変が…「玄関先」
    ・秘密の地下室があると聞いて忍び込んだ廃墟。隠し階段の奥にあった座敷牢と謎の水場は…「廃墟の地下室」
    ・民俗学の調査を兼ねて訪れた祖父母の家。妙に冷える畳が気になって調べると裏にびっしりお札が…「お札の部屋」
    ・建築作業中に発見された古墳。副葬品の勾玉を盗んだ作業員の行く末…「黒汁」
    ・怪我人が続出する古民家の解体。開かずの間の大黒柱の下には注連縄と骨が…「贄の柱」

    他、抗えぬ負の魔力に酔いしれたし。
  • 「あれはイズナ使いだ…」

    憑き物を操る見鬼に仕掛けられた現代の呪術戦。
    首塚で行われていた
    驚愕の儀式とは?

    ――表題作「首塚の呪術師」より


    異形・あやかしの類は人の強い想いに魅かれてやって来る。
    想いこそが心霊現象や、念の異形といったものを生み出すのだとも言える。
    ・飲み会の写真で背後に写る生霊は自分を執拗に付け回しているネットストーカーの男で…「青い男」
    ・ある事故に遭遇してから視えるようになった女子高生が通学バス内で体験した恐怖…「紐」
    ・人間によって住み慣れた場所を突然追われたあやかし達の怒り…「井戸と楠」
    ・将門の首塚で祭壇を組み、怪しげな呪術を行う男。
    男に目を付けられた著者は旧友を使い魔にされ、壮絶な呪術戦を仕掛けられる…「首塚の呪術師」

    など、現代に息づく呪いと神秘の怪異譚全22話収録。
    著者自身の戦慄〈魔〉体験!
  • 「玉目! おまえ怪談は金輪際やらねえっ!って云ってたけど、出汁きいてんじゃねえかよッ!」 ――平山夢明

    「人間って内臓が穴からこぼれちゃうんだね。製麺機からにゅるにゅる出てきた生麺みたいに…」 
    収録話「事故物件じゃないの?」より

    目を凝らせばそこここに浮かび上がるのは、夥しい怪異と救われない恐怖――冨士玉目の目にはなにが見えているのか。
    ・廊下に充満した悪臭の原因…母子による絶望のメッセージの行方「会議で言いたかったこと」
    ・夜中に突然、娘の口から発せられるしわがれた男の声「縁もゆかりもない」
    ・山が啼くという奇妙な言葉の驚愕の真実「アがなく」
    ・叔父が描いた絵に隠された忌むべき秘密「女神の絵」
    ・いつも旨いお茶を入れる事務所の子の様子がおかしい、やがて知る不可解な出来事「茶の味」など。
    人気シリーズ「怪談四十九夜」の掲載作の再録とともに書下ろしを加えた48話を収録。
  • 「ネジのぶっ飛んだ大胆な怪異の連続! 最高!」――怪談家ぁみ

    新世代最恐怪談 ここに登場!
    彗星のごとく現れた新世代が刻む腸(はらわた)が軋む恐怖!

    ・旅の途中で立ち寄った小さな寺での凄惨な体験「御厨子開帳」
    ・深夜残業中、タバコを吸おうと喫煙室入ろうとすると…「整列!」
    ・オフィスの椅子が座るたびに妙な音を立てる。そのおぞましい理由とは「豚の椅子」
    ・久しぶりに会う古い友人が連れていた女の奇妙な行動は…「モルダー先輩」
    ・親友の住む新しいマンションを訪ねたが、部屋の隅に妙なものを見つけて…「恐の胎動」
    ――など31話収録。
    怪談家ぁみも絶賛、〈怪談マンスリーコンテスト〉にて平山賞・黒木賞のダブル受賞に輝いた書き手が研ぎすました筆を大胆に振るう!
  • 858(税込)
    著:
    影絵草子
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    子供が消えてしまう家
    仏間に墓石を祀る家
    家長の魂を移し替える家
    福の神を殺す掟の家
    神を混ぜて作る呪いの家
    死にたい人だけが見える遺書の家

    建物の仕事を本職とする著者が見聞きした〈魔〉の棲まう処
    家と家系の怪異談!


    建物の仕事に携わる著者が長年かけて聞き集めた「家と家系」に纏わる怪異談。

    ・家を渡り歩き、住人の記憶を操作する謎の人…「あがたさん」
    ・押入れに棲むもう一人の母と呼ぶ何か…「母のぬけがら」
    ・死にたい人だけが見つけられる遺書の家…「たがねさんち」
    ・旧家の厠に棲み3回だけ質問に答えてくれる神…「厠坊主」
    ・家に仮の弟が出現し預言を行う日…「まくれる」
    ・成人前の一族を住まわせる度胸試しの家…「護神の御座す処」
    ・福の神を見つけたら袋叩きにしなければならない家の掟…「福の神を殺す話」
    ・お母様と呼ぶ墓石を仏間に祀る家。墓に入っているのは…「墓になった実家」
    ・家の中に突如現れる真っ白な異空間の正体は…「百足部屋」
    ・家長の魂を代々移し替える家…「影の座」
    ・どこからともなく砂が湧き、家も人も砂に埋もれていく家…「砂かぶりの家」
    ・お盆の時だけ家の中で子供が消えてしまう家…「迷い盆」

    他、奇妙で空恐ろしい魅惑の64家の怪!
  • 怪談師・牛抱せん夏が綴る恐ろしき怪異譚100+語り版8話!

    「なにかがギチギチになって蠢いている。襖からは巨大な蛇が…」
    関わる異性が死ぬという男性の身に迫る怪異 「ニエ」より

    古典から現代ものまで怖い話を語る怪談師として活躍している牛抱せん夏が、様々な怪異に遭遇した方に取材をして怪談をまとめ上げる。
    ・自宅に持ち帰った人形が恋しがるのは…「あんちゃん」
    ・身近にいる女性が亡くなっていく恐ろしい理由「ニエ」
    ・夜中に見かける後ろ姿の少女、顔を見ると…「耳」
    ・家族旅行先で遭った怪異の行方「先回り」
    ・ここどこ?どこに戻ればいいんだよ!と事故死した友人の声が…「残されたビデオ」
    ・村を取り巻くようにとぐろを巻き、ゆっくりと動いたものは…「蛇神村の聲」
    ――など100話+語り8話を収録。

    「この世の裏側」を覗き見たい方、こちらへどうぞ。
  • 781(税込)
    著:
    鶴乃大助
    著:
    卯ちり
    著:
    戦狐
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    秋田県の最恐ご当地怪談集

    北秋田市◆祭りで撮れた不可解な写真

    秋田市◆飲み屋街に出る白装束の男

    男鹿市◆深夜見た都市伝説のアレ

    横手市◆トンネルに現れる謎の警官

    仙北市◆秋田藩の公的河童目撃録

    由利本荘市◆通夜の日のぴんぽんおばけ ……ほか


    秋田県に所縁のある鶴乃大助、卯ちり、戦狐が秋田の各地を巡り土地の人々から聞き集めた秋田の怪異奇譚集。
    ・家に続く不幸の理由は、敷地内の郷土神を祀る社が荒れたせいなのか…「みよしさん」(由利本荘市)
    ・大太鼓祭りで撮れた不可解な写真、その行方は…「ポラロイド写真」(北秋田市)
    ・座敷ワラシのいると言われる部屋に宿泊してみたら…「禍福は糾える縄の如し」(大仙市)
    ・歓楽街・川又で飲んだ帰りに髷を結ったいで立ちの男と目が合い…「通町橋の男」(秋田市)
    ――ほか、仙北の河童やナマハゲ、妖狐など、怪奇伝承から妖怪話、曰くある代物云々…奇々怪々な秋田がここにある。
  • 京都、大阪、神戸
    関西三大都市に潜む怖い話


    京阪神を横断する阪急電車沿いに発展し、独自の文化圏を擁するこの沿線の街に潜む不思議や怪異が満載の関西ご当地怪談!

    男の霊に出くわす大阪梅田近くのホテル

    神戸三宮のパチンコ店にある異空間への扉

    生者を橋から引きずりこむ西宮北口の悪霊集団

    京都河原町にあった呪物的絵画

    顔の溶けた女の霊が現れる十三の公園

    彼の世へ通ず!?豊中の団地に現れる奇妙なエレベーターのボタン

    落書きが動く!?高槻市の小学校にあるトイレ

    訪れると正気を失う宝塚山中の廃ホテル

    怪奇現象が多発する今津線沿いの最恐物件 …ほか


    大阪梅田を起点に西は神戸三宮・新開地、東は京都河原町まで、京阪神間を横断する阪急電車。
    その沿線に広がる街に埋もれた数多の怪異譚を怪談作家・宇津呂鹿太郎が綴るご当地怪談集。
    ・歩道橋に現れた人ならざる異形「鳥肌」(茨木市)
    ・事故物件か!とあるマンションで頻発する数多の怪奇現象「アウトな物件」(伊丹)
    ・夜中に通ると果てのない塀が続き抜けられない!不思議な異界譚「阪急西宮スタジアムの跡地にて」(西宮北口)
    ・ある女性にとり憑く恐ろしい女の霊。話すことすらタブーの危険な恐怖譚「瞼の裏の女」(烏丸)
    ――など収録。
  • 本当に怖い実話怪談はこれだ!本物の恐怖だけを集めた唯一無二のホラーシリーズ「超」怖い話。加藤一、久田樹生、渡部正和、深澤夜の4人が織りなすガチで震える恐怖実話!
  • 怪異に遭遇した生の声の数々

    「隠れてたんじゃない。身体が右半分しかなかったんです」
    ひょろひょろとした白髪の老人が物陰から… 収録話「こっち側」より

    体験者の口から紡がれる生の怖い話
    怪談が生まれる現場を目撃する!

    「ご自身や家族の不思議な体験を聞かせてもらえませんか?」
    黒木あるじは怪談語りの催事の場で客たちに訊いてみた。
    すると、リアルに語られるのは底知れぬ不気味さを孕んだ怪異ばかり。
    ・幽霊の出没が噂される場所で出会ったのは…「みえてますよね」
    ・遊んでいた人形が歩きだし…「おまえのせいで」、夜遅くに車で帰る道、電話ボックスにいたモノが…「あしあと」
    ・冬の夜の道、近所に住む男性と出会い…「屍人坂」
    ・橋から川に人が飛び込んだ!通報が頻発するわけとは…「月命日」
    ――など、聞くも怖気、語るも怖気な75話。
    怪談はこうやって生み出されていくのか!あなたも体験者となる!
  • シリーズ2冊
    781836(税込)
    著:
    営業のK
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    大ヒットシリーズ「闇塗怪談」の営業のKによる
    新たな恐怖伝説が始動!

    群がる首無しっ子が
    私の首をもぎ取ろうと
    ぐりぐり捻り回す……。
    「供養塚」より

    行ってはならぬ村
    聞いてはならぬ声
    禁忌に縛られた恐怖実話27!

    金沢に実在する塗料会社のブログに綴られた実話怪談が話題を呼んで書籍化、
    大人気シリーズとなった『闇塗怪談』の著者がさらなる禁忌に挑む新作実話怪談。
    ●山陰の村で川に近づいてはならぬとされる日。破ると船がお迎えに来るというのだが…「船が来る」
    ●等身大の幼児人形を抱いてカラオケ店に来た老婆。漏れ聞こえる歌声をよく聞くと…「まーくん」
    ●北アルプスの断崖絶壁に立つ不気味な母娘。登山中に彼らから囁かれた言葉の意味とは…「二歩目より三歩めがいいです」
    ●雪の峠で身動きできなくなった車。夜半、握り飯を差し出してくる男らに車を囲まれ…「車中で夜を明かした」
    ●近所の空き家に忍び込もうとした少年らが見た存在しないはずの家族。恐怖は20年後に…「いつから呪われてた?」
    ●出張から帰宅して感じた家族の異変。夕飯に出された一枚の冷えた食パンは…「付きっきり」
    ●一人っ子なのになぜか姉がいた記憶のある女性。神社でお祓いを受けてから見えなくなった姉の正体は…「姉」
    ●屋敷の床下から見つかった古い塚。工事を続行しようとすると、作業員の子供達が次々と死んで…「供養塚」

    他、禁断の27話収録!
  • 781(税込)
    著:
    鈴木誠
    著:
    鷹鷺狸夜
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    読者にも怪異が… 閲覧注意怪談集

    読めば怪異に見舞われる!?
    ページを開けたその先は――自己責任でお願いします!

    【特別寄稿】
    たっくー(たっくーTVれいでぃお)
    煙鳥(オカのじ)
    いわお☆カイキスキー(怪談恐不知)

    恨みや呪い、黒い願望、唱えてはいけない言葉、やってはいけない行動──ある一定の条件が発動した時、怪異は巻き起こるのか。
    ・最初は虫から始まった奇妙な出来事、それはなぜ?「メメント・モリ」
    ・旧家の床下で見つけたモノに込められていたのは?「畳の下には」(鈴木誠)
    ・名前が嫌で改名をしたら、身に降りかかる悲劇「キラキラネーム」
    ・祖母に教わったとある呪文、唱えてはいけないのに…「死神の家系図」(鷹鷺狸夜)など。
    また、煙鳥、いわお☆カイキスキー、たっくーが特別ゲストとしてそれぞれ障
    ル怪談を寄稿。
    この本を手にした者へ、障リ有れ!
  • 〈厭系〉開祖による新シリーズが始動!

    決して抜け出すことのできない忌まわしき闇の沼…
    「絶望。そう絶望だ。ここには絶望が住んでいる。」
    (「結果待ちの話」より)


    この世の理から完全に外れてしまっている不幸の数々…厭怪談の妙手・つくね乱蔵の「絶厭怪談」シリーズが始動!
    ・妹が連れてきたのは驚くほど丁寧に作り込まれた赤ん坊の人形で…「新しい家族」
    ・妻子を失う不幸に襲われた夫、それでも幸せだと言う理由は…「石田家の幸福」
    ・義母への対抗心から始めたお盆の段取りは何かが間違っていたようで…「完璧なお供え」
    ・入ってはいけないと強く感じたにも拘らず侵入した結果が招く恐怖…「結果待ちの話」
    ・生活の全てに罪の可能性があると言う娘を襲った悲劇…表題作「深い闇の底から」
    ほか全30話。

    何が起こっても落ち着いて対処するか、或いは静かに諦めるか…明日の絶望がここにある。
  • 「くちゃっ、ぐちゅっ」
    棺に入った私から肉をちぎって食む音が…。
    (「恥さらしの仏壇」より)

    怪談界の武闘派3人が恐怖で殴り合う無法地帯。
    最凶に物騒な極悪怪談!

    数多の怪異の中でもとくに闇深い話を取材してくる3人が危険な恐怖を持ち寄った怪談集。
    ・荷物で塞がれた使用禁止の階段。中央に供えられたコロッケは…「奥階段」
    ・離島のガマで頭蓋骨を踏んでしまった男の末路…「しゃれこうべ」
    ・嫁ぎ先の奇妙な仏壇。一族の恥さらしを祀っているというが…「恥さらしの仏壇」
    ・部屋に井戸のある家の葬式。母は誰とも口をきいてはならぬと…「部屋中の井戸」
    ・公園に一夜にして現れた不気味な木。だが周囲は異変に気づかず…「冥途」
    ・水詰まりの修理に訪れた文化住宅。猫砂まみれの部屋にいたのは…「畜生部屋」
    他、様々な因果が練り込まれた地獄の28話収録!
  • シリーズ2冊
    748924(税込)
    著:
    鷲羽大介
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    あれはいったいなんだったのか――思いもよらぬ不可思議なことは、突然身に降りかかってくるのだ! 黒木あるじ氏推薦のもと登場した気鋭の怪談作家が紡ぐ怪異譚の数々。婚約者の両親に見せられたのは自分そっくりの顔をした誰かの写真「永遠の魔女」、幼少の家の玄関には生首がぶら下がっていて、それは…「僕だけの生首」、ナビの案内でたどり着いた場所は…「早く来てよ」、今もなお進行中の怪異、友人の家で皆が見る悪夢の行方…「リアルタイム」など怒涛の80話を収録。恐怖に囚われ、暗い監獄の奥へといざなわれ…。
  • 危険すぎる人が絡んだ恐怖

    人間(ヒト)の狂気か、それとも心霊の怪異か!
    身近に迫る恐怖がここに!

    怪異と狂気は紙一重なのか──心霊とサイコの狭間の奇妙な話を新進気鋭の播磨龍次が切れ味鋭く描き出す。
    ・駐車場にいたラジオを手にした奇妙な男。翌日同級生が行方不明になり…「ラジオと大男」
    ・離婚した男性が憂さを晴らしに行った夜の店で、妻そっくりのキャバ嬢に声をかけられ…「同級生だよ」
    ・人形遊びをしている幼い姪が奇妙なことを口走る「右にいる人」
    ・彼氏の家に初めて行った日、たまたま見つけたノートには幼い頃の自分の文字が…「なくした日記」
    ――など50話収録。薄暗い影を纏う隣人に付け込まれませぬよう。
  • 「山海」に纏わる厳選怪談集!

    「人形の怖い話」に続くテーマ別アンソロジー

    山にはいったい何が棲んでいるのか、海には何が潜んでいるのか。人が踏み入れてはいけない異界がそこにある──。
    山と海に纏わる怪異を収録した、テーマ怪談集の決定版。
    ・ベテラン登山者が山で出会ったのは…「道迷い」(鈴木 捧)
    ・釣りをしていて出会う怪異の数々「渓流怪談」(平谷美樹)
    ・沖縄でその日、海に入ってはいけない理由「ヨーカビーの海」(小原 猛)
    ・浜で遭遇した悲しい過去の記憶「ぼたもち」(春南 灯)
    ・後輩に見せられた奇妙な一枚の写真とは「呼び水」(若本衣織)
    ・漁師が漁場で見た驚愕の海の秘密「うみだま」(黒木あるじ)
    ――など書き下ろしと過去の最恐作品を選りすぐって全39話を収録。
  • シリーズ4冊
    748836(税込)
    著:
    吉田悠軌
    著:
    高田公太
    監修:
    煙鳥
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    稀代の怪談蒐集家(ジャンキー)・煙鳥。
    決して表舞台に出ない彼のネタ帳を
    二人の手練れが再取材して世に出す、実話怪談界待望の書!

    実話怪談の配信者としてネット界で長年暗躍し続けてきた男、煙鳥。
    その圧倒的な取材力はマニアの間でも評価が高く、彼の語る怪談は文句なしに面白い。
    一方、決して業界の表舞台に出てこない謎めいた存在でもあった。
    今回、彼の怪談を本という形に残すべく二人の作家が手を挙げた。
    吉田悠軌と高田公太。二人が伝説の怪談を再取材、事件のあらましを再検証の上、綴り上げた。

    中古で緑の机を買ってから見舞われる不幸、逃れるには…「机と海」
    猿を撃てないマタギが語った奇妙な理由…「生活」
    新興宗教の信者6人が惨殺された家の怪…「食い違い」
    酒で苦しむ男に幽霊がくれた不思議な水…「一杯」
    廃屋に泊まってから見る悪夢。それは舟にぎっしり積まれた手首…「白色の蓋」
    特養老人ホームの入居者だけに見える魔の子供…「みどりさん」
    全部屋が回廊で繋がる奇怪な古民家の恐怖…「回廊の家」
    墓参りで白い服を着た女を見たら死期が近い。一族に伝わる因縁とは…「白い服の女」
    他、全28話収録。
    実物の煙鳥取材ノートも公開!
    消えない伝説となった恐怖の数々をぜひご堪能あれ。
  • この世に実在する本物の異空間。
    最恐の怪談師芸人が綴る戦慄の実話怪談集!

    「その子の顔や名前すらいまだに…」
    異世界に迷い込んだ子どもは存在ごと消え… (「お菓子の家」より)

    お笑い芸人でありながら重度の怪談オタク、怪談ライブBarスリラーナイト歌舞伎町にて夜な夜なステージに立ち、怪談最恐戦2022で優勝し5代目怪談最恐位に輝いた実力者・伊山亮吉が華々しく怪談本デビュー!
    ・心霊スポットのトンネルで目を覚ますと…「無数の手形」
    ・林で迷い込んだあるはずのない不気味な洋館「存在しない記憶」
    ・降霊術に挑んだ中学生の身に降りかかった恐怖の一部始終「ひとりかくれんぼ」
    ・赤一色の世界で血塗れの子どもに迫られ…夢と現実がリンクするおぞましい夜「赤い子ども」
    ――など異世界系実話怪談を多数収録!

    門〈ゲート〉は日常のすぐ真横にもあいている…。
  • そこで待ち伏せしている怨霊の恐怖!
    拝み屋の著者に託された曰くつき実話怪談集!


    東北の拝み屋・郷内心瞳のもとに寄ってくる怪異の数々をしたためた人気シリーズ第8弾。
    ・友人宅近くの丁字路にポツンとある墓石、その謎がわかったのは…「裏付け」
    ・親戚から譲り受けた勉強机、しかしその夜に奇妙なことが…「由来不明」
    ・空き家の探検でその家の縁の下に入り込んだら、そこには四つん這いの女がいて…「ムラサキおばさん」
    ・ある日起こった集団自殺以降、15年の間にさらに多くの人間が不審な死を遂げ、忌むべき場所とされたその墓地。やがて更地となり暗い噂は忘れられていたのだが…「人喰い墓場」
    ――など収録。

    ここに綴られる墓場には死者は静かに冥ってはいないのだ。
  • 781(税込)
    著:
    田中俊行
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    港町・神戸の実話怪談

    兵庫県神戸市――歴史ある港町に息づく、山・海・人にまつわる不思議の数々を、灘区出身のオカルトコレクターが綴る奇想の神戸裏ガイド!

    怪奇現象が多発するポートタワー

    三宮のセンタープラザに出る落ち武者

    新神戸の某ホテルに広がる異次元空間

    恐ろしいほどにご利益がある恋愛弁天

    JR住吉駅で起きた怪奇事件の真相

    元町高架下近くの最恐幽霊屋敷

    動物園内にある旧ハンター住宅で謎の男が姿を現す

    阪急・六甲駅付近に建つ最恐事故物件マンション

    つくはら湖に出没する悲鳴と呻きをまとった死霊

    阪神地域屈指のミステリースポット・甲山の怪!


    呪物コレクター&怪談師としてブレイク中の田中俊行が地元・神戸の怪談をまとめた一冊!
    ・エレベーターガールの間で語られる怪異「ポートタワーの怪」(中央区)
    ・著者がかつて勤めていた会社で起きた社長の悲劇「龍」(東灘区)
    ・祈りが祟りに変容したのはなぜ?「祟りの木」(北区)
    ・何か奇妙なものが棲む古い洋館「旧ハンター邸」(灘区)
    ・間取りが不思議な賃貸住宅、事故物件ではなさそうだが…「女性専用マンション」(須磨区)
    ・夜の街で母親の帰りを待つ幼い姉弟。家にいたくない奇妙な理由とは…「元町高架下の子ども」(中央区)
    ――など。神戸の街に蔓延る異界の数々を収録した実録暗黒ガイド!
  • シリーズ7冊
    715858(税込)

    怪異の起こる土地や物件――そこにはそれらが記憶する陰惨な過去が隠れている。
    リンチ殺人の現場近くに住む人たちに起きた不可解な出来事「見殺しの代償」、事故物件を見に訪れたところ…「しがみつく六人」、著名人の墓を巡るのを趣味とする人が出会った奇妙な男「墓地の掃苔家」、陰惨な事件を記憶する土地にまつわる怪談「欠番の家」など圧巻の61話を収録。
    誰もが気づかぬうちに踏み入っている忌み地、出ることは叶わない。
  • シリーズ3冊
    748858(税込)
    編著:
    加藤一
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    鬼は実在する――。

    先祖が鬼だという資産家一族の子孫に掛けられた呪い。
    その恐ろしき元凶とは…「受け継ぐ」より

    鬼を見た人の証言、29話!


    古来より語り継がれし異形のモノ、鬼。
    実在か、はたまたお伽噺の産物か、或いは別のものを鬼と言い換えたのかその説は様々だが、いずれにせよ現代には縁遠いものと思われがちである。
    だが、鬼に出会った者は今でも実在する。
    本書は彼らの証言、体験談を聞き集めた実話の鬼怪談である。
    ・どこからかついてきてしまった幼い鬼に情をかけた女。やがて鬼は成長し恐ろしいことが…「鬼の子」
    ・先祖が鬼だという資産家一族に掛けられた呪い。そのおぞましきルーツとは…「受け継ぐ」
    ・押し入れに鬼が棲む一家。節分の夜に鬼の声を聴いて吉凶が占うというのだが…「鬼が嗤う」
    ――他、霊よりも怖い鬼の実話怪談29篇!
  • 「ベッドの下から出るわ出るわ……」
    歯。歯。歯。歯。歯。歯。
    ―――「噛夢」より

    現実と非現実の境目が溶ける瞬間の恐怖。
    急上昇の若手、待望の初単著!

    夢と現実が奇妙にリンクし、曖昧になった刹那を掬い上げる…実話怪談界の新鋭・蛙坂須美が放つ待望の初単著。・疲れ果て眠りに落ちそうになった瞬間に感じた無気味な異変…「噛夢」
    ・自分だけが身に覚えのない、記憶の亡霊のごとく不鮮明な映像とは…「蛇素麺」
    ・突然居酒屋に入ってきた男との不条理な会話…「犬目耳郎」
    ・引き籠もりの兄の部屋から聞こえてくる少女の声…「まゆちゃん」
    ・地方紙の記者が取材先の寺で見かけた女は全体のバランスがちぐはぐで…「泣きぼくろ」
    他、32話収録!
    淡水と海水が混ざり合うのが汽水域ならば、ここは怪奇と眠りの狭間=奇睡域。
    さぁ、地獄の扉が開く。
  • 781(税込)
    著:
    濱幸成
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    決定版!
    福岡県全域の実話怪談集
    地元出身の作家が日常の真横に佇む恐怖を綴った戦慄の福岡裏ガイド!

    「後ろから、白い女が憑いてきてるッ…!」
    最恐心霊スポットに潜む危険な怨霊 (「犬鳴峠 旧トンネルの女」より)

    ・中洲のホストにとり憑く女の生き霊
    ・祟る!1つの村が沈んでいる北九州の畑貯水池
    ・志賀島に現れる四つん這いの落ち武者
    ・殺人事件と関係が!?怨霊がとり憑く力丸ダム
    ・怪奇現象が多発!筑後地域の心霊旅館
    ・死と怪異をもたらす広川町の十三佛

    数多の歴史名所や心霊スポットを有する九州最恐地帯・福岡県にひしめく恐怖の数々を、福岡市早良区出身の怪談作家が綴ったご当地怪談集。
    ・中央区にある某マンションのエレベーターで出遭う怪異「配達員」
    ・映画「犬鳴村」のモデルになった最恐心霊スポットの恐怖体験談4連作「犬鳴峠」
    ・不動産屋も入室を拒んだ危険すぎる霊障アパート「姪浜駅近くの事故物件」
    ・隠し部屋に霊道…ある家に纏わる戦慄の因縁「廃屋からの誘い」
    ・水難事故が多発するみやこ町のとある淵に纏わる哀しくも恐ろしい真相「黒い石」
    ――など、県内全域の本当にあった怖い話を徹底取材!
  • 自分達を守ってくれると思っている存在は、実はとんでもないモノなんじゃないかと」
    神か、異形か。里の社で祀られるモノの魁偉なる姿とは―― (「やまのかみ」より)

    内藤駆が蒐める奇怪霊妙な体験談
    2年ぶり待望の実話怪談最新作!

    奇絶怪絶。世の怖い話のなかでも極めて異彩を放つ壮絶な体験談ばかりを蒐集する内藤駆が2年ぶりに放つ待望の最新刊。
    ・台風の夜、命を取りに港町へ押し寄せる不気味なモノ達「死亡フラグ」
    ・秘め事の最中に現れる毛虫の赤ん坊と呼ばれる恐ろしい異形「体育倉庫」
    ・居たはずの人物が周囲の記憶ごと掻き消える…不可思議な存在消失譚の引き金とは「机の下」
    ・水田のお社で出遭った神様とされる禍々しき何か「やまのかみ」
    ・東南アジア某国の通称病人村で目撃した化け物の姿「ハハタン」
    ・幕末から続く因果を一身に受ける少年への凄惨な祟り「霧雨」
    ――など異形なる恐怖譚22篇を収録。
  • 内容
    甲斐国は怪ノ国!
    武田信玄のお膝元、美しき山々に囲まれたフルーツ王国山梨県のご当地怪談集。

    山中湖の湖上に浮かぶ白い女
    白装束の亡者=七人ミサキに襲われる都留市の佐伯橋
    県東部のリニアの工事現場で起きる怪事件と山に棲む猿に似た異形
    昇仙峡で聞こえる不気味な呻き声、自殺志願者が樹海で迷い込む幻の病院
    あの世への誘い?忍野八海に現れる謎の怪婦人
    武将団の魂が宿る最強スポット飯富八幡神社
    車のトランクにつめた着物が濡れる花魁淵の怪現象
    清里高原のペンション入口に立つ祟り地蔵
    身延山久遠寺の枝垂桜の下で袖を引く童の霊
    夜叉神峠で連鎖する家族の死
    異界の廃村に通じる道が出現するフルーツ農園
    大菩薩峠で車を取り囲む亡者の群れ

    ほか、オール実話書き下ろし全32話収録!
  • 理不尽に襲い来る怪異
    おぞましき死者からのメッセージ!!


    遭難者の捜索で入った山中で遺体は見つかった。しかしそれは奇妙な状態で…「山姫」
    バイト先の店先で起きた悲惨な事故、それは連鎖し…「哄笑」
    旧友がくれた小銭、そこに隠された暗い意図とは…「小遣い」
    家にあった井戸を埋めてから家族が一人ずつ死んでいく。掘りなおそうとするのだが…「手遅れ」
    子供の頃から聞こえていた〈ご先祖様〉の声の通りに生きていたという男が最後に聞いた命令とは…「舌禍」
    など42話収録。
    死の連鎖が絡みつく強烈な怪異とおぞましき死者からのメッセージの数々!
    新たな書き手が取材し書き溜めた恐怖の実話怪談を、今ここにまとめ上げる!
  • この男、憑かれている…
    とんでもない〈怪談野郎〉があらわれた!

    怪談蒐集を趣味に持ち、仕入れたネタを友人の怪談作家に提供していた「私」。
    ある時、自分の網にかかったネタと怪談作家の取材したネタが被っていることに気づく。
    現在進行形の怪談を「怖いから書かない」と言う友人に「私」は思わず口にしてしまった。
    「じゃあ自分が書く」と──。

    表題作「凶禍の音」を機に蒐集のみならず書き手になってしまった著者の、恐るべきストック怪談集。
    ・ブロック塀に囲まれている奇妙な家屋「デスマッチの家」
    ・近所の地蔵になんの気なしに手を合わせたら…「身代わり」
    ・仕事に追い詰められていた帰り道、遠くに見えたのは…「楽しそうな通り」
    ――など、魂の奥に流れこんでくる44編!
  • 「それ気のせいだと思います」

    開かずの間の共通点。
    遺体が動く意味。
    存在が記憶から消える系。

    怪異を分析・考察する「読み解き」の果てに絞り出される一滴の恐怖。
    野暮でロマンな怪談本爆誕!

    説明のつかぬ怪異をあえて分析、調査し、考察する。
    膨大な類例から傾向と真相を炙り出す手法から、
    取材に取材を重ね、隠された事実を掘りおこす試みまで、
    野暮を承知で怪の読み解きに挑んだのが本書=黄泉ときである。
    ・ひとりでに鳴るピアノの原因
    ・「開かずの間」の意外な共通点
    ・「黒いひと」が出る土地の因果
    ・プラシーボ効果のない呪いは成立するか
    ・類話から考える「出逢い」の謎
    ・雑貨店に現れた老人が語る「動く遺体」の原理
    ・交換日記に書かれた「不気味なメッセージ」の犯人
    ・三人が同時に視た「笑うおんな」の真相とは――。
    一見無粋な試みから浮かび上がるのは拭えぬ恐怖と心、魂の本質である。
    野暮なロマン「それ気のせいです」の先をご覧あれ。
  • シリーズ52冊
    660781(税込)
    著:
    鳥飼誠
    著:
    三雲央
    著:
    鈴堂雲雀
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    睡蓮はヒツジグサとも呼ばれ、羊の刻(午後2時頃)に花を咲かせ、夜にまた閉じる。これを3回繰り返すと命が尽きる。古来、蓮は穢れた水中から空高く茎を伸ばして咲く姿から、極楽浄土の花と尊ばれてきた。だが、睡蓮は似て非なるもの。根に絡みつく怨念や業を断ち切れなかったかのように、その葉も花もかろうじて水面に首を出し、顔を浮かべるのみだ…。花は三度開き、声にならぬ呻きと呪詛を残して命果てる。3人の怪談猛者が今回聞き集めてきた恐怖の声は、そんな睡蓮の断末魔にも通じる怪。信じがたいけれど本当にあった、現実の恐怖なのである…。
  • 東京~高尾間
    中央線沿線の街に埋もれた
    尋常ならざる恐怖体験談!

    高円寺にある怪奇現象多発アパート
    凶事が相次ぐ東中野の忌み地店舗
    吉祥寺・井の頭公園に現れる首無し女
    異世界に転移する西国分寺~国立の辻
    窓に張り付いて覗き込む八王子の怪女


    都心と多摩地区を東西に結び、新宿駅や立川駅など大型ターミナル駅も持つJR中央線。この都内区間である東京~高尾間の街に埋もれた怪異を、沿線住民の著者が鮮やかに記録した実話怪談集。
    ・内見せずに入ったアパートの部屋には前の人の家財道具が置かれたままで…「野方の蒸発アパート」(中野)
    ・実際に目撃された怪人の恐怖「井の頭公園の首無し女」(吉祥寺)
    ・有名大学での奇妙な出来事「四谷のソフィア稲荷と泣く女」(四ツ谷)
    ・とある怪物件の恐ろしい調査記録「杉並のタイラ荘」(高円寺)
    ――など沿線の怪談33話を収録。
  • 身近にいて愛らしい……そして怖い

    「人形」にまつわる傑作実話怪談集!

    市松人形、ビスクドール、ロボットやミルク飲み人形──誰もが手に取ったことのある様々なお人形。可愛いはずなのにいつしか怖い存在に──そんな人形に纏わる怪異を詰め込んだテーマ怪談の決定版。
    ・同僚の自宅で嫁と紹介されたのは…「ウチの嫁」(西浦和也)
    ・仕事で滞在した村で親しくなった老婆、毎年人形を送ってくれと連絡がくるのは何故「ひとくい」(黒木あるじ)
    ・その人形を思い浮かべると腹が立って虐めたくなり…「イライラする」(田辺青蛙)
    ・級友から押し付けられた人形。最初は怖かったが愛着も湧き、可愛がっていたのがある日突然…「貰ってきたお人形」(川奈まり子)
    ――など、書下ろしと過去の最恐作品を選りすぐって全40話を収録。
  • 781(税込)
    著:
    戸神重明
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    山の最恐、実話怪談。

    異界に迷い込んだ者は、人智を超えた不可思議に遭遇する…

    【榛名山】湖の水底からいざなう不気味な女
    【谷川岳】吹雪を纏って現れる人ならざる者
    【六甲山】登山道を闊歩する死者の霊
    【福島県某山】禍々しき呪力が満ちた禁忌の山

    古より信仰と神秘の地でありながら妖や鬼が蠢く〈山〉――国土の約七割を占めるこの〝異界〟に纏わる恐怖譚を、群馬県を代表する怪談作家・戸神重明が綴った実話集。
    ・榛名山で目撃した樹間を飛び回る赤い女「森の音」
    ・妙義山に現れた人命を狙う最凶の物の怪「神と陰陽の山」
    ――など上州の山々に加え、
    ・夜の高尾山で憑いた悪霊が自宅にも…「女子高生、霊山へ行く」
    ・富士山五合目付近で遭難した一行が翌朝居た驚愕の場所「おうい!おうい!」
    ・熊や鹿の死骸からなる肉と毛皮の異形が追い詰める恐怖「悪臭山」
    ――など全国の山に伝わる戦慄の体験談を収録。
  • 781(税込)
    編著:
    加藤一
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    ♪ドんぐりころころドんぶりこぉ……
    ある日突然、頭の中で鳴り出した童謡。
    気づくと彼は会社の机の上に立ち、熱唱を…
    「どんぐりころころ」より

    聞くと呪われる歌、演奏すると死ぬ曲、霊が憑いてる楽器……
    音楽に纏わる空恐ろしい話を集めた実話怪談集!

    ●出産した妻が無意識に口ずさむ子守歌。夫はその不気味な歌詞に聞き覚えが…「子守らない歌」
    ●身の回りで聞こえるメロディがすべて同じ曲に聞こえる異質な世界。果たしてそれは現実化…「緑閃光」
    ●トランペット奏者だけが何人も死んでいるブラスバンド。死者の共通点はある曲の演奏に…「この素晴らしき世界」
    ●質屋で格安で購入した高級三味線。弾くと赤ん坊の泣き声が…「泣き三味線」
    ●自宅で時々聞こえてくる民族音楽の打楽器演奏。微かな音の出どころは意外な場所に…「モーメント」
    ●あるホールの楽屋にある座ってはいけない椅子。座った者は必ず体調を崩し…「第三楽屋の出入り口」
    ●戦争から帰ってきた曾祖父の慰問袋にあった持ち主不明のハーモニカ。夜、机の上に置いておくと…「慰問袋」
    ●岸戦没者の引揚げ船に向かって「海ゆかば」を唄う少女の霊。偶然その歌声を聞いてしまった二人の漁師は…「水漬く屍」

    他、聞くも地獄、奏でるも地獄の調べ38話収録!
  • シリーズ3冊
    748781(税込)
    著:
    糸柳寿昭
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    交わす言霊より生まれし怪。
    聞き手と語り手が紡ぐ密なる実話怪談!


    人と人の会話の中に、怪異の正体は隠されている――
    取材時の会話を可能な限り再現することで表した体験談は、
    行間に零れる息遣いに生々しい恐怖が匂い立つ。
    取材を続けて十数年、怪の伝道を続ける聖【ひじり】と呼ぶにふさわしい男が集めた実話怪談集!
    ・認知症の父親が風景に見つけた奇妙なもの「父親の幻覚」
    ・取材の結果、体験者が気付いていなかった怪奇が明らかに「心霊スポットの帰り」
    ・外に昭和の風呂屋街で流れた不気味な噂の真相「ぷかぷか浮いていた」
    ・何気ない教室で教師が語る奇妙なこと「終わってる会」
    ・ソーシャルディスタンスの世界で参加者の異変「オンライン飲み会」
    ・人生の呪縛から逃れるため母親がとった行動「受け継がれる不幸」
    ・もしあなたがとり憑かれたとき運命を左右するのは…「お祓いの重要性」
    ……ほか、オール書き下ろし55話収録!
  • シリーズ2冊
    748781(税込)
    著:
    加藤一
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    「私らは憑かれてます。山神様と龍神様に」

    人の霊は弔い、成仏させればいい。
    ならば神は――?

    弔えない恐怖。
    神に纏わる実話怪談

    「超」怖い話四代目編著者が長年追いかけてきた神に纏わる実話怪談。
    幼い頃に山神と出会い憑かれた少女は、長じて京都の龍神の元へ導かれる。
    龍神は彼女の前世に繋がるある人物を探しており、そのために彼女を呼び寄せたのだが…「おいちとおえんの物語」
    鬼の洗濯板と呼ばれる名勝近くの祠にお詣りした夜、宿の鏡の中で恐ろしい現象が…「修学旅行」
    四国八十八箇所巡りの六十五番札所付近の山道で起きる怪異…「札所ドライブ」
    新居探しで訪れた二つの物件。片方には腕を引く男の霊が、もう片方には土地神様がいたのだが…「内見の旅」
    他、弔うことも祓うこともできない戦慄奇談!
  • 怪の狩人が紡ぐ血腥い実話奇譚!

    「見るな。見たら終わるぞ」
    背中で、たった今埋めた
    内臓を啜る水音がチュルチュルと…
    ――「あの山のコンコンさん」より

    街と山とを股に掛け、とびきり危険な怪を獲る――
    怪談狩人が捌く禁忌の腸!


    普段は街で働き、時折山に入って猟をする。
    ある日は人と会話し、また別のある日は獣の呼吸を聞く。
    そして、そのどちらからも怪を蒐集する……異色の女流・若本衣織が放つ生々しき実話怪談集。
    ●貧しい一家が外食をする晩、家に恐ろしいモノがやってくる…「寝ずの晩」
    ●自宅の玄関に忌中札を貼る奇妙な夢。夢は意外な結末に繋がって…「忌中札」
    ●物理的には何ら問題がないのに、ひどい傾きを感じる新築の家。
    古地図を紐解くと忌まわしいマークが…「傾く家」
    ●猿猟を専門とする父とその息子が受けた凄絶な呪いの顚末…「飛び石」
    ●船に獣を乗せてはいけない漁師の掟。
    禁を破った時に聞こえてきた奇妙なお囃子と宝船の姿…「捌」
    他、生き血滴る21話収録!
  • 781(税込)
    著:
    coco
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    書くインフルエンサーが語る戦慄の実話

    「後ろの正面だーあぁーれ」
    暗い部屋で後ろにいたのは、赤黒いべっとりとした液体を纏わりつかせた、ぐずぐずの―― (「かごめ唄」より)

    フォロワー20万人超のTikTokerが書き下ろす本当にあった怖すぎる心霊譚

    怖い体験談を買い取る「京都怪談商店」などをプロデュースする、新進気鋭のホラープランナーCoco。怪談師としても活躍する彼女が極上の恐怖を求めて蒐集してきた怪談から選りすぐりを披露。
    ・エレベーターの中にいたはずの男の子はどこに?「見えるようになったきっかけ」
    ・テレワークの中、物音を立てると隣室から壁を叩く音がするのだ
    が…「おとなりさん」
    ・子供の頃、とある神社で行うおまじないが流行ったのだが…「つくし様の願いごと」
    ・屋根裏部屋で一人遊んでいたら見知らぬ子供たちに囲まれ…「かごめ唄」
    ――など45話とライフワークでもある心霊スポット探訪から最ヤバな6か所をピックアップ収録。
  • 781(税込)
    著:
    田辺青蛙
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    熊野、高野…神仏、妖かしが巣食う和歌山県のご当地怪談

    「和歌山は妖怪の木乃伊が多いんだよ」各地に鴉天狗や人魚、雷獣が… (「人魚の思い出」より)


    幼い頃、和歌山の古寺に住んでいた大叔父に連れられて見た人魚の木乃伊――。ホラー作家・田辺青蛙が、原体験から手繰り寄せた紀州・和歌山の怪異奇譚の数々!
    ・印南町にきた行商人から買った肉を食べ…「旅商人の肉」
    ・ある日突然、庭先に転がる何百もの蜜柑「みかんの神」
    ・瓶詰になった怪しい代物「妖怪を売る男」
    ・分厚いアルバムが落ちていて中身を見ると…「虫喰岩」
    ・登山道にあるたくさんの能面、そして現れた女が…「面の森」
    そして、熊野街道を辿り紀南へ修行に来ていた陰陽師・安倍晴明の伝説とは!
    海と山に囲まれ様々な妖怪や不思議が息づく和歌山、魅惑の裏ガイド!
  • 「五つで忘れる」
    親族の背後に子供が並び立つ夢。
    白装束の女が囁く呪いのお告げとは…
    「絶対に忘れない」より

    危険と知りつつ覗かずにはいられない、禁断の書。
    呪いづくし実話怪談!

    「呪い」「呪物」に纏わる実体験、体験者への聞き書きを集めた実話怪談集。
    南東北の村で我流の呪願を続けた女の末路…「かしりのはて」黒木あるじ
    山間の村を訪れる呪い屋が授けた禁断の呪具…「簪」嗣人
    不審死を遂げた伯父宅の床下から出てきた甕…「醤油の家」蛙坂須美
    除霊の儀式中に出てきたモノが発した呪いの予言…「鬼行」八木商店
    樹海で拾ったロープに宿る呪力…「例の箱」住倉カオス
    按摩師兼拝み屋の男に送られてきた呪いの風…「言呪」営業のK
    異様な太り方をするようになった原因は謎のしゃぶしゃぶ店の肉…「豚王の呪い」
    乗る者すべてを不幸にする風俗店の曰く付き送迎車…「理不尽な呪い」夜行列車
    母の遺品から出てきた呪い日記に綴られた呪法…「知らぬ間に」
    人死があった祟りの井戸水を飲む男…「呪恋」他、全23話収録。
    業の深い話ばかりを封印した本書こそ、すでに一つの「呪物」なのかもしれない。
  • 781(税込)
    著:
    黒史郎
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    ご当地怪談の真骨頂
    横浜の地には多くの霊が眠っている!


    飛び降りを誘発する南区の魔の崖

    鶴見区の三輪車に乗った首なし少女

    保土ヶ谷区で通夜に届いた謎の骨

    通行人を引き込む西区の魔の池

    亀が祟った池 中区長者町

    日本のあらゆる文化の発展の地となった横浜。その繁栄と成功の陰には多くの衰退と死があり、想像もしないほどの多くの霊が眠っている!
    『川崎怪談』に続き、土地の過去から現在につながる怪異を鶴見区在住の作家・黒史郎が丹念に炙り出す。
    ・供養塔そばのトンネルで遭った恐怖「トンネルの女」(鶴見区)
    ・漁師が遭遇したのは…「幽霊船」(横浜港沖)
    ・タトゥーを入れに行った店で見たモノ「白い背中」(中華街)
    ・屈指の“出る”場所である池にまつわる怪異譚「三つの池の女たち」(神奈川区)
    ――など、土地にしみ込む因縁の記録と痕跡を辿る恐怖の横浜暗黒ガイド!!
  • 真夜中、クローゼットから這い出たおんなが耳元で囁く
    「――見た?」

    人気怪談師・牛抱せん夏による、体験者の実在する恐ろしい怪奇譚100話

    現代怪談から古典怪談まで、怪談師として語りで活躍している牛抱せん夏の新シリーズ。
    ・キャンプ先で出会った家族は…「ソロキャンプ」
    ・心霊スポットで出会った異形「鎮座」
    ・恐山の夜の異変「入ってきたバス」
    ・著者が体験した怪異「運転免許」
    ・その家で便所が外にある理由「外便所」
    ・勤務のために泊まった部屋、開けないでと言われていたけれど…「押し入れ」
    ・姉の家に泊まりに行くと息子が“こわい”と夜中に泣き出し…「冥途の花嫁」
    ――など一年余りの歳月をかけ様々な方にインタビューをしてまとめ上げたヒヤリ、ゾクリとする100話+語り8話の怪談を収録。
  • 781(税込)
    著:
    影絵草子
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    常総奇怪絵巻

    心霊スポットから禁忌の風習まで
    県内在住の気鋭が茨城の地に埋もれた怪異譚を徹底取材!

    水戸工兵隊碑に出没する女の霊

    天翔ける龍神が筑波山に出現

    日立市の県道にそびえる一本杉の怪

    袋田の滝へ飛び込み続ける死者

    牛久沼で相次ぐ河童の目撃談

    首都圏でありながら数多の土俗的怪異が今も息づく茨城県のご当地怪談集。
    ・診療所の玄関に佇む此の世の者とは思えぬ不気味な男「魚とおじさん」
    ・心霊スポットの廃墟で暴れた男性に還る絶望の因果「ホワイトハウス・引いてゆく」
    ・牛久大仏をはじめ全国の大仏を巡る友人に迫る怪異「後光」
    ・戦慄とともに訪れる異形の獅子舞「黒獅子」
    ・一族の災禍を背負わす…県北部の家に伝わるおぞましい風習「鳥籠のなかの女」
    ――など、現代恐怖譚に加え土地や家の怪しい因習にも迫る72篇!
    不可解で異質…常総の昏き深淵を覗く勇気はあるか。
  • シリーズ21冊
    715781(税込)
    著:
    丸山政也
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    暗闇なのにはっきり見えた…
    確かに感じる不安と恐怖!

    この怨み、晴らさずには逝かれない……
    怪を引き寄せる著者の大人気シリーズ、最新恐怖譚!
    新たな怪異の紡ぎ手が登場した! 「数年をかけて取材をしてきたなかから、底味のある怖い話を“私”というフィルターを通して採話」したという99話。
    特攻隊員におまもりを渡したが…「おまもり」。駅前のロータリーに幽霊が出るという噂があった。
    K君はある日奇妙な視線を感じる…「授業参観」など、淡々とした日常とそのページの隙間から覗く魔の刻――怒涛の百物語を存分にお楽しみいただきたい。
  • 「あの家の血は呪われています」
    何処へ逃げても現れる
    血飛沫のついた表札。
    夢枕に立つ四人の男は…
    「名取家」より

    日常から奈落へ……。
    怪にのまれる境目、彼岸と此岸の分岐点!
    恐怖の岐路となる辻を追う
    キワどい実話怪談!


    一歩間違えば奈落。
    目に見えぬ運命の岐路、生死を分ける辻の如き場所や瞬間が
    この世には張り巡らされているのかもしれない。
    ・夜道で何者かに浚われ見知らぬ家の床下に放り込まれた少年。
    何とか逃げ出し帰宅するも、後日気になって家を探してみると怖ろしいことが…「神隠しの正体」
    ・実の姪に邪な愛情を抱いていた叔父。
    叔父の死後、彼女の周りに漂う濃密な気配と襲い掛かる不幸…「叔父と彼女」
    ・石炭事業で富豪となった名取家。
    のちに没落し借金取りから逃げる生活となるも、
    名取家を怨んで自殺した男の血を吸った屋敷の表札がどこからともなく現れて…「名取家」
    他、生と死、日常と異界、幸と不幸の境界線を見つめるキワどくも不気味な実録恐怖譚!
  • 血生臭い歴史が繰り広げられ現在も怪異が多発する、滋賀県!

    棺桶に遺体が入らないので力任せに手足を曲げたら…〈甲賀市〉

    床下から首のない地蔵が掘り起こされた! 〈東近江市〉

    譲り受けた茶道の釜に老侍の生首が…〈長浜市〉

    漁をしていたら全身が透き通った死骸が浮かんでいた〈琵琶湖〉

    家賃の安いマンションに引っ越したら、事故物件だった〈大津市〉


    「怪談最恐戦」にも参加、独特の怪談話を披露した話術の巧みである、滋賀県出身の講談師、旭堂南湖。
    地元愛を爆発させつつ歴史ある滋賀の怪談奇譚を書き綴った怪談本。
    ・漁師の祖父が奇妙な体験した50年前のある夜「琵琶湖の魞漁」
    ・家の神棚の下に埋められているという石、掘り出そうとしたら…「床下の明神石」
    ・滋賀ではよく見かける飛び出し防止の看板、それにまつわる奇妙な話「飛び出し坊や奇譚」
    ・山で遭遇した黒い靄が一人の登山客を覆うと…「綿向山の黒い靄」
    また、講談口調で怪談を綴る「講談・村正の鎌」も収録。
    じんわり怖いと不可思議が詰まった滋賀を堪能あれ。
  • 男だけが変死する村が、西日本に実在する――(「彼岸村」より)

    児童向け怪談小説で人気を誇る緑川聖司が聴き溜めていた本物の怪異の数々を、じんわり怖い筆致で書き綴った実話怪談集。
    ・占い師のもとに持ち込まれた1枚の写真に写る奇妙な男「心霊相談」
    ・虐めでケガをした少女の願い「折り鶴」
    ・心霊スポットに行くと嬉々とする少女の顛末を綴る三作「笑顔」「あれはあかん」「ひっぱられる」
    ・部屋の外が騒がしい、また何か起きたようだ…「事故物件ではない」
    ・部屋で見ていた心霊番組の画面に突然割り込んできた映像「記憶にない光景」
    ・その村では男の人が早死にするんです――西日本にあるという村の哀しい謂れ「彼岸村」など59話収録。
  • シリーズ4冊
    715781(税込)
    著:
    籠三蔵
    レーベル: 竹書房怪談文庫
    出版社: 竹書房

    横須賀の拝み屋の家に伝わる〈箱〉。中に封印されているモノとは…?(「約束」より)
    式神、妖かし、憑き物筋…この世に実在する異形の実話奇譚!

    幽霊・人霊だけにとどまらぬこの世の異談――
    式神、妖かし、憑き物筋など、にわかには信じがたいが実際に存在するモノ。
    現実に起こった怪事件の数々。
    それらを著者自らが取材し纏めた、異形の実話怪談集!!!

    ●横須賀の拝み屋の家に代々伝わる桐の小箱。その家は呪詛呪殺で繁栄してきたというが、箱の中には何が…「約束」
    ●結婚の話題になると彼の体内から出てくる鰻のような黒いモノ。それが彼女の胸に潜り込んできて…「黒蟠虫」
    ●家の中を歩き回る何者かの足音。魔物退治に験力があると言われる三峰神社を頼ると…「御眷属拝借」
    ●全部を読んだり語ったりすると必ず障りがある〈語らずの話〉。一部を怪談会で披露しようとすると…「カレーの中辛」
    ●とり憑かれたように蟻殺しを繰り返す美女。毒餌で殺した女王蟻の最期を見届けた日から恐ろしい事が…「ありおんな」

    他、取材中の空気感も生々しい全28話収録!

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