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『新書、NHK出版新書』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全110件

  • シリーズ140冊
    5831,485(税込)
    著:
    塩田清二
    レーベル: NHK出版新書
    出版社: NHK出版

    認知症もガンも、いい〈香り〉で治療する
    時代がやってきた!

    視覚、味覚、聴覚などと並び、非常に身近な感覚でありながら、科学的にまだ謎が多く残る分野――それが「嗅覚」である。重度の認知症患者の症状を改善したり、がんの終末期の疼痛を和らげる〈香り〉。これまでの西洋医学では太刀打ちできなかった病状の治療方法として、いま注目されているメディカルアロマセラピーを、嗅覚のメカニズムや最先端の臨床例からわかりやすく解き明かす。

    ■目次
    第一章 嗅覚のメカニズム~ヒトはどのようにして<香り>を感じるのか
    第二章 <香り>が人体におよぼす作用~アロマセラピーのサイエンス
    第三章 治りにくい・予防しにくい疾患に効く<香り>~メディカルアロマセラピーの最新研究
    第四章 <香り>の効能を楽しむ~精油の使い方
  • 戦国最強とも名高い武田信玄は「完勝よりも七分の勝ち」と教訓を垂れ、歴戦の猛者・朝倉宗滴は「名将とはいちど大敗北を喫した者をいう」と説いた。武将たちが残した家訓(戦国家法・武辺咄・遺言状)には、乱世を生きるための組織論、リーダー論、勝負論が詰まっている。名将・猛将・知将の言葉から、戦国時代に新たな光を当てるとともに、現代人にも通じる成功の秘訣を探る。大河ファンも必読の一冊!
  • シリーズ2冊
    628968(税込)
    著:
    斉田季実治
    レーベル: NHK出版新書
    出版社: NHK出版

    災害多発時代の心得を、
    予報と防災のプロが伝授!

    暴風警報、大雨警報、津波警報……我々は日々、様々な気象情報に触れている。それでも、同じような気象条件・場所で人の死は繰り返される。「いのちを守る」ためにある気象情報を、なぜ活かせないのか――台風、大雨、地震、火山など8つの大きな自然災害について、その基本メカニズムや予報・警報の見方、さらにそれをどう実際の行動に結びつけるかに焦点を当て解説。NHK「お天気お兄さん」による真に役立つ気象情報入門書。
  • シリーズ3冊
    616968(税込)
    著:
    池上彰
    レーベル: NHK出版新書
    出版社: NHK出版

    現代の教養とは「自分を知ること」です。
    あなたがいま、身につけるべき教養とは何か? 「宗教」「宇宙」「人類の旅路」「人間と病気」「経済学」「歴史」「日本と日本人」。この7科を貫くのは、「自分がどういう存在なのか」を考えようとする問題意識。7科目のエッセンスを講義形式で明快に説く。将来かならず生きてくる「教養の本質」が一気に身につく!

    ■目次
    序 章 私たちはどこから来て、どこへ行くのか?――現代の教養七科目
    第一章 宗教――唯一絶対の神はどこから生まれたのか?
    第二章 宇宙――ヒッグス粒子が解き明かす私たちの起源
    第三章 人類の旅路――私たちは突然変異から生まれた
    第四章 人間と病気――世界を震撼させたウイルスの正体
    第五章 経済学――歴史を変えた四つの理論とは?
    第六章 歴史――過去はたえず書き換えられる
    第七章 日本と日本人――いつ、どのようにして生まれたのか?
  • 「NHKラジオ英会話」・大人気講師の「話すための英文法」講義が、新書で登場! 英文法の文型、規則・用法を丸暗記するのではなく、ネイティブの語感をじかに捉えるにはどうすればいいか。本書は動詞や冠詞、前置詞、時制などについて、その基本イメージを鮮やかに再構築し、読者を「感覚の英文法」の世界へと誘う。「一生ものの英会話力」を身につけるための著者の方法論を、簡潔かつ明快に説き起こした一冊!
  • シリーズ12冊
    7151,210(税込)
    監修:
    三輪洋人
    著:
    NHK出版
    レーベル: ――
    出版社: NHK出版

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    生活を変えれば、胃はよくなる!
    胃もたれ・胸やけ・胃痛などがあるのに、病院へ行っても「異常なし」、胃薬でも治らない…。このようなつらい胃の不調は、実は胃そのものに病変があるのではなく、胃の“動き”や“感覚”がおかしかった!? 胃の病気の最新情報をわかりやすく解説し、治療と生活改善を通じて、胃の調子を整える方法を紹介。

    ※タブレットなどの大きめの画面に最適化された、カラー画像を含むコンテンツです。小型の画面やモノクロ端末などでは読みづらい場合があります。

    [内容]
    はじめに あきらめていた胃の不調がある人へ
    ■第1章 こんな症状、どうする? Q&A
    ■第2章 その不調の原因、解明します!
    ■第3章 生活を変えれば胃はよくなる!
  • 私たちの指や血管は、円柱の形をしている。いやいや、ナマコやミミズ、ゾウの鼻やネコの胴体だって─。なぜ自然界にはかくも円柱形が溢れているのだろうか? 生きものが総じてやわらかいのはどうしてだろうか? 物理的時間とは異なる、生きものの「円い」時間とは? 私たちが五感で捉えることのできる実感を手掛かりに、生きものの本質へと大胆に迫る、本川生物学の真骨頂!
  • 700万年に及ぶ人類史は、ホモ・サピエンス以外のすべての人類にとって絶滅の歴史に他ならない。彼らは決して「優れていなかった」わけではない。むしろ「弱者」たる私たちが、彼らのいいとこ取りをしながら生き延びたのだ。常識を覆す人類史研究の最前線を、エキサイティングに描き出した一冊。
  • 最新の研究成果を盛り込んだ決定版
    都会的、エレガント、手先が器用、涙もろい……。
    無数の証言から浮かび上がる、史上最大のカリスマの素顔。

    物腰が優雅でスマート、この上なく男前。計算が得意で経済に明るく実務能力も高い。人目をはばからず涙を流し、人の好き嫌いが激しく、神経がこまやかでストレスに悩まされる……。徳川将軍から園の芸妓まであらゆる人々の証言を読み込み、西郷をめぐる七つの謎を解きながら“大西郷”の実態を活写。数々の新視角を世に問うてきたトップランナーによる、誰にも書けなかった西郷論!
  • なぜ進化論を否定するのか? なぜ「大きな政府」を嫌うのか? なぜポピュリズムに染まるのか? あからさまな軍事覇権主義の背景は? 歴史をさかのぼり、かの国に根づいた奇妙な宗教性のありかたを読み解き、トランプ現象やポピュリズム蔓延の背景に鋭く迫る。ニュース解説では決して見えてこない、大国アメリカの深層。これがリベラルアーツの神髄だ!
  • 敗戦国が始めた宇宙開発は、いまや世界トップレベルの技術を持つに至った。本書は、笑いあり涙ありの舞台裏をまじえて、その道のりを活写。逆境と克服を繰り返した歴史を辿ると、日本が持つ真の力と今後の行く末が見えてきた! なぜ私たちは宇宙をめざすのか? 民間ロケットや「みちびき」は何をもたらすのか? 「宇宙教育の父」が書き下ろす、一気読み間違いなしの決定版。
  • AI裁判、AIトレーダー、AI人事、AI政治家、そして、「人類代表」佐藤天彦名人が挑んだ電王戦――。膨大な計算力を背景に導き出される「最適解」に、私たち人間はどう向き合えばいいのか? そして、正しく「操縦」できるのか? 国内外の現場取材を基に、山積みの課題からルールづくりまで、人工知能と社会のかかわりを展望する1冊。『人工知能の核心』に続く、NHKスペシャル「人工知能 天使か悪魔か」シリーズ出版化第2弾!

    ◆羽生善治王座、佐藤天彦名人に加え、ポナンザ開発者・山本一成氏、人工知能の世界的権威ベン・ゲーツェルのインタビューを各章の要所に盛り込んだ、類書では読めない充実した内容!
  • ビジネスパーソンこそ「リベラルアーツ=本物の教養」を学べ!「キリスト教文明」「イスラム文明」「ヒンドゥー文明」「中国・儒教文明」ー現下世界を動かす四大文明の内実とは? 各宗教が文明圏の人びとの考え方や行動にどのような影響を与えているのかを明快に説く。世界63億人の思考法が一気につかめる! 有名企業の幹部に向けた白熱講義を新書化するシリーズ、第1弾。
  • 恐るべき天才が現れた。その少年の名は藤井聡太。史上最年少でプロ棋士になるや否や、デビューから破竹の29連勝を収め、歴代最多連勝記録を更新してのけた。その強さの理由はどこにあるのか? 並外れた集中力の秘密は? 家庭ではどのように育てられてきたのか? 藤井四段本人や親族から棋士・関係者まで、豊富な証言をもとに、天才の知られざる素顔に迫る。
  • 神功皇后、持統天皇、北条政子、淀殿……連綿 と続いた女性権力者の系譜を掘り起こす。女性天皇はいかなる状況で登場したか、天皇や将軍の「母」はいかに権力を掌握したのか、なぜ時代とともに女性は権力から遠ざかったのか。多様な史資料を駆使し、社会構造や女性観の変遷、東アジア諸国からの影響を検討して謎に迫るとともに、日本の特性をも明らかにする。天皇の退位を控え、転換点にある今こそ読みたい注目作!
  • いのちと味覚は切っても切り離せないもの。環境汚染によって安心・安全な食材が姿を消し、簡便な「レシピ」の氾濫で、食の本質が失われつつある今、「より良く生きる」にはどうしたらよいのか。その心得を、「畏れ」「感応力」「直感力」「いざのときを迎え撃つ」「優しさ」の五つの指標から説く。著者初の新書エッセイ。

    序 章  九十二歳のいま、これだけはお伝えしたいこと
    第一章 「畏れ」を持つこと─風土の慈しみ、旬を味わうための心得
    第二章 「感応力」を磨くこと─“手のうちの自然”に五感を集中してみる
    第三章 「直感力」を養うこと─風が示してくれた、おいしい生ハムのつくり方
    第四章 「いざのとき」を迎え撃つこと─牛すじやアラを食すのは、いのちの根底を固めること
    第五章 「優しさ」を育てること─スープの湯気の向こうに見えてきたこと
  • 余命1~2年と診断された進行がんの患者が、五年後も元気でいられる時代が来た。遺伝子解析にもとづく医療が、がん治療に革命的な変化をもたらしている。従来の抗がん剤とはまったく異なる仕組みでがんを攻撃する画期的な新薬を使った治療法とは? 2016年11月に放送されて大反響を呼んだNHKスペシャルの内容に、2017年7月現在の最新情報を加えて出版化。
  • 858(税込)
    著:
    池田利道
    レーベル: NHK出版新書
    出版社: NHK出版

    都心の圧勝はいつまで続くのか。コスパの良さが評価され始めた台東区・江東区や、伸び代の大きさを武器に巻き返しを狙う足立区・北区など、ここにきてこれまでの「序列」が大きく変わりつつある。ベストセラー『23区格差』の著者が、最新のデータから格差逆転の予兆を鮮やかに読み解いた力作。
  • タックスヘイブンの存在が暴露されて以降、「大金持ちがまともに税金を払っていない」ことはなかば常識となりつつある。本書は、マルサ(国税局査察部)を超える最強部隊と呼ばれる元国税局資料調査課の著者が、富裕層のあらゆる脱税の手口を白日のもとにさらす一冊だ。カネを国外に逃がす方法は? 金塊が密輸される理由は? 脱税支援業者の驚愕の手口とは? そのすべてが明らかになる!
  • 日本で働く外国人の数が、2016年に初めて100万人を超えた。飲食業や建設業をはじめ、低賃金・重労働の業種ほど日本人が集まらず、外国人の労働力なくしては、もはや日本の産業は成り立たない。一方で、日本人の雇用が奪われるのではないかと懸念する声もある。外国人たちの悲惨な「奴隷労働」の実態や、識者や企業への取材をふまえて、これからの「共存」のあり方について多角的な視点でまとめる。
    NHK「無縁社会」「ワーキングプア」制作陣による渾身のルポ。

    [内容]
    はじめに
    第一章 最下層労働者たちの実態──シェルターで見た奴隷労働
     1 「使い捨て」の実態
     2 人権を無視した「奴隷制度」
     3 国際社会からの糾弾
    第二章 外国人受け入れの建前と矛盾──それでも日本で働きたい?
     1 技能実習制度の矛盾
     2 変貌する「外国人労働」の現場
     3 アジア人材争奪戦における日本
     4 人手不足を補う実習生
    第三章 「共生」社会を目指して──二〇二〇年の労働力 どうなる?
     1 見直される外国人受け入れの指針
     2 新しい“格差”──多重格差社会
     3 外国人と「共に暮らす」社会へ
    おわりに
  • AIに仕事を奪われる時代、「あなた」自身の価値が転職や昇進の成否を決める! 本書は「あなた」を商品と見立て、マーケティングの手法を応用することで、キャリアを築く方法を格段にわかりやすく解説する一冊だ。競争戦略やバリュープロポジションなど、さまざまな手法があなた自身の武器になる。数々のベストセラーを手がけてきた著者の最新作!

    [内容]
    第1章 「競争しない」ための戦略
    第2章 AIに仕事を奪われない方法
    第3章 「戦わずして勝つ」のが真の戦略
    第4章 「あなたの強み」を育てる
    第5章 リスクを下げて何度も挑戦する
    第6章 没頭すれば一流になれる
    第7章 あなたの物語が奇跡を生み出す
    第8章 失敗があなたの武器になる
    第9章 コンフォートゾーンから脱出せよ
    第10章 「自分のため」から「社会のため」
  • 日本にとって今、最大の課題は「高齢化」だ。では日本はピンチなのか? 答えはノー。高齢化に対応するイノベーションが起き、それを多方面に応用すれば、需要もGDPもまだまだ伸びるからだ。マクロ経済学とミクロ経済学の両大家が組んで「高齢者向けイノベーションの経済学=エイジノミクス」を提唱。創薬、ロボティクスから自動運転、混合介護、雇用改革まで、最先端の実例を豊富に収集・分析して、日本経済成長の途を説く!
  • かつて世界は二つに分断されていた。核戦争の危機も迫っていた。そのとき音楽家たちは──。

    「クラシック後進国」のアメリカから世界を魅了したバーンスタイン、ソ連にあって当局にも屈しないムラヴィンスキー、そして「壁」のあるベルリンに君臨した帝王カラヤン……。冷戦とともに歩み、冷戦の終結とともにこの世を去った音楽家たちの姿から、戦後クラシック界の興亡を描き出す。
  • 当代一の歴史家が、日本人の歴史観に最も影響を与えた国民作家に真正面から挑む。戦国時代に日本社会の起源があるとはどういうことか? なぜ「徳川の平和」は破られなくてはならなかったのか? 明治と昭和は本当に断絶していたのか? 司馬文学の豊穣な世界から「歴史の本質」を鮮やかに浮かび上がらせた決定版。
  • 弱い立場にある人を意図的に傷つける人々がいる。彼らは行き過ぎた“正義”を振りかざして暴走し、後悔も反省もしない。攻撃の矛先は店員、透析患者、生活保護受給者、そして障害者にも及んだ。なぜこうなるのか? 鋭い洞察と確かな分析眼で定評ある精神科医が、現代社会を象徴する「怒り」「コスパ」「“普通”からの脱落」に着目し、ゆがんだ“正義”が流行る理由を解き明かす!
  • 日本の1/3が空き家の時代が始まる――
     「売る」から「貸す」へ!
    プロだけが知る 運営 の考え方とは何か?

    2022年、広大な面積の生産緑地が宅地となり、団塊世代の大量の「持ち家」が賃貸物件に回ることで、不動産マーケットが激変する。日本の3分の1が空き家になる時代、戸建て・マンションなどマイホームの資産価値を高める方策はあるのか? 空き家問題、タワマン問題で注目を集めた不動産のプロが新たなビジョンを提示する!

    5年後に生産緑地が宅地化され、不動産マーケットは激変する!
     ●中古マンションはなぜ5年から10年目が狙い目なのか?
     ●タワーマンションをなぜ買ってはいけないのか?
     ●二世帯住宅が投資として間違っている本当の理由は?
  • 英字新聞やWeb記事、趣味や資格の長文でも、英語を読むのはハードルが高く、とかく難しいものと思いがち。しかし、英語が書かれる「定石」を知れば、難解な語句や表現の意味を補いながら、あらゆる英文の核心が、一気につかめるようになる! 最も大切な部分を瞬時に見抜く法則から、文章が「まとめ」や「具体例」に入るサインと、そのスマートな活用法まで。快速で英語を読みこなしていくポイントを凝縮した、英文読解“虎の巻”。
    圧倒的わかりやすさでおなじみ、大人気カリスマ講師による「超効率的」入門講義、待望の第2弾。

    ●「一番言いたいこと(主張)」は but の後にはない?
    ●過去を表す語句や比較表現 than を目印に主張が見抜ける!?
    ●わからない部分を推測するカギは「 this+名詞 」にある!
    ●for example の代わりの「具体例が始まる3つのサイン」
    ●文中の疑問文が文全体に果たしている重要な役割とは?
  • シリア攻撃、北朝鮮牽制の空母派遣など、予想不可能の一手を繰り出し世界を驚かせ続けるトランプ大統領。いまホワイトハウスで何が起こっているのか? 「自国第一主義」の波は、アメリカのみならず、ヨーロッパ、世界を席巻するのか? 日米関係、米中関係は? 世界は分断の時代、戦争の時代へと向かうのか? 政権100日徹底取材から見えてきた“トランプ時代”のゆくえ。

    ・シリア爆撃、IS攻撃、空母派遣、トランプの真の狙いは?
    ・ロシアゲート疑惑、メディアとの激しい対立はどうなる?
    ・ウォール街との蜜月にトランプ支持者も批判?
    ・フランス大統領選、マクロン勝利の理由は?
    ・高まる反移民・反EUの声、ドイツはふんばれるのか?
  • 近い将来、日本の都市を襲うおそれのある、巨大な台風・地震・津波――。数十万~百万単位の人間が一挙に「大避難」せざるをえない状況下で、一体どのような行動を取るべきか? これまで数多くの大型災害番組を手掛けてきたNHKのチームが、徹底取材と、緻密なシミュレーションに基づき、巨大災害から「命をつなぐシナリオ」を提示する。
  • トランプ政権と民主主義のゆくえは? EUの将来は? 世界経済は今後どう変わるのか? シンギュラリティとはそもそも何か? 国際情勢、AIと人間、気候問題、都市とライフスタイルの未来像……。データとファクト重視、冷徹な現状分析を旨とする大御所たちに、「都市を変えるアイディア」を実践している若き知性を加えた計5人にズバリ斬り込み、今いちばん知りたいことに明確なビジョンを示す大興奮の一冊。

    1 トランプ政権と民主主義のゆくえ ─ノーム・チョムスキー
    2 シンギュラリティは本当に近いのか? ─レイ・カーツワイル
    3 グローバリゼーションと世界経済のゆくえ ─マーティン・ウルフ
    4 都市とライフスタイルのゆくえ ─ビャルケ・インゲルス
    5 気候変動モデル懐疑論 ─フリーマン・ダイソン
  • 資本主義は変貌しつつあるのか? 
    それとも終わろうとしているのか?

    資本主義とは何か? それはなぜ支配的システムになったのか? 資本主義を維持したまま、成長がなくとも幸福で活力のある社会を構築できるのか? 16世紀からの歴史をふまえ世界経済の潮流を見据えながら、経済事象のみならず、私たちの生き方をも規定している資本主義のダイナミズムを解き明かし、未来を展望するスリリングな討論!

    第1章 なぜ資本主義は普遍化したのか?
    第2章 国家と資本主義
    第3章 長い二一世紀と不可能性の時代
    第4章 成長なき資本主義は可能か?
    第5章 「未来の他者」との幸福論
  • 増税先送りニッポン、どこへ行く??
    元財務官僚が、政治の決断を問う!

    消費税増税への根強い抵抗感、自転車操業で積み増す赤字国債、二〇歳未満と七〇歳以上で一億円超の受益負担格差がある年金……。財政危機が叫ばれて久しいが、このままだとどうなってしまうのか。問題の本質はどこにあるのか。元財務官僚の経済学者が、世に氾濫する「誤解」を正し、持続的で公正な財政の未来を問う。

    ■目次
    序 章 迫り来る「財政破綻」
    第一章 財政の現状はどうなっているのか
    第二章 経済成長だけで財政再建はムリ
    第三章 歳出削減はなぜ進まないのか
    第四章 このままだと「消費税30%」も避けられない
    第五章 「異次元緩和」の巨大リスク
    第六章 「国債安全論」を撃つ
    第七章 年金は「100年安心」ではない
    第八章 「世代間格差」を解消せよ
    終 章 「民主主義」の困難を乗り越えるために
  • 壮絶な主導権争いは何をもたらすのか
    流通業界ではメーカー(上流)、問屋(中流)、小売(下流)の垣根がなくなり、チャネルリーダーのポジション争いが激化している。流通の変化は消費者にどのような影響を及ぼすのか。30年間にわたって流通の現場を歩き、「ウォーキング・エコノミスト」と呼ばれる経済学者が、マクロとミクロ両面の視点から日本経済の先行きを見通す。

    [目次]
    第1章 流通から見えてくる日本経済
    第2章 なぜセブン‐イレブンはミールサービスを始めたのか
    第3章 アジアが日本の流通を変えた―ユニクロの成功の秘密を探る
    第4章 そうは問屋が卸さない―いま中間流通に何が起きているのか
    第5章 情報通信技術で変わる日本の流通
    第6章 都市の変容とともに小売業も変わる
    第7章 チャネルリーダーの地位を確保せよ
    第8章 アジアの需要を日本の内需に
    結びにかえて―流通の現場は刺激に満ちている
  • どうせおさらいするなら
    「使える」「通じる」英語を効率的に!

    can と be able to はどう違う? 冠詞や前置詞の使い分けのツボは? 「時制の一致」を無視しても通じるのはどんなとき? 中学生レベルの英語でも、いざ使うとなると案外迷ってしまうもの。ネイティブ・スピーカーと文法解説のプロがタッグを組んで、英文法復習のカンどころをピックアップ。日本人が苦手なニュアンスの使い分けや、意外な盲点などを具体的に引きながら、効率的に英文法をおさらいします。
  • 国際交渉の「陰の立役者」が
    舞台裏を生々しく語る
    決裂必至の国際会議で合意をつくる根回し術とは?

    相手国を満足させ自国の利益にもなる落としどころはどう探る? 日本外交の強みと弱みとは? コソボ軍事紛争調停から名古屋議定書まで、世界の修羅場をくぐりぬけ独自の交渉スタイルを確立した著者が、メディアでは報道されない国際交渉の舞台裏を紹介し、より尊敬される日本への道筋を提言する。
  • アイツの評価はなぜあんなに高いのか?
    それでも納得してしまうのはなぜか?

    多くのサラリーマンが会社からの評価に不満を溜めているが、その原因は、そもそも人事評価が必然的に「曖昧」にならざるを得ない点。実際、多くの人は「公平・公正な評価など理想論」と言い放つ。こうした「曖昧」な評価をサラリーマンたちは、どう「納得」して受け入れているのか。日本のサラリーマンの心理と行動の分析から、人事考課が抱える問題を明らかにする!

    ■目次
    第一章 人事評価の成り立ち
    第二章 曖昧化する人事評価
    第三章 曖昧さの中での納得
    第四章 職場や従業員に寄り添う人事評価
  • いまに連なる
    日本人の「原形」がここにある

    日本が日露戦争に勝利した1905(明治38)年、「いまにつながる日本が幕を開けた」。漱石や啄木、鴎外や露伴など著名文人12人の「1905年」とその晩年の姿を描くことで、現代的自我の萌芽や拝金主義の発現、海外文化の流入と受容、「表現という生業」の誕生といった現代日本と日本人の祖型、その成熟を探る意欲的な試み。
  • 激動を続けるASEANの行方を
    わかりやすく解説!

    増え続ける人口に、高止まりする成長率。2015年の共同体設立を前に、ASEANに高い注目が集まっている。果たしてASEANは、低迷を続ける日本経済を救う鍵になるのか。気鋭のエコノミストが最新の情報をもとに、域内分業化が進む「大メコン川流域圏」や、計画中の巨大都市「イスカンダル」、共同体設立で誕生する「六億人超の経済圏」など、生産・物流・消費をめぐる大きな変化を描き出す。

    ■目次
    第1章 ASEANが日本経済を動かす
    第2章 「大メコン川流域圏」が生産・物流を変える
    第3章 なぜマレー半島の国々は急成長できたのか
    第4章 超巨大市場で日本はいかに戦っていくべきか
    第5章 ASEANに「試練のとき」が忍び寄っている
    終章 これからのASEANとの付き合い方
  • ぶつかる技術・覚悟が仕事現場を変える!
    NHK大河ドラマ『龍馬伝』で史上最年少の演出チーフを務め、独立後は映画『るろうに剣心』『プラチナデータ』などヒット作を手がけるカリスマ演出家による常識破りの仕事術とは!? 生き馬の目を抜くエンターテインメントの世界で勝ち続けるためにはどうすればよいのか。舞台裏のやり取りとともに、仕事の極意とヒットの秘密を臨場感たっぷりに記す。

    ■目次
    第一章 脱藩のススメ
    第二章 ハリウッドに学ぶ仕事の流儀
    第三章 現場に奇跡を起こす方法
    第四章 クリエイティブ喧嘩術
  • 世界的大家が見る、日本の過去・現在・未来
    領土紛争、沖縄と基地、憲法改正、集団的自衛権、核・原発、歴史認識問題など、未解決の課題が山積する中、東アジア情勢は一層その緊迫度を増している。日本の選択はどこにあるのか。これまでと同様に米国への「従属」を続けるのか、アジア中心の新たな安全保障体制を構築するのか、それとも……。戦後日本の歩みに限りない共感を示す、二人の歴史家からの日本へのメッセージ。
    ■目次
    第一章 サンフランシスコ体制――その過去、現在、未来 ジョン・W・ダワー
    第二章 属国――問題は「辺境」にあり ガバン・マコーマック
    第三章 [対談]東アジアの現在を歴史から考える
  • 歩いて宇宙に近い場所へ――
    極限に挑むプロ登山家、初の著作!

    二度も死にかけた男が、それでも挑戦を続けられるのは何故か? 超高所で生死を分ける「想像」の力とは? 地球上に存在する8000m峰全14座に登頂し、日本人初の“14サミッター”となった著者が、病弱だった少年時代からの歩みを辿りながら、難局を乗り越えるための哲学を明かす。読むだけで息が苦しくなるような迫真のドキュメント!
  • 628(税込)
    著:
    野坂昭如
    レーベル: NHK出版新書
    出版社: NHK出版

    自ら滅び行く日本民族へ――
    最後の文士・野坂昭如の遺言

    右へ進もうが、左に行こうが、日本のお先は真っ暗闇。食と農を疎かにし、金と物を崇め、原発エネルギーに突っ走り……その当然の報いによって、日本は滅びようとしている。希望や救いはどこにもない、日本はもう一度焼け野原になるしかないことを万感を込めて謳う、“最後の文士”野坂昭如、渾身の檄文。
  • 日本を地方から元気にする具体的指針!

    リーマンショック、東日本大震災以降、どん底からの再生を模索する地方自治体。しかし、地域特性を徹底的に調査し、生活者視点に立ち戻り、連携して新しい仕組みをつくりあげたところでは、経済と雇用が生まれ誇りと笑顔を取り戻している。六次産業化、着地型観光、コンパクトシティ、タウンマネジメントなどのキーワードを中心に、持続可能なまちづくり実践のポイントを5つに整理して紹介する。
  • 「古文」って何? 「現代文」って何?
    日本人の国語観を揺さぶる一冊!

    日本語には「古語」と「現代語」があり、それらで書かれた「古文」と「現代文」との二つがある――我々はなぜそのような錯覚を抱いてしまっているのか。古代文学から近代短歌・小説に至るまでの言葉の変化を丹念に辿り、「古語」と「現代語」の間のミッシングリンクを探しつなげることで、我々の国語観を揺さぶり、豊饒な国文学の世界に誘う。
  • 英語より先に歌舞伎を学べ!

    「一年に一回、嫌々でも三十代から観ておけば六十代になったとき、若かったころの自分に感謝することであろう」――。
    ビジネスに必須の教養として、生涯の趣味として。日本マイクロソフトの元社長で博覧強記として知られる著者が、「歌舞伎の効能」を情熱的に説く一冊。

    ■目次
    第一章 忙しい現代人には歌舞伎が必要である
    第二章 知らないと恥ずかしい歌舞伎の常識
    第三章 教養として押さえておきたい演目一二
    第四章 歌舞伎見学をスマートに楽しむ
    第五章 ビジネスに歌舞伎を役立てる
    付録  より深く歌舞伎を味わうためのブックガイド
  • なぜプロ棋士は敗れたのか?
    プロ将棋棋士とコンピュータが真剣勝負を繰り広げる電王戦シリーズ。今年おこなわれた第3回大会は、プロ棋士側の1勝4敗に終わった。かつてはルールすら守れなかったコンピュータは、いかにしてプロ棋士を凌駕したのか? そして、現役のトップ棋士たちはこの結果に何を思うのか――? コンピュータ将棋に精通する著者が、丹念な取材のもとに書き下ろす迫真のルポルタージュ。

    ■目次
    第一章 開発者たちの描いた夢
    第二章 プロ棋士挑戦への道――電王戦前夜
    第三章 老棋士の奇策――第一回電王戦
    第四章 プロ棋士が敗れた日――第二回電王戦
    第五章 リターンマッチ――第三回電王戦(1)
    第六章 決着――第三回電王戦(2)
  • もう「関係ない」では済まされない!
    いまさら聞けない相続入門

    平成25年度の税制改正で、相続の仕組みが大きく変わる。そのとき、あなたはまだ“関係ない”と言えますか? 本書は、来たる大相続時代において、押さえておきたい相続リテラシーを養う一冊です。相続の仕組みをゼロから解説し、モメごとを回避する知恵や賢い相続いろはを伝授。玉石混交の情報の中から、相続のプロフェッショナルが本当に必要な情報だけをまとめました。
  • 「金田一賞」受賞学者が
    漢字の文化史を多角的に解明!

    東アジア各地に広がる漢字文化。漢字への日本人の思いは強く、意味や音だけでなく情感や形にまでこだわり、他国には見られないほどの愛着をもってフル活用してきた。ひらがな、カタカナ、数々の国字も、漢字なしには生まれてはいない。漢字を消化・吸収し、考え、遊び戯れ、ときに悩み、誤解や曲解を重ねた2000年の歴史。それを見ていけば、日本人とは何かが見えてくる。

    [内 容]
    第1章 漢字はあんがい身近な文字である
    第2章 日本人と漢字との出会い
    第3章 誤字も略字も文字のうち
    第4章 地名や人名を表す文字
    第5章 若者漢字と漢字文化の未来
  • 安倍政権へ緊急提言、
    これが「国のかたち」の作り方だ!

    安全保障問題から憲法改正問題まで。現政権が提唱する方向は、はたして保守本流か否かという議論が沸き起こる。今ほど保守のありかたが問われている時はないだろう。では、真の保守精神は危機の時代にどう対峙するべきか?十九世紀イギリスの“天才”保守主義者コールリッジの思索を導きに、経済、金融から財政、教育にいたる「国のかたち」の作り方を明快に説く。ステレオタイプな保守像を覆す待望の著!

    ■目次
    序章 迷走する「保守」
    第1章 財政―なぜ保守は積極財政を支持するのか
    第2章 金融―「過剰な営利精神」を抑制せよ
    第3章 社会―「改革」はどのように行うべきか
    第4章 科学―保守が描いた「知の方法論」
    第5章 国家―保守のナショナリズムとは何か
  • 死は生の終着ではない、生への「出発」である

    死とは何か?虚無(終着)である―
    この“定説”が神なき現代社会を縛りつけている。いま、私たちが行うべきは、死の問い方を「何か」から「何でありうるか」と修正し、一人一人が「死すべき私」を起点として自らの生を定義づけることだ。プラトン以来の人生観の一八〇度転回を求める“逆転の思考”を提示する。

    第一章 医学は死を背負いきれない
    第二章 イエとムラが支えた死生観
    第三章 合理主義がニヒリズムを生んだ
    第四章 人間を動物化させる資本主義
    第五章 「延命」の果てにある「虚無」
    第六章 死は「出発」である
  • なんのために、戦ったのか。
    近代日本の戦争を大胆に読み直す。

    明治日本がおこなった日清・日露戦争の本質はどこにあるのか。ともに、朝鮮半島が戦場となり、戦争の目的も朝鮮の支配だったこの二つの戦争は「第一次・第二次朝鮮戦争」とも呼ぶべきものではなかったか――。日清・日露から第一次世界大戦まで、近代日本の戦争を朝鮮半島・中国との関係を中心に大胆に読み直す。現在まで引き続く日中韓の歴史問題の原点が理解できる一冊!

    [目次]
    序章 近代日本の戦争について
    第1章 日清戦争―「第一次朝鮮戦争」
    第2章 日露戦争―「第二次朝鮮戦争」
    第3章 韓国併合と対華二十一カ条要求
    第4章 「世界大戦」―その影響
    終章 次の「世界大戦」―その予兆
  • 不正の構造にメスを入れる、啓発の書
    詐欺、横領、粉飾決算、闇社会への融資――。組織がらみの不正は、当事者の破滅にとどまらず、企業の業績悪化、信用取引への影響など、社会にもたらすダメージも甚大だ。にもかかわらず、なぜ不正は繰り返されるのか。飛鳥会事件、梁山泊事件など、金融界を揺るがす経済事件の捜査にあたった財務捜査官が、メガバンクから公共機関まで、人が不正に手を染めてしまう構造に斬り込む。

    ■目次
    第一章 「国のお墨付き」金融機関による大規模詐欺事件
    第二章 公共機関とメガバンクが関与した三十年にわたる不正
    第三章 マーケットに忍び寄る反市場勢力
    第四章 銀行出身の捜査官
    第五章 「ヤクザに甘い日本」の汚名を返上せよ!
    第六章 「反社会的勢力」って何?
    第七章 実践! 反社会的勢力対策
    第八章 経営者よ、正しい企業風土をつくれ
  • 生まれつき無気力の人なんていない!
    驚くべき無気力の科学

    やる気が出ない、気力が湧かない、やってもやらなくても同じに思える……。
    その無気力、“生まれつき”でも“なんとなく”でもありません。
    あなたが、同僚が、家族が無気力なのには、必ずそれだけのワケがあるのです!
    本書は、実験心理学を専門とする著者が、
    無気力を生み出す心理メカニズムや環境要因を読み解く一冊。
    無気力がもたらす驚くべき健康被害の可能性をも明らかにし、
    「やる気の谷」に落ちこまないためのヒントを紹介します。
  • イェール大でつかんだ「勉強好き」になる方法、全部教えます!

    田舎の公立学校からアイビーリーグの先生へ。政治学者、元衆議院議員の顔も持つ著者の願いは「日本の子どもに学ぶ喜びを伝えたい」。先行き不透明な時代を生き抜く、不動の「学ぶ力」をいかに身につけるか。大人はそれをどうサポートすべきか。教養教育の名門イェール大学で学び教えた10年間の経験と実感を込めた、渾身の「子どものためのリベラルアーツ」指南書。教育に関わるすべての人に。

    [内 容]
    序章 「グローバル時代」に必要な知力とは
    第1章 日本の子どもが得意なことと苦手なこと
    第2章 「問う」ための環境づくり
    第3章 「考える」ための学問の作法
    第4章 「表現する」ための読書法
    第5章 「学問」として各教科を点検する
    第6章 英語を学ぶときに覚えておいてほしいこと
  • あなたの知らないNIPPONへ、ようこそ。

    異郷で亡くなったら遺体は冷凍空輸される!?
    夜逃げ補償つきの結婚仲介ってどういうこと??
    タイ人ホステス御用達の「美女になる油」とは!? ――――
    海外のスラムや路上を数多く取材してきたノンフィクションの俊英が、在日外国人たちの知られざる生態を追って全国を駆け巡る。
    そこに浮かび上がってきたのは、日本人も知らない、この国のもう一つの姿だった!
    「グローバル化社会」「異文化交流」のスローガンが
    取りこぼしてきたリアルな人間模様をすくい上げ、
    新しい視点から、変容しつつある日本文化に光を当てた迫真のルポ。
  • 即戦力、グローバル人材、コミュ力、起業……。
    若者への言いっぱなしはもうたくさんだ!

    コミュニケーション能力を磨き、即戦力としてグローバルに活躍し、会社が頼りないなら起業しろ――。いったい、日本はいつまで「できる人」という幻想を追い求めるつもりなのか? 雇用や労働の常識を問い直し、日本のビジネスパーソンを強迫し続ける幻想の正体に迫る。若者よ、「できる人」を目指すな。社会よ、若者の可能性にかけるな。
  • 616(税込)
    著:
    島田裕巳
    レーベル: NHK出版新書
    出版社: NHK出版

    私たちは果たして何に動かされてきたのか

    『古事記』のなかの予言から、安倍晴明の陰陽道、豊作を占う予言獣、キリスト教の終末論、「ノストラダムスの大予言」まで。それらは神からのメッセージか、はたまた虚言妄言の類だったのか。時代や社会を騒がせた数々の予言を取り上げながら、これまであまり語られてこなかった日本史の裏側に光を当てる野心作。

    ■目次
    第1部 占いの時代
    (1)予言によって日本の運命を変えた天照大神
    (2)『万葉集』にも詠われた古代の占い「亀卜」「太占」
    (3)56億7000万年後に地上にあらわれる弥勒菩薩
    (4)天皇制を危機に陥れた宇佐八幡宮神託事件
    (5)式神を操る陰陽師の安倍晴明

    第2部 終末の時代
    (6)末法の世の到来を説いた最澄『末法灯明記』
    (7)予言を的中させたがゆえに過酷な運命をたどった日蓮
    (8)戦乱の世の行く末を示した聖徳太子「未来記」と「邪馬台詩」
    (9)弾圧のきっかけになった隠れキリシタンの終末論
    (10)即身仏となることで訪れるとされた「身禄の世」
    (11)幕末の世に各地で出没した謎の予言獣

    第3部 理想の時代
    (12)天理教を巨大教団に押し上げた「陽気ぐらし」の予言
    (13)文化人や知識人を大勢巻き込んだ内村鑑三「再臨運動」
    (14)戦後日本の宗教にまで影響を与えた大本「立替之説」
    (15)高度経済成長を実現させた政治的な予言「所得倍増計画」

    第4部 現代へ
    (16)オウム真理教の事件へとつながった『ノストラダムスの大予言』
  • 思考停止に陥らず、現代社会を生き抜くために
    多発するいじめや虐待、社会マナーの低下などを背景に、道徳の教科化の議論が持ち上がっている。しかし、それで本当にすべてがまるく収まるのか。本書では、人気哲学者がいわゆる「道徳の常識」を徹底的に疑うことを通して、現代人のモラル崩壊という問題の核心へと切り込んでいく。多様な価値観がせめぎあう複雑な現代社会を、我々はいかに生きるべきか。具体的な事例を挙げながら、「21世紀の道徳」を自らの手で新たに構築していこうという野心的な一冊。

    第1章 「道徳」の転換点―心の問題から公共・政治の問題へ
    第2章 哲学は道徳をどう考えてきたか
    第3章 “自分”―なぜ誠実に振る舞わなければいけないのか?
    第4章 “他者”―人を利用するのは悪いことか?
    第5章 “命・自然”―環境を破壊し、動物を殺すのはいけないことか?
    第6章 “集団・社会”―ルールやマナーは絶対守るべきなのか?
    第7章 「道徳」の消える日―自分の頭で考えるためのレッスン
  • 628(税込)
    著:
    木村草太
    レーベル: NHK出版新書
    出版社: NHK出版

    条文を変えても国や社会は変わらない。
    「改憲論議」をする前に、必読の一冊!

    良い国家や社会を創るために、良い憲法を創ること。それは、すなわち新憲法を制定したり、改憲することではない。憲法の原理を理解した上で、想像力を駆使して我々の「頭の中」に理想のルールを創造することなのである。それはいかに可能なのか。君が代斉唱、一票の格差など、最新の判例に現れた憲法問題を題材に、気鋭の憲法学者が、先端的な憲法学の成果を踏まえながら考察する。これまでにない実践的憲法入門書。
  • 伝えるだけでは不十分!
    言葉の意図を「伝える」ことと、言葉で相手の心を「動かす」ことは違う。
    コピーの名作や自作を例に、売り手目線の「売り言葉」と、買い手目線の「買い言葉」という独自の整理で、人の心を捉えて行動へと結びつける「動かす言葉」の秘密に迫る。
    日本たばこ産業(JT)「大人たばこ養成講座」、「あなたが気づけばマナーは変わる。」や、日本郵政「年賀状は、贈り物だと思う。」など、人の心を動かす広告コピーを数多く手がける著者が、コピーにかぎらず、あらゆる場面でのコミュニケーションに役立つ言葉の発想法を紹介するとともに、長年の経験から導き出した自らのライティング法について記した一冊。

    ■目次
    序 伝えるのが苦手な僕らへ
    第1章 広告コピーは「売り言葉」と「買い言葉」でできている
    第2章 「売り言葉」を考える――振り向かせるための発想法
    第3章 「買い言葉」を考える――共感を呼ぶための発想法
    第4章 「売り言葉」と「買い言葉」のまとめ
    第5章 人の心を動かす言葉

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