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『日蓮宗新聞社(実用)』の電子書籍一覧

1 ~7件目/全7件

  • 18歳の時円錐角膜により一夜にして失明、縁あって身延山で修行を続けるうち眼病が改善!その後、日本大学薬学部に進学、国家試験に合格し薬剤師として病に苦しむ人を助ける仕事に邁進するも若くして妻が病死…。法華信仰に生きて50年、今を振り返る。
  •  鳩摩羅什の母は若くして頭脳明晰で、この母が鳩摩羅什の生涯にわたって、大きな影響を与えた。鳩摩羅什は七歳になると、母と一緒に出家し、経典を誦し、九歳になると母とともにはるか遠くインドの?賓に勉学に出た。
     そして、通った国において、須利耶蘇摩から大乗佛教の手ほどきを受け、突然開悟し、それからは大乗佛教の経典にのめり込んだ。
     この羅什の名声を聞き、前秦の王・苻堅はこれを知り、すでに釈道安を手に入れているので、鳩摩羅什をも手に入れたいと思い、呂光将軍に兵七万をつけて亀茲を攻略し、鳩摩羅什を手に入れて来いと命じた。呂光は命令通りに王の白純を殺し鳩摩羅什を捕らえて凱旋の途についた。ところが、苻堅はみなの反対を押し切って南の国を攻め、?水の戦いで敗れ亡くなってしまっていた。呂光は途中でそれを知ったが、長安には帰れず、武威まで来てそこで独立し、後涼という国を創り、閉じこもってしまった。
     おかげで鳩摩羅什は中国への佛教弘布の望みは絶たれ、無駄な十八年を過ごす。やっと呂光が亡くなり、前涼も怪しくなり、後秦の苻堅によって前涼が倒され、鳩摩羅什はようやく長安に入ることが出来た。
     『大品般若経』『妙法蓮華経』『維摩経』『無量壽経』『大智度論』『中論』『百論』等等三百余巻。しかも、翻訳した諸経典や論書は現在でも、すべて読まれている。
     鳩摩羅什に関わる伝記の記述は、意外に少ない。しかし、鳩摩羅什が関わったさまざまな出来事は意外に多い。そこで、著者は鳩摩羅什の生涯と同時に鳩摩羅什に関わった人達のことも描いた。タイトルの「私本」とは、本書には仏教学研究に生涯を捧げた著者のなみなみならぬ思いによって羅什の生涯を想起し解説したいという思いが込められている。羅什伝希代の名篇である。
  • 『日蓮聖人とお弟子たちの歴史を訪ねて』<平成27年改定新版> ─日蓮宗本山めぐり─

    日蓮宗では「法華経の深い信心をよび起こす聖地」と本山を意義づけています。立教開宗750年を記念し新たに全国に57ヶ寺ある日蓮宗の本山をカラーで紹介、各本山の縁起と偉容を詳細に解説しました。本書を信仰の杖として活用ください。
  • 1,100(税込)
    著者:
    中村潤一
    レーベル: ――

    この本の「じがげ旅」のじがげとは「自我偈」のことで、大乗仏教の経典・法華経の如来寿量品第16品の偈文「自我得仏来」から「速成就仏身」を指します。自我偈では、われわれ衆生が住するこの娑婆世界がそのまま寂光浄土であることを説き、国土の中心を明かし、娑婆即寂光の本国土妙に一切を統一し、十方の浄土を開顕します。日蓮聖人は、このお自我偈を全仏教中の最高の位置を占めるべきものであるとしました。「それ法華経は一代聖教の骨髄なり。自我偈は二十八品のたましひなり。三世の諸仏は寿量品を命とし、十方の菩薩も自我偈を眼目とす」(『法蓮鈔』)日蓮宗の僧侶で日本ペンクラブ会員、地域では保護司として長年人生の機微を見まもってきた著者ならではの軽妙な切り口で、この「自我偈」を人生になぞらえてやさしく解き明かします。あなたも、一緒にじがげ旅にでませんか?
  •  現代に受け継がれる言葉や行事、生活習慣、風習などの風俗の淵源を古事記や万葉集、経典、釈疏、日蓮聖人のご遺文、各宗名僧の著述等も広く扱い解き明かす。今日まで引き継がれてきた生活風俗とは、私たちが幸福に生きるために厳選された先人の英知の結集といえる。
     第一章は「月々のこと」、正月から十二月に至る月の意味、行事、生活、習慣について解説。第二章では「年中行事のこと」、節供はじめ様々な行事につて。第三章「着ること」、第四章「食べること」、第五章「住むこと」、第六章「立居」では歩行、座り方、お辞儀の礼法について。第七章「暦」、第八章「見ること」、第九章「ハレとケのこと」、第十章「不思議なこと」では、宗教の根源ともいえる超自然について説く。
  • ●「法華経」は釈尊の入滅から数百年ほど経った紀元前後のインドで興起しはじめた大乗仏教にも、部派仏教(小乗)のはざまで、何段階かで出来上がった。すなわち漢訳経典は六訳三存といわれ現存するものは『正法華経』『妙法蓮華経』『添品妙法蓮華経』であるが、漢訳法華経によって最後の7品の順番が違うため、法華経はそれぞれ違う経緯で醸成されたものである。この従来の仏教学者の説に、唯識論研究の俊英の著者は「法華経同時成立論」を提起して学会に対峙した。著者は提婆品を除き同時成立説、〝法華経成立論は厳密に言えば仮説に過ぎなく、ある部分が先行して成立したとすれば、その痕跡だけでも認められねばならない〟と提唱した。すなわち、法華経を生む思想基盤があったことは否定できず、それが大部にわたる法華経典ができたわけで、伝来の諸本の構成がことなることが、バラバラに成立したという事実があっても、法華経の思想は同時期に醸成されたものであろう、という説を展開した。


    《著者略歴》

    1925年(大正14年)東京に生まれる。2012年(平成24年)遷化。東京大学文学部印度哲学科を昭和23年卒業。昭和27年、東京大学大学院退学、昭和62年、文学博士(東京大学)。平成8年、立正大学名誉教授。東京都葛飾区蓮昌寺第33世住職。蓮昌寺の住職として法務にいそしむ中、60年にわたって研究活動を続ける。地位や名誉には執着せず、法華経の教えと日蓮聖人の教えを大切に思い信じ伝えることに使命と責任をもって生涯あたった。


    主な著作に
    『法華経講義 上 法華三部経略講』さだるま新書シリーズ12(日蓮宗新聞社)
    『法華経講義 下 法華三部経略講』さだるま新書シリーズ13(日蓮宗新聞社)
    『法鼓-勝呂智静遺稿集』(日蓮宗新聞社)
    『初期唯識思想の研究』(春秋社)
    『法華経のおしえ日蓮のおしえ』(大東出版社)
    『法華経入門』(春秋社)
    『新国訳大蔵経 摂大乗論釈』共同校註(大蔵出版)
    『唯識思想の形成と展開』勝呂信静選集1(山喜房佛書林)
    『法華経の思想と形成』勝呂信静選集2(山喜房佛書林)
    『日蓮思想の根本論』勝呂信静選集3(山喜房佛書林)
    など多数
  • 1,144(税込)
    著者:
    中尾堯
    レーベル: ――

    立正大学名誉教授中尾堯師が『立正安国論』より30の名句を選び、前後の文とあわせて紹介。日蓮聖人が生きた鎌倉時代や日蓮聖人の仏教観・教えを分かりやすく解説。それにとどまらず、日蓮聖人の志を現代社会に投影するという著者の試みがなされています。

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