大勢の子供たちの笑い声や喧嘩をする声が溢れ、今日も騒がしい養護院草の実荘。その草の実荘に薬種問屋浪花屋に奉公する徳次が薮入りで久しぶりに帰ってた。徳次が草の実荘の門前を潜ろうとしたとき、庭を覗き込む袖頭巾を被った女の姿を見かける。それからしばらくして、お夏とお冬姉妹の弟春吉が草の実荘から姿を消した。書き下ろし好評シリーズ第九弾。
528円〜550円(税込)
御典医に飽き足らず明石町で施薬院を営む傍ら、石川島の人足寄場医師として医療活動に奔走するすこくろ幽斎こと杉下幽斎。訳あって罪を犯し寄場に収容された者たちに情をもって尽くすのだが、今日もまた死人が……。書き下ろし時代小説第一弾。
鉄砲洲明石町にある施薬院幽々庵のお端下おつゆが、薮入りで実家に帰ったっきり戻らなくなってしまった。帰りを待ちわびる杉下幽斎と幽々庵の面々は、おつゆの実家がある葛西に下男の福助を使いにやったのだが、そこには既におつゆの姿は無く……。書き下ろし長編時代小説第二弾。
杉下幽斎が町医者の看板を掲げる施薬院幽々庵のすぐ傍にある養護院草の実荘に、盗人一味の手先をしていた年端もいかぬ子供四人が連れてこられた。草の実荘に暮らすお辰の息子の徳次らは、突然現われたみすぼらしい子供たちの姿に驚きを隠せずにいた。そしてこのあと、草の実荘の子供たちに大事件がふりかかる。
心の臓の発作で父親に先立たれ、母親も殺されて孤児となった三歳の弘喜を引き取ることになった養護院草の実荘。その草の実荘で孤児たちの母親を自認する産婆のお辰は、臨月を迎えた妊婦おやすが住む裏店に往診に出かけたが、腹の中にいるはずの赤子に動きが無く……。感動の書き下ろし時代小説第四弾。
ふた月前に妊娠中毒症で女房を亡くした鞆吉は、残された四人の子供を立派に育ててみせると誓ったはずが、蒲団にくるまって泣いてばかり。そんな姿に業を煮やした産婆のお辰だったが、町医者の杉下幽斎は鞆吉が肝の臓を患っているのではないかと疑いを抱く。一方、幽々庵の代脈美馬龍作に縁談話が持ち上がり……。感動の書き下ろし時代小説第五弾。
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