「すげえ、ハーレム築き放題じゃん！」　夢は希代のハーレム王。そんな高校生・近江帝羅はある日突然女だらけの異世界に飛ばされてしまう。だが喜んだのも束の間、最初に出会った魔法使いの少女・エレミヤにはいきなり攻撃を受け、さらに連行された商会では、幼女にまで種馬兼ペット扱いで――。ここは女尊男卑な世界だった。「どうしてペットだよ！　ここは商店だろ？　俺はお前らが知らない世界の知識を知ってるぞ！」　「ふーん。なら金貨一枚でいいわ。ご自慢の知識で稼いでみなさいよ」　「男なめんなこらあああああああ！」　地球の英知と男気で、女を見返せ！　痛快ハーレム・ファンタジー！　※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

「土地を所有する者は産出物の権利を有するのです。つまり――テイラの所有権は私にございます」　商会同士の決戦の熱も覚めやらぬある日、再びアウグレア商会を訪れたバアルは、帝羅がこの世界で目覚め、エレミヤと出会った場所――混沌の森の領有権を楯に彼を連れ去ってしまう。突然の喪失に落ち込むエレミヤたち。だが、ひょんなことから帝羅を連れ戻すための算段、異世界人に関わる秘密を聞きつけて！？　「今度はこっちが攻める番よ！」　一方連れ去られた帝羅は、やがてバアルが彼を求めた本当の理由と、彼女の涙を目にしてしまい――！？　地球の英知と男気で、女を救え！　痛快ハーレム・ファンタジー第２弾！　※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

順調に商売を拡大し、ハーレム王の夢へ邁進する帝羅。ところがそれは、女尊男卑の宗旨を持つ国教――光神教徒の強い反発を招いていた。そんなある日――　「あなたが男だてらに商売をやっているという、諸悪の根源ですね！」　帝羅の噂を聞きつけてやって来た敬虔な修道女・マルタは、大口論の末、彼を異端審問へ告発してしまう。有罪になれば死刑もあり得る厳しい裁判に、策を練る帝羅だが――！？　「全く。毎度毎度、俺のハーレム計画の前に立ちはだかりやがって。厄介な価値観だぜ！」　地球の英知と男気で、女を魅了せよ！　痛快ハーレムファンタジー第３弾！　※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください

「約束の地へようこそ！　メシア殿」　商会を離れ、カリマやエレミヤと悪魔の地へ乗り込んだ帝羅。領主の地位を稼いだ金で買い、己のハーレム実現へ向けて邁進するものの、そこに帝羅に恨みを抱く「あの女」が現れて――！？　「これだから愚かな男は困るのです。苦しんで逝きなさい！」　かつて己が関わった兵装（ヨラクトール）を駆使する難敵に大苦戦！！　おまけに力を使いすぎたエレミヤが、行使術を使えなくなってしまい……！？　「私、もう、テイラの役に立てない」　やがて追い詰められた二人は――。　地球の叡智と男気で、女を導け！　痛快ハーレム・ファンタジー第４弾！！　※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください