魔王学園の反逆者　6　～人類初の魔王候補、眷属少女と王座を目指して成り上がる～

雅をイビザの固有魔法で隷属化され、絶体絶命に陥ったユート。イビザに操られた雅の猛攻で次第に追い詰められていくなか、まだ少し自我が残っている彼女から贈られる、最初で最期の口づけ――。

圧倒的な力を誇るギガラが星ガ丘ステラのカードに立候補するが、可愛いアイドル候補しか受け付けない方針に合わないため却下に。すると、三ッ石イビザがギガラを自身の【悪魔】のカードに勧誘してきて……。

魔王学園体育祭の参加を決めたユートの
目の前に現れた“悪魔”の魔王候補・三ッ石イビザ。

一見するとフェス好きの陽キャパリピでありつつ
どこか不穏で、危険な気配も漂わせている彼は
なぜか雅に対して異常な執着を持っており、
雅もまた、イビザに対して異様な敵意を向けていて……。

よく見なさい、アスピーテ。
あれが、『恋人』の真の力よ――

囚われたリゼルを救うため、アスピーテとの戦いに挑んだユートは、
“世界（ワールド）”の力に圧倒され反撃の隙もなく、ただ一方的に蹂躙されていた。
アルカナが示す勝率は【ゼロパーセント】。
しかし、「リゼルを守りたい」というユートの強い思いは、やがて逆転のきっかけを生み出していく。

廃田をなんとか退けたユートに、魔力補給という名の“恋人”ハーレムをお届け♪ そんななか、敗北が重なった“世界”では、アスピーテがついに重い腰を上げる――。