英国の全寮制パブリックスクール、セント・ラファエロ。日本人の理生がこの学校に転校し、異界からの侵入者を阻止する役目を担うことになって半年ほどが過ぎていた。
この世ならざる者たちに、現世のルールは通用しない。今回の「お客様」であるエジプト王は、中でもとくに厄介な相手で、失われた「来世での再生に必要な石」を理生から無事取り戻せなければ、セント・ラファエロは「ファラオの呪い」にさらされるというのだから、たまったものではない。
そして……ようやく解決の糸口を見つけた理生に、最後の難題がふりかかる。
電子オリジナル・ファラオ編、完結!
(C)篠原美季 2023/講談社
各385円 (税込)
日本屈指の陰陽道宗家「幸徳井」の分家筋「桃里」の霊能者の一人である桃里理生。彼が、「薬草園の管理人」を自称するアーロ・ノーマンに連れられ、セント・ラファエロにやって来たのには、ある深い事情と使命があった。これまでずっと修行に明け暮れ、あまり人とまじわってこなかったリオは、友だちづきあいがあまり得意ではなく、ひまさえあればひとりで、伝説の「樹木」を探して回っていたため、やがて周囲から浮いた存在になっていく。が、そんな中、学院内で妖精にまつわる事件が起きて……?
単行本『古都妖異譚』とリンクする新シリーズ、電子オリジナルにてスタート!
日本屈指の陰陽道宗家「幸徳井」の分家筋「桃里」の霊能者の一人である桃里理生。彼がセント・ラファエロ学院にきた目的のひとつに「蟠桃」を探すというものがあった。紆余曲折あって学園内にお目当ての蟠桃の木を見つけたが、そこに異界への入り口が開いていることがわかり、監視の必要が生じたため、理生の任務は続行されることに。
ところが学院で過ごしている理生の体調が、なぜか次第に悪化してしまう。これには超常的な力が働いていると気づき、理生は原因を究明すべく調査に乗りだすが……?
単行本『古都妖異譚』とリンクする新シリーズ、電子オリジナル第2弾!
イギリス西南部にある全寮制パブリックスクール、セント・ラファエロ。
不可思議な家庭の事情でこの学校の第二学年に転入した理生が、日本を離れて三ヵ月が過ぎようとしていた。ここまでの英国生活が公私ともに波乱万丈すぎて疲れ果てた一方で、特別な友人も得ることが出来、理生はようやく前向きに学生生活を送ろうという気になり始めていた。
ある日、理生はクリスマスの飾り付けの中にお菓子の家の見つけて、ヘンゼルとグレーテルの物語に思いを馳せる。ヘクセンハウス――ドイツ語で言うところの「魔女の家」が、クリスマスの定番モチーフであることにまず驚き、それ以上に、その「魔女の家」に何か尋常でないものを感じて心をざわめかせる理生だったが……。
不思議な力を内に秘める理生が、否応もなく巻き込まれる新たな事件とは!?
セント・ラファエロに冬がきた。日本人の理生は、クリスマスの飾り付けのヘクセンハウス――ドイツ語で言うところの「魔女の家」が気になって仕方がない。そして同じころ、理生のまわりでは不穏な出来事が起きはじめる。そんな中、土地神のような存在であるアーロから「異界と繋がる扉から、よくないものが侵入している」と教えられ、理生は頭を抱えることに……。果たして超常的トラブルは無事解決できるのか!?
イギリスの全寮制パブリックスクール、セント・ラファエロに留学中の桃里理生には、一族に脈々と受け継がれた霊的な能力がある。それゆえ、同学院に繋がってしまった「門」から訪れる「この世ならざるモノ」たちに対処する羽目に陥っているのだ。
今回の厄介な客人は『怒れるファラオ』。19世紀に盗掘に遭ったピラミッドの主で、盗まれた「石」を取り戻してこなければ、呪いをかけると言う。どうやらその石は「来世での再生に必要なもの」らしいのだ。
突然降って湧いた強引なミッションに、理生は理不尽なものを感じつつも、呪い回避のために動き始めるが……。
大人気、電子オリジナル「セント・ラファエロ異聞」シリーズ第5弾!
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