命あるうちに、おのれの心残りに始末をつけたい。
遠い昔、別れの言葉もなく消えた女に、市兵衛は初老の豪商の真心を届けられるのか!?
大人気!感涙の時代小説
還暦を前に大店下り酒屋の主・里右衛門が病に倒れた。
店の前途もさることながら、 里右衛門の脳裡を掠めたのは、若き日に真心を通わせた三人の女性だった。
唐木市兵衛は、里右衛門から数十年も前の想い人を捜し出し、現在の気持ちを伝えてほしいと頼まれる。
一方、店では跡とりとなる養子が、隠居しない義父への鬱憤を、遠島帰りの破落戸にうっかり漏らしてしまい……。
628円〜858円(税込)
“算盤侍”の異名を持つ渡り用人・唐木市兵衛は、知己の蘭医・柳井宗秀の紹介で人捜しを頼まれた。
依頼主は江戸東郊の名主で、失踪した代官所の手代・清吉の行方を追うことに。
一方、北町同心の渋井鬼三次は、本来、勘定奉行が掛の密造酒の調べを極秘に命じられる。江戸で大人気の酒・梅白鷺が怪しいというのだ。
やがて二つの探索が絡み合った時、代官地を揺るがす悪の構図が浮上する……。
大人気の「風の市兵衛」シリーズ、ますます快調の第11弾!
「ああいう男はとり除かねば」
文政半ばのある年末、江戸城内外で奥祐筆組頭・越後織部は謀議を重ねていた。
翌春、長兄で目付・片岡信正の婚儀の喜びも冷めぬ中、今は市井に生きる末弟・唐木市兵衛は、信正配下の小人目付・返弥陀ノ介の捕縛、責問の報に驚愕。
信正も謹慎中と知り、真相の究明に乗り出すが……。
冤罪に落ちた兄と友を救うため、〈風の剣〉が城に巣くう闇を斬る!
大人気の「風の市兵衛」シリーズ、快進撃の第12弾!
「市兵衛さんにしか頼めねえんだ」
夏の日、“算盤(そろばん)侍”の異名を持つ渡り用人・唐木市兵衛の許を、請け人宿の主・矢藤太が訪れた。
依頼は攫われた元京都町奉行・垣谷貢の幼い倅の奪還。拒む市兵衛に矢藤太は、倅の母親はお吹(すい)だと告げる。お吹こそ、青春の日、京で仕えた公家の娘で初恋の相手だった。
奪還を誓う市兵衛。だが、賊との激闘の中、市兵衛は垣谷家の大罪と衝撃の事実を知ることに……。
時代小説界に新風を吹き込んで話題沸騰の「風の市兵衛」シリーズ、円熟の第13弾!
「父の仇・柳井宗秀を討つ助っ人を雇いたい」
渡り用人・唐木市兵衛は胸をざわつかせた。請け人宿の主・矢籐太によると、依頼人は女郎に身をやつしているが、武家育ちの上品な女らしい。
しかし、二人の知る宗秀は病に苦しむ人々に寄り添う仁の町医者である。真偽を確かめるため岡場所を訪ねる市兵衛。だが、仇討ちには宗秀の故郷信濃を揺るがした大事件が絡んでいた!
不動のベストセラー「風の市兵衛」シリーズ、快調第14弾!
“算盤侍”唐木市兵衛は、公儀十人目付筆頭・片岡信正の依頼で、下総葛飾を目指していた。
信正の配下・返弥陀ノ介は親友市兵衛の出立に際し、伝言を託す。葛飾近くの貸元に匿われている女宛てだった。
道中、市兵衛は人徳者だった貸元が三月前に暗殺されたと知る。跡目を継いだのは美人の三姉妹で、市兵衛はその手下を偶然助けたことから、縄張り争いに巻き込まれ……。
時代小説界の俊英が放つ大人気「風の市兵衛」シリーズ、待望の第15弾!
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