かつて女の子だった人たちへ3巻

迫田雪奈、36歳。会社経営者の夫と結婚して11年、子供にも恵まれ順風満帆な日々を送っていた。そんなある日、夫がマッチングアプリでパパ活していたことが発覚。しかも複数の若い女性と身体の関係を持っていて…!? 憔悴する雪奈に対して義母は「息子が浮気したのは雪奈のせい」と責めるだけ。
息子のためにも落ち込んでいるわけにはいかないと、気分転換に動画サイトを開いた雪奈は、そこでスピリチュアルの動画を配信する”クレマチス”と名乗る女性に出会う。最初はスピリチュアルなんて…と馬鹿にしていた雪奈だったが、「あなたは悪くない」と寄り添ってくれたクレマチスの言葉に少しずつ引き込まれていって……。
救いを求めたその先で、彼女を待ち受けていた未来とは――。

※この作品は分冊版「Comic Lueurかつて女の子だった人たちへ」15話～21話（「かみさまかみさま」第2話～第7話）を収録しております。

平凡なOL・芽里の趣味は、地下アイドル・レイキを推す『推し活』。
ライブのチケットに、ツーショ代…普通のOLでは賄いきれない出費に、芽里は身体を売り始める。心は擦り減るけれど、すべてはレイキが夢を叶えるため――。
芽里の出費額と比例するように、次第にレイキからの個人的な連絡は増えていき…。そしてついに、芽里はレイキと付き合うことに。
「この感情は恋だったんだ――…」彼女としてより一層レイキを支えなければと、力が入る芽里だったけれど…ある日、会社に風俗をやっていることがバレてしまい…!? その時、レイキがとった行動とは――…。

「推し活の闇」を描いた「メリーさんの推し」、本巻にて完結。

「コツコツ貯めた貯金はもうない。だけどライブは永遠に続く――」
平凡なOL・芽里の趣味はメンコンカフェ『メルティ』のキャスト・レイキを推す『推し活』。
お店で会話したりSNSをチェックするだけでときめきがもらえて毎日頑張れる……そう思っていた芽里だけど、ある日レイキが念願だった地下アイドルとしてデビューすることが決まり――!?
アイドルとして輝くレイキをますます応援したいと思うけれど、アイドルになったレイキと話すにはコンカフェ通いよりずっとお金がかかって……。

推しの現場=女同士の戦場!?
恋愛よりも気軽だったはずの『推し活』に芽里の生活は蝕まれていく――。

「この男、欲しいな――」
ネイルにメイク、ヘアスタイル……自分の見た目への投資を惜しまないOL・レミ。容姿への自己投資を惜しまないのは、それに見合った男性を捕まえるため――。ある日、幼なじみのユミから気になっている男の人をチェックして欲しいと言われ、ユミの同僚を紹介される。何の気なしに会ったものの、紹介された敬士はレミの結婚相手の条件どストライクのハイスペ！レミはなんとかして敬士を手に入れようと決意。ルックスのいいレミからのアプローチに敬士もまんざらではなさそうで……。華麗なる略奪愛の先に待ち受けるものは――!?