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文芸

パイプのけむり選集 食

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あらすじ・内容

あの人気シリーズから「食」の名随筆を厳選

童謡「ぞうさん」「花の街」、オペラ「ひかりごけ」「夕鶴」など多くの名曲を世に出した大作曲家のもう1つの顔は森羅万象を鮮やかな切り口で料理する名随筆家。1964年、東京オリンピックの年に雑誌連載で始まった『パイプのけむり』シリーズは37年の長きに渡って書き続けられた。日本はもちろんアジア、欧州、中東まで、幅広いエリアを舞台にした作品はまさに珠玉。本書はその中から「食」に関するものだけを厳選。「河豚」「螺汁」「ステュード・ビーフ」「北京ダック」「海軍カレー」など。解説の壇ふみさんも絶賛する美味しいエッセイをぜひご賞味あれ!

作品情報

シリーズ
パイプのけむり選集(小学館文庫)
著者
レーベル
小学館文庫
出版社
小学館
カテゴリ
文芸・小説
ページ概数
270
配信開始日
2016/5/27
底本発行日
2009/5/13
対応端末
  • PCブラウザ
    ビューア
  • Android
    (スマホ/タブレット)
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シリーズ最新刊

文芸 パイプのけむり選集 味

著: 團伊玖磨

名エッセイから『味』な話を選りすぐり!

日本を代表する作曲家團伊玖磨さんが36年にわたって書き続けた名エッセイ『パイプのけむり』シリーズから選りすぐった作品集第4弾のテーマは味。和食、中華、フレンチ、イタリアンはては中近東まで、グルマンで好奇心旺盛な著者が世界中で咀嚼した食物とエピソードをウィットに富んだ筆で綴った傑作エッセイ集。「だけれど、この頃一つだけ西洋に来たときに食いたい物が僕にはあるんだ」「なんだい」「洋食だよ。洋食」「おう、洋食屋の洋食だ」(『洋食』より)、「唐津の藻屑蟹と上海の藻屑蟹を較べてみた。おおざっぱに見て、それは殆ど変わらなかった。ただし、甲の前部の両眼の間には、明確な差があった。唐津のものは平坦、上海のものには四つの棘があった」(『蟹の甲』より)、「パレルモでの最後の夜、美和子さんが突然、海岸に牡蠣を食べに行こうと言い出した。「牡蠣って、生の牡蠣」と僕が訊いた。「そうよ、美味しいのよ」と彼女はすましている。「でも今は八月で夏の最中だし、Rの付かない月には生牡蠣は食べないことになっている」と僕は言った。「でもね、此処ではRは関係ないのよ、字の読めない人が多いから」(『R』より)。

価格

682(税込)

620円 (+消費税62円)

「パイプのけむり選集(小学館文庫)」シリーズ作品一覧(全4冊)

616円〜682(税込)

  • 文芸 パイプのけむり選集 食

    あの人気シリーズから「食」の名随筆を厳選

    童謡「ぞうさん」「花の街」、オペラ「ひかりごけ」「夕鶴」など多くの名曲を世に出した大作曲家のもう1つの顔は森羅万象を鮮やかな切り口で料理する名随筆家。1964年、東京オリンピックの年に雑誌連載で始まった『パイプのけむり』シリーズは37年の長きに渡って書き続けられた。日本はもちろんアジア、欧州、中東まで、幅広いエリアを舞台にした作品はまさに珠玉。本書はその中から「食」に関するものだけを厳選。「河豚」「螺汁」「ステュード・ビーフ」「北京ダック」「海軍カレー」など。解説の壇ふみさんも絶賛する美味しいエッセイをぜひご賞味あれ!

    価格

    616(税込)

    560円 (+消費税56円)

  • 文芸 パイプのけむり選集 旅

    「パイプのけむり」のアンソロジー第2弾!

    「或る晩、横須賀線の下りの終電車で逢った親しい英国人のルイス・ブッシュが、シェトランド島に行って来た。何も無い北大西洋の孤島なんだ、でも何だか素晴らしい島だった。君も行ってみないか、と言ったのがこの島と僕との関係の始まりだった」(『再訪』より)。ダンディで知られる作曲家は1年の内、4ケ月が海外、2ケ月が国内の旅という日々を過ごしていた。テヘランでは手裏剣のショーに人生を考え(『ある記憶』)、オランダでは鰻の出自に思いを馳せ(『オランダの鰻』)、ナポリではブオーノなる謎の果実を賞味して(『ブオーノ』)……。豊饒なる旅の足跡。

    価格

    660(税込)

    600円 (+消費税60円)

  • 文芸 パイプのけむり選集 話

    人気シリーズ第3弾は胸を打つ『話』の特集

    團伊玖磨がアサヒグラフで36年間書き続けてきた名随筆1842本の中から厳選してテーマ別に刊行している『パイプのけむり 選集』シリーズ。
    第1巻『食』、第2巻『旅』に続いて第3巻が登場。
    今回のテーマは『話』。笑える話、驚きの話、美しい話、思わず涙する話…。座談の名手が贈る多彩な『話』の特集。
    戦後の復興を見つめてきた團氏。戦争、災害の理不尽さ、それに立ち向かう力、そして人間の優しさを筆に込めてきた團氏の作品は今こそ読むべき珠玉の作品ばかり。心が辛い時こそ手にとっていただきたい1冊。
    ≪本書より≫
    息子が気に入っていたものを割ってみると中には…『化石』。ありきたりな挨拶をやめて新しい言葉を考えてみた…『ずどん』。梅ぼ志飴と猫の関係は…『昇天』。八丈島で遭った地震の時に…『地震』。
    解説は著者の『夕鶴』『花の町』などの作品を歌い続けているオペラ歌手の佐藤しのぶさん。

    価格

    671(税込)

    610円 (+消費税61円)

  • 文芸 パイプのけむり選集 味

    名エッセイから『味』な話を選りすぐり!

    日本を代表する作曲家團伊玖磨さんが36年にわたって書き続けた名エッセイ『パイプのけむり』シリーズから選りすぐった作品集第4弾のテーマは味。和食、中華、フレンチ、イタリアンはては中近東まで、グルマンで好奇心旺盛な著者が世界中で咀嚼した食物とエピソードをウィットに富んだ筆で綴った傑作エッセイ集。「だけれど、この頃一つだけ西洋に来たときに食いたい物が僕にはあるんだ」「なんだい」「洋食だよ。洋食」「おう、洋食屋の洋食だ」(『洋食』より)、「唐津の藻屑蟹と上海の藻屑蟹を較べてみた。おおざっぱに見て、それは殆ど変わらなかった。ただし、甲の前部の両眼の間には、明確な差があった。唐津のものは平坦、上海のものには四つの棘があった」(『蟹の甲』より)、「パレルモでの最後の夜、美和子さんが突然、海岸に牡蠣を食べに行こうと言い出した。「牡蠣って、生の牡蠣」と僕が訊いた。「そうよ、美味しいのよ」と彼女はすましている。「でも今は八月で夏の最中だし、Rの付かない月には生牡蠣は食べないことになっている」と僕は言った。「でもね、此処ではRは関係ないのよ、字の読めない人が多いから」(『R』より)。

    価格

    682(税込)

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