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文芸

北八ヶ岳縞枯山殺人事件

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あらすじ・内容

北八ヶ岳の山々の一つ、縞枯山は各地で桜の便りがきかれるようになった春先でも、まだ雪が舞っていた。
そんな中、行方の分からなくなった若い女性の捜索を始めた。
警察の捜索隊を中心に、登山パーティや山小屋の主人も加わった大規模な捜索にもかかわらず、行方不明の女性の発見には至らなかった。
かわりに右目を錐のようなもので刺され凍死したと思われる男を見つけた。その後、女の遺体が見つかったが、それは、行方不明になった女とは違っていた。
長野県警諏訪署の刑事、道原伝吉と貞松らが捜査を始める。
無関係だと思われた二つの遺体の関連性が次第に明らかになるにつれて事件は複雑で意外な展開を見せ始める。
道原と貞松の二人の刑事は、東北から関西に至る広域捜査で犯人を追う。
道原刑事の山岳ミステリーシリーズ初期の刮目作!

作品情報

シリーズ
人情刑事 道原伝吉(シティブックス)
著者
レーベル
――
出版社
シティブックス
カテゴリ
文芸・小説
ページ概数
336
配信開始日
2019/8/2
対応端末
  • PCブラウザ
    ビューア
  • Android
    (スマホ/タブレット)
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ジャンル

ページ概数

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シリーズ最新刊

文芸 穂高屏風岩殺人事件

著: 梓林太郎

読み応え十分の中編3本からなる山岳推理集である。
「穂高屏風岩」では、穂高屏風岩の屏風ノ頭で恋人と待ち合わせしていたが現れないと、女性が山小屋に助けを求めてきた。男はどこに行ったのか。
「鬼の生還」は、遭難した男が羽毛服を着ていなかったことに違和感を覚えた豊科署の刑事たちは、そこから重大な事件を嗅ぎ取った。
「夜の山脈」では、食堂に4歳の男の子がひとりでご飯を食べやってきた。この子に両親はいないのか。食堂の店主からの通報を受けた道原伝吉は、単なる迷子ではなく、事件が潜んでいると直感した。

価格

682(税込)

620円 (+消費税62円)

「人情刑事 道原伝吉(シティブックス)」シリーズ作品一覧(全46冊)

660円〜682(税込)

  • 文芸 凍血樹林

    ちょうどその日、冬の上高地で、カラマツの木に寄りかかるようにして立つ、氷に閉じ込められた遺体が発見された。いったい誰が、手間をかけた遺体をつくったのか。警察官の妻の射殺と関連ははたしてあるのか。稀にみる難事件に、長野県警豊科署の道原伝吉が挑む!一月下旬の朝、警視庁刑事の妻射殺事件のニュースで持ちきりだった長野県警豊科署に「妙な遭難者を発見」の通報が入った。現場は上高地の小梨平。遭難者は若い男性で、氷柱の中に閉じ込められた形で木の幹に添って立っていた。所持品から身元は割れたが、脇腹を二か所刺されていたため他殺と断定、殺人事件へ。手がかりも殺害動機も掴めず、捜査は難航。担当の道原伝吉刑事も、これだけ犯人像が浮かばない事件も珍しい―と。山岳ミステリーの第一人者・梓林太郎の渾身作。

    価格

    660(税込)

    600円 (+消費税60円)

  • 文芸 死神山脈

    安曇野のホテルの一室で女性の遺体が発見された。
    当然、部屋を予約し、チェックアウトして姿をくらませた日比野が容疑者とされた。
    だが、長野県豊科署の刑事・道原伝吉は捜査により、日比野をかたった真犯人がいることを突き止める。
    しかし、目的はわからなかった。
    捜査がゆきづまりを見せはじめた頃、第二の事件が起きてしまう。
    やはり、日比野をかたったものの凶行だった。
    地道な捜査をすすめる道原は、穂高、安曇野、そして東京が、欲と保身によってつながっていることに気づいた。

    価格

    660(税込)

    600円 (+消費税60円)

  • 文芸 崩壊山脈

    北アルプスから下山した岩佐は、都内の愛人宅の部屋のドアを開けたところで殺害された。
    凶器は、ピッケルと思われ、登山経験者が疑われたが、手掛かりに乏しく、捜査は手詰まりになった。
    そこに、また登山用具を凶器とする殺人が起きた。
    地道な捜査がつづけられたが、犯人どころか、犯人像さえ浮かばなかった……。
    はたして、執念の捜査が実を結ぶのか。
    長野県警豊科署の道原伝吉が、金と色の欲にまみれた連続殺人の深層を暴く!

    価格

    660(税込)

    600円 (+消費税60円)

  • 文芸 白銀の暗黒

    読み応え十分の5つの中編ミステリーからなっている。
    表題となった「白銀の暗黒」は、北アルプスの屏風岩で転落死した登山者のテントに、別の登山者の凍死体が発見されたことが事件の発端となった。
    「潜伏」では、自分のミスから若い女性を死なせたことから責任をとって辞職した元刑事が、数十年後、死の予感の中で、迷宮入りとなったその事件に、鋭い推理を働かせる。
    「弱味」は、6千万円を持ったまま行方不明になった不動産会社社長の行動を追ううちに、忌まわしい過去をあぶり出していく。
    「岩尾根の告発」では、ピッケルを間違えてられた若者に悲劇が襲いかかる。
    「雪の蝶」では、記憶喪失になった男が、蝶を描くことだけはできるということを知った長野県警豊科署の道原伝吉の見事な推理が冴え渡る。
    「避難命令」では、雪山の小屋から署に犯人移送をはじめた伝吉たち刑事の危機を描く。
    梓林太郎が、巧みで、力強いことをあらためて知らせている。読後感は清涼だ

    価格

    682(税込)

    620円 (+消費税62円)

  • 文芸 霞沢岳殺人山行

    登山者の少ない北アルプス霞沢岳で、顔面を無惨に切り裂かれた死体が発見された。
    ポケットにはコスモスの花びらが一枚入っていた。
    八日後、遠く北海道警旭川東署から、旭岳で同じように顔面を刻まれて殺された死体が見つかったとの報告を、長野県警豊科署の道原伝吉刑事は受けた。
    ポケットには同じようにコスモスの花びらがひとつ。
    地道な捜査をつづけるが、連続殺人の輪郭を描けず、被害者に共通することは何も見つけられない。
    捜査本部に行き詰まり感が漂いはじめた頃、第三の殺人の報が入った。
    宿怨を抱く犯人とは誰か。
    そして、殺された者たちに共通する行いとは何だったのか……。
    刑事の鬼気迫る執念が、男たちの闇をあぶりだしていく。

    価格

    682(税込)

    620円 (+消費税62円)

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