宇宙観測船S14号を操縦するシンゴは、大流星サタン＝ファイアーに接近する。とてつもない放射能と重力を持つサタンに近づきすぎたシンゴは、最大出力でサタンの重力圏から脱出しようとし、その最中に気を失ってしまう。その後シンゴは無事救出されるが、生きているのが不思議なほどの全身骨折に内臓破裂、更に、彼の体から特殊な放射能が大量に検出される。そして、シンゴは信じられない回復力で…。

ゼロゼロ機関のゼロ７こと、五頭又ベエ（ごとうまたべえ）。ある時、九州の南端から10数キロ離れた無人島を、スパイダー結社のデッド博士が何かの目的で手に入れたという。１ヶ月前、秘密調査官ゼロゼロ５をその島に送り込んだが、連絡が途絶えてしまったため、その消息を探り、情報を集めろと、ゼロゼロ機関からの指命がゼロ７に下る！

20XX年――　かつて地球上にあった刑務所は、全て金星にある基地のドームにおさめられ、犯罪者はみな囚人船で金星へと送られる。そして、金星開発のために刑期を務めることになる時代…。　ある時、調査官・シバは凶悪犯のジンドーを捕えるが、その後、突発事故で死亡してしまう。そのジンドーが世界連邦警察に自首し、終身刑で金星に送られることになったのだが、ジンドーの乗る囚人船には、父の仇を誓うシバの息子・ハヤトが乗り込んでいた！

宇宙から地球へと帰還した銀河七号だが、管制室からの呼びかけに応答がない。着陸した銀河七号の中に入った管制室の所長たちは、３人の白骨死体と一人の頭蓋骨に残っていた片方の目玉を見て驚く。３人の死因を探るため、科学者のダンに調査を依頼するが、ダンを待つ間にその目玉が動き出し!?　そして一人の所員が…。

南米の近くの海に名もない小さな島が存在する。その島は火山活動のため、少しずつ位置を変えるので、場所がはっきりしない。島には呪われた森があり、何百年、何千年と生き続けている森の主がいるというが、森の主は永遠に生きることのできる命の水のおかげで死ぬことがないらしい。その話を聞いた船員たちは島を探し、命の水を求めるのだが…　果たして彼らを待っているのは…？