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辞世の作法

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あらすじ・内容

平安時代から多くの絵師が描き、歌人が詠んだ夕映えの空。江戸時代、人々が愛した浄瑠璃の義理人情劇、子守歌が奏でる、哀しい短調のメロディ・・・・・・。
かつて日本人が持ちえた<共感の場>が消え、確たる死生観すら見えなくなった昨今、私たちは人生をどうまとめたたらいいのか。宗教学者が、来し方を振り返りつつ、次世代に伝える、いのちの作法集。

*本書は、第一章から第七章までを、『こころの作法――生への構え、死への構え』(中公新書 2000年刊)を底本に、終章をこの文庫のために書き足したものである。


目次)

はしがき
学術文庫版 はしがき
 
第一章 こころの原風景
消えゆく短調のメロディー/夕焼け信仰/山のお寺の鐘/二羽の「夕鶴」

第二章「語り」の力
歌のリズムと生命のリズム/語ること・聞くこと/フェアプレイか無私か/友情の語り方

第三章 人間、この未知なるもの
子どもの犯罪にどう立ち向かうか/放っておくと、子どもは野性化する!/犠牲と奉仕/全身運動と数学的1

第四章 私の死の作法
どのように死ぬべきか/現代の無常物語/臓器移植ははたして布施の精神の発露か/断食死こそ死の作法の出発点

第五章 精神性について
人間批評の尺度/任きょう道〈長谷川伸〉/浄瑠璃と町人道〈司馬遼太郎〉/武士道の「仁」〈新渡戸稲造〉

第六章 伝統のこころ、近代のこころ
チャンバラ映画/人間を信じる/遠景のなかの仏教/身もだえの話/人情の極致

第七章 眼差しの記憶
司馬さんの鋭い眼差し/丸山政治学と司馬文学/日本人の中の日本人/『燃えよ剣』の夕日

終章 辞世の作法
挽歌の作法/一期一会の歌/自然葬の行方
「あとがき」に代えて 辞世の弁「若き魂たちよ」

内容紹介)
日本の子守唄が、遠くなってしまった。もうどこからもきこえてこない。(中略)
悲哀の旋律を忘れた社会というのは、ひょっとすると他人のこころの痛みや悲しみに鈍感になっている社会なのではないか。われわれはいつのまにか短調排除の時代を生きて、感性の大切な部分を失いつつあるのかもしれないのである。(本書「第1章」より)

作品情報

シリーズ
辞世の作法(講談社学術文庫)
著者
レーベル
講談社学術文庫
出版社
講談社
カテゴリ
実用
ページ概数
210
配信開始日
2021/8/11
底本発行日
2021/8/10
対応端末
  • PCブラウザ
    ビューア
  • Android
    (スマホ/タブレット)
  • iPhone / iPad
  • 推奨環境

ジャンル

ページ概数

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「辞世の作法(講談社学術文庫)」シリーズ作品一覧(全1冊)

990(税込)

  • 実用 辞世の作法

    平安時代から多くの絵師が描き、歌人が詠んだ夕映えの空。江戸時代、人々が愛した浄瑠璃の義理人情劇、子守歌が奏でる、哀しい短調のメロディ・・・・・・。
    かつて日本人が持ちえた<共感の場>が消え、確たる死生観すら見えなくなった昨今、私たちは人生をどうまとめたたらいいのか。宗教学者が、来し方を振り返りつつ、次世代に伝える、いのちの作法集。

    *本書は、第一章から第七章までを、『こころの作法――生への構え、死への構え』(中公新書 2000年刊)を底本に、終章をこの文庫のために書き足したものである。


    目次)

    はしがき
    学術文庫版 はしがき
     
    第一章 こころの原風景
    消えゆく短調のメロディー/夕焼け信仰/山のお寺の鐘/二羽の「夕鶴」

    第二章「語り」の力
    歌のリズムと生命のリズム/語ること・聞くこと/フェアプレイか無私か/友情の語り方

    第三章 人間、この未知なるもの
    子どもの犯罪にどう立ち向かうか/放っておくと、子どもは野性化する!/犠牲と奉仕/全身運動と数学的1

    第四章 私の死の作法
    どのように死ぬべきか/現代の無常物語/臓器移植ははたして布施の精神の発露か/断食死こそ死の作法の出発点

    第五章 精神性について
    人間批評の尺度/任きょう道〈長谷川伸〉/浄瑠璃と町人道〈司馬遼太郎〉/武士道の「仁」〈新渡戸稲造〉

    第六章 伝統のこころ、近代のこころ
    チャンバラ映画/人間を信じる/遠景のなかの仏教/身もだえの話/人情の極致

    第七章 眼差しの記憶
    司馬さんの鋭い眼差し/丸山政治学と司馬文学/日本人の中の日本人/『燃えよ剣』の夕日

    終章 辞世の作法
    挽歌の作法/一期一会の歌/自然葬の行方
    「あとがき」に代えて 辞世の弁「若き魂たちよ」

    内容紹介)
    日本の子守唄が、遠くなってしまった。もうどこからもきこえてこない。(中略)
    悲哀の旋律を忘れた社会というのは、ひょっとすると他人のこころの痛みや悲しみに鈍感になっている社会なのではないか。われわれはいつのまにか短調排除の時代を生きて、感性の大切な部分を失いつつあるのかもしれないのである。(本書「第1章」より)

    価格

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