2020年度ノーベル物理学賞者ロジャー・ペンローズを筆頭とする量子力学の精鋭、ギリシャ哲学の巨人、日本の湯川秀樹や現代の天才たち、自然科学者、哲学者、心理学者、生理学者、作家ら58人の神観を紹介。
一流研究者の多くが、科学と宗教は対立しないと語り、それは科学者になくてはならない資質だとする数々の意見は、注目に値する。神観を通じて、その人となりに触れられるのも、本書の魅力の一つ。
また、本書はその神観を、伝統的宗教の人格神は信じないが宗教を受け入れるグループ、人格神を否定し理神を信じるグループ、印度哲学的「梵神」を研究するグループの3種に大別し、さらに過去から未来の神観を俯瞰している。
「神観」をめぐり世界では、時に殺人にまで発展し、片やわが国では神霊を信じるなどと言うと即座に怪しげな人物と烙印を押される。形而上学としての〈神〉は如何なる存在であるのか、人類の永遠のテーマであると言えるだろう。
本書に登場する主な人々
・ロジャー・ペンローズ…2020年度ノーベル物理学賞者
・ガリレオ・ガリレイ…望遠鏡を使って初めて本格的な天体観測を行なった
・アイザック・ニュートン…万有引力の法則を発見し古典力学(ニュートン力学)を体系化した
・エルヴィン・シュレーディンガー…「シュレーディンガーの猫」の思考実験で知られる
・アルベルト・アインシュタイン…相対性理論など数々の業績のある天才
・ヴェルナー・ハイゼンベルク…不確定性原理など量子力学に多大な貢献をなした
・ピタゴラス…ピタゴラスの定理など数々の数学的な定理を発見した古代ギリシャの哲学者にして神秘主義者
・プラトン…イデアという概念を提唱し西洋哲学の源流を築いた
・バールーフ・デ・スピノザ…人格神を否定し革新的な汎神論を説き現代哲学に大きな影響を与えた
・カール・グスタフ・ユング…深層心理を深く分析し人間の無意識の奧底にはある人類共通の「元型」を示した
・湯川秀樹…中間子の存在を予測し日本人で初めてノーベル賞を受賞した など
【著者】
森上逍遥 もりがみ しょうよう
福岡生まれ。文筆家。思想家。中学・高校とミッションスクールの西南学院に通い、キリスト教教育を通して聖書と西洋思想に親しむ。高校卒業後、しばらく精神の放浪にて見聞を広めた後、立正大学仏教学部に特待生として入学。昭和54年度卒。卒論は『龍樹研究』で空観に於ける異蘊の解明を論じた。業界紙記者などを経た後アメリカに移住。地球世界の文化を見て歩き人間研究を行なう。後に帰国。著書に『侘び然び幽玄のこころ』『人生は残酷である』『タオと宇宙原理』『ループ 忘れ去られた記憶の旅』(桜の花出版)がある
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