嫌われ者の転移者は、出戻った異世界で溺愛される（１）

「僕はトワが好きなんだから」突然のグリズの告白に驚くトワ。俺だって1回目の転移の時からグリズのことが好きだけど、過去の愚かな自分は嫌われていたはず。なのにグリズは「可愛い、トワ。もっと僕に夢中になって」と甘く囁くのだった。付き合っていないし、過去のことだって何もわかっていないのに。混乱する感情とは裏腹に、重ね合わせる身体はどんどん熱くなって……。大きくてカタいトコロ同士を擦り合って、絶頂まで導かれてしま
う。自分自身にもこの世界にも、そしてグリズにももっと向き合わないといけないのに！　そんな矢先、ミーニャが倒れてしまい――。
美形騎士×平凡転移者サラリーマンの異世界再会溺愛BL☆第2巻！

中二病を拗らせたまま十三歳で異世界転移した俺には、異邦人にのみ与えられる能力であるギフトが発現しなかった！　自分が無能力であることを隠すあまり傲慢に振る舞ってしまい、想いを寄せていた護衛騎士のグリズにまで嫌われてしまう。そんな時、背後から何者かに襲われ……。「殺された！」と思った瞬間、目が覚めればそこは元の世界だった。
グリズへの想いを引きずったまま十五年の時が経ち、地味なサラリーマンとして暮らしてきた俺は、再び異世界へと迷い込んでしまう！　今度こそ平凡に暮らしたいと願うが、再会したグリズになぜか妙に距離を詰められて――？