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文芸

桜風堂ものがたり

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あらすじ・内容

万引き事件がきっかけで長年勤めた書店を辞めることになった一整。しかしある町で訪れた書店で彼に奇跡のような出会いが起こり……。

百貨店内の書店、銀河堂書店に勤める物静かな青年、月原一整は、人づきあいが苦手なものの、埋もれていた名作を見つけ出して光を当てるケースが多く、店長から「宝探しの月原」と呼ばれ、信頼されていた。しかしある日、店内で起こった万引き事件が思わぬ顛末をたどり、その責任をとって一整は店を辞めざるを得なくなる。傷心を抱えて旅に出た一整は、以前よりネット上で親しくしていた、桜風堂という書店を営む老人を訪ねるために、桜野町を訪ねる。そこで思いがけない出会いが一整を待ち受けていた……。一整が見つけた「宝もの」のような一冊を巡り、彼の友人が、元同僚たちが、作家が、そして出版社営業が、一緒になってある奇跡を巻き起こす。『コンビニたそがれ堂』シリーズをはじめ、『花咲家の人々』『竜宮ホテル』『かなりや荘浪漫』など、数々のシリーズをヒットさせている著者による、「地方の書店」の奮闘を描く、感動の物語。

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作品情報

シリーズ
桜風堂ものがたり
著者
レーベル
――
出版社
PHP研究所
カテゴリ
文芸・小説
ページ概数
442
配信開始日
2016/10/7
底本発行日
2016/10
対応端末
  • PCブラウザ
    ビューア
  • Android
    (スマホ/タブレット)
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シリーズ最新刊

文芸 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

著: 村山早紀

田舎町の本屋と、ある書店員の身に起こった奇跡を描き、全国書店員の共感を集め、2017年本屋大賞5位になった『桜風堂ものがたり』。その続編の登場です! 郊外の桜野町にある桜風堂書店を託され、昔の仲間たちとともに『四月の魚』をヒット作に導いた月原一整。しかし地方の小さな書店であるだけに、人気作の配本がない、出版の営業も相手にしてくれない、という困難を抱えることになる。そんな折、昔在籍していた銀河堂書店のオーナーから呼び出される。そのオーナーが持ちかけた意外な提案とは。そして一整がその誠実な仕事によって築き上げてきた人と人とのつながりが新たな展開を呼び、そして桜野町に住む桜風堂書店を愛する人たちが集い、冬の「星祭り」の日に、ふたたび優しい奇跡を巻き起こす。今回も涙は流れるかもしれません。しかし、やはり悲しい涙ではありません!

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「桜風堂ものがたり」シリーズ作品一覧(全2冊)

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  • 文芸 桜風堂ものがたり

    百貨店内の書店、銀河堂書店に勤める物静かな青年、月原一整は、人づきあいが苦手なものの、埋もれていた名作を見つけ出して光を当てるケースが多く、店長から「宝探しの月原」と呼ばれ、信頼されていた。しかしある日、店内で起こった万引き事件が思わぬ顛末をたどり、その責任をとって一整は店を辞めざるを得なくなる。傷心を抱えて旅に出た一整は、以前よりネット上で親しくしていた、桜風堂という書店を営む老人を訪ねるために、桜野町を訪ねる。そこで思いがけない出会いが一整を待ち受けていた……。一整が見つけた「宝もの」のような一冊を巡り、彼の友人が、元同僚たちが、作家が、そして出版社営業が、一緒になってある奇跡を巻き起こす。『コンビニたそがれ堂』シリーズをはじめ、『花咲家の人々』『竜宮ホテル』『かなりや荘浪漫』など、数々のシリーズをヒットさせている著者による、「地方の書店」の奮闘を描く、感動の物語。

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  • 文芸 星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

    田舎町の本屋と、ある書店員の身に起こった奇跡を描き、全国書店員の共感を集め、2017年本屋大賞5位になった『桜風堂ものがたり』。その続編の登場です! 郊外の桜野町にある桜風堂書店を託され、昔の仲間たちとともに『四月の魚』をヒット作に導いた月原一整。しかし地方の小さな書店であるだけに、人気作の配本がない、出版の営業も相手にしてくれない、という困難を抱えることになる。そんな折、昔在籍していた銀河堂書店のオーナーから呼び出される。そのオーナーが持ちかけた意外な提案とは。そして一整がその誠実な仕事によって築き上げてきた人と人とのつながりが新たな展開を呼び、そして桜野町に住む桜風堂書店を愛する人たちが集い、冬の「星祭り」の日に、ふたたび優しい奇跡を巻き起こす。今回も涙は流れるかもしれません。しかし、やはり悲しい涙ではありません!

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「桜風堂ものがたり」評価・レビュー

評価

5.0

おすすめコメント

  • SS典子 (BOOK☆WALKER スタッフ)

    喜怒哀楽が翻弄されるエピソードが贅沢につまった作品

    泣ける本、と聞くとどんなお話しを思い浮かべますか?
    切ない恋の物語? 胸が締め付けられる悲しい話?

    2017年の本屋大賞にノミネートされた本作には、悲しいという感情だけでなく、喜怒哀楽、すべての感情を揺さぶられ気が付くと涙を流してしまう、そんな たくさんの“泣ける”が詰まっています。

    本を万引きした犯人が逃走中に事故にあったせいで追いかけた主人公が悪者扱いに…。
    悪いのは犯人のはずなのに、長年勤めた書店をやめることとなった主人公。
    悔しくて、誰にぶつけたらいいのかわからない憤りを感じる悲しい物語から始まり、
    嬉しくて心が躍るような話、人の優しさにふれ心が温まる話が鮮やかに続きます。

    たくさんのエピソードに心地よく翻弄され爽やかな読了感が後をひく。
    “泣ける”お話しを詰め込んだ宝箱のような1冊。

    2017/04/06

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