馬場辰猪や陸奥宗光、アーネスト・サトウなどの人物論、岡義武・丸山真男・藤田省三についてのエッセイなど、歴史家の多彩な貎を示す文章を収録。単行本未収録、多数。付録に著作目録と年譜、横山俊夫によるインタビューほか。解説は杉山伸也。
2,800円〜4,000円(税込)
歴史家萩原は、丸山真男らに並ぶ教養・学識の深さとともに叙述の美しさで定評がある。1は長らく品切れだった吉野作造賞受賞『馬場辰猪』。知識人の孤独、転向と亡命を描ききった著者会心の第一作。付録としてこれまで未収録の論考も。解説は宮村治雄。
『馬場辰猪』とは対照的とも言える外交官陸奥を通して、権力と理念をめぐる相克を描く。上巻は「幸福な出会い」坂本龍馬との邂逅、海援隊、明治維新から西南戦争直前まで(「父と子」~「元老院」)。
下巻は西南戦争の際の政府転覆に加担、投獄を経て、欧州へ遊学。知識人から政治家陸奥への転向の再出発までを描く。付録に、毎日新聞連載「陸奥宗光」を単行本化する際に未収録だった「開戦」「講話」「晩年」も含む完全版。解説は宮村治雄。月報付き。
第2次大戦の開戦時・敗戦時ともに外務大臣を務め、ソ連の外相モロトフに評価された東郷。彼を通して、日本近代を支えた「大日本帝国における優秀な官僚とは何か」を考える。解説は酒井哲哉。付録は「独ソ戦と太平洋戦争」「外交における個人の役割」。
「政治と芸術」(フルトヴェングラー)、「アジアと日本」(戴季陶)など、書物が与える楽しみを縦横無尽に語る、読書エッセイの名作。付録に「クリオの愛でし人」のこと〔丸山真男との対談〕や未発表の「滞英日記」1969~70(読書ノート)を掲載。解説は菅原啓州。
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