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「ああ、お願い、やめて……やめ……てェ」
美佐子は顔を上下左右にゆすり悲痛さと甘美さのいり混った声をあげ続ける。
定雄は生暖かい繊毛に覆われている女の官能の源泉に舌先を深く差し入れ、熱く熟した薄紅色の花肉をとらえていく。
女が女を欲望と官能の深みへといざなう団鬼六作品が電子書籍で登場!
605円〜715円(税込)
「先生にこの二人の写真を撮って頂きたいのですよ」
一般には表に出せない特殊な写真を現像するDP屋の耕造。
流行歌手の緊縛姿などのSM写真の現像を芸能プロの社長、津村から次々と引き受ける日々を送っていた。
そんなある日、津村のマンションに呼び出された耕造の前で、一組の男女が両手をロープで鴨居の棧につながれ、爪先立ちになっていた。
男はテレビタレント、女は若い層の間で人気が出てきたといわれている女性歌手だった。
「こいつ達はね、よその芸能プロへ鞍がえをしようとしたんです。これから少々、この二人にヤキを入れますが、その前にこいつらのヌード写真をばっちり撮っておいて下さい」
二度と裏切り行為をさせないためにこのテレビタレントのヌード写真を撮っておくのだと津村は耕造にいうのだった。
暴虐と官能が渦巻く芸能界を描いた鬼才団鬼六の怪作が電子書籍で登場。
「嫌っ、嫌ですっ」
百合子は半泣きになって叫んだ。
女達二人が無理に二肢を割り裂こうとして力を入れて左右にたぐり始めると、片意地になって腿を重ね合わせ、
「あなた達みたいな下劣な女達に、嫌よ、絶対に嫌っ」
と、泣きわめいたが、五郎も手をかして、忽ち、百合子の優美な二肢は反り返ったようにキリキリと左右へ割り裂かれていったのだ。
「フフフ、もういくらあがいたって無駄よ」
男への復讐のために女達が女をおとしめる表題作『鞭と薔薇』を含む鬼才団鬼六の短編集。
■目次
鞭と薔薇
女郎蜘蛛
赤い人質
人身御供
エッセイ 鬼六色ざんげ(女学生挽歌、名器珍談)
美佐子は緊縛された裸身をくなくなよじらせながら舌先を激しく動かして定雄の足の裏を舐め廻していく。自虐的な気持が昂じてくる。美佐子は屹立した肉棒を眼にした。
「溜っているんだ。しゃぶり抜いて絞りとってほしいんだよ」
「いいわ、この前のように飲んであげる」
同窓会の席でSM雑誌の女編集長となった同級生に会ってしまったことから始まる、美人妻の転落模様を描いた団鬼六作品が電子書籍で登場!
「ああ、お願い、やめて……やめ……てェ」
美佐子は顔を上下左右にゆすり悲痛さと甘美さのいり混った声をあげ続ける。
定雄は生暖かい繊毛に覆われている女の官能の源泉に舌先を深く差し入れ、熱く熟した薄紅色の花肉をとらえていく。
女が女を欲望と官能の深みへといざなう団鬼六作品が電子書籍で登場!
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