実用

闘技場の人

15ページ

著者: 佐山一郎

あらすじ・内容

よく闘った者だけが、よく生きた者だ――「闘いの現場」を凝視する珠玉のスポーツノンフィクション集！

よく闘った者だけが、よく生きた者だ――「スポーツする歓び」を絶対に失わない者だけが、守り続ける孤塁とはなにか？　本書は「闘いの現場」にフォーカスをあてたスポーツ・ノンフィクション集です。
水泳の長崎宏子、ラグビーの松尾雄治、相撲からプロレスに転向した輪島大士を始めとしたアスリートへのインタビューのほか、作家・重松清から「ぜひこの続きを長編ノンフィクションに」と激賞された東映フライヤーズ（現在の北海道日本ハムファイターズ）についての短編なども収録。時代を超えても色褪せない、スポーツ文学の到達点が凝縮されています。
また、新規収録の二篇に加え、作家・宇都宮徹壱氏による「解説」、電子化にあたっての著者特別インタビューも収録。各篇には著者による「解題」も掲載。""電脳の雲に収める""ために再誕したノンフィクションの名作をお楽しみ下さい。
【目次】
・新装版刊行記念著者特別インタビュー
・「故郷」にあった球団
・泳ぐ人
・レスラー・輪島大士の奏でた〈無限〉コンチェルト
・王者ヨコヤマの冒険
・ラストゲーム
・さすらい銀行の頭取から、千ドル札一枚カモった日の話
・昭和20年11月２日のキックオフ
・神輿の上のマラドーナ
・ビートルズを観ない夜
・ピンボール・フリッパーズ87
・「緑の悪魔」を育てる男
・もういっペん、ひと泡吹かせてよ、マッシー
・東京人の堕落時代
・彼のいない夏
・解説　宇都宮徹壱