ワールドエネミー 不死者の少女と不死殺しの王【電子特典付き】
著者コメント
人類を脅かす「大敵」と呼ばれる33体の怪物と、それを狩る主人公という構図の本作です。1巻では吸血鬼、2巻はまた別の怪物が登場します。個人的な拘りとして、本当に人類の敵になりえる存在は、ただ強いだけじゃなく知能的かつ用意周到だと思っています。本作も、主人公ノアと大敵の心理的な駆け引きを楽しんでもらえれば嬉しいです。
キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦
著者コメント
主人公とヒロインが戦場の敵同士・ライバル関係、というのが本作の一番の見どころだと思います。敵として戦う一方で、人間として惹かれあう。そんな禁断の感情がどう成長・変化していくのか楽しみにして頂ければと。そして二人を取り巻く人物関係にも注目してください。意外なキャラクターが意外な立場で出てくるかも?
キリシェ
(イラスト/ふゆの春秋)
『世界録』は、このキリシェという竜の少女から全てが生まれた物語です。「大昔に強い剣士に敗北した竜が、数百年後その剣士そっくりの子孫(ダメ剣士)を見つけて~」という設定です。なお最初はキャラデザがもっと小柄でしたが、少し背が伸びました。
世界の終わりの世界録<アンコール>
6巻まで250円(税抜)、7巻~9巻400円(税抜)
セットはさらにコイン10倍!
クルーエル
(イラスト/竹岡美穂)
当初は髪が緋色という大枠の設定しかありませんでした。イメージが確定したのは彼女が緋色の羽を召喚した瞬間です。「クルーエル(残酷)」という名前、緋色の羽、赤色名詠という要素が結びつき――今では自分の世界観を代表するヒロインの一人です。
黄昏色の詠使い
全巻250円(税抜)
ユミィ
(イラスト/カスカベアキラ)
主人公とヒロイン同士なのに触れあうことができない、という二人の構造を先に思いついて、そこからイメージを膨らませたヒロインです。「ファンタジー世界の巫女」という難しい設定に、カスカベアキラ先生が最高に応えてくれました。
氷結鏡界のエデン
全巻250円(税抜)
イリス
(イラスト/カスカベアキラ)
『エデン』の主人公のネックレスに宿る機械がイリスですが、衣装も含めてキャラデザとさせていただけるなら、最終巻は必ずウェディングドレスでと決めていました。他シリーズのヒロインたちが羨ましがる衣装かも(笑)
不完全神性機関イリス
全巻250円(税抜)
フィア
(イラスト/蒼崎律)
天使の少女。『黄昏』のクルーエル(残酷)と対になるフィア(恐れ)という名前で――と、早くにコンセプトが確立したヒロインです。翼のかたちは天使、けれど色味は蝶のように鮮やかで透きとおっている――という設定がお気に入りです。
S.I.R.E.N. ―次世代新生物統合研究特区―
全巻250円(税抜)
気になるストーリーや登場キャラクターなど、細音啓が解説
Q 今回のストーリー設定にしたきっかけや思いなどお聞かせください。読者が一番気になるキャラクター設定なども、こだわったポイントなどお聞かせください。
「世界輪廻――世界の上書きを実行する」という1フレーズ(1事象)を思いつき、ここから世界観や物語を構築していきました。キャラクター設定の拘りは、やっぱりヒロイン・リンネの設定構築に一番力が入っていると思います。彼女の力の秘密と存在意義が、物語の大きな役目を担うと思います。ご注目ください!
Q「世界の終わりの世界録<アンコール>」とリンクする部分はありますでしょうか?
「Phy Sew lu, ele tis Es feo r-delis uc I.」。『なぜ僕』のカバーや目次、それに作中の詠唱など、至るところにこの特殊な言語が出てきます。ちなみに『世界の終わりの世界録』でもカバー等に登場しますが、これはセラフェノ音語という架空言語で、細音の世界観に共通する言葉です。これが登場する物語同士は世界観が繋がっている証です。実際、『なぜ僕』1巻にも『世界録』の地名や人名が出てくるかも?
Q「世界の終わりの世界録<アンコール>」執筆を経て、細音様に起きた影響や、本作への影響などありましたらお聞かせください。
『世界の終わりの世界録』が幸いにも好評を頂いて、「こんなに直球なハイ・ファンタジーでも大丈夫なんだ」とすごく勇気をもらうことができました。自分の描く世界観を貫きとおそうと再認識させてくれたのが『世界録』で、その思いは『なぜ僕』にしっかり受け継がれていると思います。