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文芸カドカワ 2015年1月号 創刊号
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文芸カドカワ 2015年2月号
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文芸カドカワ 2015年3月号
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文芸カドカワ 2015年4月号
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文芸カドカワ 2015年5月号
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文芸カドカワ 2015年6月号
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文芸カドカワ 2015年7月号
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連載「エスカルゴ兄弟」津原泰水
「嘘だろ!?」と思われるかもしれませんが、エスカルゴを題材とした小説は二十年近く前から構想していました。そして各社から断られ続けてきました。なんで不意に企画が通ってしまったのかは想像の埒外ながら、エスカルゴの殻の「ぐるぐる」を思い浮かべつつお読みくださいますと幸甚です。登場するレシピは基本的にご家庭で再現できます。だって僕が味を確認しつつ書いているんですから。
津原泰水より
おすすめコメント
お会いになった方はご存じかと思いますが、ダンディでもの静かな津原さんの背後には「ぐるぐる」が常に渦巻いています。それは、世界の面白さを感知する「ぐるぐる」であり、作家的企みの「ぐるぐる」であり、読み手を巻き込み続ける「ぐるぐる」であり――その渦巻きから滴り落ちた、とびきりおいしいエッセンスがたっぷり含まれているのが本作「エスカルゴ兄弟」なのです。今月もどうぞご賞味あれ!
文芸カドカワ編集部より
新連載「AV監督にとって少女マンガとは何か」二村ヒトシ
僕は「AVとは何か」と考えながらAVを撮ったり、「映画とは何か」と考えながら映画を観たり、「セックスとは何か」と考えながらセックスしたり「恋愛とは何か」と考えながら恋愛したりしてめんどうくさい人間なのですが、「少女マンガとは何か」も考えなきゃいけないと思いますね。みなさんもいっしょに考えましょう。
二村ヒトシより
おすすめコメント
女性上位、女同士、美少年などなど、AV界に新しいジャンルを創り続けている鬼才二村ヒトシ監督、実は無類の読書家であり、考える人、むしろ考えすぎるくらい考える人であります。文科系男子エロス部門代表が考察する、ニッポン女子文化の華たる作品群……今月と来月はあの記念碑的名作『風と木の詩』について!
文芸カドカワ編集部より
連載「怪奇探偵リジー&クリスタル」山本弘
「怪奇」とありますが単なるホラーじゃありません。「探偵」とありますが単なるミステリじゃありません。ホラーもミステリもSFもファンタジーも何でもあり、昔のパルプ小説のような賑やかなB級作品を目指しています。今回はちょっぴり泣ける話です。『怪奇探偵リジー&クリスタル』、よろしくお願いいたします。
山本弘より
おすすめコメント
1930年代、アメリカ西海岸。不死身美女探偵リジーと、透明少女クリスタルの冒険が早くも話題沸騰!……ですが、いつも脳天気なリジーの様子がちょっとおかしい?……錬金術師の“遺産”は彼女に何をもたらすのか。ますます読み逃せない展開です!
文芸カドカワ編集部より
「うつヌケ ~うつトンネルを抜けた人たち~」田中圭一
5年もの間うつトンネルをさまよっている方を取材しました。職場や趣味のサークルでの小さなトラブルが積もり積もって、思った以上の重症になってしまったその方は、何度も浮き沈みをくり返し長い間苦しみました。さて、その間の仕事は?収入は?そしてなによりも治療はどうなっているの?トンネルからは出られたの?…などなど、長く患っている方が知りたい情報をお届けします。
田中圭一より
おすすめコメント
「うつヌケ」の取材に立ち合っていると、取材にご協力いただいているみなさんの真剣さ(全員が、いま苦しんでいらっしゃる方の役に立てば、と思ってしんどい話をしてくださっている)に胸打たれると同時に、田中圭一さんのなみなみならぬ共感力に毎回感動します。あのお下劣名作『神罰』を生んだ少年のような純粋さ(マジ)は、一方で他人に対する深い共感と洞察を育むエネルギーでもあるのだなあ、と--どっちの田中さんもカッチョエエです♪
文芸カドカワ編集部より
連載「失われた過去と未来の犯罪」小林泰三
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突然、世界は記憶を失った――だれもかれもが、十数分前のことを覚えていられなくなる状況、あちこちで大変なことが起きており、なかでも大変な場所と言ったら――そう、原子力発電所です! この事態に職員たちはどう立ち向かうのか。一方、外の街では――「いま」をゆるがす大型SFミステリ、驚愕続く第二回です。
文芸カドカワ編集部より
連載「GEEKSTER」大倉崇裕
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アジア最大のサブカル都市秋葉原。そこに巣食う闇と対決してきた覆面ヒーロー、ギークスターと秋葉署の刑事・九重祐子の戦いもいよいよクライマックス間近――放火魔ファイヤー・レイザーの正体が九重の同僚・井上初子だったことに驚愕する間もなく、真の黒幕エンプティ・ハンドの魔手が一同に迫ります。果たして勝機はどちらに……?!
文芸カドカワ編集部より
「バケモノの子」原作:細田守 漫画:浅井蓮次 ©2015 B.B.F.P スタジオ地図作品
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いよいよ7/11に全国ロードショー! 細田守監督、最新作コミカライズ(漫画・浅井蓮次)が急展開!! 渋谷の街からバケモノの棲まう“渋天街”に迷い込み、乱暴きわまりないバケモノ・熊徹の弟子にさせられた少年・九太。やってられるかと逃げ回る九太ですが、彼の処遇をめぐって熊徹とライバル猪王山が決闘をすることになり――!!
文芸カドカワ編集部より
連載「バベル九朔」万城目学
おすすめコメント
先日バベル九朔今後の展開についての打ち合わせ会あり、オトナ4人が万城目さんを囲んで「次はどうなるの?アレはどうなるの?アノ人はまた出てくるの?ねえねえ?」とひたすら続きをせがむ光景が…万城目さんは「さてどうなりますかねえ」と余裕の笑み。たぶんここからますます予想を超えた展開が……不慣れな(あたりまえ)異世界で謎の少女に翻弄される九朔くん。彷徨のはてにたどりついたのは!?
文芸カドカワ編集部より