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『ヤマケイ新書(実用、新書)』の電子書籍一覧

1 ~32件目/全32件

  • 山の法的トラブルを回避するために、“知らない” では済まされないイマドキの山の世界のルールを紹介。
    また、加害者・被害者にならないための方法をこの1冊にまとめました。

    「登山の世界に法律を持ち込むべからず」
    ――かつての山の常識が崩れつつある。
    本来、社会の枠から離れ、自己責任により自由に行なわれるはずの登山の世界に、「管理」や「規制」が増えている。
    山岳事故の訴訟も増えた。

    そんな山の法的トラブルを回避するために、“知らない” では済まされないイマドキの山の世界のルールを紹介。
    また、加害者・被害者にならないための方法をこの1冊にまとめました。

    どこでもテント泊できる?
    山で焚き火をしてもよいのか?
    高校生の冬山は禁止できるか?
    ツアー登山の事故と責任は?
    などなど、気になる疑問にも答えます。

    [序章]
    山岳事故が起きれば法律が適用される
    登山が法律で規制される場面が増えている
     
    [Ⅰ章]登山の規制
    ①登山の自由とその制限
    ②登山の規制のあり方
    ③山のルールやマナーと法律
    ④昨今の規制問題
     
    [Ⅱ章]山岳事故の責任 
    ①山岳事故の紛争が増えている 
    ②どういう場合に責任が生じるのか
    ③被害者にならないために
    ④加害者にならないために

    [Ⅲ章]登山のリスクとどのように付き合うか

  • 日本人ときのこの関わりがよくわかる、日本人ときのこにまつわる興味深い話が満載の、類を見ない貴重本。

    日本人ときのこの関わりがよくわかる、日本人ときのこにまつわる興味深い話が満載の、類を見ない貴重本。

    古来から日本人がきのこに親しんできた歴史を、過去の説話、日記などから探る。

    1章 奈良時代ー中国文化の影響/秋の香/きのこの呼び名など
    2章 平安時代ーヒラタケ騒動/毒殺を図る/踊る尼さんなど
    3章 鎌倉時代ー特別なきのこ/天皇もマツタケ山へ/女性のきのこ狩りなど
    4章 室町時代ーきのこの狂言/天皇に献上されたきのこなど
    5章 安土桃山ー秀吉のためにマツタケを植えるなど
    6章 江戸時代ーマツタケ市が立つ/さまざまな献立/菌類図譜が出るまでなど

    ※本書以外に、日本人のきのこ文化の歴史を扱った資料はなく、貴重な一冊。
  • 21世紀日本の重要課題!深刻化する野生動物と人間の遭遇。保護か、捕獲か、駆除か。解説の糸口はあるのか?第一人者による、まったなしの緊急出版!
    保護の対象とされている野生動物たち。そのなかでもツキノワグマの存在が、現代の人間にとって深刻な脅威になると、かつて予測できただろうか。今後さらに顕在化する困難な課題として、早くから注視してきた研究者による考察。

    21世紀日本の重要課題!深刻化する野生動物と人間の遭遇。保護か、捕獲か、駆除か。解説の糸口はあるのか?第一人者による、まったなしの緊急出版!
    保護の対象とされている野生動物たち。そのなかでもツキノワグマの存在が、現代の人間にとって深刻な脅威になると、かつて予測できただろうか。今後さらに顕在化する困難な課題として、早くから注視してきた研究者による考察。
    はじめに
    第1章 平成のシシ荒れ
    動き出した動物たち/受け身なクマ/自然変容説から環境適応説へ
    第2章 生息域拡大期の現実
    1 人喰いグマはいるのか ヒグマとツキノワグマ/肉食するクマ
    2 被害の二重構造
    2-1  春期 個体間の距離/クマの子殺し行動/行動の同調性/春期の人里出没/繁殖期の出来事/目撃情報の表と裏
    2-2 秋期 採食行動の拡散/秋期の人里出没/沈静化する夏
    3 むき出しの都市 河川を移動するクマ/痺れる現場/都市という名のフロンティア/人里に依存するクマ
    第3章 近世の相克 「シシ荒れ」森の消長と野生動物
    1 生きるための闘い
    2 旧弘前藩領での出来事
    3 動く森の片隅で シシ垣のある風景/近世における鳥獣害対策/村に雇われた猟師/近世から近代へ/山の消長とイノシシの動き/猪鹿害の再発/里山の奥山化
    第4章 狩猟の公共性
    1 接近する被害現場 ─バリア・リーフ構造の崩壊─
    2 猟と農耕 狩猟と駆除、そして個体数調整/狩猟と農耕
    3 狩猟の公共性
    第5章 クマと向き合う
    捕獲と威嚇のメッセージ性/規則性と不規則性/ゾーンディフェンスとオフェンシブなアクション/遭遇しないために
    おわりに
  • 「遭難は他人事ではない」とはよく言われる話だが、事故の具体例を示しながら、誰にでも起こりうる遭難のリスクと、その予防策について救助隊の視点と経験・実例から詳しく解説している。
    登山者にとって欠かせない内容満載の必読書。

    山岳遭難は他人ごとではない。
    山に入る以上、誰にでも起こり得る可能性があることをすべての登山者が自覚しておくべきである。
    その思いをもとに、東京都山岳連盟の救助隊隊長として長年、山岳遭難の現場に携わってきた著者が、「事故に遭わないためにはどうしたらいいのか」、「もし当事者になってしまったらどうすればいいのか」という視点に立って解説した『山と溪谷』の人気連載「登山者のためのセルフレスキュー講座」に加筆、再編集してまとめ直した登山者必読の1冊。
    ・なぜセルフレスキューが必要か、登山計画書の有無が生死を分ける、装備に知恵を絞ろう
    ・計画を中止・変更する判断のポイント、緊急時の連絡方法を考える
    ・搬送方法、補助ロープの使い方をマスターしよう
    ・これだけは知っておきたい山の救急法(止血法、捻挫の応急処置、熱中症の応急処置、骨折の応急手当て、低体温症の応急処置、虫さされ・毒ヘビへの対処、心肺蘇生法、症状に合った回復体位のとらせ方)
    ・もしも、のときに役立つ生き延びるための緊急露営法、ツエルト設営技術、ほか
    ※遭難者の長期捜索で全国規模で活躍しているのが都岳連救助隊。
    行方不明の遭難を探し出し、それまでに死亡認定もされず、保険もおりす、どうしょうもなくなってしまったご遺族の感謝を得ている状況である。 
    その隊長を務める北島英明さんによる書。
    類書は「事故発生後の対処」が中心だが、「事故に遭わないためにはどうしたらいいのか」という、今、多くの登山者が身につけてもらいたい点を学ぶことができる。 
    「遭難は他人事ではない」とはよく言われる話だが、事故の具体例を示しながら、誰にでも起こりうる遭難のリスクと、その予防策について救助隊の視点と経験・実例から詳しく解説している。登山者にとって欠かせない内容満載の必読書。
  • 一般登山に加え、沢登り、雪山登山、山岳スキー、ヒマラヤ登山まで、マルチに幅広い登山活動を続けてきた山のオールラウンダー澤田実氏が、長い登山歴の中で編み出した「一般の登山技術書には載っていない登山術」をご紹介。

    縦走登山、雪山、沢登り、ヒマラヤ登山、山岳スキー等、あらゆるジャンルに精通した著者が自らの体験をもとに執筆・編集した教科書規格外の登山教本。
    一般登山に加え、沢登り、雪山登山、山岳スキー、ヒマラヤ登山まで、マルチに幅広い登山活動を続けてきた山のオールラウンダー澤田実氏が、長い登山歴の中で編み出した「一般の登山技術書には載っていない登山術」をご紹介。
    テクニックにかぎらず、登山用具の応用テクニック、生活技術のウラ技、遭難回避のためのワンポイントアドバイス等、登山技術書に載っていない情報が盛りだくさんです。
    教科書に書き切れていない登山技術の数々を、登山のあらゆるジャンルに精通した著者が具体的な経験談を交えながら紹介する登山技術読本。
    例:衣・食・燃で考える装備の軽量化、カスタマイズしてこそ使える装備、ホワイトアウト下での地図読み法、美しい焚火のコツ、凍傷予防のポイント、生と死を分ける山での状況判断、高所に強い人と弱い人のナゾ、失敗しないパッキング術、等々。
    登山を始め数年経ち、ある程度、自分の山登りの方向性について考えるようになった中級者に贈る、これまでになかった実践的登山技術の決定版です。
  • 登山口と頂上を往復することだけが登山ではない。
    その過程をいかに楽しむことができるかが重要であると著者は説く。
    著者が提唱するのは、自然をじっくりと観察し、自然の不思議に気づいて、それがなぜなのかを考える知的な登山。

    登山口と頂上を往復することだけが登山ではない。
    その過程をいかに楽しむことができるかが重要であると著者は説く。
    著者が提唱するのは、自然をじっくりと観察し、自然の不思議に気づいて、それがなぜなのかを考える知的な登山。
    そこで重要なのは「山の不思議」に気づく感覚を身につけること。
    本書では地形や地質、植物、動物、気候などのさまざまな分野から、山の「なぜ?」を探し出し、理解するためのヒントを提供する。
    富士山や八ヶ岳、早池峰山といった人気山岳の「不思議」についての情報や、ゆっくり歩いて山をよく理解するための心構えなども満載した山登りの楽しみが深くなる本。
    <目次>
    第1章 「なぜ?」から始まる知的登山
    第2章 「自然」を本当に観察していますか
    第3章 富士山 カラマツが語る噴火の歴史
    第4章 八ヶ岳 コマクサはスコリアがお好き?
    第5章 早池峰山 謎だらけの植生分布
    第6章 飯豊山 世界一の強風地帯
    第7章 飯豊山2 風食がもたらす植物分布
    第8章 朝日連峰 豊かな植生の想像主は風だった
    第9章 縞枯山 縞枯れはなぜ起こる
    第10章 九重山 くじゅう火山群のミヤマキリシマ群落はなぜ見事なのか
    第11章 多様性と不思議に満ちた日本の山
  • 山岳気象専門の気象予報士 猪熊隆之氏が、一般の天気予報だけでは防げない気象リスクについて徹底的に解説。減災や危機管理にも通じる、遭難防止のための必読の書。

    山岳気象専門の気象予報士 猪熊隆之氏が、一般の天気予報だけでは防げない気象リスクについて徹底的に解説。
    減災や危機管理にも通じる、遭難防止のための必読の書。
    気象遭難を防げ!山岳気象専門の気象予報士が天気予報だけでは説明できない山の天気の秘密を明かす。
    著者自身の長年にわたる知見から導き出される「山の天気予報」の基本と裏事情を紹介します。
    今どきの天気予報はこう作られている、天気予報を鵜呑みにすると痛い目に!
    予報会社によって天気予報が違うのはなぜか、ピンポイント予報の落とし穴、天気図から見た気象遭難、山と平地の天気はなぜ違うのか、気象遭難が多発する気圧配置、落雷・集中豪雨・強風・低体温症が起きやすい危険な天気図の見方、難しい予報とやさしい予報、雨の日でも楽しめるおすすめハイキング……。
    こうした天気にまつわる情報をどのように山行に生かせばいいのか、自分自身が生徒を連れて登る「お天気ハイキング教室」の具体例なども参考にして、わかりやすく解説します。
    ◆目次
    第1章 天気予報の現場
    第2章 今どきの天気予報にだまされるな。
    第3章 天気図から見た気象遭難
    第4章 雨の日登山のすすめ
    第5章 低体温症遭難を防ぐシミュレーション
    第6章 増水による遭難を防ぐシミュレーション
    第7章 落雷遭難を防ぐシミュレーション
    第8章 突風による遭難を防ぐシミュレーション
    第9章 海の天気のはなし
    第10章 観天望気は山で学べ
    第11章 難しい予報とやさしい予報
    第12章 進化する天気予報
  • 登山の豊かな世界を知るために、山岳書は欠かせない。では山の名著は何を読めばよいのか。
    山の名著の手引書として必ず読んでおきたい60冊を厳選。

    山の名著の手引書として必ず読んでおきたい山岳書の名作60冊を厳選。
    掲載該当書籍については、文庫版など、入手情報も記載。
    登山の豊かな世界を知るために、山岳書は欠かせない。では山の名著は何を読めばよいのか。定評ある60冊の名著を、その魅力、成立の背景、著者のプロフィールで紹介する手引書。
  • 頂上直下で被災した山岳ガイドが綴る、懸命の脱出行とそこから得られた教訓、そして、伝えることの大切さ。
    御嶽山大噴火の生還者で山岳ガイド 小川さゆり氏が、噴火の模様を時系列で克明に記したドキュメントとその後の検証、得られた教訓などを中心にして執筆。
    噴火から丸2年、3年目を迎えて、あの御嶽山噴火を多角的に検証した貴重なノンフィクション。

    頂上直下で被災した山岳ガイドが綴る、懸命の脱出行とそこから得られた教訓、そして、伝えることの大切さ。
    御嶽山大噴火の生還者で山岳ガイド 小川さゆり氏が、噴火の模様を時系列で克明に記したドキュメントとその後の検証、得られた教訓などを中心にして執筆。 噴火から丸2年、3年目を迎えて、あの御嶽山噴火を多角的に検証した貴重なノンフィクション。
    2014年9月27日午前11時52分、御嶽山が突然、大噴火した。9月最後の土曜日、素晴らしい好天と絶好の紅葉シーズン、そして大勢の登山者でにぎわう昼どきの最もゆったりした時間帯での突然の大噴火だった。死者58人、現在も5人の行方不明者を出している戦後最悪の事故となってしまった。
    頂上直下で被災した山岳ガイドの小川さゆり氏もそのひとりで、わずかな時間のすきをついての懸命の脱出だった。
    その事故からまる2年、彼女はその後も機会があるごとに、講演会などで悲惨な噴火の状況をを報告しながら、いまだにあの事故はなんだったのか、自らに問いかけ続けている。
    本書は、同じ境遇に立たされた生還者たちの証言を交えながら、時系列で噴火の詳細を追った第1章「運命の一日」、専門家の考察を交えながら、客観的な視点からあの御嶽山の噴火に迫った第2章「噴火の実態」、捜索と報道、生存者と遺族の心の葛藤などを描いた第3章「噴火の影響」、そして生死の境を分けた現実や、登山者の意識などを考察した第4章「噴火の教訓」などからなるノンフィクションである。
    噴火を風化させないためにも、事故のすべての顛末を明らかにしようと試みた渾身の一冊となっている。
  • 神話や伝説を訪ね、山と人との関わりを探る日本全国の百山を興味深いエピソードで紹介。
    古来、霊山として名高い山、人々に親しまれてきた山、興味深いエピソードを持つ霊山を百座選定、山の楽しみ方のテーマとしてご提案。

    神話や伝説を訪ね、山と人との関わりを探る高峰から里山まで、日本全国の百山を興味深いエピソードで紹介。
    古来、霊山として名高い山、人々に親しまれてきた山、興味深いエピソードを持つ霊山を百座選定、山の楽しみ方のテーマとしてご提案。
    日本の山は、古来、信仰とは切り離すことのできない歴史を持つ。なかでも霊山として名高い山、人々に親しまれてきた山、興味深いエピソードを持つ山を、身近な低山から憧れの山まで、日本全国から百座選定。
    山旅をより豊かに楽しむためのテーマを提案した新書。
    50年来、山の伝承や信仰をテーマにしたユーモラスなイラストで知られるとよだ時さんが、現在957回になる「ひとり画通信」制作のために調査した歴史・信仰の資料を駆使、各山の概略、特色・エピソード、見所案内を紹介している密度の濃い内容。
  • 鳥のすごいエピソード満載で驚きの連続。バードウォッチングがもっとおもしろくなる!
    鳥類学の第一人者が語る鳥の巧みさ、面白さ!

    鳥のすごいエピソード満載で驚きの連続。バードウォッチングがもっとおもしろくなる!
    鳥類学の第一人者が語る鳥の巧みさ、面白さ!
    200日間休まず飛び続ける鳥、地球と月を2往復する距離を飛ぶ鳥、日本列島を泳いで1周する鳥、ハチに刺されても平気な鳥、極寒に耐える羽毛の秘密、美しすぎる鳥、車にクルミを轢かせて食べる鳥、滑り台を滑って遊ぶ鳥などなど、鳥たちの巧みですばらしい技や興味深いエピソードを余す所無く紹介!
    第一章 なんと言ってもすごい鳥の飛行術  
    第二章 羽毛は鳥の命綱  
    第三章 鳥はとってもおしゃれ  
    第四章 くちばしとつがいに見る鳥という生き方  
    第五章 渡りの謎 [その一] どこからどこへ?  
    第六章 渡りの謎 [その二] さらなる疑問を追って  
    第七章 カラスおそるべし! その知能の秘密  
    第八章 ずるがしこさの極み?托卵  
    第九章 遊ぶ鳥たち
    終章 鳥からのメッセージ
  • 山登りがもっと楽しくなる「山と神仏」の雑学集。
    人気登山ガイド、太田昭彦さんによる「山と神仏」にまつわる書き下ろしエッセイ。

    山登りがもっと楽しくなる「山と神仏」の雑学集。
    人気登山ガイド、太田昭彦さんによる「山と神仏」にまつわる書き下ろしエッセイ。
    山に関連する神様の話や、登山道で見かける宗教遺跡の謎、山麓に伝わる伝説などについて、わかりやすい語り口で解説しています。
    また、山岳修験者はなぜ命懸けで修業するのか、仏教に学ぶ安全登山の知恵、願いが届くお参りの仕方といった、読んで面白く、ためになる情報も満載です。
  • 日常から遠ざけられつつある「刃物」と人間の関係を問い直す。

    日常から遠ざけられつつある「刃物」と人間の関係を問い直す。
    判断力の未熟な子どもからは刃物を遠ざけるべきという風潮とともに、ひとりひとりが毎日刃物を使いながら暮らす必要性も薄れてしまった現在のニッポン。
    本当ににそれでよいのだろうか?
    そもそもの刃物の起源から、銃刀法の現在、教育現場での刃物、3.11震災の極限状態での刃物の役割など、「刃物」と人間の本質的な関係を振り返る、現場からの証言。
  • 現代のシカ問題の全体像がこれ1冊でわかる!
    長年、シカと環境の関係を研究しつづけた第一人者によるシカ問題の入門書。

    現代のシカ問題の全体像がこれ1冊でわかる!
    長年、シカと環境の関係を研究しつづけた第一人者によるシカ問題の入門書。
    現在、増え過ぎたシカによるさまざま被害が各地で報告されている。
    美しく貴重な高山植物は食べ尽くされ、植物を餌にする虫もいなくなり、森は後継樹が育たず、このままでは存続が危うい。
    シカ問題はただシカの数を減らせばよいというものではなく、農林業の衰退、里山や奥山の変化と密接に関わる社会問題であり山問題である。
    農林業被害から生態系の破壊まで、ますます深刻化するシカ問題。
    シカ肉利用やシカ猟なども含め、シカ問題に関するニュースが毎日のように報道されている。2015年5月には「保護」から「管理」にシフトした改正鳥獣保護法も施行された。
    本書では、広くシカ問題に関心のある人に向けて、シカ問題の背景・現状・影響・対策・今後を解説します。
    序章 シカが増えた森を訪ねる
    1章 シカ問題はどういう問題か
    2章 シカ食害の現状と影響
    3章 シカという生き物
    4章 シカ増加の歴史、背景、原因
    5章 問題解決の努力
    6章 生態学的、総合的な視点でみる
    7章 シカと共存する未来に向けて
  • 岩合光昭さんが旅先で出会った忘れられない猫50匹について語るフォト&エッセイ。
    一枚の写真の背景にある物語は、今も岩合さんの胸の中で息づき、
    独特の空気感を伝え続けている。
    猫好き必聴の『あるある』『わかるわかる』話満載

    岩合光昭さんが旅先で出会った忘れられない猫50匹について語るフォト&エッセイ。
    アフリカ、ガラパゴス、オーストラリアなど、世界中をフィールドに活躍する動物写真の第一人者、岩合光昭さんの人生にはネコが大きな存在を占めています。
    ともに暮らした最初のネコから、旅先で出会ったネコまで、岩合光昭さんがいままでに出会った忘れられないネコたちについて語ります。
    背景にある物語を知ることで、一枚の写真の世界がより深くなる。岩合ファン必読の1冊。
    岩合さんのソフトボイス「いい猫(こ)だね~」を脳内で再生しながらお楽しみください!。
    内容:
    記憶のネコ
    ふるさとのネコ
    一瞬の出会い
    ご主人思いのネコ
    相棒とネコ
    ジャンプ!
    王様たち
    街のネコ
    海辺のネコ
    古都のネコ
    母と子
    あとがき
    ※岩合さんが半世紀近い年月をかけて出会ってきた猫たちの姿。
    そのなかでも特に忘れられない猫たちの思い出が厳選されています。
  • 国民の祝日「山の日」に山を深く知るための深いデータが満載!
    全国1万8000の山を調査・分析することによって、日本の山の知られざる一面が明らかに。

    国民の祝日「山の日」に山を深く知るための深いデータが満載!
    全国1万8000の山を調査・分析することによって、日本の山の知られざる一面が明らかに。
    国土地理院の地形図に記載された日本全国の山、約1万8000山をすべて数え上げ、データ化、調査、分析してみると、意外な事実が浮かびあがってきた。
    山名の読み方や名前の由来、分布などについて、多角的に分析を試みた山名蘊蓄本。
    難読山名、干支の山、人名の山、数字の山、三国境の山、etc。
    すべての山を数え上げたからこそ明らかになった、山と名前の意外な一面が明らかになる。
    ○○岳と○○山、多いのはどっち? 分布の傾向は? 
    読めるかな、難読山名=行縢山 英彦山 石裂山 御座山 牙山 瓢ヶ岳 等々。
    また、統計として役立つように47都道府県それぞれの県の山の数や、標高順位なども収録。
    山の日に向けて、「山」をより深く理解するための一冊。
  • 国民の祝日「山の日」の意義は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」。
    重要なのは「山に親しむ機会を得る」ということ。山は、知れば知るほど面白い。
    山に親しみ、山を理解すればするほど、山の恩恵に対する感謝の念はさらに深まる。
    すべての人々が日本の山を知り、理解する手助けとなる解説書として、
    日本の山がなぜすごいのかをご紹介するのが本書です。

    なぜ国民の祝日「山の日」ができたのか。それは日本の山がすごいから。世界に誇れる日本の山の実力を知っていますか?
    国民の祝日「山の日」の意義は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」。
    重要なのは「山に親しむ機会を得る」ということ。山は、知れば知るほど面白い。
    山に親しみ、山を理解すればするほど、山の恩恵に対する感謝の念はさらに深まる。
    すべての人々が日本の山を知り、理解する手助けとなる解説書として、日本の山がなぜすごいのかをご紹介するのが本書です。
    日本の山はすごい!世界に類のない自然の宝庫であり、長い歴史のなかで培われてきた山の文化がそこにある。
    日本人と山とのかかわりについて理解を深め、日本の山の魅力を再発見するための情報を広くコンパクトにまとめた解説の書です。
    1、「山の日」ができるまで
    2、世界にも希有な日本の山岳景観(地質・植生)
    3、山に神仏を見、尊んできた日本人(歴史)
    4、芸術の源泉としての山を知る(文化)
    5、山登りが心と体にいい理由(登山の効用)
    6、山を守り将来に伝えるには(環境保護)
  • 「なぜ日本の桜は美しいのか」
    「歴史になった樹木。高田松原の一本松」
    「日本人なら漆を知ろう」
    など、身近な樹木の素顔と人との営みと文化歴史について、
    樹木医でおなじみの石井誠治さんが分かりやすく語ります。

    「なぜ日本の桜は美しいのか」、「歴史になった樹木。高田松原の一本松」、「日本人なら漆を知ろう」など、身近な樹木の素顔と人との営みと文化歴史について、樹木医でおなじみの石井誠治さんが分かりやすく語ります。
    第一章 
    木を学ぶ葉と芽と花
    木を見ていた先人たち
    一年以上枝に葉が付く効果
    芽が持つ意味ち
    一年以上枝に葉
    花が語りかけてくること
    種子いろいろ/根と菌根
    根の役割/木は土が嫌いか
    木とキノコの関係
    日本の森で起こった菌根菌の変化
    環境を味方にする知恵
    寒さや乾燥、積雪に耐える
    イチョウ、ソテツ、木性シダ
    木と草の境界線/木が持つ身を守る方法
    第二章 
    木と人間(サクラ・ツツジ・サツキ)
    「なぜ日本の桜は美しいのか」ほか 
    第三章 
    木の歴史(イチョウ・ブナ・マツ)
    「100年、千年先の松の運命」ほか 
    第四章 
    木と信仰(クリ・クスノキ・スギ・ヒノキ・漆・ケヤキ・クワ)
    「天狗になった樹木。小野のアバレグリ」ほか
    公園や道路脇に生えているごく身近な木からはじめる樹木観察の楽しさを紹介します。
    四季を通して楽しめる大人のウンチクから、初心者から中級者へのステップアップに欠かせない「図鑑を使いこなす」コツやノウハウまで、興味深く「樹木ネタ」をたっぷりとご紹介!
  • ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)を創設し、日本のトレイルシーンに絶大なインパクトを与えたふたりの男によって綴られる同大会の誕生ストーリー!
    UTMF実行委員長・鏑木毅と実行副委員長・福田六花による共著。

    ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)を創設し、日本のトレイルシーンに絶大なインパクトを与えたふたりの男によって綴られる同大会の誕生ストーリー!
    日本が誇る世界的トレイルランレース「UTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)」。実現不可能と思われた夢のレースを開催させたふたりの男の苦闘の足跡が明かされる。
    UTMF実行委員長・鏑木毅と実行副委員長・福田六花による共著。
    日本で初めての100マイルレースにして、世界のトレイルランニングシーンからも注目を集めるウルトラ・トレイルマウントフジ(UTMF)。2012年に第1回目が開催。
    現在では、日本のクラシックレースとしての地位を確立している。
    大会の創設者は、日本のトレイルランシーンのパイオニアであり、今なおトップ選手としての挑戦を続ける、リビングレジェンド・鏑木毅。
    そして、本業は医師という異色の経歴を持つトレイルレースオーガナイザーにして、富士山麓のトレイルシーンに誰より詳しい福田六花だ。
    日本一のトレイルレースを富士山麓で創設した挑戦の記憶。
    現役最強選手であった鏑木毅は、なぜ自ら大会プロデュースを買って出たのか? 
    日本には前例の無かった100マイルレースを立ち上げるために、どんな苦労があったのか? 
    今まで明かされなかった誕生秘話が大会運営のキーパーソンであるふたりの男によって明かされる。
    トレイルランナーだけでなく、登山者や自然愛好者にもぜひ読んでいただきたい。
  • 信仰登山から現代クライミングまで、日本人の登山の歴史を知ることで、より深い山の楽しみを教えてくれる山の教養書。

    「エピソードで読む日本人の登山」  
    登山の世界を深く知り、より楽しむためには登山史の知識は不可欠です。
    最近の登山者人口の増加とともに登山史に興味を持つ人が増えていますが、山崎安治「日本登山史」(1969)以降、通史としての登山史の本は出ていません。
    そこで、『目で見る日本登山史』「ふるさと百名山」などで普遍的な史観による登山史を執筆してきた登山史研究家・布川欣一さんが、日本登山史の概論を、コラム「エピソードで読む登山史」、年表とともに解説します。
    明解な内容、軽便な新書判で、幅広い読者が手に取りやすく、手許に置いて便利に使える山の教養書です。
  • 幕末にペリーが日本に贈った香水とは?香料商のはじまりは「ならず者」たちだった?
    交錯する東西の香り文化、その来し方と行く末西洋にはじまる香料商の歴史、アラブの商人がもたらした素材の数々、そして縄文に始まる日本の香り。
    香料商として世界の海を見てきた著者が、東西の香り文化に纏わるさまざまなトピックスを語る。
  • 本書は、元・共同通信経済部記者であり森林インストラクターでもある著者が訪ねた、
    日本全国の12の森のルポです。

    本書は、元・共同通信経済部記者であり森林インストラクターでもある著者が訪ねた、日本全国の12の森のルポです。
    国土の約7割が森林に覆われている日本は、世界でもトップクラスの森林国です。また、日本列島は南北に長く、多様な気候・地形が、北から南まで個性のある森を育んでいます。
    これらの森の傍らには、常に「人」の姿があります。太古の昔から、日本人は森と暮らし、森の恩恵を受けて命をつないできました。
    日本の森の60%は天然の森ですが、人との関わりを持たない、いわゆる「手付かずの森」はほとんどありません。
    日本人の暮らしから森の姿が消えつつある今だから知っておきたい、日本の森の多様性、そして人との関わりの歴史を取材した一冊です。
    「ブナ、10万年の彷徨 北から南へ、そしてまた北へ」北海道黒松内・北限のブナの森
    「厳冬の季節風が巻き起こす砂嵐、植えても植えても枯れる辛苦の400年」山形県・庄内海岸砂防林
    「豪雪の山で生き抜く人と植物たちのしたたかな知恵」福島県・奥会津源流の森
    「冬の豪雪と夏の霧、離島が育んだ知られざる神秘の森」新潟県佐渡島・新潟大学演習林
    「屋久島をはるかに凌ぐ巨大スギ群、謎に満ちた生態」富山県立山・稜線を覆うタテヤマスギの森
    「埋没林が語る巨木伝説、太古の森はなぜ海底に沈んだのか」富山県・魚津洞杉の森
    「標高1500㍍の稀有な高層台地に秘められた300年伐採の歴史」長野県松本市・上高地の森
    「フィリピン海プレートが運んできた大地」静岡県伊豆半島・天城山の森
    「宗教と国家権力に翻弄されながら今に続く森」滋賀県・比叡山延暦寺の森
    「神鹿降臨に始まる神の山は、シカの食害で衰退の危機」奈良県・春日山原始林
    「南限のトウヒ白骨林が教えてくれるのは、人災か自然現象か」紀伊半島・大台ヶ原の森
    「汽水域に生きる不思議の樹木たち」沖縄県西表島・マングローブの森
    ※米倉久邦
    1942年東京生まれ。68年早稲田大学大学院卒、共同通信社に入社、ワシントン特派員、
    経済部長、ニュースセンター長、論説委員長などを経て、現在はフリージャーナリスト。高校・大学時代より山に親しむ中で、「森」への関心を強め、57歳で森林インストラクターの資格をとる。日本山岳会会員、森林インストラクター、東京スキー山岳会会員。
  • 「山登りにベテランなし」。すべての登山者が知っておくべき山岳遭難の真実。

    「山登りにベテランなし」。
    すべての登山者が知っておくべき山岳遭難の真実。
    登山者にとって山岳遭難はけっして他人ごとではない。
    人が自然のなかに踏みこむ以上、なんらかの危険を受け入れる覚悟が必要であるということを、過去の遭難事例は雄弁に物語っている。
    本書はこれまでに起きた山岳遭難をレポート。
    雪崩、高体温疾患、爆弾低気圧、低体温症、道迷いと、それぞれの遭難の背景を検証しながら、学ぶべきポイントを指摘する。
    彼らはなぜ遭難してしまったのか。
    そこに至るまでの過程を丁寧に紹介したレポートは、読む者に山に対する心構えを新たにさせるにちがいない。
  • 毎年1000人以上の人が、道に迷って遭難。どうすれば回避できるのか。
    山の事故は「転倒」、「滑落」、「道迷い」が三大要因。
    道迷い遭難には、さまざまなタイプがあることをご紹介、特に危険なケースを明らかにしつつ、道に迷わないための登山技術、危険な状況を回避して生きのびる方法を提案します。

    毎年1000人以上の人が、道に迷って遭難。どうすれば回避できるのか。
    山の事故は「転倒」、「滑落」、「道迷い」が三大要因。
    道迷い遭難には、さまざまなタイプがあることをご紹介、特に危険なケースを明らかにしつつ、道に迷わないための登山技術、危険な状況を回避して生きのびる方法を提案します。
    第1章 道迷い遭難の起こり方
    ・道迷いから下山遅れ-房総・清澄山の事例
    ・グループから離れて行方不明-大山・講習登山の事例
    ・単独登山の道迷い①-南蔵王・屏風岳の死亡事例
    ・単独登山の道迷い②-鈴鹿・御池岳の救助事例 
    ・雪山登山の道迷い-栗駒山のリングワンデリング
    ・スキーヤー・スノーボーダーの道迷い-かぐらスキー場ほか
    ・筆者の道迷い経験 など10事例
    第2章 道迷いを防ぐ登山技術-準備編
    ・山は危険に満ちた世界である
    ・情報収集、日程を組み立てる、計画書を書く、登山届け
    第3章 道迷いを防ぐ登山技術-実践編
    ・地形図とコンパス、現在地の確認、次のナビゲーションポイントまでのイメージ
    ・会話に没頭しない、展望のある場所でのルート確認
    第4章 道に迷ってしまったら
    ・まず、引き返す ・高い場所に移動してみる、ビバーク技術ほか
    第5章 道迷いを防ぐ登山技術-地図読み編
    ・ランドマークとなるもの ・道の表し方、最も誤差の出やすい要素ほか
    ・実践例=稜線コース、谷すじをたどる、岩場が多いコース、長大なコース
    ※このテーマを長く調査分析し、雑誌、書籍の執筆にあたっている野村仁さんによる著書です。
  • 人類が初めて8000mに登ってからはや60年、
    ヒマラヤの高峰登山はいかに変遷し、どこに向かっていくのか。

    人類が初めて8000mに登ってからはや60年、ヒマラヤの高峰登山はいかに変遷し、どこに向かっていくのか。
    登山者なら「最低限、この程度は知っておいてほしい」山の常識として、ヒマラヤ8000m峰登山の歴史を紹介し、現代における高峰登山の傾向について解説。
    深田久弥著『ヒマラヤ登攀史』(岩波新書)以来の新書版・ヒマラヤ登攀史として、登山記録収集の第一人者、池田常道氏が、現代事情も踏まえながらわかりやすく解説しています。
  • 「実践!にっぽん百名山」の司会者・釈由美子が、
    山のなぜ? なに? どうして?を解決。
    山岳雑誌編集長・萩原浩司が、山の基礎知識について解説します。

    「実践!にっぽん百名山」の司会者・釈由美子が、山のなぜ? なに? どうして?を解決。
    山岳雑誌編集長・萩原浩司が、山の基礎知識について解説します。
    NHK-BS1の人気番組「実践!にっぽん百名山」でMCをつとめる釈由美子さんによる初の山登り入門書。
    山の初心者で、好奇心旺盛な釈さんだからこそ気づいた数々の山の疑問100問に対し、番組内で解説者をつとめる萩原浩司が回答する。
    なぜ「ヤッホー」と言うの? 「〇〇山」と「〇〇岳」はどう違うの? 
    山ではどうして挨拶をするの? どこまでが初心者なんですか? 
    アルピニストって何者? ケルンとは?
    など、身近なテーマでありながら、ベテランでも意外と答えにくい山の常識について、わかりやすく紹介します。
  • 「予備力」「頑張れる範囲」を自分で想定し、更に体の能力を鍛えていく科学的方法とは。
    チャレンジテストでわかる本当の「体の実力」、科学的トレーニングで余裕の登山

    「予備力」「頑張れる範囲」を自分で想定し、更に体の能力を鍛えていく科学的方法とは。
    チャレンジテストでわかる本当の「体の実力」、科学的トレーニングで余裕の登山
    登山は持久力を必要とする運動に属するが、それでいて最大限に能力を発揮して取り組むことはめったにない。
    大多数の登山者は、「無理のない計画」で楽しんでいるにすぎないのだ。
    ところがそうした登山者も、天候の急変など不測の事態に陥ったとき、ケガや遭難など危険性が一気に増す。
    だからこそ常日頃から自分の体力がどの程度のものかを知ることが重要で、また身体機能を高めることによって、結果として登山は楽になり、余裕も生まれて安全性も高まってくるのだ。
    本書は、循環器系(心臓、血管)、呼吸器系(肺、気管支)、血液系(酸素輸送)、代謝・内分泌系(肝臓)、消化器系(胃腸)、神経系(脳、脊髄、感覚器)、筋骨格系(筋肉、関節)などの各臓器ごとに機能をチェック、分析・評価することによって、登山がいかに快適に続けられるかが述べられている。
    それぞれの器官の構造や働きはもちろんのこと、道迷い遭難と脳、認知症との関連、生活習慣病対策と登山との関係などが多角的に考察されていて興味深い。
    体力に不安をかかえている登山者、特に中高年登山者、および記録を上げたいトレイルランナーには、格好の体力指標と助言が得られるであろう。
  • 山登りがもっと楽しくなる、登山者のための一般教養本。
    食糧から登攀具まで、楽しく読めてすぐ役に立つ83編。

    山登りがもっと楽しくなる、登山者のための一般教養本。
    食糧から登攀具まで、楽しく読めてすぐ役に立つ83編。
    「プロが教える使いこなしのコツ」 
    知っているようで実は知られていない登山用具の知識と使いこなしのコツを、著者の実体験をもとに楽しい読み物としてご提供。
    食糧から登攀具まで83編で幅広い山道具を取り上げている。
    著者はカモシカスポーツ店長として30年以上の経歴を持ち、クライマー、山岳救助隊、登山教室講師として幅広い活動を続けてきた。
    そのかたわら、日本勤労者山岳会会報『登山時報』に「オススメ登山用具」の連載を145回(2月現在)続け、独特の語り口から名物記事としてファンが多い。今回はこの連載をリライト、再構成し、手軽に読めて、すぐ役に立つ新書とした。
  • 「山登りは危険だからこそ価値がある。危険を認識できない者は山に登ってはならない」
    こんな常識も通用しない登山ブームの昨今、どうしたら遭難や遭難直前の危険を回避できるのか。
    今こそ生かしたい山の先達の経験。
    自立した登山者となるために、今何を学ばなければならないのか。
    山の危機管理と安心登山のヒント。

    「山登りは危険だからこそ価値がある。危険を認識できない者は山に登ってはならない」
    こんな常識も通用しない登山ブームの昨今、どうしたら遭難や遭難直前の危険を回避できるのか。
    今こそ生かしたい山の先達の経験。
    自立した登山者となるために、今何を学ばなければならないのか。
    山の危機管理と安心登山のヒント。
    近年、山での遭難事故が増加の一途をたどっているのはなぜなのか。
    教育を受けていない未組織登山者が増えているから、
    高齢化による体力の衰えに気付かず自分の力を過信しているから、
    安易に携帯電話で救助を求める登山者が増えてきたから、
    等、さまざまな理由が挙げられるが、すべての根本は「身近にある山の危険に気付いていない」ことにつきるといえよう。
    本書は、登山経験・ガイド経験ともに豊富な岩崎元郎氏が、自身の体験や見聞をもとに、身近にある山の危険を語り、それを避けるための判断力を磨くための情報を満載した啓蒙の書。
    自身の実体験を披瀝することにより危機管理意識に気付かせ、読者を「自立した登山者」へと導いてくれる。
    岩崎氏主宰の無名山塾の「巻頭言」の一部をもとに、加筆、修正しながら50のテーマで「自立した登山者」になるための道筋を説く。
    「悪天候下での行動」、「転倒滑落・道迷い・落石」、「カムエク登山中止の決断」、「どこか面白い山教えてください」、「冒険登山と趣味登山」、「トレーニング考」、「低体温症と服装戦略」などの実例から学ぶ教訓を中心に、登山の楽しみ方のヒントも加筆、読みやすい構成。
  • 日本を代表するアルパインクライマー、山野井泰史が考える「山での死」とアルパインクライミング。
    かつて「天国に一番近いクライマー」と呼ばれた男はなぜ、今も登り続けていられるのか。

    日本を代表するアルパインクライマー、山野井泰史が考える「山での死」とアルパインクライミング。
    かつて「天国に一番近いクライマー」と呼ばれた男はなぜ、今も登り続けていられるのか。
    「より高く、より困難」なクライミングを志向するアルパインクライマーは、突き詰めていけば限りなく「死の領域」に近づいてゆく。
    そんななかで、かつて「天国にいちばん近いクライマー」と呼ばれていた山野井泰史は、山での幾多の危機を乗り越えて生きながらえてきた。
    過去30年の登山経験のなかで、山で命を落とした仲間たちの事例と自らの生還体験を1冊にまとめ、山での生と死を分けたものはいったい何だったのか、を語る。
    『垂直の記憶』に続く、山野井泰史、待望の書き下ろし第二弾!
  • 狩猟のある暮らし。新しい自然派ハンターの世界へ
    生き物が食べ物へと変わる瞬間、「人間も自然のなかで生きている」ということを知りました。

    狩猟のある暮らし。新しい自然派ハンターの世界へ
    生き物が食べ物へと変わる瞬間、「人間も自然のなかで生きている」ということを知りました。
    従来とは違う若手狩猟者が増え始めています。
    動物を狩ることが目的ではなく、狩猟を通じて「自然」「田舎の社会」「自分たちの暮らし」を理解し、豊かなライフスタイルを志向する人たち。
    50歳未満の狩猟免許取得者は約3万人。ジビエを味わうなど接点のある人も含めると30万人あまりの方が猟と関わる暮らしをしています。
    本書は、そうした人々の動向を、「またぎ文化本」や「狩猟レジャー本」、「自給自足の本」とはアプローチを変え、狩猟のあるエコ・ライフスタイとしてまとめています。
    狩猟免許を取得したり、鳥獣保護員、狩猟監視員としてのボランティアを始めたりする登山者も増えており、登山の現場での狩猟事故の発生を未然に防ぎたい意図もあります。
    内容:
    ・第1章 狩猟体験記-初めての獲物
    ・第2章 森歩きで動物を探す
     ・フィールドサイン
     ・気象条件に応じて動物を見つける
     ・音を聞く、匂いを感じる-五感の動物さがし
    ・第3章 畑は動物レストラン-さまざまな農林被害
    ・第4章 私はなぜ狩猟者になったのか-狩猟とナチュラルライフ
    ・第5章 ワイルドミート-解体と調理
    ・第6章 骨と皮からの動物観察-さまざまな加工品
    ・第7章 都会ぐらしでハンターになる-狩猟・鉄砲の法令関係
  • 2014年9月27日午前11時52分、御嶽山が、突然、水蒸気爆発。
    9月最後の土曜日、素晴らしい好天と絶好の紅葉のシーズン、そして昼どきの最もゆったりした時間帯、
    多くの登山者でにぎわっていた御嶽山が、突然、大噴火、多数の死傷者が出るという大惨事となってしまった。
    今回の噴火とはなんだったのか―。

    生還した登山者たちの証言を中心に、
    救助現場からの報告と研究者による分析を交え緊急出版!

    第1章「ドキュメント御嶽山の10日間」
    9月27日から10月6日までを時系列にて詳細記述。

    第2章「七つの証言」
    実際に被災した遭難者たちの話、特に生死を分けたその瞬間を掘り下げた内容。

    第3章「科学的考察」
    信州大学山岳科学研究所の専門家たち、火山学、防災危機感理学、気象学の分野から分析(降灰、雪崩、土石流等)。

    第4章「救助現場からの報告」
    自衛隊、岐阜県警山岳警備隊、静岡消防局、災害派遣医療チーム、山小屋オーナー、
    そして「サバイバーズ・ギルト」(生存者の重荷感)の対処法を災害心理学の立場からも解説。

    【本書を読みながら、そのまま参照できる地図が付いています】

    この地図に加え、巻頭には災害現場の口絵(8ページ)もあり、多角的な構成となっています。

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