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『ブルーバックス、1円~(実用、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全705件

  • 生命はどこから生命なのか? 非生命と何が違うのか? 生命科学究極のテーマに、アストロバイオロジーの先駆者が迫る!
  • 地球の大陸は謎だらけ。そもそも地球にはなぜ大陸があるのか? そんなことすらわかっていなかった!

    【海の惑星? いやいや、大陸の惑星】
    地球の大きな特徴として「海」が挙げられる。地球表面の多くの部分を液体の水が覆っている。カラカラに渇いているお隣の惑星(火星や金星)とは大違いだ。
    逆に見れば、地球には海に覆われていない場所(陸)がある。じつは、岩石学的には、この「陸」こそが地球の特徴である。
    地球表面を構成する岩石は、海洋底と陸で明確に異なる。火星や金星の表面を覆う岩石は、地球の海洋底の岩石と同じ「玄武岩」。地球の陸地を構成する「安山岩」は、火星や金星には存在しない。ほかの惑星には存在しない安山岩に、地球表面の3割が覆われている。
    地球にはなぜ安山岩があるのかーー? これが、本書が挑む最大の謎である。

    【マグマをめぐる冒険】
    地表の岩石はすべて、マグマが冷え固まったもの(火成岩と総称される)。マグマの大部分は、地下の岩石(マントル)が溶けたもの。したがって問うべきことは、「安山岩をつくるマグマはマントルでどのようにして生じるのか?」となる。
    火成岩研究をライフワークとする岩石学者の「マグマをめぐる冒険」へご招待! わたしたちの大陸についての知識が大幅にアップデートされること間違いなし。

    【おもな内容】
    序章 岩石学者なのに“海の研究所”に入ってみた
    第1章 大陸とは何だろう?:地球の層構造を知ろう
    第2章 地殻の材料はどうやって生まれる?:マグマの生成条件を知ろう
    第3章 大陸地殻の材料はどこでできる?:安山岩マグマの生成条件を知ろう
    第4章 西之島は大陸の卵か?:大陸生成モデルを検証しよう
    第5章 最初の大陸はいつできたのか?:40億年の歴史を復元しよう
    終章 岩石学者が大陸と生命の起源を考えてみた
  • 約5億年前に脊椎動物が誕生し、それ以来生命は様々に分化し多様化して現在に至り、我々ホモ・サピエンスは何十万種もいる種のたった一つである。様々に枝分かれを繰り返すなかで、たった一本の道筋がホモ・サピエンスへとつながっているのだ。
     本書では、サカナの仲間から始まった脊椎動物の先祖が、どのように体を変え、新しい特徴と能力を手に入れ、サピエンスへ近づいてきたのかをつぶさに見ていく。これまでの生命史にはなかった画期的な視点で、およそ70の特徴に焦点を当てた、姿形のまったく違う祖先から人類への大進化史!
     
    主な内容
    ●序章 最初からもっていた「眼」
    ●黎明の章 すべてが陸続きの時代/二つの肺の獲得で陸を目指す/耐乾燥卵で内陸に進出/爬虫類と分かれる/単弓類の進化/史上最大の大量絶滅
    ●雌伏の章 毛をもつ/哺乳類の登場/聴覚の発達/子を産み、育てる/有胎盤類式繁殖法はいつから?/再び絶滅の危機
    ●躍進の章 哺乳類時代の始まり/脳より先に体を大きくする/長い妊娠期間と大きな胎児/アフリカの仲間と分かれる/ローラシアの仲間と分かれる/森林での進化
    ●人類の章 真の「猿の惑星」/森から平野へ/尾の消失と二足歩行/氷河時代の始まり/サピエンス以前のホモ属/サピエンスと生きたホモ属
  • 宇宙に「命の星」はいくつあるか?
    宇宙物理学者が、この宇宙における「生命の発生確率」を真剣に考えると――。

    これまでも生命の発生については、「ミラーの実験」や「ドレイクの式」など、さまざまにそのアプローチが提唱されてきました。
    それではビッグバン理論、インフレーション理論などの最先端の宇宙論・物理学をもとに、RNAの合成、生命活動のはじまり、それらの発生頻度をあてはめたとき、我々の知る138億年の宇宙には、地球以外にも生命は存在するのでしょうか?

    2023年4月17日、木星氷衛星探査計画 ガニメデ周回衛星「JUICE」が打ち上げられました。
    日進月歩で進展していく宇宙探査・理論をもとに考える「生命」とはなにか?

    本作のもとになるものは、2021年、2023年に同著者より発表され、世界的にも大きな話題となった論文です。
    なぜ、われわれは存在するのか? われわれは孤独なのか?――その究極の問いに迫る!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    【本書は2005年8月に小社より刊行した『計算力を強くする』と、2006年12月に刊行した『計算力を強くする part2』の内容を厳選・再編集の上、新たなトピックを一部加えたものです】


    難しい計算問題も、「視点」を変えれば解き方が見え、頭の中でスラスラ解ける! 日常生活から人生大一番の受験、はたまた商談などのビジネスシーンまで、他と差をつける「計算力」を手に入れよう。的確な判断力や先を読む力も身につくベストセラー「計算力を強くする」シリーズの完全版!

    第1章 かけ算は計算力の基本
    第2章 足し算はかけ算の応用
    第3章 損得勘定も計算力のうち
    第4章 先を読むための計算力
    第5章 計算間違いをなくす  

    計算力を身につける25のコツと多数の問題を掲載!
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 2019年9月刊行の『作曲の科学』と、2022年4月刊行の『楽器の科学』のお得な合本版。
    音楽は「五線譜上のサイエンス」!
    作る人も弾く人も聴く人も、科学の視点で音楽を楽しもう!

    フランスで最も栄誉ある音楽勲章を最年少受章した著者が、基礎の基礎からやさしく手ほどき!

    「和音」と「不協和音」はどう違う?
    「明るい曲」「暗い曲」は、どうやってできる?
    ユーミンと童謡に意外な共通点が!
    すべてのメロディとハーモニーは「計算」から生まれる!
    狙いどおりの楽曲を生み出す“足し算”と“かけ算”とは?

    ピアノ、バイオリン、トランペット、マリンバ……「魅惑の響き」はどう作られるのか?
    楽器の個性を生み出す「倍音」とは?
    音色を美しくする「共鳴」とは?
    バイオリンの最重要パーツ「魂柱」とは?
    楽器の素晴らしさを引き出すコンサートホールの条件は?
    そして、プロが考える「最高の楽器」とは?


    【作曲の科学/もくじ】
    第1楽章 作曲は「足し算」である──音楽の「横軸」を理解する
    第2楽章 作曲は「かけ算」である──音楽の「縦軸」を理解する
    第3楽章 作曲のための「語彙」を増やす──楽器の個性を知るということ
    第4楽章 作曲の極意──書き下ろし3曲で教えるプロのテクニック

    【楽器の科学/もくじ】
    第1楽章 作曲の「かけ算」を支える楽器たち──楽器には5種類ある
    第2楽章 楽器の個性は「倍音」で決まる──楽器が奏でる「音」の科学1
    第3楽章 楽器の音色は「共鳴」が美しくする──楽器が奏でる「音」の科学2
    第4楽章 「楽器の最高性能」を引き出す空間とは?──コンサートホールの音響科学
    第5楽章 演奏の極意──世界的ソリスト10人が教えるプロの楽器論
  • 2003年にヒトゲノムの解読が完了したが、これで「遺伝子」がわかったのかというとそうではない。DNAにコードされている遺伝子の構成が判明したことで、ヒトゲノムの複雑さがかえって判明してきた。また、DNAに遺伝子はコードされているが、それらは非コード配列やそのコピーである多様なRNAなどによって、たくみに制御されていることがわかってきた。「遺伝子」とは、それらの制御機構を抜きにしては語れないし、「遺伝子」の概念は新たなステージで考える必要があるのではないだろうか?
     本書では、メンデルの実験から、ワトソン、クリックによる二重らせんモデルの発表など、「遺伝子」をめぐる科学史を追いかけながら、「遺伝子」の正体を問い続ける。ゲノムの解読は終わりではなく、「遺伝子とは何か?」という、古くて新しい問いとその答えをめぐる研究の始まりであることを明らかにする野心的な一冊。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    『史上最強の論理パズル』『論理パズル「出しっこ問題」傑作集』の著者による「論理パズル」シリーズ! ひらめきの快感を満喫できる傑作論理パズル集。見かけは難問、かなりの難問、人によっては超難問など様々な「難問」を収めた論理パズルの新作問題集。数少ないヒントの中からポイントを見抜き、推理力を駆使し、問題を解くうちに自分の知らなかった能力が目覚めていく! (ブルーバックス・2013年9月刊)
  • シリーズ3冊
    1,0781,100(税込)
    著:
    倉島保美
    レーベル: ブルーバックス
    出版社: 講談社

    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ロジックと認知心理学に基づいた「読ませる文章」の極意。必要な情報がきちんと伝わる──そんな文章を書くにはパラグラフの概念が重要。欧米では学生時代に徹底的に訓練される「パラグラフ・ライティング」の技法を7つのポイントで分かりやすく解説。今日から使えるテクニック満載! (ブルーバックス・2012年11月刊)
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    砂糖とそば粉は、同じカロリー! 「砂糖は太る」それは、誤解です。「甘さが太らせる」それも、誤解です。「砂糖は糖尿病の原因」それも、やっぱり誤解です。あなたの「食べ物常識」を覆す、砂糖の真の姿。(ブルーバックス・2001年5月刊)
  • 『しびれるくらいに面白い!』
    最新の脳科学の研究成果を紹介する追加講義を新たに収録!

    あなたの人生も変わるかもしれない?
    『記憶力を強くする』で鮮烈デビューした著者が大脳生理学の最先端の知識を駆使して、記憶のメカニズムから、意識の問題まで中高生を相手に縦横無尽に語り尽くす。
    「私自身が高校生の頃にこんな講義を受けていたら、きっと人生が変わっていたのではないか?」と、著者自らが語る珠玉の名講義。

    メディアから絶賛の声が続々と!
    『何度も感嘆の声を上げた。これほど深い専門的な内容を、これほど平易に説いた本は珍しい』――(朝日新聞、書評)
    『高校生のストレートな質問とサポーティブな池谷氏の対話が、読者の頭にも快い知的な興奮をもたらす』――(毎日新聞、書評)
    『講義らしい親しみやすい語り口はもちろん、興味をひく話題選びのうまさが光る』――(日本経済新聞、書評)
  • 「心」はいかにして生み出されるのか? 最先端の脳科学を読み解くスリリングな講義。脳科学の深海へ一気にダイブ!

    ベストセラー『進化しすぎた脳』の著者が、母校で行った連続講義。私たちがふだん抱く「心」のイメージが、最新の研究によって次々と覆されていく──。「一番思い入れがあって、一番好きな本」と著者自らが語る知的興奮に満ちた一冊。
  • 知っているようで実は知らないことだらけ。
    植物にまつわる60のナゾに、専門家集団が最新の研究成果をもとに徹底回答!

    ・ダイコンの辛さが場所によって違うのはなぜか?
    ・吉田兼好の『徒然草』に出てくる落葉の描写は正しいのか?
    ・葉の縁のギザギザにはどんな役割があるのか?
    ・植物細胞で世界最大のものはなにか?
    ・樹木の根がアスファルトを持ち上げられるのはなぜか? 
    ・大気中の二酸化炭素濃度の上昇は、植物にどんな影響を及ぼすのか?

    日本植物生理学会のWEBサイト(https://jspp.org/)の人気コンテンツ「植物Q&A」には日々様々な植物にまつわる質問が寄せられ、植物科学の研究者がボランティアで回答しています。
    本書では小学生から大学院生、趣味で植物を育てるひとから植物に関わる職業のひとまで、幅広い人からこれまでに寄せられた3000を超える質問とその回答の中から60問を厳選。

    植物に興味がある大人の方はもちろん、小中学生の自由研究のテーマ探しにもピッタリです。

    ※本書には2007年刊行の『これでナットク! 植物の謎』および2013年刊行の『これでナットク! 植物の謎 Part2』の内容も一部抜粋、改訂のうえ盛り込みました。
  • 推薦の声、続々!
    ノーベル物理学賞受賞・小林誠 氏
    「物理学者の飽くなき探究が解き明かす宇宙のなりたち」

    東京大学Kavli IPMU初代機構長・村山斉氏
    「鏡にうつらないドラキュラ、爪先で立つバレリーナ、足りない金(きん)と不安定な宇宙。私たちの起源を探る旅のスリリングな解説!」


    138億年前、点にも満たない極小のエネルギーの塊からこの宇宙は誕生した。
    そこから物質、地球、生命が生まれ、私たちが今ここに存在するまでには、数々の偶然が重なった。
    誰も見たことがない「この世界の起源」を、人類はどのように解明してきたのか?
    そして、反物質、ダークマター、マルチバース……残された謎は、どこまで明らかになったのか?
    宇宙の謎に挑む研究者たちが総力を挙げて、基礎から最先端までを丁寧に解説する。

    基礎から最先端の宇宙論まで、これ一冊でよくわかる!
    ・世界はたった3種類の粒でできている
    ・何もない真空で起こっていること
    ・インフレーションを証明する実験とは?
    ・「強い力」が強いわけ
    ・素粒子の標準理論の「標準」とは?
    ・ダークマターは存在する
    ・身の回りには反物質が存在しないことの不思議
    ・「偽の真空」と「真の真空」
    ・宇宙の進化の起源
    ・マルチバースと人間原理 ……ほか

    ■目次
    第1章 宇宙は何でできているのか
    第2章 素粒子の標準理論のはじまり
    第3章 元素の起源
    第4章 質量の起源
    第5章 力の起源
    第6章 非対称性宇宙の起源 ――物質・反物質
    第7章 宇宙膨張の起源 ――ビッグバンとインフレーション
    第8章 宇宙の大規模構造の起源 ――ダークマター・ダークエネルギー
    第9章 宇宙の進化の起源
    第10章 宇宙は安定か?
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    数学的センスの基礎は中学数学にあり! 「数」と「図形」の感覚を磨けば、高校数学・大学数学への道がクリアにひらける。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    現代数学の二本柱「集合と位相」が楽しくわかる!

    自然数と有理数の「無限の濃度」が同じ!?
    実数の無限より大きな無限は存在するのか?

    自然数、有理数、代数的無理数、超越数、そして実数へ。
    カントール、ヒルベルト、ベルンシュタイン、デデキント……。そうそうたる数学者たちは「数」をどのように考え、そして「無限」をどのようにして数えたのか。
    数えられる無限とは? 実数の無限基数「アレフ」とは? 数の近傍ε(イプシロン)って? コンパクトとはなにか?
    重要なキーワードと楽しい解説をもとに、「現代数学の景色」を一望しましょう。

    <本書まえがきより抜粋>
    世に数学嫌いの人は多いとか……。
    しかし、嫌いというのは数学に関心のある証拠かもしれません。じつは分かるものなら数学を楽しんでみたい。もしかしたら数学の素顔は案外素敵かもしれない。
    本書はそんな人のために、現代数学の二つの分野、「集合と位相」を解説した本です。
    集合と位相、言葉からしてなんとなく現代数学の柱のようで(事実これは現代数学の大きな柱の2本です)、抽象的でかっこいいという感じもするし、いかにも数学! という雰囲気もある。
    たしかに集合と位相は現代数学の根底を形づくるもっとも重要な概念です。これらは20 世紀になって初めてきちんと確立されたものですが、数千年の歴史を持つすべての数学を展開する場を提供しています。
    子供たちが算数の中で初めて出会う、もっとも素朴な「数を数える」という行為の中にさえ、集合の考え方が潜んでいるのです。
    本書はそんな集合と位相を、数式をなるべく少なくして(数学の宿命でどうしても最小限の記号は使わなければなりませんが)、その意味するところをイメージとしてつかんでもらうための解説書として書かれました。
    現在進行形で数学を学んでいる人にはひと味違った解説として、これから数学を学ぶ人には一種の旅行案内として、すでに数学を学んでしまった人には、自分の学んできたことを振り返り、さらに数学とつき合っていくための手引書として活用していただけることと思います。
  • 日本の「ものづくり」は死んでいない! 「冷やすメカニズム」を根底から覆す冷蔵庫、意外な魚のおかげで完成した高温でも触れるレンガなど、企業秘密レベルの熱いイノベーションと、それをなしとげたクールな研究者たちの素顔に、われらがブルーバックス探検隊が迫る!
  • 地球は、活動し、生きている惑星である。地球を構成するさまざまな物質は、そのかたちを変えながら、長い時間をかけて循環している。それにともなう多様な物質の多様な反応もじつは、熱い物質からは揮発性物質が放出され、冷たい物質には揮発性物質が入り込むという、非常にシンプルな原理で理解することができる。マントルの対流、大陸地殻の成長と循環、二酸化炭素の循環は、揮発性物質の出入りによって、さまざまな物質に変化しながらおこなわれていることがわかる。そして、それらの循環、揮発性物質の出入りは、地球が熱機関であることによって駆動されている。地球の成り立ちそして進化を、俯瞰した目で眺め、解説した地球科学の新しい入門書。

    主な内容
    プロローグ
    第1章 太陽系の元素と揮発性物質
    第2章 太陽系惑星と原始の地球
    第3章 地球の物質循環
    第4章 ゆっくり変化した地球
    第5章 物質循環の中の生命の誕生
    第6章 二酸化炭素と大陸地殻
    第7章 粘土:冷たい環境でできた物質
    第8章 親銅元素とウランの循環
    第9章 熱機関である地球
    エピローグ
  • 現代のハイテクを知り尽くす半導体研究者が、自ら体験・実験して読み解く大好評の「技術史ミステリー」最新刊!
  • 現代のハイテクを知り尽くす半導体研究者が、自ら体験・実験して読み解く大好評の「技術史ミステリー」日本編!
  • 【「がんを治す」ための正しい知識が身につく】
    がんの罹患数は年々増加しているが、
    医療の進歩に伴って、死亡率は減少している。
    そんな最新医療の恩恵を受けるには、
    治療を受ける側、患者をサポートする側の知識も欠かせない。
    手術、放射線、抗がん剤(薬物療法)、免疫療法は、
    どのようなメカニズムでがんを退治するのか。
    最新検査から遺伝子情報に基づくがんゲノム医療まで、
    エビデンスに基づく「意味のある治療」とはどのようなものか。
    2人に1人がかかり、
    「国民病」ともいえるがんと折り合いをつけて生きるために、必要な知識を徹底解説。

    【おもな内容】
    ・どんな検査でなにがわかるか
    ・腫瘍マーカーは目安にすぎない
    ・手術するかしないかを決める基準
    ・手術が先か、抗がん剤が先か――治療法の選択と順序
    ・臨床試験に参加するにはどうすればよいのか
    ・転移がんの治療方針
    ・ガイドラインを超えた選択をするとき
    ・がん組織を取らずに検査できるリキッドバイオプシー
    ・「薬が効きそうか」を判断する遺伝子検査
    ・分子標的薬、免疫療法の最新事情
    ・「標準治療」=「並みの治療」ではない
    ・「がんの遺伝子情報」に基づく個別化医療のはじまり ほか
    ――「後悔しない選択」 のために必要な知識が凝縮。

    第1章 臨床医が考える「がんとは何か」
    第2章 どんな検査で何がわかるか
    第3章 治療方針はどのように決まるか
    第4章 手術でがんを取り除く
    第5章 放射線でがんをたたく
    第6章 薬でがんをたたく
    第7章 がん免疫療法でがんを追い込む
    第8章 一人ひとりに合わせたがんゲノム医療
  • 疲労することが恥とされてきた欧米では、疲労の研究はタブーとされ、結果として、日本が世界の疲労研究をリードしてきた。しかしいま、うつ病や新型コロナ後遺症によって、疲労は世界共通の大問題となってきた! どうすれば科学的なアプローチができるのかもわからなかった疲労研究において、疲労の度合いを正確に測定する方法などを開発して世界のトップランナーとなっている著者が、そもそも疲労とはなにか、ヒトはなぜ疲労するのか、疲労を起こすメカニズムはどのようなものかを説く、かつてなかった疲労を科学する本!
  • 風、雲、雨、雪、台風、寒波……。日々変わる天気は、「大気の大循環」と呼ばれる地球規模の巨大な循環システムの、極めてミクロな表現でしかありません。「大気の大循環」は赤道付近に大量に供給された太陽エネルギーが、対流や波動によって高緯度に供給される大気のシステムで、大気の誕生以来、営々と続いている地球規模の現象です。大気の大循環によって地球上のそれぞれの地域の気象・気候が決定され、さらに、砂漠や森林、ステップやサバンナといった地上の状態も大気の大循環の結果として形成されます。ですから、気象に興味がある人なら、是非とも理解しておきたい気象学の基礎でもあります。
     本書では、大気の大循環を構成する偏西風、貿易風、偏西風波動、ブロッキング高気圧、さらには低緯度から高緯度への巨大な流れであるハドレー循環、フェレル循環、極循環、ロスビー波などを解説するとともに、大気の大循環に最も大きな影響を与えている「コリオリの力」を、高校生でも納得できる形で解説します。
  • パンデミックによって感染症や免疫に関する情報を目にすることが多くなり、私たちの知識も増えたように見える。ただ、そこで出てきた情報は、曖昧なものや誤った情報、感情的なものなどもあり、玉石混淆ともいえる。本書ではあらためて、ウイルスなどの病原体がどのように感染を起こし、免疫がどのように働くのか、その複雑なしくみを、基本から正しくわかりやすく解説する。
    また、身体を守るための免疫が、アレルギーの原因となるなど、ときには自分に攻撃的にもなるメカニズムについて解説。免疫が低い場合についてはもちろん、過剰な場合の脅威にも触れる。後半では、さまざまな病気との関連、特にがんとの関係について、期待される免疫療法を軸に展開する。
    さらに、免疫は、老化と脳にも深く関わっているという研究が進んでおり、今後の医療への応用も期待できる。認知症や脳梗塞などを、免疫という視点からひもといていく。
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    本書は、40億年に渡る生命の進化史を綴る全3巻企画の一冊目、古生代編です。進化の新たなステージに登場した特徴的な種を特に取り上げ、豊富な化石写真と美しいカラー復元画とともに解説していきます。
    古生代編では、生命の誕生から哺乳類の祖先に近いグループである単弓類の登場までを7つの地質時代を通して見ていきます。生命の誕生した先カンブリア時代から、多種多様な多細胞生物が登場したカンブリア紀、三葉虫類やウミサソリ類が繁栄したオルドビス紀とシルル紀、魚類が大繁栄し、脊椎動物が四肢をもち陸上への足がかりを築いたデボン紀、植物が大森林をつくり、巨大昆虫が栄え、爬虫類が登場した石炭紀、そして哺乳類の遠い親戚である単弓類が繁栄したペルム紀までの37億5000万年の生命進化の歴史。各時代に現れた、進化史上で重要なおよそ80種をピックアップして紹介。本書に登場する生物を追っていくだけで、生命の進化の流れが理解できる構成になっています。

    目次
    第1章 はじめりの時代 先カンブリア時代
    第2章 爆発的進化の時代 カンブリア紀
    第3章 先駆者たちの時代 オルドビス紀・シルル紀
    第4章 革命の時代 デボン紀
    第5章 終焉の時代 石炭紀・ペルム紀

    著者紹介
    土屋 健
    オフィス・ジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者、サブデスク(部長代理)を経て2012年に独立し、現職。近著に『機能獲得の進化史』(みすず書房)、『地球生命 水際の興亡史』(技術評論社)、『恋する化石 「男」と「女」の古生物学』(ブックマン社)など多数。
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    オイラーが発見し、ガウスが証明した、2つの素数をめぐるおどろきの法則=「黄金定理」は、どこがどうすごいのか? 予備知識ゼロから理解できる!
    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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    キーワードは”疲れない”! 通勤・通学・買い物を「自転車」にかえるだけでいいんです!
    もちろん軽快車(ママチャリ)や電動アシスト付き自転車でも、体は変わります!

    中年期から始まる筋力低下。そしてメタボリックシンドロームに起因する「糖尿病」「肥満」「循環器系のトラブル」……。
    体質を改善しながら、筋力を鍛えるための最高のアイテム「自転車」。
    その乗り方のコツや体への影響を、運動生理学の専門家が、さまざまなデータとともにより運動効果を高めるための自転車の乗り方のコツ、そして体質を改善するための自転車活用の目安をレクチャーします。

    ウォーキングやランニング、筋トレなど、さまざまな健康法が提唱されています。そのなかにあって、なぜ「自転車」なのか?
    そのヒミツは、自転車の構造と体の使い方、そして道路事情にあります。

    ★信号待ちでとまる:無意識のうちに運動に緩急をつける「インターバルトレーニング」が行えています。
    ★交差点でとまる:交差点は中央部が高くなっています。そのためスタートで自然に脚に負荷がかかります。
    ★ツラくないから続く:被験者のフィードバックでは、ジムなどのエアロバイクよりも、野外を走る自転車は、同じ運動量であっても爽快感を感じており、運動を長く持続できます。

    自転車に乗るまえに、必読の書です!


    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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    論文を英語で書くことになった。何から手をつけよう。日本語で書いてから英訳するか、英語で直接書くか。精度が高まったといわれる人工知能(AI)を使った機械翻訳で英語に翻訳しようかとも考えるが、出力結果が正しいかどうか判断しづらい。
     本書は、このような悩みを抱える理系研究者を対象としています。ネイティブ話者にひけをとらず、かつネイティブにも非ネイティブにも伝わりやすい英語論文の書き方を、「アブストラクト」と「タイトル」に焦点をあてて解説しており、非ネイティブの英語話者が、国際ジャーナルに論文を投稿するのに必要な英文ライティングスキルを最短で習得することを目的としています。(まえがきより)

    日本人が英語の論文を書く際に、どのような問題があるのか? そこで、長年、理系の英語論文の校正・さまざまな大学(理系)での英語論文執筆を講義してきた著者が、そのコツを伝授します。
    ★本書では、「国際ジャーナル」に掲載された、インパクトファクター(論文引用回数)の高い論文を実例として掲載し、意図がはっきりと伝わるシンプルな英語論文の執筆を目ざします
    ★さらに中盤以降では、理系論文のさまざまな場面で使われる内容に即した「テンプレート」を掲載します。書きたい論文の内容がきまれば、テンプレートを用いることで、容易に「明確な」英語論文が作成できるという実践的な内容になります。
    ★また、現在では一般的になりつつある「機械翻訳」を利用したさいの注意するべき点や上手な使い方までも伝授します

    この一冊を手元に置けば、迷わず、読み手の目を惹く、本当に「伝わる」英語論文が書ける!
  • 2億150万年前(三畳紀末期)の地球で、陸も海も関係なく、80%もの生物種が一斉に消えた。世界中の地層に記録されたその大事件を「三畳紀末大量絶滅」という。このとき、いったい何が起きたのか? 気鋭の地質学者が、まったく新しい「絶滅論」を提唱する。

    【おもな内容】
    プロローグ 大地
    1980年代、ヨーロッパやアメリカから鳥たちの異変の報告が相次いだ。殻が不完全な卵の産卵率はなぜ急上昇したのか? その原因は大地の変化にあった。
    第1章 異変
    ニューカレドニアには、三畳紀末の海で形成された地層がある。三畳紀末に起きた異変の謎を解く、最初の手がかりだ。生物が小型化し、絶滅した世界「スモールワールド」が見えてきた。
    第2章 混沌
    ロッキー山脈の東端、ブラックベアリッジという丘陵地にも三畳紀の海の地層がある。そこでは、海退、酸性化、無酸素化という多様な環境変化の記録が見つかった。この混沌の中に大量絶滅の原因が隠されているのだろうか?
    第3章 犯人
    三畳紀末のさまざまな環境変化を引き起こした有力な容疑者は、巨大隕石と史上最大規模の火成活動。広範囲で見つかる海底地滑りの証拠は、犯人特定につながるか?
    第4章 指紋
    世界中の地層を対比するには、時間の物差しが必要だ。その目盛りとして、炭素同位体比という「元素の指紋」が使える。海洋の異変、生物の小型化と絶滅、そして地層から見つかった3つの目盛りはどのような順で並ぶのか?
    第5章 連鎖
    三畳紀末大量絶滅を説明する美しい理論が発表された。それは、二酸化炭素が形を変えながら大気・大地・海洋を変化させていく「連鎖モデル」だ。謎はすべて解けた……のか?
    第6章 疑惑
    オーストリア・タトラ山脈で見られる三畳紀末の地層には、生命活動の豊かな海と突発的絶滅が記録されていた。連鎖モデルへの疑惑が湧く。二酸化炭素のリレーでは「遅すぎる」!
    第7章 消失
    化石に記録された三畳紀の海水温が、驚くべき温暖化を示した。温暖化は生物の小型化をもたらしうる。さらに、2つの新しい異変が見つかる。海で生物が小型化したとき、陸地では森と土壌が消失していた。
    第8章 限界
    どれだけ暑く、湿度が高ければ、生き物は死にはじめるのか? スモールワールドは、極端な温暖化が生命の限界を超えた世界だったのかもしれない。
    第9章 境界
    現在の地球では、「第六の大量絶滅」が進行中だという。それは本当なのか。環境変化がどの境界を越えると、大量絶滅が起きるのだろうか。
    エピローグ 深海
    岐阜県の木曽川沿いには、三畳紀末の深海で形成された地層がある。そこで見つかる化石は、何かがおかしい。新たな謎が立ち上がる。
  • 本書は、生物学の基本から最新の話題まで、網羅的に解説した入門書で、図版も多く、基本を知りたい人、学び直しをしたい人に最適なつくりになっています。
     
    「受験をするわけではないし、中学レベルまでは理解しているけど、その先が知りたい」
    「最新のニュースを理解するために基本を知りたい」
    「教科書よりも堅苦しくなく、おもしろく学びたい」

    という読者のニーズに応えた、画期的な一冊!

    主な内容
    第1章 細胞から分子レベルの生物学
    細胞と生体膜-生命の基本単位/タンパク質と酵素-生命活動の実働部隊/DNA-生命活動の黒幕/光合成と窒素同化-物質循環とエネルギー循環 など

    第2章 個体の継承と形成に関する生物学
    遺伝と減数分裂-縦続保存を種族保存を支える原理/発生-生命最大の神秘/バイオテクノロジーの光と影 など

    第3章 個体の維持に関する生物学
    血液を知る-生きていることの驚異/肝腎なはなし-24時間はたらくタフな臓器/脳-最後のフロンティア など

    第4章 生物の集団レベルの生物学
    生物界をマクロな視点で見る/森と海を守るために-豊かな生態系を楽しむ など

    第5章 生物界の時間的・空間的な広がりを考える生物学
    生物分類-博物学はやはり不滅/進化-あらゆるところに見ることができる生物の歴史
  • 【患者・医療関係者から圧倒的支持を得たロングセラー、待望の最新版が登場】
    「妊活ビジネスに振り回されない知識が、これ1冊で身についた」(30代 女性)
    「ネットを信じてお金と時間を浪費する治療をしていた。この本を読んでいたら、今ごろ子どもを何人か抱いていたかもしれない」(40代 女性)
    「病院の説明では納得出来なかったことが解決した」(40代 女性)
    「これほど、妊娠の仕組みが詳しく分かりやすく書かれた本はない」(30代 女性)
    「日本の不妊治療の『言いにくいこと』がストレートに書かれている」(50代 医師)
    ――病院では聞けない、科学的根拠のある「妊娠のコツ」がわかる!


    日本は「妊娠できない不妊治療の件数」が世界トップクラス――長らくこの状況が続いています。
    不妊治療をしても妊娠できないのはなぜなのか?
    限られた「時間」と「お金」を有効に使って結果を出すには?
    生殖医療の第一人者である専門医と出産ジャーナリストが、
    科学的根拠のある「妊娠のコツ」を徹底的に掘り下げ、丁寧に解説したロングセラーを改訂。保険適用にも対応。
    治療に行き詰まっている人はもちろん、子どもを持ちたいと思う全ての人に必要な最新知識が詰まっています。


    ◆おもな内容
    ・保険診療か自費診療か? 選ぶ際のポイント
    ・着床前検査(PGT-A)を受けるメリット・デメリット
    ・医師から自費診療を勧められたけど、その真意は?
    ・「AMH検査」で卵子の在庫を調べるプレコンセプションケア
    ・英国で非推奨の「妊娠率が低い治療」が日本で数多く行われている
    ・「検査で異常なし=すぐ妊娠できる」は間違い
    ・40代の胚で妊娠率を上げるコツ
    ・もっとも妊娠しやすいのは「排卵日2日前」
    ・胚を凍結したほうが妊娠率は上がる理由
    ・男性不妊への対処法
    ・卵子凍結は、卵子の時間を止める
    ・良い胚を見極めるAI判定が始まっている
     ――最短で結果を出すための必須知識が満載!
  • 「弱すぎる重力」はなぜ、宇宙を支配する力になりえたのか?

    【ブルーバックスを代表する人気企画、「からくり」シリーズ最新刊!】

    「質量」と「重さ」の違いとは?
    素朴な問いから「物理学最大の難問」まで一気読み!

    自然界を支配する4つの力の中で、最も身近で最弱の力。
    この宇宙に現在の構造をもたらした最大の貢献者でありながら、なぜか「標準模型」に含まれない異端児。
    そして、その発生源である質量が重力を生み出す理由は不明のまま──。
    「ニュートンが考えた重力」と「アインシュタインが考えた重力」はどう違う?
    「重力と加速度が等しい」とはどういうことか?
    「見えない質量」=ダークマターを見る方法は?
    万有引力のふしぎを徹底的に解き明かす!


    【もくじ】
    第1章 「質量」と「重さ」のからくり
    第2章 「万有引力」のからくり
    第3章 「質量保存の法則」とエネルギーのからくり
    第4章 「見えない力」のからくり
    第5章 「見えない質量」のからくり
    第6章 重力のからくり


    【著者紹介】
    山田克哉(やまだ・かつや)
    1940年生まれ。東京電機大学工学部電子工学科卒業。米国テネシー大学工学部原子力工学科大学院修士課程(原子炉理論)、同大学理学部物理学科大学院博士課程(理論物理学)修了。Ph.D.。セントラル・アーカンソー大学物理学科助教授、カリフォルニア州立大学ドミンゲツヒル校物理学科助教授、ロサンゼルス・ピアース大学物理学科教授を歴任。アメリカ物理学会会員。主な著書に『E=mc2のからくり』『時空のからくり』『真空のからくり』『原子爆弾』『光と電気のからくり』『量子力学のからくり』(いずれも講談社ブルーバックス)などがある。
    「読者に必ず理解してもらう」意欲にあふれた熱い筆運びで、ブルーバックスを代表する人気著者の一人。1999年には、講談社科学出版賞を受賞した。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    数十トンもある雲が落ちてこないのはなぜ? 高原は太陽に近いのになぜ涼しいの? ジェット気流って何? 高気圧や低気圧はなぜできるの? 日頃の疑問が氷解します! 原理がわかると、知らなかった気象の姿が見えてくる――気象と天気のしくみを原理から詳しく丁寧に解説した「わかる」入門書。やさしい語り口ながらも気象学用語の多くを網羅。気象予報士を目指すスタートにも最適。(ブルーバックス・2011年3月刊)
  • 古代から人の生活を支え、文明の発展に寄与してきた「船」。世界が一つにつながっている現在、航空機をはるかにしのぐ運搬力をもつ船の役割は増しています。船の歴史から、船の構造、動力、エネルギーなどあらゆる話題を豊富な図版と共に解説。これ一冊で、船に関するすべてがわかります。SDGs時代に、省エネルギーの交通機関である船はこれからどうなっていくのか? 地球環境と共存する重要インフラである「船」の最新情報がわかると共に、船が開く未来が見えてくる!

    目次
    第1章 船の歴史
    第2章 船の一章 進水から解撤まで
    第3章 船とSDGs 持続可能性への貢献
    第4章 船を浮かべる力 浮力
    第5章 船の強さ 船体構造と船体強度
    第6章 船を起き上がらせる力 復元力
    第7章 船が進むのをじゃまする力 抵抗
    第8章 船を進めるエネルギー
    第9章 地球を守る 省エネろグリーン化
    第10章 船を揺らす力 船体運動
    第11章 船の事故をなくす 安全性
    第12章 船をあやつる仕組み 操縦性
    第13章 船を造る 造船の役割
    第14章 船を使う 海運の役割
    第15章 船が憩う 港の役割
    第16章 未来の船
  • 能力は遺伝するのか。そもそも「能力」とは何か。そして「遺伝」とは何だろうか。実はわからないことだらけの領域を第一人者が解説!
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    研究からビジネスまで、全世界で使われている「R」を最速で使えるようになる本!
    〈メジャーアップデートしたR 4.2に対応!〉

    データの特徴把握から解析法、最適モデルの選択まで、実例を用いてデータ分析のプロセスを体感できる!

    統計学者が開発したフリーの統計処理ソフトとして爆発的人気を博し、いまやデータ解析のスタンダードとなった「R」。
    本書最大の特徴は、「R」を使いこなすための補助ソフト「Rコマンダー」を用いた、難解なコマンド入力不要の解析手法を紹介する点にあります。
    操作解説がわかりやすいことに加え、統計学の基本もていねいに説明されており、「R」の活用法と統計処理の基礎を一気に習得できます!


    【実用に役立つ豊富な巻末付録も収録!】

    ・演算子一覧表
    ・関数一覧表
    ・統計用語集……ほか


    著者紹介:
    逸見 功(へんみ・いさお)
    東京都生まれ。東京工業大学大学院総合理工学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。専門は統計学および行動計量。日本赤十字看護大学看護学部教授などを経て、現在、日本赤十字看護大学名誉教授。著書に『ワークシート式 失語症言語訓練講座』(三輪書店)、訳書に『入門 時系列解析と予測』(シーエーピー出版)、『バーンズ&グローブ 看護研究入門』(エルゼビア・ジャパン)などがある。
  • これまで生命が存在しないと思われていた「海底地下の世界」。
    しかし、そこには地上を超える豊かな「生命圏」が広がっていた!

    海底下の掘削調査で採取された「地質コア試料」から発見されたさまざまな微生物群。
    ・微生物たちはいつからそこにいて?
    ・なにから栄養を摂っているのか?
    ・なぜ超高温・超高圧(アッチアチのカッチカチ)の世界に耐えられのか?
    これらの謎を追っていくと、そこには、これまで考えられていた生命観とは違った「生命システム」が見えてきます!

    海底下深部からの地質コア試料から培養された古細菌(アーキア)には、御年・数千万歳を超えるものも!!
    120度以上の高温、海底下2000メートルの高圧世界でも生き続ける!
    食べるものがない「超貧栄養状態」を微生物たちは、どのようにサバイブしているのか!?
    微生物の生命維持の限界はどこにあるのか?

    地球科学はもちろん、生命の起源やその存続の謎へと迫っていくサイエンスのおもしろさを、実際に行われた「海底下生命圏科学掘削調査」の歴史とともに臨場感あふれる筆致で紹介していきます。

    著者は、大学院生時代に出逢った科学誌「science」に掲載された「海底下地質サンプルからの微生物発見」の論文に衝撃を受け、その後、さまざまな科学掘削調査に参加、さらに海洋研究開発機構(JAMSTEC)が運用する地球深部探査船「ちきゅう」の調査航海を指揮しながら、極限環境に生きる微生物の調査を行っている研究者です。

    海底地下の世界から「生命とは何か」という根源的な問いをもとに、「地球-生命システム」という大きな展望へと広がっていく、サイエンスのフロティアを紹介します!
  • 世界的ベストセラー『エレガントな宇宙』著者の最新作

    なぜ物質が生まれ、生命が誕生し、私たちが存在するのか?
    進化する宇宙は私たちをどこへ連れてゆくのか?
    ビッグバンから時空の終焉までを壮大なスケールで描き出す!

    素粒子から星や銀河まで、生命誕生から意識の謎まで、さまざまな秩序と構造をもたらす物理的な原理を見ていきながら、宇宙の年表に沿って読者を時空の旅へといざなう。人の寿命は限られているが、宇宙における生命と心という現象もまた、限られた時間しか存在しない。そしてはるか先には、物質すら存在できないときが訪れる。この進化する宇宙の中で、ほんの束の間、まったく絶妙な瞬間に存在する私たち人間を基点に、時間の始まりであるビッグバンから、時間の終わりであるこの宇宙の終焉までを、現代物理学の知見をもとに、「存在とは何か」という根源的な問いから描き出す。第一級のポピュラーサイエンス!

    〈著者紹介〉
    ブライアン・グリーン Brian Greene
    理論物理学者。ハーバード大学を卒業後、オックスフォード大学で博士号取得。現在はコロンビア大学物理学・数学教授。超弦理論や宇宙論の分野で数々の業績をあげ研究者として第一線で活躍するかたわら、科学の普及のための活動にも力を注ぐ。超弦理論を解説した一般向けの著作である『エレガントな宇宙』は各国で翻訳され、全世界で累計100万部を超えるベストセラーとなった。続く『宇宙を織りなすもの』『隠れていた宇宙』も全米ベストセラーとなる。

    〈訳者紹介〉
    青木 薫(あおき・かおる)
    1956年山形県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学大学院修了。理学博士。2007年度日本数学会出版賞受賞。訳書にサイモン・シン『フェルマーの最終定理』(新潮社)、 ブライアン・グリーン『宇宙を織りなすもの』(草思社)、スティーヴン・ホーキング『ビッグ・クエスチョン』(NHK出版)、ジェームス・D・ワトソン他『DNA』(講談社)など。著書に『宇宙はなぜこのような宇宙なのか』(講談社現代新書)がある。

    〈目次〉
    第1章 永遠の魅惑 始まり、終わり、そしてその先にあるもの
    第2章 時間を語る言葉 過去、未来、そして変化
    第3章 宇宙の始まりとエントロピー 宇宙創造から構造形成へ
    第4章 情報と生命力 構造から生命へ
    第5章 粒子と意識 生命から心へ
    第6章 言語と物語 心から想像力へ
    第7章 脳と信念 想像力から聖なるものへ
    第8章 本能と創造性 聖なるものから崇高なるものへ
    第9章 生命と心の終焉 宇宙の時間スケール
    第10章 時間の黄昏 量子、確率、永遠
    第11章 存在の尊さ 心、物質、意味
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    無限=∞、この究極的に不思議な概念をとらえることはできるのか? 古代哲学から、情報社会の暗号理論にまで顔を出す、奥深く、そして有用な∞に、現代数学で迫る! 数学の見方が変わる深遠な無限の世界を楽しもう!
  • 複雑系は、科学が築きあげてきた「近代のパラダイム」を根底から覆した。人間の予想とはかけ離れた、しかし自然のなんらかの真理を表している複雑系が、科学の王道からこぼれ落ちた人々によって発見されていくさまを物語仕立てで描き、複雑系の本質を誰にもわかりやすく解き明かす!
  • 「からだの錯覚」を通して人の身体や脳の実態に迫る、認知科学研究者である著者が、からだに起こる不思議な現象を徹底解説します。「自分」という、もっとも身近にありながら、つかみどころのないもののイメージが、脳や五感などによってどんなしくみで作られているのかが語られていくと共に、錯覚を感じるさまざまな方法も紹介。読者も簡単な方法で、不思議な錯覚の世界を体験をできるかもしれません。
    自分が感覚としてとらえている自分の体と、実際の体が乖離していることを感じたりすることは、誰にでもあること。また、ケガで体の一部を失ったときにないはずの部分に痛みを感じたり、拒食症の人が実際にはやせているのに自分は太っていると感じていたり――そんな例も聞いたことがあると思います。それ以外でも身近にあまり意識しないところで、ちょっとした錯覚を感じることは、実は多いのです。乗り物酔いも、金縛りも、自分の感覚と意識の不一致のようなことから起こる錯覚の視点から説明できます。こういったことがどうして起こるのか、その謎に迫ってみると、生きるために必要な脳の働きなどが見えてくるのです。心と体が離れる「幽体離脱」も科学的に説明できる現象です。オカルトではなく誰しもリラックスしたりするときに起こることがあり、ここでも脳と体に備わったくみが関係しています。
    そのような事例を紹介しながらからだに起こる不思議を解説していく1冊。読み進めると、自分が「錯覚」の産物であるように思えてくるのではないでしょうか。身体とはなにか、感覚とはなにか、自分とはなにか、についてふだんとは違った見方で考えるきっかけに。

    序章 錯覚体験
    第1章 「からだ」とはなにか~自分として感じられる身体と物体としての身体
    身体と触覚がバラバラ/身体の感覚とはなにか/自分の「からだ」はどこまでか ほか
    第2章 目で見る視覚と頭の中にある視覚――目を閉じることで広がる「からだ」の感じ方
    錯覚しやすいかどうか、試すならこの2つの方法/触覚だけで「自分の身体を見つける」!? ほか
    第3章 弾力のある身体――空想の世界にも想像しやすいものとそうでないものがある
    アバターを自分の身体のように感じる錯覚/腕や脚が伸び縮みするVR錯覚 ほか
    第4章 からだの錯覚は思い込みと何が違うのか――錯覚が生まれる、その時脳は……
    第5章 「身体」なのか「モノ」なのかーー自分のような自分じゃないような「きもちわるさ」の由来
    外傷のない痛み/スライムハンドの衝撃 ほか
    第6章 幽体離脱を科学する――不思議な現象が導く、さまざまな可能性
    多角的な視点からイメージできる人は、幽体離脱が起こりやすい/リセットされる夢、リセットされない幽体離脱/とりかえしのつかない遊び ほか

  • ・「自律神経のバランスが乱れている」ってどういうこと?
    ・皮膚を刺激すると自律神経の活動が変わる?
    ・瞳を見て、自律神経の活動を確認する方法
    ・「気持ち」によって内臓の動きが変わるのはなぜか
    ・じつは「自律神経失調症」の定義はない?
    ・交感神経と副交感神経、それぞれの異常で生じる症状とは
    ・深呼吸で気持ちがやわらぐ理由
    ・緊急時に馬鹿力が出るのはなぜか
    ・怒ると心拍が上がり、嫌悪感を抱くと体温が下がる仕組み ……など
    ーー自律神経が心身を巧みに調整していた!

    【全身を調整する自律神経のしくみがわかる】
    「心身の不調は自律神経が原因かもしれない」「自律神経のバランスが乱れている」などとよく耳にします。
    そもそも、自律神経とはどのような神経なのでしょうか?
    簡単に言えば「内臓の働きを調整している神経」。
    全身の臓器とつながり、身体の内部環境を守っています。
    自律神経に関わる歴史的な研究を辿りながら、交感神経・副交感神経の仕組みや新たに発見された「第三の自律神経」の働きまで、丁寧に解説していきます。
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    累計18万部突破! 「読む元素事典」の決定版が、〈国際標準の最新元素周期表〉に完全対応!

    元素とはなにか──?
    ・各元素の性質の違いはどう決まる?
    ・周期性があるのはなぜ?
    ・天然の元素と人工元素の違いとは?
    ・元素の数はどこまで増える?
    ・元素発見ランキングの第1位は誰?
    ・原子量などの重要データはなぜ変動する?

    ……ほか、元素番号1番「水素」から118番「オガネソン」まで、「万物の根源」をなす全元素を徹底詳説!

    本書が支持される4大理由とは?

    1:「元素の本質」をいきいきと描き出す。
    事典的要素が充実していることはもちろん、読み物としても面白い。具体的なエピソード満載で、各元素の個性を紹介。

    2:全118元素の特性や用途など、重要ポイントが一目瞭然。
    化合物や現象の列挙にとどまらず、その原因やメカニズムを掘り下げて解説。

    3:生命と元素の関わりがよくわかる。
    生命活動に必須の元素から、いまだその存在が謎に包まれている元素まで、健康や病気にどう影響するかを詳述。意外な元素に、生命との関係があった。

    4:充実した元素データ。
    同位体の種類や存在比、半減期から電子配置、原子量まで。元素に関する最新数値を網羅。
  • すべての物理法則が破綻する「特異点」は、ふつうの宇宙であれば必ず発生する。物理学者にとってショッキングな
    この事実を証明したのが、ロジャー・ペンローズの「特異点定理」だった。
    しかし彼は、一方ではこんな「仮説」も提唱したーー本当に厄介な「裸の特異点」は、宇宙検閲官がブラックホール
    で覆い隠してくれている、だからきっと大丈夫だ! 
    はたしてこの仮説は、定理となりうるのか、それとも願望にすぎないのか? 物理学の存亡をかけた検証が始まった!

    2020年ノーベル物理学賞の対象となった「特異点定理」を一般書で初めて解説し、一般相対性理論はみずから破綻する「宿命」であることを示しながら、宇宙検閲官仮説が本当に成立するか否かをスリリングに検証! そこからは、宇宙創成の謎解きにつながる数々の最先端の理論も「副産物」として生まれてくる! 映画『インターステラー』に描かれたブラックホールと特異点のリアルな姿がここにあります。

    (本書の内容)
    第1章 一般相対性理論とは
    第2章 アインシュタイン方程式の解
    第3章 特異点定理
    第4章 宇宙検閲官仮説
    第5章 特異点定理と宇宙検閲官仮説の副産物
  • 【最新研究から見えてきた精神疾患のしくみと治癒への道筋】

    ・うつ病の脳では炎症が起きている?
    ・遺伝要因と環境要因、どちらの影響が強いのか
    ・統合失調症の幻覚は、脳の神経回路の配線障害が原因?
    ・ロボットが、自閉スペクトラム症の患者を支援する
    ・ゲノムの中を飛び回る遺伝因子が統合失調症を引き起こす?
    ・認知症薬でPTSDのトラウマ記憶を消せるかもしれない
    ・精神疾患の根治薬の開発を実現するには ……など

    うつ病、自閉スペクトラム症・ADHDなどの発達障害、PTSD、統合失調症、双極性障害……
    多くの現代人を苦しめる「心の病」は、脳のちょっとした変化から生まれます。
    誰にでも起こりうるこの病は、何が原因で、
    どのようなメカニズムで生じるのでしょうか?
    さまざまな角度から精神疾患の解明に挑む研究者たちが、研究の最前線をわかりやすく解説。
    そのしくみから、「治る病」にするための道筋まで。
  • DNAという言葉は誰でも知っているし、日常会話のなかでもよく口にする言葉です。しかし、DNAが生命の設計図であることはなんとなくわかっていても、それが具体的にどんな形で私たちの体の構造の「情報」になっているのか、想像するのは簡単ではありません。また、ニュースで毎日のように取り上げられる、PCR検査やゲノム編集、遺伝子組換え、クローンといった話題が、DNAとどう結びついているのかを正確に理解している人も少ないでしょう。
    本書では、中学や高校で習う原子や分子といった知識があれば理解可能なように、DNAに基づく生命科学の大枠を、DNAに書かれた生命情報という観点から解説を試みました。少ない予備知識の読者でも最初から順を追って読めば基本を理解でき、少し知識がある読者なら、基本を確認しながら最新の解析技術まで深めることができる1冊。

    第1章 生命の情報~なぜDNAという分子が重要なのか
    1生命の単位としての細胞 /2原核細胞と真核細胞 /3細胞の多様性と分化 /4クローン生物とはなにか /5ES細胞、iPS細胞と再生医療 /6すべての細胞に同じ「ゲノム情報」 /7DNAの構造
    第2章 遺伝子とはなにか
    1遺伝子という概念の変遷 /2RNAとセントラル・ドグマ /3転写――RNA合成/4mRNAを成熟させるRNAプロセシング /5タンパク質の基本構造 /6タンパク質の多様性 /7翻訳―ータンパク質の生合成/8翻訳後のタンパク質の成熟 /9非コードRNA遺伝子 /10 DNAの複製
    第3章 ゲノムDNAの全体像
    1ヒトゲノム計画 /2いろいろな生物のゲノム /3すべての生命に必要な代謝システム /4ヒトゲノムDNA の中身をのぞいてみると/5 トランスポゾン とはなにか/6 ウイルスとゲノム /7 遺伝情報システムとしてのゲノム /8ゲノムの不安定化とDNA修復/9ヒトゲノムの個人差と多様性
    第4章 クロマチンとエピゲノム~ゲノムに追記される情報
    1DNAのヌクレオソームとクロマチン構造 /2細胞記憶を担うエピジェネティクス /3エピゲノムの片腕――DNAメチル化/4もう一方の片腕――ヒストンコード /5遺伝子のスイッチ /6転写を増やす働きをするエンハンサー /7エンハンサーの謎 /8インスレーター の二つの構造/9核構造と相分離
    第5章 生命科学を大きく発展させるDNA解析技術
    1 DNAを扱う基本操作 /2遺伝子のクローニング /3すっかりおなじみになったPCR /4DNA塩基配列決定法の基本/5「次世代」のDNA塩基配列決定法 /6遺伝子の発現解析法 /7クロマチン構造の解析法/8DNA解析に変革をもたらすゲノム編集技術/9新次元のゲノム情報をもたらすメタゲノム解析
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    ・128チームが参加するトーナメント大会。引き分けがなかった場合の試合数は?
    ・定規でサッカーボールの直径を測るには?
    ・新幹線の座席は、なぜ通路を挟んで2席と3席になっている?

    ふだん何気なく目にしているものの裏側には、かならず「数学」がある!
    クイズ形式の傑作問題に挑戦しながら、その奥に潜む数学的思考をくわしく解説。
    あなたにも数学の奥義を伝授します!

    フロベニウスの硬貨問題、フェルミ推定、鳩の巣原理、ユークリッドの『原論』、オイラーグラフ、最長片道切符問題、古代の三大作図問題……。
    古今東西さまざまな大数学者を悩ませたパラドックスや図形の問題などなど。

    考えだしたら止まらない、やみつき「数学クイズ」をもとに、大人気・数学のお兄さんといっしょに数学世界の旅へ!
  • 生命科学の基礎を築いた大発見の舞台裏
    ワトソン博士ノーベル賞受賞から50年を記念して新書化

    DNAの二重らせん構造はどのように発見されたのか
    共同発見者のフランシス・クリック、モーリス・ウィルキンスらとの出会いから、「多才な巨人」ライナス・ポーリングの猛追をかわして、二重らせん構造の発見にいたるまでの、その舞台裏をワトソン博士が赤裸々に綴った感動のドキュメント。
  • 生誕100年に紡ぐ、「理論物理学の巨人」の初めての本格的伝記!
      ――南部理論の前では、2012年に発見され「質量の起源」として喝采を浴びた
        ヒッグス粒子も、巨象にひれ伏す小さなアリでしかない。――(本書より)
    日本が生んだこの途方もなく大きな才能は、常人には理解しがたく、そのため、彼の生涯最高傑作
    「自発的対称性の破れ」にノーベル物理学賞が授けられたのは発表後50年近くがたってからだった。
    いつしか彼は、人々から「魔法使い」とも「予言者」とも呼ばれるようになった。
    これまで語られなかった天才の実像を浮き彫りにし、「南部マジック」と呼ばれる数々の新理論は
    どのように生まれたのか、そこに彼の「人間」はどう関わったのか、彼はなぜ米国に移ったのか、
    などを解き明かす。

    〔成功と失敗が交錯する南部陽一郎の生涯〕
    ・素粒子物理を志していたのに、物性物理の講座しかない東大にうっかり入学してしまったことが、
     のちの「マジック」の種になった。
    ・留学したプリンストン高等研究所では成果が出せず絶望状態に陥り、日本では教授職にあったのに、
     「ポスドク」扱いでシカゴ大学に移った。
    ・シカゴ大学で出会った物性物理の新理論が気に入らず、いらだち、しかしやがて恋に落ちたことで
     生まれたのが「自発的対称性の破れ」の理論だった。
    ・発表前に新理論の内容を明かしてしまい、ほかの研究者に先に論文に書かれるという痛恨のミスを
     犯した。
    ・90歳になっても、宇宙を記述する理論として流体力学に関心を寄せ、その研究に情熱を傾けていた。

    「自発的対称性の破れ」「量子色力学」「ひも理論」などの新理論のなりたちを理解しながら、
    生涯、現役の科学者を貫いた生き方に心打たれる、「科学」を忘れつつある日本人必読の書!

    (目次)
    第1章 福井の神童
    第2章 東大理学部305号室の住人
    第3章 天国か地獄か、米プリンストン
    第4章 自発的対称性の破れ
    第5章 南部理論が生んだヒッグス粒子と電弱統一理論
    第6章 クォークめぐるゲルマンとの対決
    第7章 ひも理論VS量子色力学
    第8章 「予言者」南部とノーベル賞
    第9章 福井新聞記者が見た南部の素顔
    第10章 生涯、現役の科学者
  • 皮膚はさまざまな能力を併せ持った「スーパー臓器」です。有害な化学物質や病原体の侵入を防ぐ物理的バリアであるともに、人体最大の免疫器官であり、無数のセンサーが埋め込まれた感覚器官です。
    皮膚組織の分子レベルが解明が進んだことで、これまでからだを覆う「薄皮」のように思われてきた皮膚には、生命活動にかかわるさまざまな精緻なしくみが備わっていることがわかってきました。21世紀に入ってからの皮膚医学の進展は目覚ましく、毎年のように教科書を書き換えるような発見が相次いでいます。本書は、人体最強の臓器と呼ばれる皮膚の謎に、最新の科学的知見を元に迫ります。


    ここまでわかった万能の臓器「皮膚」の謎
    ・人が温度を体感できる「からくり」がわかった
    ・皮膚をかくと、かゆみが静まる驚きの理由
    ・ヒトが「裸のサル」になった必然的理由とは?
    ・アトピー性皮膚炎の原因遺伝子がわかった
    ・いかに皮膚は老化するのか?
    ・喘息などのアレルギー発症も、アレルゲンの皮膚侵入が引き金になる
    ・AIの診断能力はすでに一流の皮膚専門医をしのぎうる

    (本書の内容)
    はじめに 
    第1章 そもそも皮膚とはなにか?
    第2章 皮膚がなければ、人は死ぬ
     ―生体防御器官としての皮膚
    第3章 なぜ「かゆく」なるのか? 感覚器官としての皮膚
     ―感覚器官としての皮膚
    第4章 動物の皮膚とヒトの皮膚 109
    ―生き物が変われば皮膚も変わる
    第5章 皮膚の病気を考える
    ―どんな病気があるのか?
    第6章 アトピー性皮膚炎の科学
    ―現代人を悩ます皮膚の難病
    第7章 皮膚は衰える
    ―皮膚の老化とアンチエイジング 
    第8章 未来の皮膚医療はどう変わる? 239

    番外編 研究者になるための体験的・人生ガイド
  • あなたが本を読んでいるとき、居眠りをしているあなたも同時に存在している! SFとしか思えない世界が、なぜ合理的と考えられるのかを、平易なロジックだけで解説。量子力学で最もエキサイティングな解釈問題について、一般向けに書かれた決定版!
  • はいつくばって3億年。逆境に耐え抜いたゴキブリ魂。なぜゴキブリは生き残ったのだろう?――日ごろ忌み嫌われているゴキブリ。実は3億年も前から生き続けている「生きた化石」なのです。そして私たちが目にしているのは、全世界に4000種といわれる中のわずか1パーセントに過ぎません。大部分の仲間は、地球上に現れて以来、森の奥深く潜み、森の生態系にとって大切な役割を演じてきました。3億年の淘汰に耐え生き抜いた“進化の勝利者”ともいうべき彼らの生命力のひみつに迫ってみましょう。

    第1章 3億年の時を超えて
    第2章 恐竜とゴキブリと昆虫たち
    第3章 人とゴキブリのかかわり合い
    第4章 コガネムシはゴキブリだ
    第5章 忍者みたいな虫・ゴキブリ
    第6章 ゴキブリの食生活
    第7章 旺盛な繁殖力
    第8章 ゴキブリの時計と学習
    第9章 殺虫剤に抵抗するゴキブリ
  • 電子の「スピン」といわれたときに、皆さんはどんなイメージを持ちますか?
    「地球が自転をしながら太陽のまわりを回るように、電子が自転しながら原子核のまわりを回っているようなイメージ」や「電子がコマのように回っている」「フィギュアスケートの選手のように回っている」などのイメージが頭に浮かんでいるのではないでしょうか?
     
    実は、この答えは正しくないのです、といったら皆さんは驚くでしょうか。

    「スピン」は私たちの暮らしているマクロな世界の「回転」とは異なり、なかなか感覚的に掴みにくく、それが「スピン」への理解を難しくしているのではないかと思います。
    本書は、「スピン」をもっと深く、そして正しく理解してほしいという思いから、物理学者とサイエンス分野の広報関係者、そして素人!? がチームを組んで執筆しました。

    この本は、多様な読者を想定したものです。物理に興味のある高校生から「スピン」をきちんと理解したい大学生。学生時代に量子力学の授業で「スピン」の話を聞いたことがあるけど、もう一度、きちんと理解したいと思っている方などなど。さまざまな人に本書をとおして「スピン」の不思議さやおもしろさ、凄さを知ってもらいたいと考えています。

    「スピン」の正体とは? 量子力学の誕生からスピンの発見までの歴史的な背景。さらに「スピン」はどのように記述され、捉えればいいのか? 本書では、できるだけ具体的に理解できるように「シュテルン=ゲルラッハの実験」を紹介しながら解説していきます。
    さらに、電子だけでなく、陽子、素粒子のスピンまでを取り上げ「量子」の世界をみていきましょう。
    そして、2022年度のノーベル物理学賞の受賞でニュースでも話題になっている「量子もつれ」を利用する量子コンピューターや生き物の特殊な能力について、そのほかにも超電導や永久磁石など社会の様相さえ劇的に変えつつあるスピンを利用した技術最先端までをていねいに解説していきます。

    本書を片手に「量子」と呼ばれる摩訶不思議な世界に飛び込み、「スピン」をめぐる冒険に出かけましょう。
  • この宇宙は必ず終わる。──いつ、どうやって!?
    「万物が究極的に破壊される」瞬間を描く5つのシナリオとは?

    19ヵ国で翻訳!
    話題の最新宇宙論

    2021年9月刊行、同名書籍の新書化

    〈最新理論が予言する「5つの終末シナリオ」〉

    1:ビッグクランチ──急激な収縮を起こし、潰れて終わる
    2:熱的死──膨張の末に、あらゆる活動が停止する
    3:ビッグリップ──ファントムエネルギーによって急膨張し、ズタズタに引き裂かれる
    4:真空崩壊──「真空の泡」に包まれて完全消滅する突然死
    5:ビッグバウンス──「特異点」で跳ね返り、収縮と膨張を何度も繰り返す
  • 天才だって、いろいろあった――。恐怖政治をしいたニュートン。本を読まなかったアインシュタイン。素人からの叩き上げファラデー。浮浪者に間違われたエジソン。はめられたガリレイ。半身不随をものともしなかったパスツール。「偉人伝」には書かれていない天才20人のきわめて人間的な横顔を初めて知る。――読むと、なぜだか、勇気が湧いてくる!
  • ハーバード大学で300年近い歴史がある「ホリス数学・自然哲学教授」にして、「超弦理論」などの研究で理論物理学をリードしてきたカムラン・バッファ氏が、1年生向けの講義で使っているパズル満載の型破りなテキストを書籍化!
    ブライアン・グリーン氏、エドワード・ウィッテン氏が驚きつつも絶賛した(文末に記載)類のない一冊の日本語版!
    「宇宙はどうなっているのだろう?」この素朴な問いにとりつかれた人類が宇宙の謎を解明してきた結果わかったのは、宇宙はあまりにも人類の直観に反しているということだった。なにしろ空間や時間は歪んでいて、光は波でも粒でもあり、物質の最小単位は「ひも」かもしれないというのだ! このような宇宙をどう理解すればいいのか?
    バッファ氏は言う。「理論物理学者の仕事は、宇宙の難解な問題を、単純なパズルに分解して解くことだ」
    トランプやコイン、アリやカメらが繰り出す問題に悩むうち、物理学はどう進歩してきたのか、対称性やその破れがなぜ重要なのか、さらにいま注目の概念「双対性」の本質までが見えてくる。バッファ氏の盟友・大栗博司氏が監訳者として随所で注釈をほどこした、楽しみながら物理学の「真髄」に迫れる本!

    【たとえば、こんな問題があります】
    缶が2つあって、一方には緑のペンキが、もう一方には白のペンキが入っている。缶は同じ大きさで、入っているペンキの量もまったく同じだとしよう。ここで緑のペンキを少量すくって、白の缶に入れる。次にその混ざったペンキの缶から同じ量をすくって、緑の缶に戻す。
    そこで問題。白の缶に入っている緑のペンキの濃度と、緑の缶に入っている白のペンキの濃度、どちらのほうが高いか?

    【理論物理学の大家たちも絶賛!】
    「現代の物理学と数学の中核をなす概念を、パズルを通してひととおり説明するというすばらしい本。私が知る中でももっとも風変わりで魅力的なアプローチで、初学者も専門家も頭の体操に楽しく取り組みながら学べる。世界屈指の物理学者から、最先端の本質的な考え方を楽しみながら効果的に吸収できる」――ブライアン・グリーン
    「簡単で愉快なパズルを解きながら、物理学と数学の高度な概念の数々を楽しく巡っていくという独特な本。たくさん楽しんで、たくさん学べるはずだ」――エドワード・ウィッテン

    【監訳者の大栗博司氏より】
    「本書は、完成した成果ではなく、そこのいたる過程をパズルを解くことで体験できるようになっているのが斬新です」
    大栗氏が本書を紹介するツイートはこちら→https://twitter.com/PlanckScale/status/1579618963310653440
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    脳の複雑で不思議なしくみを、豊富なカラー図版と共に、わかりやすく徹底的に解説しました。脳の進化や構造、1000億個を超えるといわれる神経細胞の不思議、神経細胞以外にも重要な働きをするグリア細胞、脳はどのように世界を見て、聞いて、認識しているのか? 記憶はどのようにつくられ、どこに蓄えられているのか? など、「脳」の謎や不思議をあますところなく、丁寧に解説しています。

    主な内容
    第1章 脳の全体像
    第2章 脳の細胞
    第3章 外の世界を知る
    第4章 体の中の世界、体の外の世界にはたらきかける
    第5章 記憶・思考・言語など 脳の高次の機能
    第6章 脳の発達
    第7章 脳の病気

    医学生やコメディカル関係者はもちろん、「脳」に興味があるすべての人必読の一冊です。

    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 日本の気候は、5000万年前の超温暖期から3000万年前の寒冷化、2300万年前のモンスーン開始による梅雨の誕生、エルニーニョ多発の時代、260万年前の氷期など、さまざまな変化を経験してきた。そうしたなかで、日本は列島を形成し、日本特有の温暖湿潤で美しい四季をもつ気候となってきた。5000万年前には大陸の一部だった日本が、大陸から分かれ始めたのは約4000万年前、日本列島が現在の位置になったのは約1500万年前だが、その長い時代の変遷の中で、日本の気候はどのように変化してきたのだろうか? 気候は、日本だけでは語ることはできない。日本の気候の成立には、ヒマラヤ山脈の誕生によるモンスーンの開始や黒潮と対馬海流の成立も大きく関わっている。本書では、地球全体の気候変動、日本列島の地質学的な変化と気候の変化を関連づけて明らかにしていく。

    主な内容
    第1章  超温暖期とその後の寒冷化 日本列島以前の気候
    第2章  モンスーン時代の到来 梅雨の始まり
    第3章  日本列島誕生と気候への影響
    第4章  地球温暖化アナロジーの時代
    第5章  第四紀氷河時代の日本
    第6章  日本特有の気候の成立
  • 体内時計とは何か? 生体リズムはどのように生まれるのか?
    時計遺伝子は、様々な体の機能に関わっていた!

    ・生体リズムの乱れが、生活習慣病を引き起こす
    ・深夜にコンビニに行くと元気になるのはなぜか
    ・「朝日を浴びると良い」「寝る前のスマホは良くない」理由とは
    ・「寝る子は育つ」の本当の意味
    ・時差ぼけを解消する薬ができる?
    ・ブルーライトはなぜ体に良くないのか?
    ・朝型・夜型を決める遺伝子があった
    ・分子レベルでみた「規則正しい生活」が大切なわけ
    ――遺伝子レベルで体内に何が起きている?


    睡眠、血圧、体温、ホルモン分泌……
    体の中で起きているほとんどの生理現象は24時間の生体リズムを示します。一体なぜか。
    その謎に答えを出したのは、2017年のノーベル生理学・医学賞のテーマにもなった「時計遺伝子」でした。
    37兆個の全細胞に存在する時計遺伝子が臓器のリズムを作り、脳の視交叉上核という小さな部位が司令塔となって、全身の「時間」を司っていたのです。
    哺乳類における生体リズム研究の第一人者が、その分子機構から、睡眠障害・生活習慣病の関係までを解説。

    【主な内容】
    第1章 からだのリズムを作る時計遺伝子
    第2章 生体リズムはどこで作られるのか? ――時計中枢の発見
    第3章 時間情報の送信ルートを特定せよ ――脳から全身の臓器に至るまで
    第4章 時計遺伝子は細胞分裂の時間も決める
    第5章 光と時計遺伝子の深い関係 ――「朝日を浴びると良い」理由
    第6章 生活習慣病と時計遺伝子 ――高血圧を分子レベルで解明する
    第7章 時差ぼけはなぜ起こるのか? ――生物が初めて直面したリズム異常
    第8章 視交叉上核の謎を解く ――朝型・夜型遺伝子の発見と睡眠障害治療薬の可能性
    第9章 睡眠と時計遺伝子 ――霊長類の時計と睡眠覚醒リズム
    第10章 なぜ生物は体内時計を持つようになったのか ――からだの「時間」を作る様々なメカニズム
  • ジムに通ってコツコツ運動しても、ストイックに追い込んだトレーニングをしても、なかなか思うような効果が出ないと感じる人も多いなか、「高強度、短時間、間欠的」のシンプルなタバタトレーニングが世界じゅうで人気です。欧米のアスリートや俳優やモデルなども、タバタトレーニングを取り入れて効果を実感しているコメントが寄せられています。
    もともとは、アスリートのチームで経験的に組まれたプログラムが基本になったものですが、著者はさまざまなデータを取り、実験や研究を重ね、科学的に裏づけを取り、プログラムを確立しました。
    アスリートから高齢者まで、それぞれに合った「高強度、短時間、間欠的」な運動であれば、体力をつけ、パフォーマンスを出すことができる理由を徹底解説。10代から高齢者まで年齢別に、また「趣味のスポーツのパフォーマンスを上げたい」「体力をつけたい」「筋肉を増やしたい」「健康維持」など目的別のトレーニングを紹介します。

    第1章 世界中で取り入れられている! タバタトレーニングとは
    タバタトレーニングはこうして誕生した/なぜ世界で通用するのか/たった4分の運動でなぜ効果が出るのか/20秒の運動と10秒の休息を8セットというシンプルさが継続のカギ/なぜ高強度なのに誰でもできるのか/アスリートが結果を出したトレーニング例/年齢別、男女別トレーニング例 ほか
    第2章 トレーニングの科学
    身体活動を数値化する/有酸素性運動とはなにか/最大酸素摂取量という指標/最大酸素借という指標/有酸素性運動と無酸素性運動のバランス/骨格筋の科学――筋量と筋力とはなにか/運動における疲労の科学
    ほか

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