美衣はプロのカメラマンを目指す女子高生。叔父がジャストスクープという週刊誌の編集長であるから、そのコネクションを使ってでも、カメラマンになりたいのである。まだ、プロのカメラマンではないところが、有名人の心を解かすのか、スクープ写真をバシバシ撮っている。今日もいい写真を撮るため、東へ西へ大忙し。

美衣は駆け出しのカメラマン女子高生。近所で噂の下着泥棒を捕まえて、スクープにしようと近所の名犬？を連れて夜な夜なパトロール。が、肝心の下着泥棒は撮れなかったものの、犯罪者を捕まえて、スクープに。そのほか、美衣のカメラマンとしての腕ばかりではなく、持ち前の度胸と元気が周りのみんなや、時としては地位も名誉もある人たちの生き方や、元気のスタミナにもなると評判。今日も忙しい一日が始まります！

ゴシップスクープ写真家として有名な平田と出会った美衣。その頃ちょうど、人気絶頂のアイドルグループが、スケジュールを詰めすぎられたのが辛くて、普通の女のコとしてのつかの間の雲隠れをしていた。でも、完全に芸能界を引退したかった訳ではない。なのに、平田の写真が間違った報道を呼んでしまい！？そのほかにも、カメラマンとしての腕だけでは叶わない、美衣の純粋で元気な気持ちが、世の中をちょびっと変えるできごとが目白押し！

来日している大人気歌手の写真をうまく撮れるか次第で、ジャストスクープで専属のカメラマンになれるか、カメラマンの夢をあきらめるか迫られた美衣。夢にかけて、何としてもいい写真を撮らなければならないが、その外タレが日本の報道陣には一切撮らせないとのお達しが。どうする美衣？また、某大手ホテルの女神像を撮るコンテストで、場所取りに遅れた美衣。仲良しでカメラの先輩・純平の助けも借りて、思いがけない方法に出る！？

元気とヤル気で勝負してきた美衣。でも、場数を踏んでテクニックも身についてきた。来日した大物外タレの撮影も、ヘッドフォンを外さない彼の聴いていたラジオの周波数に合わせたメッセージをのせて、上を向かせ、日本のマスコミでは唯一、彼の素顔を撮ることにも成功。人気アイドルのジャケ写だって、何日もかけて場所取りやら、光の入れ方を工夫して成功させた。もう、ただの女子高生カメラマンではない、本物のカメラマンの腕をふるわす美衣。今日は何を撮る！？