地味で目立たず、何にたいしても無機質な女:緑川咲子。
けれど瞳の力は強く、僕はその眼差しに恋をしてしまった。
「あ、あなた、マゾなの?」
そんな目でみつめられるのは、生まれてこのかた、初めてだった。
「あなたにみつめて欲しい。その目で。ねぇ、僕をみて」
【本作品はハニーロマンスVol.7に掲載されております】
(C) Rui Aimi 2014
「慰めて貰うなら、瞬君じゃなきゃ嫌なの」
涙を浮かべた彼女にそう言われた俺は、嬉しさと戸惑いがないまぜになっている。
それは、はるかさんが兄貴の婚約者だから……。
彼女が発する甘い香りに包まれると、突き離せず、断ることが出来なかった。
「ねえ、しよう」
その一言で俺は禁断の恋に足を踏み入れてしまった。
各220円 (税込)
通勤通学ラッシュの電車内で、下半身に違和感を感じる透吾。
「オレ、男なのに、女じゃないのに……」
ずっと誰かにお尻を鷲掴みにされ、揉まれている。
しかし、満員電車では振り返ることも出来ず、その手はいつの間にか腰に回された。
スーツの裾から見える手は華奢で、爪にはマニキュアが塗られている。
「もしかして……、痴女ってやつかっ!」
「水で濡れた唇から目が離せない……」
新入社員の木崎は仕事の出来が悪く、教育係の桂木先輩に叱られる毎日を送っていた。
ある日、苦手と感じていた桂木先輩からランチに誘われ、しぶしぶ着いていくことに。
真正面に座り、ちらりと目線を上げると、そこには仕事中には見せない優しげな眼差しがあり、木崎はドキッとする。
そして口へと運ばれたグラスの縁に桂木先輩の唇が触れた瞬間、何かがざわついた……。
地味で目立たず、何にたいしても無機質な女:緑川咲子。
けれど瞳の力は強く、僕はその眼差しに恋をしてしまった。
「あ、あなた、マゾなの?」
そんな目でみつめられるのは、生まれてこのかた、初めてだった。
「あなたにみつめて欲しい。その目で。ねぇ、僕をみて」
【本作品はハニーロマンスVol.7に掲載されております】
「ねぇ……スカートの中身、見せてくれるかな?」
射抜くように見つめながら千佳さんは僕にそう命令する。
僕の趣味は女装。誰にも見破られたことは無かった、今日までは……。
「男を可愛いなんて思ったりするの初めて……」
熱の篭った声でそう言う彼女へ見せつけるように、僕は自分の手でスカートの裾を捲り上げていく。
「み、見えますか……? 千佳さ……ん……」
あぁ……僕はきっと、この人には逆らえない。
【本作品はハニーロマンスVol.7に掲載されております】
足を覆うニーハイ、スカートの裾から覗く素足、そこは男の大好物…“絶対領域”。
一瞬で俺の心をぐっと掴んだ。
二つ年下の同僚:加藤美織。普段地味な制服を着ているため、そのギャップがたまらない。
相談事をきっかけに仲が深まり、二人で食事へ。
「最近ずっとわたしの足ばかり見ていますよね?」
「見られていると思うと、わたし……気持ちがたかぶってきちゃうんです……」
そう言いながら、加藤さんが俺の手をとって、“絶対領域”である自分の太ももの上においた……。
【本作品はハニーロマンスVol.7に掲載されております】
付与コインの内訳
102コイン
会員ランク(今月ランクなし)
1%
初回50%コイン還元 会員登録から30日以内の初回購入に限り、合計金額(税抜)から50%コイン還元適用
複数商品の購入で付与コイン数に変動があります。
会員ランクの付与率は購入処理完了時の会員ランクに基づきます。
そのため、現在表示中の付与率から変わる場合があります。
【クーポンの利用について】
クーポン適用後の金額(税抜)に対し初回50%コイン還元分のコインが付与されます。
詳しくは決済ページにてご確認ください。