昔は貴族の館だったという洋館に住んでいる姫坂マリスは高校一年生。イギリス人の祖母と母を続けて事故で亡くしたばかりで、牧師の父は心配しているようだ。そんなある日、新任の美形図書館司書・明智から「君はもうじき魔女になるんだ」と告げられる。母が不思議な力を持つ一族の末裔だったというのだ。明智とともに祖母の館へ来たマリスを待っていたものとは…!?　ドール・ファンタジー！※イラストは収録されていません。

亡くなった母が遺してくれた、紅い十字架のペンダント。それは「ホーリーメイデン」と呼ばれる、「魔封じ」の家系を象徴するものだった。マリスは人間のようなアンティークドール・紅羽に守られるべき存在らしいのだ。紅羽との生活に戸惑いながらも一緒に学校へ通っていたマリス。秘かに憧れていた同級生、間宮国巳と親しくなれそうな雰囲気だったのに、紅羽は彼に対して警戒しているようで!?※イラストは収録されていません。

魔を封印する使命を負ってしまった女子高生、姫坂マリス。普段はまるで人間のような姿に変身（メタモルフォーゼ）できる人形の紅羽が守ってくれている。いくら絶世の美少年とはいえ、家でも学校でも側から離れない紅羽。同じクラスの国巳に憧れているマリスとしては、変な誤解を受けるのは避けたいのに……。おまけに、しつこく絡んでくる美形図書館司書・明智が、なぜかマリスのクラス担任になって……？※イラストは収録されていません。

山手に住む女子高生・姫坂マリスは、実は人形をあやつり、魔を封じる力を持つ少女。ご先祖様にあたる少年、エンディミリオンが残してくれた人形の紅羽に加え、ラクシエルという人形も登場してマリスを守ってくれることになった。学校も一緒に通っている紅羽は、話題の怪奇スポット「願いの叶う木」に魔の気配がするという。その手の話が苦手なマリスは気が進まなかったのだが……？※イラストは収録されていません。

人形を使って魔を封じるドール・マスターの女子高生、姫坂マリス。マリスの下僕である人形・紅羽とラクシエルがいつも側にいる。同級生の国巳が入院している病院へお見舞いに行き、芸能人の京極マナト、高間ミチルと知り合いになったマリスは、２人が出演しているドラマの収録を見学することになった。なぜか事故が多発しているという撮影現場で、マリスは不思議な声を耳にするが……？※イラストは収録されていません。