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『KADOKAWA、マイクロコンテンツ、大江千里』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 2000年頃、大江千里は築50年の日本家屋で2年強を過ごした。家の中でも底冷えがし、水道管が破裂、ブレイカーは落ち、靴がカビだらけになったり毛虫が大量発生したり。冬になる前にマンションにでも引っ越そうと思っていたのに、いつしか古い日本家屋をメインテナンスし、庭の井戸水で淹れたお茶を味わう男へと変わる。同居人は犬2匹。単行本『僕の家』から5編を収録した愛すべき家の記憶。【読了時間 約45分】

    古い水道管が破裂する。
    玄関前のもみじの木が台風でまっぷたつに折れる。
    毛虫が異常発生する。
    大雨で勝手口が洪水となる。――本文より。

    2000年のはじめの頃、ポップミュージシャンであり家フェチの大江千里は、ひょんなきっかけで築50年の日本家屋で2年強を過ごすことになる。家の中でもしんしんと底冷えがし、ブレイカーが落ちたり、靴がカビだらけになったり。どうせ引っ越すのだからと「日本家屋に住むまめな男」の役を演じてみることに。庭の草むしりをし、布団を干す。ブレイカーが落ちないように電池で使えるラジカセを用意する。ひとつひと小さい習慣を変えていき、いつしか、まめな男を楽しむようになっていった。

    花が咲く。
    風が心地よい。
    古井戸で淹れるお茶会は格別。
    日なたがぽかぽかして気持ちいい。――本文より

    同居人は犬2匹。愛すべき家の記憶。大好評だった単行本『僕の家』から「日本家屋の一年」「夏の家」「ご乱心の秋」「別れの予感」「それでも僕は動く」5編を収録。不動産知識も随所にちりばめられた傑作エッセイ。【読了時間 約45分】


    大江千里・おおえせんり■1960年9月6日大阪生まれ。1983年デビュー。2008年、ジャズピアニストを目指し相棒(ダックスフント♀)を連れてNYの音楽大学へ留学。ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。東京ジャズフェスティバルには2年連続出演。現在は米国内で積極的なライブ活動を展開中。NYジャズ留学の前半を綴った「9th Note」シリーズ、後半を綴った「13th Note」シリーズ、「僕の家」シリーズを電子書籍で配信中。
  • シリーズ12冊
    220(税込)

    48歳にして愛犬ぴとスタートさせたNYジャズ留学。年下の同級生にジャスができていないと言われ、それでも歯を食いしばって基礎クラスを卒業する。3年目は憧れのミュージシャンからプライベートレッスンを受けられる。千里が選んだのはアーロン・ゴールドバーグ。ルームメイトのテップが卒業し、年齢が近かったJayは休学した。別れと出会いが交錯するセカンドシーズン。NYジャズ武者修行はつづく!【読了時間 約28分】

    「センリ―の日本での映像をYouTubeで観たんだけれど、大きなスタジアムのものが一番よかったな。非常にのびのびしている。今きみの弾くピアノにはあれがまだないんだなあ」超絶テクニックのピアニスト、アーロン・ゴールドバーグはそう言った。48歳にして愛犬ぴとスタートさせたNYジャズ留学。年下の同級生たちの中で、スラングもわからず、ジャスができていないと言われ、それでも本当に歯を食いしばって基礎クラスを卒業することができた。3年目からは憧れのミュージシャンからプライベートレッスンを受けることができる。千里が選んだのはアーロン。ルームメイトのテップが卒業し、年齢が近かったJayは休学した。別れと出会いが交錯するセカンドシーズン。NYジャズ武者修行はつづく!【読了時間 約28分】

    「センリーは歌手でしょう?  歌手だったら譜面に書き起こしたりしないで、耳で聴いた音を全部そのまま歌えるようにしなきゃ。そして譜面なんかなくても、歌えるようになったフレーズをそのまま鍵盤に指で落としていけばいいんだよ」
     そ、それって、どういうことですか? 途中で音を確かめる為に鍵盤に触れちゃダメってことなんですか。――本文より


    大江千里・おおえせんり■1960年9月6日大阪生まれ。1983年デビュー。2008年、ジャズピアニストを目指し相棒(ダックスフント♀)を連れてNYの音楽大学へ留学。ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。東京ジャズフェスティバルには2年連続出演。現在は米国内で積極的なライブ活動を展開中。NYジャズ留学の前半を綴った「9th Note」シリーズ、後半を綴った「13th Note」シリーズ、「僕の家」シリーズ配信中。
  • シリーズ13冊
    1651,320(税込)

    50歳の時、どんな顔をしているだろう。ショウウインドウに映った自分をみて、彼は愕然とする。今までのキャリアを捨て、愛犬"ぴ"とニューヨークへ。憧れのジャズを思いっきり学ぶために、20代のクラスメイトと切磋琢磨する。ルームシェアして自炊する。ビル・エバンス、ソニー・ロリンズ、セロニアス・モンク、ブラッド・メルドー。彼らの息遣いを吸い込んで、第二の人生が始まる。【読了時間 約28分】

    ショウウインドウに映った自分をみて、彼は愕然とする。
    自分が50歳になった時、どんな顔をしているだろう。

    47歳のとき、今までのキャリアを、続いていく日常を、身の回りの荷物99%のすべてを捨て、愛犬ぴーす(ぴ)と共にニューヨークで音大生としての生活を始める。ブラッド・メルドー、ロバート・グラスパーらを輩出したニューヨークの音楽大学ニュースクール。世界各国から集まるジャズを志す若者たち。もちろん、彼は最年長だ。課題曲に選んだソニー・ロリンズの「セイント・トーマス」はソロを丸覚えして弾いたのがよかったのか? 20代の若者に混ざり、ジャズピアニストを目指し切磋琢磨する日々は想像を超える難問が待ちうけていた。「十人十色」「格好悪いふられ方」で知られるポップミュージシャン・大江千里。なぜ、彼はジャズピアニストを目指したのか? 5年後、東京ジャズ招待されるジャズピアニストになるまでの涙ぐましい努力の数々。50歳からの新しい人生を手に入れる4年半を自らの言葉で綴る、武者修行最初の2年間全記録。


    大江千里・おおえせんり■1960年9月6日大阪生まれ。1983年デビュー。2008年、ジャズピアニストを目指し相棒(ダックスフント♀)を連れてNYの音楽大学へ留学。ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。東京ジャズフェスティバルには2年連続出演。現在は米国内で積極的なライブ活動を展開中。NYジャズ留学の前半を綴った「9th Note」シリーズ、後半を綴った「13 th Note」シリーズ、「僕の家」シリーズを電子書籍で配信中。

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