電子書籍 司馬遼太郎の「日本人論」と現代の日本 二十一世紀の日本人にその声は届いているか 実用

著: 宇内日呂志 

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司馬遼太郎の「日本人論」と現代の日本 二十一世紀の日本人にその声は届いているか あらすじ・内容

司馬遼太郎は、日本の近代のルーツを鎌倉幕府の誕生に求めた。封建制は進歩の力を内包し、西欧近代へも親和的な統治システムだったからだ。こうした中世を経験しなかったアジアの国々は立ち遅れた。一方で、日本人が長く育んできた道徳観や規範意識は、進歩と安定を調和させ、近代化を支えた。我々がそうした伝統の下にあることは、現代の日本が、世界中でも稀に見る、豊かで秩序ある社会を実現させていることからも明らかである。
 しかし、その良き伝統は一時期失われ、太平洋戦争に向かう異胎の時代を生んだ。世界の動きに耳目を塞ぎ、合理的に考えることを怠れば、国は容易に危機に瀕する、それが、司馬のもう一方のメッセージでもあった。世界の組合員としての振る舞い、イデオロギーの対立の克服、歴史認識問題など、司馬の声を聞きながら、日本のこれから歩むべき道について考えてみる。

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「司馬遼太郎の「日本人論」と現代の日本 二十一世紀の日本人にその声は届いているか」最新刊

司馬遼太郎は、日本の近代のルーツを鎌倉幕府の誕生に求めた。封建制は進歩の力を内包し、西欧近代へも親和的な統治システムだったからだ。こうした中世を経験しなかったアジアの国々は立ち遅れた。一方で、日本人が長く育んできた道徳観や規範意識は、進歩と安定を調和させ、近代化を支えた。我々がそうした伝統の下にあることは、現代の日本が、世界中でも稀に見る、豊かで秩序ある社会を実現させていることからも明らかである。
 しかし、その良き伝統は一時期失われ、太平洋戦争に向かう異胎の時代を生んだ。世界の動きに耳目を塞ぎ、合理的に考えることを怠れば、国は容易に危機に瀕する、それが、司馬のもう一方のメッセージでもあった。世界の組合員としての振る舞い、イデオロギーの対立の克服、歴史認識問題など、司馬の声を聞きながら、日本のこれから歩むべき道について考えてみる。

「司馬遼太郎の「日本人論」と現代の日本 二十一世紀の日本人にその声は届いているか」の作品情報

レーベル
――
出版社
ブイツーソリューション
ジャンル
実用 社会 学問
ページ数
421ページ (司馬遼太郎の「日本人論」と現代の日本 二十一世紀の日本人にその声は届いているか)
配信開始日
2017年4月21日 (司馬遼太郎の「日本人論」と現代の日本 二十一世紀の日本人にその声は届いているか)
対応端末
  • PCブラウザ
    ビューア
  • Android
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