電子書籍 NeuN(ヤングマガジン) マンガ
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NeuN(1) あらすじ・内容
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ナチス政権下のドイツ。血のつながっていない両親とのどかに暮らしていた少年フランツ・ノインは、ある日突然ナチスの襲撃を受ける。ナチスは密かにヒトラーの血を持つ13人の子供をつくり、ドイツ各地で育てていたのだが、何らかの理由で彼らの抹殺を決めたらしい。ノインを密かに警護する命を受けていたテオ・ベッカーは、ナチスを裏切り、ノインと旅に出た。
「NeuN(ヤングマガジン)」作品一覧
(6冊)各759円(税込)
ナチス政権下のドイツで密かに造られたヒトラーのDNAを受け継ぐ子供達がいた。その目的は「完成された人種」をつくること。1940年、たったひとり生まれていた「完璧な子供」、6番目のゼクスは、ほかの12人の抹殺指令を出す。9番目のフランツ・ノインは、その護衛のテオ・ベッカーとともに襲撃を逃れて生き延びる。
数々の死と危機を超え、ついにノインの異能が覚醒。“同期”と呼ばれるその力は、人の生死すら超越するものだった。ゼクスとDr.Uはノインの目覚めにより極秘計画を次のステージへと進める。果たして“同期”とはなんなのか、そしてその力を使ったナチスの野望とは――?衝撃の第5巻、ついに発売!
「同期」能力に目覚めたノインはナチスに捕らえられ、海上の隔離施設に監禁されていた。多数のナチス軍に囲まれた状況でありながらも、脱出を目論むノイン。一方、ノインを監視するナチス軍ではノインの「同期」能力により精神を破壊される者が続出していた。そこへ、被害にあった軍人達のケアをするべくカール・バウマンという青年医師が現れてーー?
「NeuN(ヤングマガジン)」のおすすめコメント
vsナチス! 護るべきはヒトラーの血を継ぐ少年。決死の逃亡劇を描く。
“ナチス”と聞くだけで、陰鬱な灰色の風景を想像して重苦しさを感じる。 高橋ツトム先生の絵は、まさにそんな雰囲気の中で繰り広げられる命がけの逃亡劇にこれ以上ないほどにハマっており、緊迫感あふれるモノクロ映画を観ているようだ。 本作は、ヒトラーの血を継ぐ少年・ノインと、彼を護るためにナチスを裏切った元SS(ナチス親衛隊)隊員・テオの逃亡を描いた作品だ。 ナチスの兵隊といえば、命令次第でいくらでも冷徹になれるというイメージがある。 テオもあまり喜怒哀楽を表に出すタイプではないようだが、彼なりの強い意志をもって、ナチスを裏切ってまでノインの命を護ろうとする行動はこのイメージとはまったく異なり、とても人間味がある。 また、自身の出生の秘密を知らずに育ったノインも、それを知って自分に生きる価値があるのか思い悩む。 二人の人間らしい一面と、ノイン抹殺のために非情に振舞うSSのコントラストが印象的だ。 旅の中で出会う兄弟や女戦士の登場、眠っていたノインの能力が覚醒を始めるなど、やがてストーリーはぐっと幅を広げながら進んでいく。 背中がゾワっとしながらも、手に汗握る展開がたまらない。ジャンルとしては歴史だけではなく、ダークファンタジーのファンにも“刺さる”作品だ。
ヒトラーのDNAを受け継ぐ13人の子供たちの中でたったひとり生まれた「完璧な子供」、6番目のゼクスは、9番ノインの「同期能力」に興味をいだく。ノインたちはナチス占領下のポーランドで11番目の子供レベッカ・エルフを擁するレジスタンス集団とともにナチスに立ち向かうことに。ノインの中の独裁者のDNAが発動し始め、歴史は大きくうねりだす!