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幻獣の國物語 【第1巻】 あらすじ・内容
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チャキチャキの女子高生、夏芽は地球生まれの地球育ち。
両親の故郷である「幻獣の國」に憧れ、いつか訪ねていきたいと夢見ていた。
「幻獣の國」には、美しく不思議な幻獣が住み、いろいろな国や様々な文化があるという。
夏芽は期待に胸ふくらませ、12年に一度だけ開く「幻獣の國」への扉を越え旅立った。
一方、「幻獣の國」では夏芽の旅路を心配し、行く手に危機を予感した祖父のセグロ大公が、フィローン国竜騎士隊のタイトとネブローサに、秘かに夏芽を見守るように命じていた。
ところが夏芽が豊かな南の国ラベンデュラで観光を楽しみ、地球へ帰ろうとしていたその日、突如、アトレイデス王が率いるボマレオ国の軍隊が侵攻してきた。
その日のうちに逃げ出さなければ、地球への扉が閉ざされてしまう…!
奔放な想像力から紡ぎだされる不思議で美しい幻獣の世界…息をもつかせぬスリリングな展開……日本を代表する傑作SFファンタジー大作「幻獣の國物語」が電子化でよみがえる!
「幻獣の國物語(クイーンズセレクション)」最新刊
「幻獣の國物語(クイーンズセレクション)」作品一覧
(17冊)各550円(税込)
チャキチャキの女子高生、夏芽は地球生まれの地球育ち。
両親の故郷である「幻獣の國」に憧れ、いつか訪ねていきたいと夢見ていた。
「幻獣の國」には、美しく不思議な幻獣が住み、いろいろな国や様々な文化があるという。
夏芽は期待に胸ふくらませ、12年に一度だけ開く「幻獣の國」への扉を越え旅立った。
一方、「幻獣の國」では夏芽の旅路を心配し、行く手に危機を予感した祖父のセグロ大公が、フィローン国竜騎士隊のタイトとネブローサに、秘かに夏芽を見守るように命じていた。
ところが夏芽が豊かな南の国ラベンデュラで観光を楽しみ、地球へ帰ろうとしていたその日、突如、アトレイデス王が率いるボマレオ国の軍隊が侵攻してきた。
その日のうちに逃げ出さなければ、地球への扉が閉ざされてしまう…!
奔放な想像力から紡ぎだされる不思議で美しい幻獣の世界…息をもつかせぬスリリングな展開……日本を代表する傑作SFファンタジー大作「幻獣の國物語」が電子化でよみがえる!
夏芽は地球生まれ、地球育ち。
両親の故郷である「幻獣の國」に憧れ、いつか訪ねていきたいと夢見ていた。
案内役の、おしゃべりをする「契約の猫」ラーオと共に12年に一度だけ開く「幻獣の國」への扉を通り、旅立つが、突如、アトレイデス王が率いるボマレオ国の軍隊の侵攻により、12年に一度開く地球へ帰るための扉は閉じられてしまった!
実は夏芽は「幻獣の國」にある、フィローン国の姫。
旅路を心配し、行く手に危機を予感した祖父のセグロ大公は、フィローン国竜騎士隊のタイトとネブローサに、秘かに夏芽を守るように命じていた。
護衛に付いた竜騎士のタイトとネブローサの機転で戦火から逃れることができた夏芽は「秋津国」の双子の皇子、斎槻(ゆつき)と蘿(ひかげ)に出会う。
その夜、夏芽の夢に「第3の皇子」が現れ、「この戦いは大戦争になるが、それを救い、僕を救い、地球に帰るためには、夏芽が自分の能力に目覚める必要がある」と告げられてしまい…。
奇々怪々な怪獣が出現する、ロールプレイングゲームの爆笑パロディ読み切り「ロールプレイング街道」も同時掲載した日本を代表する傑作SFファンタジー大作第2巻!
「幻獣の國」を訪れ、その豊かな世界を楽しんでいた夏芽は、突如来襲したボマレオ国の軍隊に追われるうちに、地球へ帰る扉が閉ざされてしまう。
戦乱の地を脱出した夏芽は誰も傷つけることなく、自分の力で地球に帰ろうと決意し、幻視した秋津国「第3の皇子」の導きに従い、フィローンの竜騎士タイトとストリクス、「契約猫」のラーオと共に秋津国を目指していく。
虫を呼び寄せる能力に目覚めた夏芽は徐々に力をつけていくが、ようやく到着した秋津国にてポアレア軍の刺客との戦いの際、ストリクスが毒に侵され倒れてしまう。
ストリクスを助けるためには王族以外の立ち入りが厳しく禁じられている「天領」にある薬草が必要で…夏芽はタイトとラーオとともに、禁を犯し「天領」に赴く。
薬草によりストリクスは回復するが、夏芽の前に天空から卯天が出現し、双子皇子の元に夏芽を連れ去ってしまった。
怠惰に暮らす皇子たちは、夏芽を狩猟ゲームの獲物として追いつめ、犯し、殺そうと企てるが…「聖墓所」へと逃げ込んだ夏芽は突然消失してしまい…傑作SFファンタジー大作第3巻!
幻獣が住み、不思議な魔力がみなぎる「幻獣の國」で紡がれた壮大な物語…それが「幻獣の國物語」である。
…その物語の主人公、フィローン国姫・夏芽が絶対的な信頼をよせる、二人の戦士、タイト・アルバ、ストリクス・ネブローザはどのような人物だったのか!?
強く、美しく、比類なく有能な二人をめぐるストーリーが今語られる―――。
タイト、ネブローザの二人は海と山に囲まれたフィローン国の出身である。
フィローン国は大国ではないが、夏芽の祖父・セグロ大公の、寛容で優れた政治により、人々は平和に暮らしていた。
この国の平和を守る礎は、竜とともに戦う最精鋭部隊「竜騎士隊」によって築かれており、二人はこの部隊に所属している。
この「竜騎士隊」はフィローン士官学校での厳しい鍛錬を経た上で、選抜されなければ入れないエリート集団である。
そんな二人の性格は対照的であった。
ストリクス・ネブローザは完璧な優等生。
武術の腕は誰よりも優れ、成績優秀。素行、家柄、人柄、評判も申し分ない。
他方、タイト・アルバは自由奔放。
セグロ公が冗談半分に評するところによると「サンタンたる素行、アンタンたる実績」。
だが窮地に陥った時のとっさの機転は天才的で誰もまねることができない。
そんな対照的な二人の苦悩と喜びに満ちた、感動的なドラマが始まる!!